えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

『カリフォルニア物語』

ニュース

宝塚男子部の青春を描く舞台『宝塚BOYS』華やかにビジュアル公開!

takarazukaboys_flier_omote

かつて実在した宝塚歌劇団・男子部の、可笑しくも切ない青春を描く舞台『宝塚BOYS』のビジュアルが発表された。

2007年初演以降、4度の上演を重ねる、伝説の舞台『宝塚BOYS』。宝塚歌劇団の100年を超える歴史の中にかつて「男子部」が特設された、という事実に焦点を当てた、可笑しくも切ない青春グラフティであり、多くのファンを獲得している作品である。今回の公演発表時も話題となった。
 
終戦直後の1945年12月から1952年の9年間、4回にわたり、宝塚歌劇団の舞台への出演を目的に、男性が募集された。合格者は25人。それぞれの過去を背負う彼らは「明日の宝塚スター」を夢見てレッスンに励む。しかし1954年3月、「男子部」は解散。彼らは宝塚大劇場に立つことはできなかった.
敗戦から再起してゆく日本とともに夢に懸けた、そんな彼らの青春と挫折を描く。
5回目の上演となる今回は、初の2チームによる公演となり、まったくテイストの異なる2つの「BOYS」が誕生する。

sea omote「team SEA」
sky omote「team SKY」

2チームのビジュアルは、それぞれWキャストのチーム名、「team SEA」と「team SKY」に相応しく青を基調に、燕尾服を着たBOYSがチームごとに一斉に並ぶシックなビジュアル。
またチラシの中面は、“今”のキャストたちの自然体のビジュアルで目を引く。

『宝塚BOYS』
 
さらにアフタートークのメンバーも決定し、プロモーション映像も公開された。
 
プロモーション映像 第一弾

【アフタートークメンバー】
〇東京公演
8月8日(水)13:30 良知真次、藤岡正明、上山竜治、木内健人、百名ヒロキ、石井一彰、東山義久
8月17日(金)17:30 永田崇人、溝口琢矢、塩田康平、富田健太郎、山口大地、川原一馬、中塚皓平、愛華みれ
8月18日(土)17:30 永田崇人、溝口琢矢、塩田康平、富田健太郎、山口大地、川原一馬、中塚皓平、山西 惇
〇大阪公演
9月1日(土)12:30 永田崇人、溝口琢矢、塩田康平、富田健太郎、山口大地、川原一馬、中塚皓平

〈公演情報〉
takarazukaboys_flier_naka

『宝塚BOYS』
原案◇辻 則彦 (「男たちの宝塚」神戸新聞総合出版センター刊)
脚本◇中島淳彦 
演出◇鈴木裕美
出演◇
「team SEA」
良知真次、藤岡正明、上山竜治、木内健人、百名ヒロキ、石井一彰、東山義久
愛華みれ、山西 惇
「team SKY」
永田崇人、溝口琢矢、塩田康平、富田健太郎、山口大地、川原一馬、中塚皓平
愛華みれ、山西 惇
●8/4〜19◎東京 東京芸術劇場 プレイハウス
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(全日 10:00〜18:00)
●8/22◎名古屋 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
〈お問い合わせ〉キョードー東海 052-972-7466(月〜土 10:00〜19:00  日・祝休)
●8/25・26◎久留米 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
〈お問い合わせ〉ピクニック チケットセンター 050-3539-8330(平日11:00〜17:00)
●8/31〜9/2◎大阪 サンケイホールブリーゼ
〈お問い合わせ〉ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888 (11:00〜18:00)
〈料金〉S席 8,800円 U25 5,000円(全席指定・税込)
〈チケット一斉発売〉2018年6月23日(土)


三浦春馬・大島優子らの出演でドストエフスキーの名作『罪と罰』を上演!

罪と罰_宣材
三浦春馬・大島優子

ロシアの文豪、ドストエフスキーの名作『罪と罰』が、DISCOVER WORLD THEATRE vol.5として、 2019年1月にBunkamuraシアターコクーンで上演される。
 
演出を手がけるのは、2015年、シアターコクーンプロデュース公演『地獄のオルフェウス』で日本での演出家デビューを華々しく飾り、成功を収めた気鋭の英国人演出家、フィリップ・ブリーン。その後、2017年12月にはテネシー・ウィリアムズの最高傑作『欲望という名の電車』(DISCOVER WORLD THEATRE vol.3)に挑み、大竹しのぶをはじめとするキャスト陣の熱演を導きだし、さらなる評価を高めた。そして3度目の登場となる今回はロシア文学の傑作長編小説『罪と罰』を取り上げる。後世に多大なる影響を与えたドストエフスキーの名作を、現代の日本の観客たちにどう観せていくのか大注目だ。
 
戯曲はブリーン自身が2016年にLAMDA(ロンドン・アカデミー・オブ・ミュージックアンドドラマティック・アート)に書き下ろしたものをベースに、日本公演のために再構築していく。哲学的な思索、社会に対する反動的な見地と政治思想、宗教感を織り交ぜながら、そして当時のロシアでの民衆の生活状況を描きつつ、殺人者の倒錯した精神に入り込んでの心理描写など、読み応え満載の原作からどのような舞台作品が生まれるのだろうか。

そんな超話題作だけに豪華キャストが集結。「正義のためなら人を殺す権利がある」と考え、殺人を犯す青年ラスコーリニコフ役には、ブリーンの日本デビュー作『地獄のオルフェウス』に出演した三浦春馬。前作で意気投合し、もう一度一緒に作品創りがしたいと言っていた2人の念願の企画となる。また、家族のために娼婦となり、ラスコーリニコフと心を通わすソーニャ役には、3年ぶり舞台3作目となる大島優子。さらに、ソーニャの義理の母カテリーナ・イワーノヴナ・マルメラードワ役に麻実れい、ラスコーリニコフを疑い、心理面から追い詰める捜査官ポルフィーリー・ペトローヴィチ役に勝村政信の出演も決定した。

勝村政信麻実れい-1
勝村政信麻実れい

【『罪と罰』とは?】
舞台は、帝政ロシアの首都、夏のサンクトペテルブルグ。
学費滞納のため大学から除籍された頭脳明晰な貧乏青年ラスコーリニコフ(三浦春馬)は、自分は一般人とは異なる「選ばれた非凡人」としての意識で、「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」という独自の理論を持っていた。そして、ついに強欲で狡猾な金貸し老婆を殺害し、奪った金で世の中のための善行をしようと企てる。しかし、殺害の現場に偶然にも居合わせた老婆の妹までをも殺してしまう。
この日からラスコーリニコフは罪の意識、幻覚、自白の衝動に苦しむことになる。
彼を心配する親友、上京してきた母と妹、そしてその婚約者。酔っ払いの退職官吏とその後妻カテリーナ(麻実れい)とその家族など、サイドストーリーで当時のロシアの生活を描きながら、物語は興味深く展開していく。そして老婆殺し事件では、ラスコーリニコフを疑う国家捜査官ポルフィーリー(勝村政信)との息詰まる論戦、さらには真犯人だと名乗る男の登場もあり、犯罪者の心理を描いた倒叙ミステリーの要素を持つのも作品の大きな魅力である。
馬に踏まれて死んでしまう退職官吏の娘・娼婦ソーニャ(大島優子)の家族のためへの自己犠牲の生き方に心をうたれて、最後には自首するラスコーリニコフ。
正当化された殺人、貧困に喘ぐ民衆、有神論と無神論の対決など普遍的かつ哲学的なテーマを扱いながら、最後には人間回復への強烈な願望を訴えたヒューマニズム大作である。

【コメント】
 
三浦春馬(ラスコーリニコフ役)
Q フィリップ・ブリーンさんとは2015年『地獄のオルフェウス』以来のタッグとなります。お互いにもう一度一緒に仕事をしたいと思っていたと聞きましたが、念願が叶った今のお気持ちをお聞かせください。
またフィリップ・ブリーンさんの元で作品に一緒に向き合える事ができてとても嬉しいです。以前ご一緒させていただいた時に、作品が訴えかけたい事や、キャラクターの感情の起伏を密に考え、感じる悦びを教えてくださいました。早く稽古場で一緒に作品をつくっていきたいです。
Q 三浦さんのためにフィリップ・ブリーンさんが選んだ作品は『罪と罰』。現在の作品に対する印象をお聞かせください。
主人公が理詰めで罪を惨烈なほど正当化していく姿が痛々しく…そして逞しく美しくもあると感じています。
Q 大島優子さんとは初共演となりますが、どのような印象をお持ちでしょうか?
大島さんが出演されている作品を観て、繊細かつパワフルな演技をされる方だと思いました。舞台上でどんなやり取りが出来るか、今からとても楽しみです。

大島優子(ソーニャ役)
Q 舞台は今回で3回目となりますが、出演が決まった率直なお気持ちと意気込みをお聞かせください。
芝居をすることからしばらく離れていましたが、この作品に、そして、ソーニャへの情熱を傾ける時間に、一意専心したいと思います。
Q 罪と罰』という作品に対する現在の印象をお聞かせください。
自分の物差しでは測ることができない、それぞれの「正義」に関して考えさせられるお話だと思いました。作品の題材になっている時代は貧富の差が激しいのですが、人間が抱いている「正義」はいつの時代も変わらず思索され続けているのだと思いました。
Q 三浦春馬さんとは初共演となりますが、どのような印象をお持ちでしょうか?
主人公のラスコーリニコフを三浦さんが演じられるのが自然とイメージできました。三浦さんから正義感という、「それ」を感じるからかもしれません。一緒に、舞台の空間を創らせてもらえることが嬉しいですし、とても楽しみにしています。

フィリップ・ブリーン(上演台本・演出) 
Q 本作にかける想いをお聞かせください。
シアターコクーンにて、私が新しく翻案したドストエフスキーの『罪と罰』を初演できることを嬉しく思っています。東京で作品を創るたびに、この特別な国際的なコラボレーションの可能性を広げてきました。『罪と罰』は、世界文学の最高峰と言われる作品の1つであり、ラスコーリニコフは最も象徴的な登場人物の1人です。そして、このような作品で、三浦春馬さんともう一度コラボレーションし、この旅路を一緒に歩んでいけることを嬉しく思っています。
Q 三浦春馬さんとは『地獄のオルフェウス』以来のタッグとなりますが、三浦さんの俳優としての魅力は、どんな点でしょうか?
『地獄のオルフェウス』で春馬さんと初めてご一緒した時、素晴らしい俳優としての可能性がわかりました。そして実際、彼は素晴らしい俳優になり、今回彼が、その類い稀なる感情の幅を持ってこの象徴的な役を演じることをとても嬉しく思っています。脚本家としても、この役を演じてもらいたいと思う俳優は、世界中どこを探しても彼の他には考えられません。
この戯曲は、7年間まるで心臓の鼓動のように私の中に生き続け、私が大事にしてきた戯曲です。今回この作品を日本の最も素晴らしい若き俳優の1人に託すことを本当に嬉しく、とても楽しみに思っています。
 

〈公演情報〉
シアターコクーン・オンレパートリー2019
DISCOVER WORLD THEATRE vol.5 
Bunkamura30周年記念
『罪と罰』
原作◇フョードル・ドストエフスキー
上演台本・演出◇フィリップ・ブリーン  
出演◇三浦春馬、大島優子、勝村政信、麻実れい 他
●2019/1月◎Bunkamuraシアターコクーン
●2019/2月◎森ノ宮ピロティホール
http://www.bunkamura.co.jp/topics/cocoon/1518.html 






『大人のけんかが終わるまで』
kick shop nikkan engeki 

内博貴主演、大空ゆうひの共演で石丸さち子演出『まさに世界の終わり』を上演!

内さんアー写_s

ミュージカルをはじめ幅広く舞台で活躍する内博貴。2年ぶりの主演舞台『まさに世界の終わり』が9月から10月にかけて兵庫、名古屋、藤沢、東京で上演されることが決まった。
本作『まさに世界の終わり』は、1995年に38歳の若さで亡くなったフランスの劇作家・ジャン=リュック・ラガルスが、1990年にベルリンで執筆した戯曲。ジャン=リュック・ラガルスは、18歳よりブザンソン国立演劇学校(コンセルヴァトワール)で演劇を学び、逝去するまでの20年に満たない期間で25本の戯曲を執筆した。没後に大いに注目され、フランスの現代劇作家の中でも作品が多数上演され、評価されている。
 
物語の主人公は、34歳のルイ。長く帰郷していなかったが、不治の病を得て実家に戻ってくる。家族に病を打ち明けられずにいる中、家族が言い争いをしたり、互いを気遣ったりする情景が会話劇として描かれる。家族の愛や葛藤を確固たるメッセージとして提示するのではなく、家族との噛み合わない会話や遠回しな表現から、沈黙をも印象的に魅せ、その描写の1つ1つから《家族》とは何なのか、観客の心に語り掛ける。
 
2016年には同戯曲をもとに、グザヴィエ・ドラン監督が「たかが世界の終わり」というタイトルで映画化し、第69回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞、アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品に選ばれた。日本でも2017年に公開され話題作となった。
 
今回の公演は齋藤公一翻訳の戯曲を石丸さち子が上演台本化、演出も石丸が手がける。石丸は早稲田大学演劇専攻を卒業後、蜷川幸雄演出作品に俳優・演出助手として多数参加、現在では演出家・劇作家として多彩に活躍、作・作詞・演出のオリジナルミュージカルを手がけることも多く、注目を集めている。近年の主な作品は、『Color of Life』『ラストダンスーブエノスアイレスで。』『ボクが死んだ日はハレ』(作・演出)、また「マタ・ハリ』(訳詞・翻訳・演出)、『5DAYS  辺境のロミオとジュリエット』(脚本・作詞・演出)など。
 
不治の病に侵されたルイ役を務めるのは、内博貴。2010年より出演している堂本光一主演舞台『Endless SHOCK』への出演や、ブロードウェイ・ミュージカル『コメディ・トゥナイト!』など、音楽劇やミュージカル作品に多数出演、今作は『グレイト・ギャツビー』(2016)以来2年ぶりの主演舞台となる。共演には、元宝塚歌劇団トップスターで多彩な演劇、ミュージカル、コンサートなどで活躍する大空ゆうひ、抜群の演技力で多数の演劇で評価が高い那須佐代子と鍛治直人、そしてドラマや舞台で新鮮な魅力を発揮している島ゆいか、この5人で演じる舞台となる。

【コメント】
 
内博貴 
今回の作品は、会話劇という事で会話劇ならではの難しさもありますが、それぞれ個性の強い役柄を、素晴らしい共演者の方々ときっと良い化学反応を起こせると思うので楽しみながら演じられたらと思います。また、東京公演では、客席との距離が今まで経験のない近さなので、この距離感で僕のお芝居を観て頂けることも楽しみにしていただけたらと思います。

石丸さち子(上演台本・演出) 
フランスの現代劇作家ラガルスによる5人芝居の日本初演を演出するにあたり、同作のグザヴィエ・ドラン監督映画に拮抗するキャスティングを考えました。映画では高い評価を得ている美形俳優ギャスパー・ウリエルが演じた主役の作家役に、繊細でありながら骨太な存在感がある内博貴さんに挑戦していただきます。

〈公演情報〉
『まさに世界の終わり』
原作◇ジャン=リュック・ラガルス
翻訳◇齋藤公一
上演台本・演出◇石丸さち子
出演◇内 博貴 大空ゆうひ 島ゆいか 鍛治直人 那須佐代子
●10/13〜11/6◎東京 DDD 青山クロスシアター
〈料金〉7,800円(全席指定・税込) 
〈チケット発売日〉2018年7月15日(日) 
〈お問い合わせ〉チケットスペース  03-3234-9999
●9/22〜24◎兵庫 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
●10/13〜11/6◎東京 DDD 青山クロスシアター
〈料金〉7,000円(全席指定・税込)
〈チケット発売日〉2018年7月15日(日)
〈お問い合わせ〉兵庫県 兵庫県立芸術文化センター
●10/4◎名古屋 名古屋市芸術創造センター
〈料金〉8,800円(全席指定・税込) 
〈チケット発売日〉2018年7月14日(日)
〈お問い合わせ〉キョードー東海
●10//6◎藤沢 藤沢市民会館大ホール
〈料金〉 S席6,000円 A席4,500円(全席指定・税込)  
〈お問い合わせ〉公益財団法人藤沢市みらい創造財団  芸術文化事業課
〈公演HP〉https://stagegate.jp/stagegate/performance/2018/end_of_the_world/index.html



『大人のけんかが終わるまで』
kick shop nikkan engeki

堤真一・安蘭けい・段田安則らでイプセンの社会劇『民衆の敵』改修後のシアターコクーンで上演!

castPhoto8shot
堤真一、安蘭けい、谷原章介、大西礼芳
段田安則、外山誠二、大鷹明良、木場勝己
 
“近代演劇の父”とも称されるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの代表作の1つ『民衆の敵』。『ペール・ギュント』『人形の家』『ヘッダ・ガーブレル』など、日本でもなじみの多い代表作を持つイプセンだが、その中でも1882年に発表されたこの『民衆の敵』は社会問題を扱った唯一の作品で、当時の社会に一石を投じた。ノルウェーからアメリカへ渡った本作は、アーサー・ミラーによって翻案され、ブロードウェイでの上演も高く評価されており、1978年にはスティーブ・マックイーン製作・主演によって映画化、2005年にはノルウェーで設定を現代に置き換え映画化されるなど、根強い支持を得ている。
この『民衆の敵』が、7月からの改修工事後、初の、そしてBunkamuraシアターコクーン開館30周年記念公演の第1弾として上演される運びとなった。今公演ではアーサー・ミラー翻案の戯曲ではなく、新たに戯曲を翻訳して上演に臨む。劇場の新たなスタートとともに新生『民衆の敵』が誕生する。

演出を手掛けるのは、シアターコクーンには2016年の『るつぼ』以来2年ぶりの登場となるジョナサン・マンビィ。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)出身で古典から現代劇まで幅広く精通し、2009年には『The Dog in the Manger』にてヘレン・レイズ賞最優秀演出賞候補にノミネートされるなど、常に世界中で作品を発表し続けている。日本でも『るつぼ』での演出が各方面で絶賛され、その実力は折り紙つき。本作にも高い注目が寄せられている。
そしてジョナサンとの2度目のタッグで主演を務めるのは堤真一。「真実の告白」という正義を志すばかりに、次第に「民衆の敵」となってしまう、正義が暴走しやがては家族との幸せも危ぶまれていく孤高の男、トマス・ストックマンをどのように演じるのか。そんなトマスの味方となり支え続ける妻カトリーネに安蘭けい、新聞「民報」の編集者でご都合主義のホヴスタに谷原章介、トマスとカトリーネの娘で教師のペトラに大西礼芳、カトリーネの養父で、水質汚染の原因である製革工場の主モルテン・ヒールに外山誠二、住宅所有組合の会長で印刷屋のアスラクセンに大鷹明良、トマスの唯一の理解者ホルステル船長に木場勝己、そしてトマスの実兄で市長にして警察署長、温泉管理会会長も務める町の権力者ペテル・ストックマンに段田安則など、魅力あふれる実力派が集結した。

自分の正義を貫き真実を追求する男と、己の利益や野心に固執する人間との確執、駆け引き、裏切り……。現代社会にも通じるテーマを鮮烈に描いた問題作!


〈公演情報〉
Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2018
DISCOVER WORLD THEATRE Vol.4
『民衆の敵』
作◇ヘンリック・イプセン
翻訳◇広田敦郎
演出◇ジョナサン・マンビィ
出演◇堤真一、安蘭けい、谷原章介、大西礼芳、外山誠二、大鷹明良、木場勝己、段田安則 他
●11/29〜12/23◎Bunkamuraシアターコクーン
●12月下旬◎森ノ宮ピロティホール
〈お問い合わせ〉Bunkamura 03-3477-3244(10:00〜19:00)
http://www.bunkamura.co.jp/topics/cocoon/1510.html






『大人のけんかが終わるまで』
kick shop nikkan engeki 

近松門左衛門と竹本義太夫の世界を描く『うつろのまこと―近松浄瑠璃久遠道行―』間もなく開幕!

top_img0420

浄瑠璃・歌舞伎作家としてよく知られる近松門左衛門、そして浄瑠璃を上演する竹本座の竹本義太夫という、現在の人形浄瑠璃や歌舞伎の名作を生み出した2つの才能が、どのように出会い、互いに切磋琢磨して創作を行ったか──。
そんな名作誕生の物語を、彼らの代表作とともに紡ぎ出す舞台『うつろのまこと―近松浄瑠璃久遠道行―』が、6月3日から10日まで銀座 博品館劇場で上演される。

浄瑠璃作家の近松門左衛門のもとに、竹本座座頭である竹本義太夫の使者が、丁稚二人と共にやってきて、竹本座のために、近松に本を書いてほしいと頼む──。近松が義太夫のために初めて作った「出世景清」、世話物として確立させた「曽根崎心中」、そして心中物の代表作「心中天網島」、これらの傑作を世に送り出した背景とは…。
 
この3作をモチーフに、「出世景清」を巡る【出世之章】、「曽根崎心中」を巡る【名残之章】、「心中天網島」を巡る【生瓢之章】の三章が作られ、【出世之章】+【名残之章】、【出世之章】+【生瓢之章】という2つの組み合わせで交互に上演する。また6日と千秋楽の10日のみ、三章の通し上演をする。
 
作・演出には、歌舞伎作品や古典作品にも造詣が深く、2.5次元と呼ばれる作品作りにも定評のある西森英行。最近も、歌舞伎三大名作の一つ「義経千本桜」を、義経は実は女性だったという斬新な切り口でアレンジした『新版 義経千本桜』、近松の時代人形浄瑠璃の代表作である「国性爺合戦」を『新版 国性爺合戦』として新しい解釈とともに創り上げている。
音楽は、ミニマルミュージックから壮大なオーケストラまで、さまざまな舞台・映画・テーマパークの音楽までもこなす、かみむら周平が担当する。

出演者も実に多彩で、幅広いフィールドから人気と実力を備えたメンバーが集まった。
舞台『心霊探偵八雲』シリーズで続けて主演を務め、舞台・映像と幅広く活動する久保田秀敏。
ドラマ『ごくせん』『仮面ライダーディケイド』に出演、『ドリフェス!R』などで声優活動も精力的な戸谷公人。
舞台『黒子のバスケ』やミュージカル『5DAYS』に出演、劇団Patchのメンバーでもある松井勇歩。
元宝塚雪組の娘役で、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』『戯伝写楽2018』などで活躍している大月さゆ。
劇団「黒色綺譚カナリア派」に所属、2011年利賀演劇人コンクールで優秀演劇人賞を受賞した 牛水里美。
元SDN48のメンバーで、現在は舞台女優としてだけでなく「梅まみ」としてライブ活動も行う 加藤雅美。
劇団四季を経てミュージカル『HEADS UP!』『SHOW BY ROCK!!』『レ・ミゼラブル』など多方面で活躍中の今 拓哉。
演劇集団キャラメルボックスに所属、舞台だけでなくTVドラマにも出演する小多田直樹。
舞台『Fate/Grand Order THE STAGE』『ONLY SILVER FISH』など話題作に多数出演する山口大地。
映画『メサイア外伝-極夜 Polar night-』では主演を務め、数多くの舞台でも活躍する中村龍介。
舞台『斬劇 戦国BASARA』で黒田官兵衛を演じ、『フェイス』に続いて西森と再びタッグを組む伊藤裕一。

【キャストの出演章】
久保田秀敏…【生瓢之章】
戸谷公人 …【名残之章】
松井勇歩 …【名残之章】
大月さゆ …【出世之章】・【生瓢之章】
牛水里美 …【出世之章】・【名残之章】
加藤雅美 …【生瓢之章】
今 拓哉    …【出世之章】・【名残之章】・【生瓢之章】
小多田直樹…【出世之章】・【名残之章】・【生瓢之章】
山口大地 …【出世之章】・【生瓢之章】
中村龍介 …【出世之章】・【生瓢之章】
伊藤裕一 …【出世之章】・【名残之章】・【生瓢之章】

【公演スケジュール】
A:【出世之章】と【名残之章】
B:【出世之章】と【生瓢之章】
C:【出世之章】と【名残之章】と【生瓢之章】

6/3(日)13時 A・18時 A
6/4(月)19時 B
6/5(火)14時 B・19時 A
6/6(水)19時 C
6/7(木)14時 A・19時 B
6/8(金)19時 A
6/9(土)13時 B・18時 B
6/10(日)13時 C

〈公演情報〉
top
 
『うつろのまこと―近松浄瑠璃久遠道行―』
作・演出◇西森英行
出演◇久保田秀敏 戸谷公人 松井勇歩/大月さゆ 牛水里美 加藤雅美/今 拓哉/
小多田直樹 山口大地/中村龍介/伊藤裕一/藤田宏樹 栗原沙也加 竹井未来 望谷本充弘 
〈料金〉A・B 7,300円 C 8,800円円(全席指定・税込)
〈公式Twitter〉@utsuronomakoto
〈お問い合わせ〉博品館劇場  TICKET PARK 03-3571-1003
〈公演HP〉http://utsuro-makoto.com



ミュージカル『ゴースト』浦井健治 咲妃みゆ  秋元才加
kick shop nikkan engeki 
記事検索
演劇キックラインナップ

演劇キック

観劇予報

宝塚ジャーナル

演劇人の活力源

日刊えんぶ

えんぶ情報館

えんぶショップ

えんぶミロクル

えんぶfacebook

広告について