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イベントレポート

元宝塚スターが集結した華やかな“Festa”CDアルバム『麗人REIJINSeason2“Festa”』発売記念コンサート開幕!

全員
撮影:阿部章仁

元宝塚歌劇団男役トップスターたちによるカバーアルバムシリーズの最新作、2枚組CDアルバム『麗人REIJIN Season2 “Festa”』の発売を記念したコンサートが、赤坂ACTシアターで開催中だ。(24日まで)

『麗人 -REIJIN-』シリーズは、元宝塚歌劇団男役トップスターたちによる史上初のJ-POP男性ボーカリストのカバーアルバムとして、2015年1月21日に第1弾がリリースされ、男役経験者ならではの、味わい深い「男唄」の表現が大評判となり、『麗人REIJIN -Showa Era-』(2015年7月1日発売)、『麗人REIJIN -Season 2』(2016年1月6日発売)と回を重ねてきた。その最新作であり、初の2枚組CDアルバムである『麗人REIJINSeason2“Festa”』が、8月24日リリースされ、榛名由梨、汀夏子、峰さを理、高汐巴、剣幸、日向薫、杜けあき、安寿ミラ、涼風真世、久世星佳、稔幸、真琴つばさ、姿月あさと、彩輝なお、春野寿美礼、貴城けい、大和悠河という全員元男役トップスターの総勢17名が、洋楽をカバーしたDisc1 カルナバル、邦楽をカバーしたDisc2 祭りで、“Festa”というタイトルに相応しい、個性豊かな歌の競演を果たしている。

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今回のコンサートは、その発売を記念したもので、アルバムのみ参加の安寿ミラ、久世星佳を除く、元男役トップスター15名に加え、ゲスト参加としてそれぞれの相手役だった元トップ娘役若葉ひろみ、こだま愛、紫とも、麻乃佳世、大鳥れい、人気男役として活躍した初風緑、成瀬こうきが日替わりで参加。各公演の組み合わせにより、セットリストなども変化する豪華な祭典が繰り広げられている。

報道陣に公開された初日、9月21日の部には、汀夏子、峰さを理、高汐巴、剣幸、杜けあき、稔幸、真琴つばさ、姿月あさと、彩輝なお、貴城けい、大和悠河のアルバムメンバーと、こだま愛、初風緑、成瀬こうきがゲスト参加。それぞれのアルバム収録曲はもちろん、懐かしいコンビで、また意外な組み合わせでのデュエットなど、盛りだくさんなステージが展開した。

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第1部は『麗人REIJINSeason2“Festa”』で、Disc1 カルナバルに収められたラテンナンバーからのスタート。貴城けいが「ベサメ・ムーチョ」彩輝なおが「マシュ・ケ・ナダ」大和悠河が「エル・クンバンチェロ」と、牧勢海、月央和沙、舞城のどか、華月由舞らダンサーも共演して、華やかに進む。3人共抜群にキュートで、蠱惑的だ。続いて大和が今年リリースされるという自身のアルバムから「心の旅」、更に姿月あさとが「グラナダ」を抜群の歌唱力で歌いあげると、杜けあきが「ヴァーモス・ア・バイラール」を。宝塚で長年歌い継がれている名曲だが、初めて宝塚の舞台で歌ったのが杜本人で、25年ぶりという歌唱をバリバリの男役で決めてくれる。この曲は日替わりで真琴つばさ、姿月あさとも担当し、最終日には3人揃っての披露になるとのこと。盛り上がること必定だろう。

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そのまま稔幸の「You be so nice to come home」真琴つばさの「ボラーレ」と続き、この日のゲストこだま愛が「ビギン・ザ・ビギン」をしっとりと。それを受けるように剣幸が小粋なジャズを歌うと、公の場で歌うのはほぼ10年ぶりというゲストの成瀬こうきが「ナイト・&・ディ」をブランクを感じさせない颯爽とした姿で。やはりゲストの初風緑が「私はピアノ」を伸びやかな歌唱で響かせた。

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そのまま稔幸の「You be so nice to come home」真琴つばさの「ボラーレ」と続き、この日のゲストこだま愛が「ビギン・ザ・ビギン」をしっとりと。それを受けるように剣幸が小粋なジャズを歌うと、公の場で歌うのはほぼ10年ぶりというゲストの成瀬こうきが「ナイト・&・ディ」をブランクを感じさせない颯爽とした姿で。やはりゲストの初風緑が「私はピアノ」を伸びやかな歌唱で響かせた。

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そこから、汀夏子が登場。アルバム収録曲の「星はなんでも知っている」を、往時をしのばせる色濃い汀節で披露。情感たっぷりの台詞には万雷の拍手が上がった。峰さを理の「さよならはダンスのあとで」高汐巴の「エル・チョクロ」姿月あさと「鏡の中のツバメ」と、それぞれ熱唱が立て続き、第1部の幕が閉じた。

稔幸_真琴つばさ撮影:阿部章仁

休憩を挟んだ第2部はデュエットコーナーから。真琴つばさと稔幸の同期生コンビが、「ピンクレディーがカバーしたバージョンを意識した」という脚線美もまぶしいミニドレスで「どうにもとまらない」。現役時代のトップコンビだけに、双方が黒いドレス姿でのデュエットが、逆に新鮮な剣幸とこだま愛が「ウナセラディ東京」。高汐巴の退団公演に研1生として出演していたので、一緒に歌えるのが夢のようだと、高汐に幸せそうに絡む姿月あさと、との二人で「情熱の花」。

剣幸_こだま愛撮影:阿部章仁
高汐巴_姿月あさと撮影:阿部章仁

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白の衣装で息の合ったハーモニーを繰り広げた、峰さを理と彩輝なおの「恋のバカンス」。これぞ男役と娘役に徹した汀夏子と貴城けいの「二人の世界」と、この祭典ならではの組み合わせと選曲に、客席には和やかな空気が満たされる。
 
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ここから、『麗人REIJINSeason2“Festa”』で、Disc2 祭りに収められた男唄が中心のコーナーとなり、杜けあきの「ギザギザハートの子守歌」真琴つばさの「サムライ」稔幸の「熱視線」と、これぞ男役が歌う男唄がステージを盛り上げる。一方で彩輝なおの「星影の小径」、剣幸の「踊り明かそう」杜けあきの「涙そうそう」貴城けいの「夏の日の思い出」など、女優としての歩みを感じさせる歌唱披露も網羅され、これは元男役ならではの多彩さ。再びアルバム収録曲から、峰さを理が持ち前の歌唱力をフルに発揮した「愛のフィナーレ」、常に洒脱な高汐巴の独特の個性が光る「サヨナラと云わないで」、炎の妖精健在の汀夏子の「太陽は燃えている」で、クライマックスに達したステージはフィナーレに。「幸せを売る男」の明るいコーラスで、名残尽きぬ舞台は幕となった。

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休憩を挟んで2時間半のステージは、元タカラジェンヌだけが持つ独特の魅力に満ちた文字通りの“Festa”。ビッグバンドの生演奏もゴージャスで、日替わりの出演者によって、1回ごとがスペシャルなものになるのは間違いないと思える、華やかな時間だった。

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〈出演者代表コメント〉

尚この日、出演者を代表したメンバーから、このコンサートに寄せるコメントも届けられた。

榛名由梨「私にとって、最上級生OGとして麗人 Season2“Festa”に参加し、しかも記念コンサートに出演させて頂き、こんなに幸せな機会を頂きまして、感謝の言葉しかありません。この度は貴城けいさん、そして春野寿美礼さんとデュエットで唄うのも、とっても楽しみにしています!!こうご期待」

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杜けあき「男性シンガーの歌にこだわりを持って、最初のアルバム『麗人 -REIJIN-』から参加させて頂き、麗人“ REIJIN”の名の通り、男役を経験した我々にしか描けない世界をお魅せしたいです」

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真琴つばさ「初参加なので、ワクワクドキドキです!見所は、2曲のギャップ。アルバム収録曲「サムライ」はクールに!同期の稔幸さんとのデュエット「どうにもとまらない」は、二人でカラオケに行って決めました。気分はピンクレディー!?お衣装でも勇気を出して魅せます!!」

涼風真世「歌が好き。歌うことが好き。昔、妖精。今、妖怪。涼風真世です。今回のコンサートでは、松任谷由実さんの「真夏の夜の夢」と、9月7日に発売しました35周年アルバム『Fairy』から「空だけはそこにある」を歌わせて頂きます。今からドキドキ緊張しておりますが、精一杯、楽しみながら歌いたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します」

s_春野寿美礼撮影:阿部章仁
春野寿美礼「今回の麗人コンサートに出演させて頂くことを今からとても楽しみにしております。個性豊かで華やかなキャストの皆様との共演、そしてジャンルや世代を超えて繰り広げられる数々の音楽。私自身、久しぶりのステージとなりますが麗人 Festaでお客様とともに楽しいひと時を過ごしたいと思います」


〈リリース情報〉
2016年8月24日(水)発売 
CD『麗人 REIJIN Season2“Festa”』 
4,700円+税
 全17曲収録
VICL-64614〜5

Disc1 Carnaval
01 グラナダ / 姿月あさと 
02 ベサメ・ムーチョ / 貴城けい
03 恋人よ我に帰れ / 剣幸
04 シング・シング・シング / 日向薫
05 マシュ・ケ・ナダ / 彩輝なお
06 エル・クンバンチェロ / 大和悠河
07 わが死へのバラード(ブエノスアイレスで私は死のう) / 安寿ミラ

Disc2 Matsuri
01 少年時代 / 春野寿美礼
02 真夏の夜の夢 / 涼風真世
03 サムライ / 真琴つばさ
04 ガールフレンド / 久世星佳
05 君がいるだけで / 榛名由梨
06 ギザギザハートの子守唄 / 杜けあき
07 熱視線 / 稔幸
08 星は何んでも知っている / 汀夏子
09 愛のフィナーレ / 峰さを理
10 サヨナラと云わないで / 高汐巴 

〈公演情報〉
『麗人 REIJIN Season 2“Festa” CD発売記念コンサート』
(都合により、急遽出演者が変更となる場合があります)
会場:赤坂ACTシアター
●9月21日(水)18:00 開場18:30 開演
〈出演〉汀夏子、峰さを理、高汐巴、剣幸、杜けあき、稔幸、真琴つばさ、姿月あさと、彩輝なお、貴城けい、大和悠河
〈ゲスト出演〉こだま愛、初風緑、成瀬こうき
●9月22日(木祝) [昼] 13:30 開場14:00 開演2 
〈出演〉汀夏子、峰さを理、高汐巴、杜けあき、涼風真世、稔幸、真琴つばさ、姿月あさと、春野寿美礼、貴城けい、大和悠河
〈ゲスト出演〉麻乃佳世、大鳥れい
●9月22日(木祝) [夜] 18:00 開場18:30 開演
〈出演〉汀夏子、峰さを理、高汐巴、剣幸、杜けあき、涼風真世、稔幸、真琴つばさ、姿月あさと、貴城けい、大和悠河
〈ゲスト出演〉若葉ひろみ、こだま愛、紫とも、麻乃佳世
●9月23日(金)18:00 開場18:30 開演
〈出演〉榛名由梨、汀夏子、峰さを理、高汐巴、剣幸、日向薫、杜けあき、稔幸、真琴つばさ、姿月あさと、貴城けい、大和悠河
〈ゲスト出演〉紫とも、初風緑、成瀬こうき
●9月24日(土)16:00 開場16:30 開演
〈出演〉榛名由梨、汀夏子、高汐巴、日向薫、杜けあき、稔幸、真琴つばさ、姿月あさと、春野寿美礼、貴城けい、大和悠河
〈ゲスト出演〉若葉ひろみ、大鳥れい

ダンス◇牧勢海、月央和沙、ほか
演奏◇ニューハード・スペシャルビッグバンド
振付◇室町あかね、牧勢海
〈お問い合わせ〉る・ひまわり 03-6277-6622(平日11:00〜19:00)
〈麗人REIJIN〉オフィシャルサイト http://reijin-concert.com/
〈ビクターエンタテインメントオフィシャルサイト〉http://jvcmusic.co.jp/reijin

【取材・文・撮影/橘涼香】





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宝塚歌劇団専科の轟悠個展 第6回「心の旅」 レポート

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宝塚歌劇団専科で、数々の刺激的な舞台を生み出している轟悠のもう1つの顔である、絵画の世界での成果を披露する個展「心の旅」が、新橋の第一ホテル東京で開催中だ(25日まで。7月31日〜8月1日、大阪梅田のホテル阪急インターナショナルでも開催)。

幼い頃から絵画の世界に親しんできた轟悠が、初の個展を開いたのは2003年3月のこと。繊細でありながら、大胆さもあり、何よりもファンタジックな作風は、宝塚の男役スターである轟悠ならではの心象風景を表した、個展タイトル通りの「心の旅」として評判を呼び、回を重ねた。今回の第6回となる個展では、2010年10月に開かれた前回第5回の個展から6年を経て、描き続けられた日本一の山である「富士山」と、カトリックの巡礼地として知られる「モン・サン・ミッシェル」という、二つの世界遺産をテーマとした新作22点を含む、40点が展示されている。更に、轟が絵を描き始めるきっかけを与えたという、母堂の絵画と轟自身が少女期に描いた絵を交互に展示した「親子展」の一角も設けられるなど、充実した内容となっている。

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そんな個展初日を控えた24日、囲み取材が行われ、作者の轟悠から「本日はお忙しい中、朝早くからありがとうございました。第6回となりました個展、全部で40点という数になりました。あまり大きなものはないのですけれど、今回は富士山とモン・サン・ミッシェルをメインに新作22点を描きあげております。また、母が描いておりました絵と、私が小学生の時と中学生の時の油絵を親子展として展示させて頂いております。前回の5回目から間が開きましたので、40点という数でお客様に楽しんで頂きたいなという思いで描きました」という挨拶があり、引き続いて質疑応答となった。

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【囲みインタビュー】

──美しい絵ばかりですが、描く時には写生をするのですか?それとも写真などから?
写真を参考に致しますが、ただしそのままではなくて、ないものがあったり、あるものがなかったり、色々と手を加えておりますし、あとは想像の絵がほとんどでしょうか。ご覧になって頂いてお気づきかと思いますが、和紙、釘、糸、パスタ、ゴマ、卵のカラ、と6種類を諸々取り入れて描いております。100周年の時に逸翁美術館で展示させて頂いて、今回もクリアファイルなどになっている絵で、初めてゴマを使ってみて、これは次も行けるかも?と思い、今回はふんだんに使い過ぎたところがありますが(笑)、展示中に剥離しないか?が心配です。
──富士山とモン・サン・ミッシェルを新作のテーマにしたのは?
何か惹かれるものがあったのです。実はモン・サン・ミッシェルには行けていないんです。行こうとしたら気候が悪くて、現地の方のご判断でそのままブルージュに行っちゃったんです。ブルージュはベルギーのベニスと言われるくらいの水の都なんですが、やはりどうしても行けなかったモン・サン・ミッシェルに、今度は絶対に行こうという決意でおります。そして、今、前に立っておりますこの絵が、大天使ミカエル、このモン・サン・ミッシェルの尖塔に立っている像なのですが、宗教ですとか、平和を願う気持ちを、これも私のイメージとしてシルバーの絵の具を使って少し立体的に描いております。富士山は今年8月11日が「山の日」として国民の祝日になるという構想を2年前に聞きまして、なんと私の誕生日なんです。皆さんが私の為にと(笑)。それと世界遺産になりまして、私はアウトドア派ではなく、こうして絵を描くインドア派なので、タイプ的に山登りは不得意で富士山に登ったことはないのですが、やはり色々な姿を見せてくれる山なので、見えている時には必ず写真に納めるようにしています。やはり昔から神がいると崇められてきた山ですし、登った人に聞くと心が変わるそうです。そう言った意味でこの二つは、私の好きな題材として描きました。

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──6年ぶりの個展ということで、その間の思いが込められていますか?
描き始めたら夢中なので、6年間の思いというよりも、今の心情が込められていると思います。ちょうどディナーショーを9月の1日、2日、5日、6日に控えておりまして、その曲の譜面なども打ち合わせしたりしながらの(個展の)用意だったので、元気な曲もありますから冒険心のある絵もありますが、引きこもっていたという絵もあります(笑)。6年間の中では色々なことがあり、人生ってあっという間だなと思いますが、その中でもちろん舞台作品を含めて、様々な出会いと別れがありましたので、ご覧頂く皆様には、5回目と比べて「あ、こんな絵も描くんだな」という、遊び心のある自由な私も見て頂けるかな?と思います。
──お母様の絵、またご自身の子供時代の絵も展示されていますが、やはり絵を描くことはお母様の影響で?
母が習っている先生に、私も絵を習っておりました。幼稚園の頃からです。それで10歳、小学校の3、4年生の時に水彩画をやっていたのですが、油絵の方が良いと言われて、それは自分から望んだ訳ではなかったのですが、やってみなさいと言われて始めました。今回展示するにあたって劣化もありましたし、ちゃんと完成させていなかったので、それを修復も含めて、母の絵もなのですが、手を入れて完成させたということです。過去に母からも「自分も個展をやりたいから、その時あなたの絵を貸してくれる?」とよく言われていましたし、また小林公平先生とも「合同個展をしよう」というお約束をしていました。それが果たせなかったのが残念なのですが。
──では、今回はお母様との合作ということに?
そこまでではないのですが、やはり古いものは剥離してしまっていて、ニスなどを塗っていないとボロボロになってしまうので、その部分に手を入れるのに、母が創った色を自分が創り出せるか?が心配だったのですが、どうにかと。ただ、母のタッチは私とは全く違って豪快で男らしくて、そこにびっくりしながらの作業でした。実家には私の中学の頃の絵が飾ってあって、九州ですので椿と薔薇の絵なのですが、50号の大きなものなので、今回は持ってこられませんでした。

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──年々充実した舞台を創られている中で、こうした絵を描いている時間というのは轟さんにとってどんなものですか?
つい笑みが浮かんできたり、楽しくて鼻歌が出て来たりします。描いている時は時間を忘れるので、遅い時間になってしまったり、色々なオイルを使いますので、揮発性ですから吸い過ぎてしまったり(笑)もしています。絵を描くのは舞台の次に好きなことなので、楽しい時間でした。
──ご自宅の一角にアトリエが?
そうです。作っております。
──これだけの点数がありますと、保管などはどうしているのですか?
保管場所は頼んで置かせてもらったりもしていますが、家にあるものは湿気などもあって、劣化してしまっているものもあります。小さなものなどは、個展が終わったら処分しないといけないなと。
──そんなもったいない!
いえいえ、また新しいものをね。
──全体にとても穏やかな絵が多いと感じますが、中でも情熱的に描かれたものは?
どうでしょうか。確かに今回は心穏やかな時間が流れておりましたので、あまり激しいものはないですね。前回少しイラッとしている時に描いたものは、確かにイラッとしたものが出ていて(笑)。舞台もそうですが、皆例えば体調が悪くてもわからないように笑顔でやっておりますが、やはり正直に出ているのですね。ですが、今回はちょっと失敗したかな?というものは1点、2点ありますが(笑)、それはご愛敬と言うことで(笑)。

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──これから描いていきたいテーマなどは?
まだまだもっとイメージを膨らませて、富士山とモン・サン・ミッシェルは描き続けていきたいと思っております。人物画はまだ描けておりませんし、静物画をまた描いてみたいかな?と。小さい頃描いていたのは静物画ばかりなので、好きだったのかなと思うので。あとは、今回熊本方面の、九州の地震で大好きな熊本城が崩れてしまったことに心を痛めていて、実家にいる頃からお城の石垣を描いたりするのが大好きでもありましたから、昔の姿のカッコいい熊本城を描けたらいいかなと思っています。
──それは、被災された方にも励みになることでしょうね。
色々な県の方、学生の方なども、熊本城を、また熊本、九州を応援するという意味で様々なことをして頂いているので、熊本出身者として何かできないかという模索はいつもしております。
──これからも楽しみにしています。
ありがとうございます。

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舞台に立つ時のシャープな凛々しさとはまた別の、柔らかな笑顔で質問に応える轟の表情が印象的な囲み会見は和やかに終了。外には開場を待つ長い行列が作られ、6年ぶりの個展に集まる期待が現れた時間となっていた。

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〈開催データ〉
第6回 轟悠個展「心の旅」
●7/24〜25◎第一ホテル東京 4F プリマヴェーラ
11時〜19時 入場無料
●7/31〜8/1◎ホテル阪急インターナショナル 4F 花風
11時〜19時 入場無料
轟悠トークショー
●7/24 13時、15時半◎第一ホテル東京 5F ラ・ローズ
●7/31 13時◎ホテル阪急インターナショナル 6F 瑞鳥
〈料金〉6,000円(税込)
〈お問い合わせ〉宝塚歌劇インフォメーションセンター 0570-00-5100(10時〜17時・水曜定休)


【取材・文・撮影/橘涼香】
 





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午前十時の映画祭7『マイ・フェア・レディ』特別試写会 霧矢大夢・真飛聖・寺脇康文 トークショーレポート

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映画の黄金時代に燦然と輝く名作映画を大スクリーンで鑑賞できる貴重な機会である、「午前十時の映画祭7〜デジタルで甦る永遠の名作」が4月2日〜2017年3月24日まで、全国55館にての上映をスタートした。
本映画祭は「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」として2010年より始まり、今回が7回目を数える。あの名作をもう1度スクリーンで観たい、DVDでしか観たことがなかった名画を初めて大スクリーンで観られた、という様々な年代の観客の期待と感動を集め、各日午前十時から、上映期間1作品につき1週間〜2週間という上映形態の中で、累計動員数300万人を記録する大人気映画祭として定着。今も成長と発展を続けている。

そんな映画祭の作品の中から、ジョージ・キューカー監督、オードリー・ヘップバーン、レックス・ハリソン主演により1964年に公開されたミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』の特別試写会が、3月31日TOHOシネマズ日本橋で開催され、今年7月10日〜8月7日に、池袋の東京芸術劇場プレイハウスで上演される同作品のミュージカル版で、ヒロイン・イライザをWキャストで務める霧矢大夢と真飛聖、ヒギンズ教授を演じる寺脇康文が、舞台衣装で登壇。午前十時の映画祭の作品選定委員の1人襟川クロ氏の司会のもと、試写会に先駆けてトークショーを行った。

【トークショー】 

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霧矢 皆様こんばんは。霧矢大夢です。イライザ役をさせて頂きます。よろしくお願い致します。
真飛 皆様こんばんは。真飛聖です。短い間ですが、皆さんと楽しい時間を過ごしたいと思います。よろしくお願い致します。
寺脇 ヒギンズ教授をやらせて頂きます。寺脇康文です。よろしくお願いします。
襟川 実は『マイ・フェア・レディ』のミュージカル版の皆様による上演は2回目なんですね。前回は2013年。
寺脇 3年前ですね。
襟川 皆さんは、この「午前十時の映画祭」というお祭りイベントについてご存知でしたでしょうか?
寺脇 知ってました、もちろん!映画館に行けば必ず(宣伝が)出ていましたし、十時からというと「大人の時間」というね。
襟川 朝なんですが?
寺脇 その朝の十時と言うのが、大人が楽しめる時間じゃないですか。僕には、人生を生きてきたご夫婦が、朝日を浴びながら映画館に行って、ちょっとお食事をして帰る、というイメージがありましたので、僕もそんな大人になりたいなと思っていました。
襟川 ちょっとだけ大人になりましたか?
寺脇 かなりなっております(笑)。54歳になりましたからね。
襟川 とても見えないです!  ヒギンズ教授。霧矢さんと真飛さんは?
霧矢 本当に失礼ながら「午前十時の映画祭」は存じ上げず、7年間もこんな素晴らしい企画が行われていたとは。
真飛 言い訳になってしまうんですが、私達なかなか映画館に行く時間がね。
霧矢 映画館で映画を観るという時間が、現役時代も含めてなかなか取れなかったものですから。
寺脇 この人たちは稽古場も掃除しないといけないですからね(笑)。
霧矢 それは音楽学校時代だけなんですけど(笑)。どうしても、映画を観るのは映画館よりはDVDだったもので。
襟川 じゃあ、今日は初めての体験ですね!
真飛 皆様と一緒にこのまま観て帰りたいです。
霧矢 帽子がね… 

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真飛 邪魔ですね!邪魔なんですけど!(笑)
霧矢 この格好、結構帽子を取ると面白いことになってしまうので(笑)。
襟川 さっき打ち合わせの時にびっくりしました、可愛くて(笑)。「このまま出るんですか?」と言ったら「ちゃんとかぶります」と(笑)。
霧矢 取っておかないとかさばっちゃうので(笑)。
襟川 再びミュージカル版『マイ・フェア・レディ』に出演されるということになって、どんなお気持ちですか?
寺脇 前回、お互いにそうだったのですが、台詞の量が半端ではなくて。
真飛 ヒギンズ教授はすごいですよね!言語学者ですから。
霧矢 大変な量でしたよね。
寺脇 だからまず設定のハードルがすごく高いんです。言語学者だから言葉を間違えてはいけない。台詞を噛めない。それをすると設定が崩れてしまうので、そこが1番プレッシャーでね。
霧矢 私達(イライザ役が)2人いますから、倍お稽古もされていてね。
寺脇 だから逆に僕はたくさん稽古できるけれども、お2人共半分ずつになっちゃうから。やや焦っているような2人がいた時期もありましたが、一緒に何回も稽古しましたね。

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霧矢 おつきあい頂いて。
真飛 本当に!
寺脇 家に泊まりにも来ましたしね…嘘です!来ていないです!(笑)。
霧矢 (笑)その節はお世話になりました、は冗談ですが、お食事には連れて行ってもらいましたね!昭和のカラオケスナックみたいなところに(笑)。
真飛 そうでした!
霧矢 親交を深める為に「じゃあ食事にでも行こうよ」と言ってくださって。お食事に連れて行って頂いた帰りに、雰囲気の良いカラオケスナックがあって。
寺脇 オレンジの灯りの感じのね(笑)。
霧矢 寺脇さんが歌っている間に、私達がマラカスやら鳴らして(笑)。
寺脇 カラオケ大会みたいになったね!
真飛 その節はありがとうございました。
襟川 ミュージカルをご覧になった方が爆笑シーンがたくさんあったとおっしゃっていて「白い死体」ですか?
寺脇 本当は「広い額」と言わせたいのだけれど、言えなくて「白い死体」って言うから、怖いだろそれはと(笑)。
襟川 言葉の遊びが映画とはまた違うんですね。
真飛 そうですね。
寺脇 日本語でどうすれば面白くできるのかというところが難しいので。
霧矢 演出家のG2さんが苦心してくださいました。

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襟川
 「特許許可局」を3回言うなども?
真飛 ありましたね!早口言葉。
寺脇 ありました。
霧矢 それをやってくださる寺脇さんの潔さが。
寺脇 2回以上は間違っちゃいけないと言う(笑)。
襟川 映画版の『マイ・フェア・レディ』については、何か思い出は?オードリー・へップバーンバージョン。
寺脇 でもお2人は、宝塚にいらっしゃった時にはヒギンズ教授目線で観ていたんだよね。
真飛 そうなんです。私達男役だったので、どうしてもヒギンズの方を。
霧矢 私はわりと英国ものをさせて頂く機会が多かったので、その度に観返しましたが、やはり男性を中心に、スーツの着こなしなどもね。レックス・ハリソンさんを見ていたことが多かったかも知れません。
襟川 ご一緒に舞台をなさって、寺脇さんのヒギンズ教授はいかがですか?
真飛 とても素敵です!懐が大きくて。

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霧矢
 そしてヒギンズ教授というのは、少年の心を持っていて情熱に真っ直ぐで、そこが本当にピッタリでいらっしゃって。
真飛 可愛いところもあるんですよね。
寺脇 (恐縮して)いやいや。
襟川 そして、今年の「午前十時の映画祭」でも皆様に色々な作品をご覧頂くのですが、お三方が気になっている作品などはございますか?
寺脇 あります!この中にね、僕のベスト1映画が入っているんです!
襟川 ベスト1ですか?
寺脇 3部作まとめてなんですけどね。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』です。僕は1番好きな映画は?と訊かれたらこれなんです。時間旅行をするというのが昔からすごく好きで、過去を変えたら未来が変わってとどんどんつながって、伏線も全部あって、ハラハラドキドキして、キュンときてワクワクして。エンターテイメントの粋を凝縮したような映画だと思っています。

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襟川
 選んで良かったですね!委員会の皆様!もう寺脇さんの瞳がキラキラして少年のよう!今回1週間ずつで3部作を一気に観られますから。
寺脇 本当に嬉しいです。
襟川 他にも日本の作品もありますし、霧矢さんと真飛さんが多分ご覧になっているだろう作品としては『ティファニーで朝食を』もあります。
真飛 先ほど霧矢さんがおっしゃったように、DVDでしか観ていないので、大きいスクリーンで観てみたいです。
襟川 霧矢さんはすごく映画フリークでいらっしゃるとか?
霧矢 好きですけど、今回のラインナップの中では『アマデウス』が好きで、宮殿の華やかな場面と、すごくドロドロした人間模様の場面にハマった思い出があります。
襟川 そして、『マイ・フェア・レディ』ですが、映画版とミュージカル版の違いなどは?
寺脇 映画版の元々にあったのがミュージカル版なのでね。やんちゃな下町の女の子が淑女になっていく成長と、そしてヒギンズは頭は良いんだけれども、どこか人の心がわからない、足りないところがある、そこも成長していく。お互いの成長物語で、カップルになるのかな?え?ダメなの?どうなっちゃうの?とやきもきさせられながら、いい感じで歌になる、その元が入っています。

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真飛
 そのもどかしさがね。
霧矢 イライザのいじらしさね。
寺脇 「壁ドン」の元祖みたいなものですから。
霧矢 イライザが?!
寺脇 いや、ヒギンズが!
霧矢 あぁ、そうですよね(笑)。
襟川 このままの雰囲気でお稽古をなさっていたんですね。
真飛 もうこのままですね。
霧矢 寺脇さんはすかさず突っ込んでくださるので。ムードメーカーと言いますか。
寺脇 霧矢さんは「名言」をいっぱい残していますから。
襟川 どんな言葉ですか?
霧矢 いえいえ、「迷う」の「迷言」なので(笑)。私の独り言とかを聞きつけてくださっていて、3年ぶりにお会いしてもまだ覚えてくださっていて。
寺脇 書き留めてるから(笑)。1つ言いますと、1番最初にこのドレスを着て記者会見をした時に「女のポーズわからん」って(笑)。
霧矢 そんな感じでしたね(笑)。で(真飛に)彼女の方が1年先に宝塚を退団していて、女の先輩だったのでアドヴァイスしてもらって。

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真飛
 宝塚では私が1学年下だったのですが、退団したのは霧矢さんより1年早かったので、女子の先輩として偉そうにね。
寺脇 でも真飛さんも「腰に手を当てといたらいいのよ」って(笑)。
真飛 安易な考えですよね!(笑)もう馬鹿の1つ覚えで(笑)。
襟川 いい雰囲気ですね〜!
寺脇 でもお2人は舞台が始まると別々だから。
霧矢 そうなんです。たまに楽屋で会うと「あ、久しぶり!」ってね。
襟川 Wキャストってそういうことなのですね。でも毎日毎日違うお客様を前に、プロのイライザが2人いるということで。。
寺脇 だから、全く同じ動き、同じ台詞なのに、全然違う印象の2人なので、僕は毎回新鮮に楽しくさせてもらっていました。2人共全く違った魅力があるので、是非両方観て頂きたいと思います。
襟川 皆様、チケットの発売は4月の16日からですよ!是非早めに良いお席をゲットしてくださいね。でも今日はこうして本番のドレスでフリートークをして頂けて、ありがとうございました。こういう機会は初めてですか?
寺脇 最初の記者発表以来、「女のポーズわからん」以来ですね(笑)。
襟川 これから本番に向けてまたご準備が。
寺脇 演出のG2さんが、また新しいものを作ろう!とおっしゃって、上演台本も書き直しておられるので、新しいものを観て頂けると思うので、また進化した姿をお見せしたいです。
襟川 楽しみにしております。では霧矢さんから締めくくりのご挨拶をお願い致します。
 
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霧矢
 本日はありがとうございました。これから皆様『マイ・フェア・レディ』の映画をご覧になるということで、オードリーの前に出てくるのは憚られるのですが、舞台の方の『マイ・フェア・レディ』にも足をお運び頂けたらなと思っております。本日はありがとうございました。
真飛 私は残念ながらこれまで映画館でこの「午前十時の映画祭」を拝見することがなかったので、これを機会に私も映画館に足を運びたいと思います。いつか皆さん映画館でお会いしましょう。ありがとうございました。
寺脇 名作を綺麗な映像で、大きなスクリーンでまた観られるということで、前に観て感動した方も、観たことがないわという若い方も、映画って素晴らしいということを年齢関係なく楽しんで頂ける映画祭だと思いますので、僕も観に行きたいと思います。その時には声をかけてください。

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〈上映情報〉
「午前十時の映画祭7」デジタルで甦る永遠の名作
●2016/4/2〜2017/3/24 毎朝10時開映
〈料金〉一般1,100円、学生500円
上映作品、スケジュール詳細 asa10.eiga.com


〈公演情報〉
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ミュージカル『マイ・フェア・レディ』
脚本・作詞◇アラン・ジェイ・ラ—ナー
音楽◇フレデリック・ロウ
翻訳・訳詞・演出◇G2
出演◇霧矢大夢 / 真飛聖(Wキャスト)、寺脇康文
田山涼成 松尾貴史 寿ひずる 水田航生 麻生かほ里 高橋恵子 他
●7/10〜8/7◎東京芸術劇場プレイハウス
〈料金〉S席12,500円、A席8,000円全席指定・税込
4月16日(土)一般前売り予定
〈お問い合わせ〉東宝テレザーブ 03-3201-77779時半〜17時半
〈公式ホームページ〉http://www.tohostage.com/myfairlady/
〈全国公演スケジュール〉
●8/13〜14◎愛知県芸術劇場大ホール
S席 13,000円、A席 10,000円、B席 7,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉キョードー東海 052-972-7466 (月〜土10時〜19時、日・祝休) 
●8/20〜22◎梅田芸術劇場メインホール
〈料金〉S席 12,500円 A席 9,000円 B席 5,000円 (全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉梅田芸術劇場メインホール  06-6377-3800(10時〜18時)



【取材・文・撮影/橘涼香】


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粟根まこと、松永玲子ほか、キーポイントQ&A【演劇人の活力源】など連載中!
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元男役トップスターが歌う「男唄」『麗人 REIJIN -Season 2』CD発売記念コンサート囲み取材レポート

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元宝塚歌劇団男役トップスターたちによる、史上初のJ-POP男性ボーカリストのカバーアルバム『麗人 -REIJIN-』(2015年1月21日発売)がリリースされてから1年あまり。2016年7月1日に発売された昭和歌謡カバーアルバム『麗人REIJIN -Showa Era-』に続く、シリーズとしては早くも3枚目のアルバム『麗人REIJIN -Season 2』が、2016年1月6日(水)にリリースされ、その発売を記念した華やかなコンサートが、1月28日中野サンプラザで開かれた。

今回は、「Season 2」というタイトルの通り、アルバム参加メンバーの多くが新加入。特に、『ベルサイユのばら』初演のオスカル役者である榛名由梨を筆頭に、汀夏子、安奈淳、瀬戸内美八、高汐巴、平みち、剣幸、涼風真世、えまおゆう、彩輝なお、貴城けい、壮一帆と、宝塚100年の歴史にその名を刻むレジェンド級のトップスターたちが集結しているのが特徴で、男唄」の名曲に新鮮な息吹を吹き込んでいる。

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このメンバーの中から、榛名由梨、安奈 淳、瀬戸内美八、高汐巴、平みち、剣幸、涼風真世、えまおゆう、彩輝なお、貴城けいが、記念コンサートに集い、アルバム収録曲はもちろん、時代を越えて歌い継がれる様々な名曲をソロで、またデュエットで披露。多くのファンを魅了した。

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更にコンサートに先立つ1月27日には、同じ中野サンプラザで前夜祭も開催され、参加10名がそれぞれのアルバム収録曲を熱唱。元月組トップ娘役で、剣幸の相手役でもあったこだま愛と、元花組トップ娘役の大鳥れいがゲストMCとして参加し、公演を大いに盛り上げた。

そんな前夜祭を前に、一部リハーサルが公開され、10人の元トップスターの麗人たちが囲み取材に応えて、コンサート、またアルバムへの想いを語った。

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公開リハーサルは、コンサート本番の冒頭を飾る「Sing Sing Sing」で軽快にスタート。個性豊かな元トップたちが次々とソロを歌い継ぎ、互いにアイコンタクトをしながら曲を盛り上げる。どのスターにも独特のオーラがあり、それぞれの存在感は特別だ。

続いて、こちらはコンサートのラストを飾る「いつでも夢を」が歌われる。今も力強さを失わない、夢を求める心を尊ぶ1曲は、夢を作り続けて来た元トップスター達に相応しく、会場は和やかかつ華やかな空気で満たされ、温かな雰囲気の中囲み取材となった。

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【囲み取材】

──アルバム収録曲を選んだ理由、また曲が決まった時の思いは?
 
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貴城
 私はゴスペラーズの「永遠に」を歌わせて頂きました。この曲はグループで歌っているものなので、ソロとして私が1人で歌わせて頂くのはどうかなとも思ったのですけれども、恋愛の歌詞ですが、いろんな人への思いを持って、愛を込めてこの曲に挑戦させて頂きたいなと思い、この曲にしました。
 
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えまお 
私は槇原敬之さんの「どんなときも。」を歌わせていただきました。私は初回から出演させて頂いていて、いつも失恋の歌や別れの歌ばかり歌っていて(笑)。ネガティブになりそうな歌ばかりだったので、世の中も明るくればいいなという気持ちも込めて、前向きな歌を、この「どんな時も」の歌詞が素晴らしいなと思って選びました。歌っていて身体に入ってくると、どんどん良い歌詞だと思ってくるので、特に男性に聞いて頂きたいです。
 
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 私は斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」を歌わせていただきました。すごくおこがましいなと思いながら、自分が歌うたいだとは思っていませんが、歌を歌う時はこんな気持ちで歌うというのがベースなんじゃないかな、という気持ちを呼び覚まさせてくれた曲でした。「これを歌って下さい」言われた時には、ちゃんとこの曲を皆様にお届け出来るように歌わないといけないなと思いました。

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高汐
 私は上田正樹さんの「悲しい色やね」を歌わせていただきました。私は関西の生まれなのですが、関西弁で、景色や背景が浮かんで来る、恋をした時の胸がキュンとする感じ、懐かしいですね(笑)いえ、これからですけれども(笑)。そういう感覚が感じられて、とても好きな曲だったので選ばせて頂きました。

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安奈
 私は「黄昏のビギン」ですけれども、大ファンだった水原弘さんが歌っていらして、それを近年はこれまた私の大好きな歌手の方でいらっしゃるがちあきなおみさんが歌っていらっしゃる曲なので、「これを歌って下さい」言われた時には、本当に嬉しくて、光栄に思っております。 

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榛名
 私は「粋な別れ」という石原裕次郎さんの曲を歌わせていただきました。一番最初にプロデューサーとお会いして、お話をした時に、男性曲で大好きなものには、こういう曲もあるし、ああいう曲もあるとお話した中で、「粋な別れ」を、「僕も大好きです」とおっしゃってくださって。私の時代では石原裕次郎さんは本当のヒーローであり、映画俳優でもあり、歌手でもあり、本当にすごい方です。そのような方の歌を私が歌えるのはめったにないことですし、大好きな歌なので挑みました。収録の時にも最初は頑張りすぎまして、「もっと、囁くように」とアドバイスいただき、あぁ、こういう風に歌ったらもっと雰囲気も説得力も出て、良い歌になるんだということも勉強させていただきました。

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瀬戸内
 私はさだまさしさんの「主人公」を歌わせていただきました。何年か前に紅白歌合戦でさださんがこの歌を歌っていらっしゃった時に、当時の自分の心情は忘れてしまいましたが、ともかく歌詞を聞いて、自分の人生の中では自分が主人公なんだ、例えば、自分と言う人物が小説を書いたら自分は主人公なんだということ。当たり前のことですが、そのことがふっと飛び込んできて、そうか、私の人生は私が主人公なんだと改めて感じさせて頂いた曲です。ですから、自分が歌って人様にそういう感動を与えられるかどうか、難しいですが頑張って歌います。

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 私は河島英五さんの「時代おくれ」を歌わせていただきました。プロデューサーさんにお会いした時にいくつか選んだ曲を出しましたら「これがいいね」と、パッと決まりました。私も10年位前から好きで歌っています。歌詞がとても、今は平成になりましたけれど、昭和時代の男性の心情を歌っている感じがして大好きな歌詞なんです。平成の男性の皆様に是非この歌詞を聞いていただきたいなと切に願いながら歌っています。
 
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涼風
 小田和正さんの「言葉にできない」を選ばせて頂きました。まさに嬉しくて嬉しくて言葉にできないほど、大切に大切に思っています。難しい曲ですが精一杯歌わせていただこうと思っています。

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彩輝
 森山直太朗さんの「さくら」を歌わせていただきました。プロデューサーの方から何曲か出していただき、難しいかなとも思いましたが、高校時代、宝塚に入学する時に同級生が新幹線の駅までサプライズで送ってくれたのを思い出しまして、この曲を選ばせて頂きました。

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──今回49期生の方から82期生の方までと、参加メンバーの年代が幅広いですが、他の方が歌われている曲にどんな感想を持ちましたか?
榛名 年代が33年ほどに渡っているので、若い方たちが歌っている曲を私たちは知らないし(笑)若い方達は私達が歌っている曲を知らない、そんな感じだと思います。お互いにね。でも聞かせて頂いた時には皆すごく上手に歌って、あぁいい感じだなと。改めて日本のポップス、歌手の人たちの歌にこんなに良い歌がいっぱいあるんだということを私は知って、聞いていて嬉しかったですね。
彩輝 全部の曲を知っていた訳ではないのですが、皆さんとても素敵に歌われていて、先輩方が歌われる宝塚の歌とはまた違った感じで、すごくカッコいいなと思いました。
──榛名さんと安奈さんはコンサートでデュエットを歌われますが、宝塚以外の曲でデュエットされた経験は?
安奈 宝塚以外の曲では、これまでないですね。初めてよね?
榛名 そう初めて。皆もそうかもわからないね。何組かデュエットがありますが、組み合わせも初めてよね。私達は舞台では一緒に歌ったことはあるけど、舞台でも一緒に歌ったことのない人たちもいますね。初めてづくしです。

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──榛名さんに伺いたいのですが、レコーディングですごく緊張されていたそうですが。
榛名 緊張しましたね!久々にブースの中に1人で入って孤独感に見舞われて。昔昔にやった記憶が蘇ってきましたけれども、1人だからどんな風に聞こえているのだろうと。また皆さんの演奏が素晴らしいから、うわーって聞こえてくるので酔いしれてはいるのですが、なかなか「粋な別れ」の世界に自分が入っていくのに緊張しました。その前に安奈さんが「黄昏のビギン」を歌ってたの、それ聞かされた日にはもう大変でしたよ!まぁ上手に歌っているわけ。その後ですからね。またぺーさん(高汐)の「悲しい色やね」も聞かされてね、私の耳にその上手な歌が入ってくるから「もうえらいこっちゃ!」と思って緊張しました。
──歌謡曲を歌うことに対してはいかがでしたか?
榛名 宝塚を卒業してからのライブやコンサートでは、皆結構自分の好きなポップスは歌っているので。私もコンサートで歌う和田アキ子さんの「あの鐘を鳴らすのはあなた」はディナーショーで実は歌ったことがあります。安奈さんはシャンソンの経験が豊富だけれど、ポップスはどう?
安奈 うん、歌うよ。
榛名 あ、やっぱり歌ってるね。皆そうなんじゃないかな?それぞれ活躍していますからね。

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──「男歌」を歌うにあたって、男役時代の経験が役立ったり、また蘇るものなどはありましたか?
榛名 (瀬戸内に)どう?
瀬戸内 私は「主人公」を歌わせて頂いたので、あまり男女は関係ないとは思ったのですが、やっぱり本当に歌詞に共感したし、1つ別の発見としてレコーディングの時に舞台で歌う歌い方をしてはいけなかったんですね。「3階の方に声が届かなくて良いので、前の方に歌ってください」と言われて「そうかー!!」と思いまして(笑)、それはカルチャーショックでしたので、こんな経験をさせて頂けて本当にありがたいと思っています。

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──今回のアルバムに初参加された方々に、『麗人』シリーズに新たに加わった感想を。
榛名 今回49期生から82期生までいるということで、私たち「レジェンド」だと言って頂いて、「私らレジェンドやて」と(笑)。宝塚の世代の中でそういう風に思って頂いているのかと思いましたが、今回私達が入れて頂けてこんなに嬉しいことはなかったですし、若い人たちの感覚も頂けたし、光栄に思いました。『麗人』という素敵なタイトルもついていますので、その中のメンバーにいられることがとても嬉しいです。
安奈 『麗人』…麗しい人よ(笑)。私、勉強不足で第一弾のことを知らなかったので…知ってた?
榛名 知ってた。
安奈 もう本当にすみません(笑)。それで改めて第一弾のCDを聞かせてもらったら皆すごく上手だなと思って。私達も今回入れて頂いたんだけれど、また次のシリーズがどうなるかね。
榛名 続いていったらいいね。
安奈 まだまだいっぱい良い曲があるので、続いていったらいいと思うのでまた入れてください(笑)。
榛名 入れてください(笑)。

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高汐
 私も不勉強で知らなかったんですけれども、今回出して頂いて退団後の先輩たちの変わらないエネルギーとパワーと、また下級生の人たちもそれぞれに頑張っているその空気を感じて、自画自賛になりますが宝塚ってすごいなと思いました。これからもまた皆で頑張っていきたいなと、とても良いステージとCDに出させて頂いたと思っています。
瀬戸内 皆さんと一緒で大変光栄に思っています。ありがとうございます。
 本当に嬉しい限りです。宝塚100周年のイベント以来、こうやって何かある度に集まれていて、それに参加できることがすごく嬉しいです。ありがとうございます。
 私はこのメンバーのだいたい真ん中の位置におりまして、どの曲もほぼ知っていたのですが、上級生の方々、また下級生の方、100周年を期にOGの公演がたくさんあって、そういう公演では皆さんとご一緒させて頂いているので、その都度歌を聞いていましたが、やっぱり今回のCDでは、どなたも私が思っていたのとは違う感覚の歌い方をなさっているし、違うスタンスで曲と取り組んでいらっしゃるのがとても面白かったです。この中に入れて頂けたこともとても幸せですし、いつもと違うバンドの空気感、ジャズなどを歌っている時とは全然違うので楽しいです。
──では、これまで『麗人』シリーズに参加してこられた方々、「レジェンド」と呼ばれる上級生の方達と新たに共演された感想は?
 
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貴城
 私は1枚目から参加させて頂いていて今回3回目になりますが、1枚目の時も「濃いな!」と思ったんです内容が!。で、2枚目の時も「やっぱり濃いな!」と思って、3回目の今回は「相当濃いぞ!」と思うくらい、皆さん上級生の方達がすごいパワーで、CDを聞いていても劇場で聞いているかのようなパワーを感じます。今回また参加させて頂けて、このメンバーに入れて頂けたことを幸せだなと思いました。
えまお 私も3回目の参加なんですけれども、1回目、2回目は、私、意外と真ん中の方に立っていたのですが、今回端から2番目で(笑)。それと同時に、宝塚を熱く語るつもりはないのですが、私が客席で宝塚を観ていた時代の、本当に大御所の方達とご一緒して、1人1人の個性が半端ないなと。トップだからこのくらい…というのではなくて、それぞれの個性がすごくてそれを歌に乗せていくエネルギーが素晴らしくて!今の若い宝塚の方達にも聞いて欲しいと思うようなCDが、今回は特にできたのではないかと。宝塚大劇場にも置いて頂きたいです。本当に参加できて良かったと思います。
涼風 とても幸せに思っています。私が宝塚に入りたいと思ったきっかけは『ベルサイユのばら』でした。故郷に住んでいた時に、榛名さん安奈さんの『ベルサイユのばら』を地方公演で観て、おっかけをしたことを懐かしく思い出しました。皆さん素晴らしい上級生の方達の中に入れて頂けて、本当に嬉しいです。私は前回「見上げてごらん夜の星を」を歌わせて頂いたのですが、コンサートには参加できませんでしたので、今回本当に幸せに思っています。
彩輝 私も皆さんと一緒でOG公演は宝塚でもありましたけれども、今回自分が宝塚を知って、舞台を観て、映像なども見ていた先輩方ばかりで。実際に自分も宝塚にいた当時の、下級生の時代の気持ちをすごく思い出して、舞台の上で目が合ったりすると本当にドキドキすると言うか、そんな思いがまた今回できたことが本当に嬉しいです。
 
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【公演データ】
「麗人 REIJIN -Season 2」CD発売記念コンサート
出演◇榛名由梨、安奈 淳、瀬戸内美八、高汐 巴、平みち、剣 幸、涼風真世、えまおゆう、彩輝なお、貴城けい
演奏◇宮間利之とニューハード&ストリングス 
●2016/1/28◎中野サンプラザ
「麗人REIJIN -Season 2」CD発売記念コンサート〈前夜祭〉
出演◇榛名由梨、安奈 淳、瀬戸内美八、高汐 巴、平みち、剣 幸、涼風真世、彩輝なお、えまおゆう、貴城けい
(ゲストMC) こだま愛、大鳥れい
●2016/1/27◎中野サンプラザ


【アルバム情報】
CD『麗人 REIJIN -Season 2』
3,000円+税  全12曲収録  VICL-64499

[収録曲]
01. 貴城けい「永遠に」(オリジナル:ゴスペラーズ)
02. 安奈 淳「黄昏のビギン」(オリジナル:水原 弘)
03. 汀 夏子「リバーサイドホテル」(オリジナル:井上陽水)
04. 壮 一帆「ロビンソン」(オリジナル:スピッツ)
05. 彩輝なお「さくら(独唱)」(オリジナル:森山直太朗)
06. えまおゆう「どんなときも。」(オリジナル:槇原敬之)
07. 高汐 巴「悲しい色やね」(オリジナル:上田正樹)
08. 榛名由梨「粋な別れ」(オリジナル:石原裕次郎)
09. 平 みち「時代おくれ」(オリジナル:河島英五)
10. 瀬戸内美八「主人公」(オリジナル:さだまさし)
11. 涼風真世「言葉にできない」(オリジナル:オフコース)
12. 剣 幸「歌うたいのバラッド」(オリジナル:斉藤和義)

メイキング映像[Long Ver.](フォトセッション編)
メイキング映像[Short Ver.](レコーディング編)
安奈 淳/コメント+メイキング映像


【取材・文・撮影/橘涼香】


お得なチケットいろいろ販売中!
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話題作のレビュー、製作発表、稽古場レポート、インタビューなど
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粟根まこと、松永玲子ほか、キーポイントQ&A【演劇人の活力源】など連載中!
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REIJIN“Season2”メンバー初のトークショー&握手会イベントを開催!

「麗人トークインベント」1_左から高汐、榛名、壮

元宝塚歌劇団男役トップスターたちによる、史上初のJ-POP男性ボーカリストのカバーアルバム『麗人 -REIJIN-』(2015年1月21日発売)がリリースされてからちょうど1年。今年1月6日にリリースされた歴代トップスター12名による男唄カバーアルバム『麗人REIJIN -Season 2』の参加した榛名由梨、高汐巴、壮一帆の3名が、1月23日にタワーレコード梅田NU茶屋町店に集結。参加者が一新された“Season 2”メンバーとしては、初のトークショーと握手会イベントを開催した。

今作では、1970年代に一世を風靡した宝塚歌劇を代表する作品『ベルサイユのばら』初演時に主人公のオスカル役を務めた榛名由梨を筆頭に、汀夏子、安奈淳、そして“平成のオスカル”涼風真世という歴代の麗人オスカル役たちが勢ぞろいしたことが話題になっている。

「麗人トークイベント」2_左から高汐、榛名、壮

この日のイベントでは、49期生の榛名、58期生の高汐、そして宝塚100周年(2014年)時のトップを務めた82期生の壮という、30年を超える世代のレジェンドたちの共演が実現。会場にはこの日を待ちわびたファン約200人が詰めかけた。
イベントでは、CDレコーディング秘話なども交えながら今作の聴きどころをアピールした。
 
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榛名由梨
REIJINというタイトルにまず感動しました。“レジェンド”だなんて言われていいのかしら?と思いましたが、同世代の汀夏子さんや安奈淳さんも参加しているので安心して参加しました(笑)。いろんな時代のトップスターが歌いあげているので、この1枚に宝塚の歴史が入っています。しかも、現役時代は歌が得意ではなかった人も上手くなってる(笑)。成長過程を聴いてください。

TakashioTomoe
高汐巴
みんなトップスターで卒業をして、その後もいろいろ経験をしました。先輩、後輩の歌を聴かせていただいて、いろんなことを感じながら、私自身を振り返りながら聴いていました。本当に素晴らしい仕上がりになっているので、みなさまもぜひ聴いて下さい。

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壮一帆
今回はスピッツさんの『ロビンソン』を歌わせていただきました。身近な歌詞なのですが、壮大な曲です。私なりのロビンソンを聴いているみなさまにも伝えたいと思って、こころを込めて歌わせていただきました。

CD「REIJIN」シリーズは、元宝塚歌劇団の男役トップスターたちが男唄をカバーするという、かつてない組合せによるコンピレーション・アルバム。これまで、徳永英明の『VOCALIST』、BENIの『COVERS』など、異性の立場からカバーするという男女逆転カバーアルバムのヒット作は多々ありましたが、世の男性よりも「男らしさ」を探求してきたスペシャリストによる、究極の同性カバー集となっている。
今作『麗人REIJIN -Season 2』では、1959年に水原弘が歌い、数多くの歌手にカバーされ続ける昭和のスタンダード「黄昏のビギン」(安奈淳)から、2003年の森山直太朗の大ヒット「さくら(独唱)」(彩輝なお)まで、世代を超えた男性歌手による名曲の数々を収録。壮一帆「ロビンソン」(オリジナル:スピッツ)のような低音を活かしたさわやかな歌唱もあれば、剣幸「歌うたいのバラッド」(オリジナル:斉藤和義)ではハートウォーミングな歌声で、オリジナルとは違った曲の魅力を引き出している。
男役を究めた女性たちによる“REIJIN”でしか聴けない「男唄」を聴くことができる究極のカバーアルバム。ビクター公式YouTubeでは、アルバム全曲のダイジェスト映像の第二弾(Long Ver.)として各メンバーのフォトセッション時のメイキング映像も公開されている。

メイキング映像[Long Ver.](フォトセッション編)
メイキング映像[Short Ver.](レコーディング編)
安奈 淳/コメント+メイキング映像

[収録曲]
01. 貴城けい「永遠に」(オリジナル:ゴスペラーズ)
02. 安奈 淳「黄昏のビギン」(オリジナル:水原 弘)
03. 汀 夏子「リバーサイドホテル」(オリジナル:井上陽水)
04. 壮 一帆「ロビンソン」(オリジナル:スピッツ)
05. 彩輝なお「さくら(独唱)」(オリジナル:森山直太朗)
06. えまおゆう「どんなときも。」(オリジナル:槇原敬之)
07. 高汐 巴「悲しい色やね」(オリジナル:上田正樹)
08. 榛名由梨「粋な別れ」(オリジナル:石原裕次郎)
09. 平 みち「時代おくれ」(オリジナル:河島英五)
10. 瀬戸内美八「主人公」(オリジナル:さだまさし)
11. 涼風真世「言葉にできない」(オリジナル:オフコース)
12. 剣 幸「歌うたいのバラッド」(オリジナル:斉藤和義)

1月28日には、東京・中野サンプラザにて、1日限りのコンサートも行われる。榛名由梨、安奈淳、瀬戸内美八、汐巴、平みち、剣幸、涼風真世、えまおゆう、彩輝なお、貴城けいという10名の“REIJIN”が参加し、CD収録曲はもちろん、このステージでしか聴くことができない歌を披露するとのことで、聴きのがせないステージになりそうだ。
また1月27日には、ゲストMCとして元トップ娘役の、こだま愛、大鳥れいが参加するコンサート前夜祭も同会場で開催される。

麗人REIJIN Season2ジャケット写真
CD『麗人 REIJIN -Season 2』発売中 
3,000円+税  全12曲収録  VICL-64499 
 
『“麗人 REIJIN -Season 2”CD 発売記念コンサート』
出演◇榛名由梨、安奈淳、瀬戸内美八、高汐巴、平みち、剣幸、涼風真世、えまおゆう、彩輝なお、貴城けい(*注:汀 夏子、壮 一帆はコンサートへの出演予定はありません)
演奏◇宮間利之とニューハード&ストリングス
1月28日◎中野サンプラザ
昼の部 13時30分 開場 / 14時30分 開演
夜の部 17時30分 開場 / 18時30分 開演
〈料金〉S席 10,000円 / A席 8,000円 / B席6,000円(全席指定・税込)

『“麗人REIJIN -Season 2”CD 発売記念コンサート<前夜祭>』
出演◇榛名由梨、安奈淳、瀬戸内美八、高汐巴、平みち、剣幸、涼風真世、えまおゆう、彩輝なお、貴城けい
ゲスト MC◇こだま愛、大鳥れい
1月27日◎中野サンプラザ
19時00分 開場 / 19時30分 開演
全席指定 料金:6,500円
〈お問い合わせ〉ホットスタッフ・プロモーション Tel. 03-5720-9999
〈麗人REIJIN〉オフィシャルサイト
ビクターエンタテインメント オフィシャルサイト
http://jvcmusic.co.jp/reijin(PC・携帯共通)


お得なチケットいろいろ販売中!
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話題作のレビュー、製作発表、稽古場レポート、インタビューなど
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粟根まこと、松永玲子ほか、キーポイントQ&A【演劇人の活力源】など連載中!
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