えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

ミュージカルセーラームーンシリーズ最終章!お得なチケット販売中。

レビュー

森光子の名作舞台に高畑淳子が新たな生命を吹き込んだ『雪まろげ』

s_21B_0474

『放浪記』『おもろい女』とともに、故・森光子の3大代表作として知られる舞台『雪まろげ』。その名作が高畑淳子の主演で9年ぶりに再演、シアタークリエで上演中である。(19日まで。そののち12月まで全国ツアーあり)

s_21A_0272

タイトルになっている「雪まろげ」とは、小さな雪の塊を積雪の上で転がしてだんだんと大きな塊にしていく遊びのことで、本作の主人公、温泉芸者の夢子がついた小さなウソが雪まろげのように次々とウソを呼び、やがて温泉街を揺るがす大きなウソになってしまうという笑いと涙にあふれた人情喜劇だ。 
初演は1980年、森光子が作家の小野田勇に「嘘つき女を演じてみたい」という希望を語ったことで生まれた作品で、07年まで471回にわたり上演され、森光子の代表作の1つとなった。今回の脚本・演出は、高畑と『ええから加減』でタッグを組み、藤山直美主演『おもろい女』の潤色・演出も手掛けたONEOR8の田村孝裕が担当している。

s_21A_0616

夢子がなぜ「嘘つき女」になったのか、その出自や環境と関わる話は中国の大物政治家との関わりなどで明らかになっていくのだが、ただみんなに愛されたい、その場を楽しくしたいという気持ちで嘘をついてしまう夢子の心の寂しさが見えてくると、思わず胸を衝かれる。そんな夢子役を高畑淳子は体当たりで可愛く演じている。雪の中で踊る「津軽海峡冬景色」の舞姿でのオープニングから鮮やかで、森光子とはキャラクターがまったく違う高畑・夢子だが、役柄へのアプローチや物語を引っ張っていく演技力などはみごとで、名作舞台を確かに継承し、また新たな生命を吹き込んでいる。

s_22B_0052

共演者も多彩な実力派ばかりで、土地のNO.1芸者でお金が大好物、通称コガネ虫の銀子に扮した榊原郁恵は、登場から目を惹く華やかさがあると同時に、かつては酒蔵のお嬢様だったという過去へのこだわりや、弟への想いなどが見えてくると、その嫌われる生き方にも思わず納得の拍手を送りたくなる。

s_21A_0651

流れ者の踊り子で、ヤクザに追われていたところを夢子たちに救われて、この土地に居着いたアンナには湖月わたる。行動派なだけに波風を立てたりするのだが、実は優しい心根の持ち主で、夢子を慕って自分の恋心を諦めるなどいじらしいところもあるキャラクター。湖月はスタイルを生かしたダンサー姿から、次第に着物姿も身についた一人前の芸者になっていくアンナの変化をきっちりと演じてみせる。
そんなアンナに想いを寄せられながら、自分の詩をほめてくれた夢子と恋仲になる報道記者の大吾に的場浩司、この土地出身でいったんは東京本社で働いていたものの真面目すぎて出世が遅れている誠実な男性像を朴訥に演じている。

s_22B_0462

そのほかにも。小料理屋を営むしっかりものの姉さん芸者で、実の子を妹と偽っているお千賀に柴田理恵、口は悪いが気立てがよくおせっかいなくらい人情家で銀子とすぐにぶつかる駒子に青木さやか、元ボクサーで食い気と飲み気は盛んだけれど芸の精進には今ひとつ身が入らない芸者のぽん太に山崎静代など、いずれも個性豊かな面々で、そんな女優たちが芸者姿でお座敷の遊びや踊りを見せるだけで舞台が楽しく盛り上がる。

s_22B_0282
 
物語の後半は、夢子の大きなウソのために大騒ぎになっていくのだが、その顛末の中に当時の日本と国際関係なども浮かび上がる社会性や、登場人物たちそれぞれの一生懸命な人生が、観る者の感慨と共感を呼んで、さすが長く愛されてきた名作と頷ける舞台となっている。

s_22A_0493


〈公演情報〉
yukimaroge_omote
『雪まろげ』
作◇小野田勇 
脚本・演出◇田村孝裕
出演◇高畑淳子、榊原郁恵、湖月わたる、柴田理恵、青木さやか、山崎静代/的場浩司 ほか
●9/28〜10/19◎シアタークリエ
〈料金〉11,800円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉東宝テレザーブ  03-3201-7777(9:30〜17:30)
●10/21◎クロスランドおやべ(富山)  クロスランドおやべ  076-668-0932
●10/23◎1富山県民会館(富山)  北日本新聞社事業部 076-445-3355
●10/25〜26◎北國新聞赤羽ホール(石川) 北國新聞赤羽ホール 076-260-3555
●10/29〜30◎兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(兵庫) 芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255
●11/2◎まつもと市民芸術館 主ホール(長野)  SAC 055-228-3589
●11/5◎山形市民会館 大ホール(山形) 山形市民会館 023-642-3121
●11/7◎桐生市市民文化会館 シルクホール(群馬)  桐生市市民文化会館 0277-22-9999
●11/12◎新潟県民会館 大ホール(新潟) NSTイベントインフォメーション 025-249-8878
●11/16◎コラニー文化ホール(山梨) SAC  055-228-3589
●11/19〜20◎山口県立劇場 ルネッサながと(山口) 山口県立劇場 ルネッサながと 0837-26-6001
●11/23◎はつかいち文化ホール さくらぴあ(広島)  テレビ新広島 事業部 082-256-2213
●11/26◎レクザムホール(香川) 県民ホールサービスセンター 087-823-5023
●11/30◎岸和田市立浪切ホール 大ホール(大阪)  岸和田市立浪切ホール 072-439-4915
●12/3〜4◎刈谷市総合文化センター 大ホール(愛知)  メ〜テレイベント事業部 052-331-9966 
〈公演HP〉http://www.tohostage.com/yukimaroge/




【文/榊原和子 写真提供/東宝】


kick 

shop 

nikkan 

engeki    

笑いと涙で純愛を描く名作舞台『歌姫』上演中!

s_5KH_9092 

宅間孝行の代表作の1つとしてドラマ化もされた人気作『歌姫』が、“タクフェス”第4弾として、9月の大阪公演を皮切りにスタート、ただいま東京で上演中だ。(16日まで。このあと福岡、仙台、新潟公演あり)
 
東京セレソンデラックスの代表作の1つでもある『歌姫』は、2004年に初演。07年には1カ月間の長期公演にパワーアップして待望の再演を果たした。さらに同年、TBS系列にて長瀬智也・相武紗季主演でドラマ化をされ、大きな話題を呼んだ。また 14年3月には、松本利夫(MATSU)を主演に劇団EXILE版『歌姫』が上演された。そして今回、タクフェス名義では初の『歌姫』上演となっている。 

s_5KH_9326

【物語】 
土佐の漁場町にひっそりと佇む映画館「オリオン座」。時代の流れには逆らえず、ついに迎えた閉館の日、小泉ひばりが東京から息子を連れて訪れる。そこで最後に上演されたのは、1960年代に作られた「歌姫」という作品であった。それは戦後のドサクサで記憶喪失になった男と彼を愛する女性の純愛物語。この映画を最後に上演する事が、先月亡くなったこの映画館の持ち主、松中鈴の遺言であったという。この作品には一体どんな意味があるのか…そしてひばりがこの映画を観に来た理由は…。

s_舞台_歌姫6

昭和30年代の高知・土佐清水、そこにある古い映画館オリオン座を背景に、戦後のドサクサで記憶喪失になった男と彼を愛する女性の純愛が笑いと涙、満載の中で描かれる舞台で、今回は主役の宅間以外は、ほとんどが初役で、新鮮かつ豪華な顔ぶれとなっている。

s_5KH_9313

記憶を亡くしてオリオン座の夫婦に助けられ、今は映写技師をしていて、「土佐清水一の暴れん坊」と言われるほど喧嘩に強い主人公の四万十太郎には、初演以来この役を演じてきた宅間孝行。太郎といつも喧嘩しながらも惹かれ合っているヒロイン、オリオン座の次女・鈴には今回が舞台初挑戦となるAKB48の入山杏奈が扮している。

s_舞台_歌姫2

また町のチンピラで鈴に片想いするクロワッサンの松に阿部力、漁師頭で太郎のライバルのゲルマンに北代高士といった暴れん坊たち。
お遍路の途中でこの町に逗留することになる神宮寺くんに黒羽麻璃央、近所でバーを営むメリーに樹里咲穂、その恋人のロシアに滝川栄治、オリオン座のそばで旅館を営む安田カナの鯖子などがオリオン座に入り浸る。

s_5KH_9112

家族の日常を描き出すのは、鈴の姉で東京に嫁いでいる小日向泉に原史奈、夫の小日向晋吉に越村友一、オリオン座のオーナーで鈴の両親、岸田浜子と勝男にはかとうかず子と斉木しげるといった面々でそれぞれ芸達者な顔ぶれだ。
また、わけあって東京から太郎を訪ねてくる及川美和子に酒井美紀、美和子の父の相良金蔵に藤木孝が扮して物語の核を担っている。

s_5KH_9556

昭和30年代の荒っぽい漁師町で繰り広げられる人間模様、それぞれの恋、想い。背景には戦争の影もさして、変わりゆく時代の中で、束の間の光のように輝くオリオン座の日々。人と人の出会いと別れを愛おしく切なく描いて、まさに名作中の名作ラブストーリーである。

s_5KH_9573

〈公演情報〉
92_93_PR
 
タクフェス第4弾『歌姫』
作・演出◇宅間孝行
出演◇宅間孝行 入山杏奈 阿部力 黒羽麻璃央 酒井美紀 樹里咲穂
原史奈 滝川英治 越村友一 北代高士 安田カナ かとうかず子 
斉木しげる 藤木孝 ほか
●10/5〜16◎サンシャイン劇場
●10/22〜23◎キャナルシティ劇場
●10/29◎仙台・電力ホール
●11/3◎りゅーとぴあ・劇場
〈お問い合わせ〉
東京/エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ 03-5545-9703(24時間自動音声)
http://takufes.jp/utahime/



【文/榊原和子 写真提供/エイベックス・ライヴ・クリエイティブ】


kick 

shop 

nikkan 

engeki   

揺るぎない定番の香気 宝塚宙組『エリザベート〜愛と死の輪舞〜』

_L3A8229330

日本初演から20周年となる大きな節目の年を記念して、朝夏まなと、実咲凜音を中心とする宙組が不朽の名作に挑む、宝塚宙組公演三井住友VISAミュージカル『エリザベート〜愛と死の輪舞〜』が東京宝塚劇場で上演中だ(10月16日まで)。

1996年に宝塚雪組によって初演されたこのウィーンミュージカルは、宝塚歌劇に歌だけで綴るミュージカルの可能性を拓いたとの大きな喝采を集め、9回目の上演となるこの宙組公演宝塚大劇場初日に、上演回数900回、東京公演中に1000回を記録する、宝塚歌劇の大人気演目として成長を遂げてきた。タイトルロールのオーストリー=ハンガリー帝国の皇妃エリザベートを愛する、黄泉の帝王トート=「死」を主人公に据えた、宝塚バージョンならではの幻想性は、同じく小池修一郎が演出を担う、東宝バージョンが大きな演出変更を加えつつ進んでいるのに対して、基本路線をほぼ踏襲してここまで歩んできた。そこには、何よりもこの形こそが宝塚に相応しいという、確固たる信念と同時に、日本を代表する人気ミュージカルの1つとして作品が定着する、その本邦初演を担ったのは宝塚バージョンであるという誇りも感じられ、揺るぎない定番の香気を放ち続けている。

特に、今回の宙組公演には、長く作品の演出助手を務めてきた小柳奈穂子が、小池と共に共同演出として名を連ねたこともあってか、これぞ正統であるという原典への矜持を持って臨んだ初演の雪組バージョンと、そこから宝塚ならではの膨らみを加味した再演の星組バージョン、2つの初期上演の形態への、真摯なオマージュが感じられる。端的に言って、きっちりと正統派であり、尚ヒヤリとした空気感と、静かなる昏さが全体を貫いていて、そこに登場した9代目トートである朝夏まなと以下、現宙組のスターたちの演じぶりに集中できる仕上がりとなっていた。

_MG_7264134

そのトップスター朝夏のトートは、基本的に銀色をベースにしていたトートの髪色を黒に変更。複雑な色味が混ざってはいるものの、やはりこの「黒いトート」というビジュアルにまず異色さと、ロックな香りがただよっている。それに呼応するかのように、朝夏トートには「死」の持つ絶対的な優位性が際立っていて、むしろ生ある者を見下しているとも感じられるのが面白かった。これぞ「黄泉の帝王」というある種の尊大な雰囲気があるが故に、そのトートが1人の少女、エリザベートを愛してしまった戸惑いが良く伝わってくる。元々が太陽のような明るさを持った、陽性の魅力にあふれている人だが、その持ち味を反転させ、蒼い血が流れるトートの幻想性という以上に、、むしろこの世の者ならぬ覇者としての大きさを表現したのは、朝夏ならではのトート像として興味深かった。指先にまで神経の行き届いた演技、また踊れる人ならではの重力を感じさせない動きも秀逸だった。

対するエリザベートの実咲は、自身念願だったという役どころに体当たりで挑んでいる。タイトルロールであり、宝塚の娘役としてこれ以上はないほどの大役だが、持ち前の歌唱力をフルに発揮して、難曲の数々を歌いこなしているのが見事。特に後半のエリザベートの苦悩と孤独の表現に秀でていて、死に魅入られると言うよりは、死とさえも格闘し必死で闘い抜いてきた人の哀愁が漂った。次公演での退団が発表されているが、最後まで力の限り走り抜けてくれるだろう。成果を見守りたい。

_L3A7447054

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世には真風涼帆。20代から70代までを演じるという、宝塚の二枚目スターには難しい役柄だが、劇中のその時の流れを最も表す人物として、場面場面の表現に工夫がある。歌唱力も長足の進歩を遂げていて、エリザベートに一目で恋をする若き皇帝の「嵐も怖くはない」から、老境に至って尚変わらぬ愛を訴える「夜のボート」まで、場に相応しい低音を響かせた。本来の持ち味としては、ルイジ・ルキーニが柄ではないかと思っていたが、馥郁たる二枚目をゆったりと演じて、新境地を拓いている。

そのルイジ・ルキーニは愛月ひかる。物語の語り部でもあり、全体を俯瞰し、時に作中にも自在に関わる、難役であると同時に、もう1人の主役とも言える大役に、果敢に挑んでいる。まず何よりも姿の良さが抜群で、カフェの店主に扮しての、白いカフェエプロンのあしらいなどは、よくぞというほど決まっていて、目に楽しい。本来の持ち声が高いこともあって、男声音域に突入しているほど低音のルキーニのナンバーは挑戦だっただろうし、滑舌にも工夫の余地があるが、この大役の経験は、愛月にとって今後の大いなる糧となることだろう。
 
_L3A7344010

皇太子ルドルフにはトリプルキャストが組まれて、東京公演初日は澄輝さやとが登場。繊細で、ナイーブ過ぎるが為に、どこか病んだ雰囲気が初めから醸し出されていて、トートにつけ入られる、死に魅入られることが当然と思わせる、これは適役だった。また、二番手として登場した蒼羽りくは、皇位継承、すなわち将来の皇帝としての夢や、もっと言えば野心も潜む燃え滾るような皇太子像を披露。その想いの強さをトートにすくわれるのが、これもまたよく理解できる面白いルドルフだった。もう1人、高貴なる二枚目の青年皇太子として大劇場で大きな評判を取った桜木みなとが控えていて、これは三者三様の、妙味に満ちた役替わりとなっている。ルドルフを演じていない時に演じる、革命家も役替わりで、それぞれに個性が際立っていた。

_L3A8125277

他に目立ったのは、マダム・ヴォルフを演じた伶美うらら。ちょっと予想しなかったサプライズな配役だったが、歌声に迫力があり、何よりも輝かしい美貌を惜しげなく披露。取り揃えている店の女の子たち以上に、本人に現役感がありスペシャルというのは、ドラマとしてはやや問題のあるところかも知れないが、この女性も王族クラスにだけ対応してきた、元高級娼婦なのだろうな、と言った、マダム・ヴォルフ自身のドラマにも思いが馳せられるほどのインパクトだった。また、少年ルドルフに扮した星風まどかの愛らしさが抜群。作品のポイントとして大きな成果をあげていた。ポイントという意味では、ヴィンデッシュ嬢の星吹彩翔の熱演も目立ったし、風馬翔、和希そら、留依蒔世など、歌手が軒並み入っていて、当初もったいないように感じていた黒天使の存在感はやはり抜群。瑠風輝のエーヤンの歌手などをはじめ、歌い手が黒天使に回っても尚、コーラスの宙組の力が健在なことも嬉しかった。最後はもちろん、宝塚バージョンならではの心躍るフィナーレナンバーが控え、何度観てもこのフィナーレは巧みにまとまっている。朝夏&実咲によるデュエットダンスは、麻路さき&白城あやかコンビによるそれの、懐かしい復刻バージョンだったが、朝夏が銀橋での華麗なジャンプを見事に決めて、この2人にも相応しいものとなっていたのが何よりだった。

_L3A8257340

初日を控えた9月9日、通し舞台稽古が行われ、朝夏まなとと実咲凜音が囲み取材に応えて公演への抱負を語った。

_L3A8249337

まず朝夏が「皆様、本日はお忙しい中、お越しいただきましてありがとうございます。 千秋楽まで精一杯務めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します」。また実咲が「皆様、本日はお忙しい中、本当にありがとうございます。 真摯に向き合い千秋楽まで務めたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します」とそれぞれ挨拶。続いて、記者の質問に答えた。

_L3A8251338

その中で、『エリザベート』20周年に当たり、これまで演じてきた多くの人たちとは違う、自分ならではのオリジナリティをどう出してきたか?を問われた朝夏は、黄泉の帝王である死神が愛に出会った二面性を大切にしたいと語り、実咲もまた、エリザベートの共感できる部分とエゴイストな部分を、共に出していきたいと答え、共に役柄に対して、単純な解釈ではない複雑さを加味することで、魅力を打ち立てようとしていることが伝わってきた。

_L3A8284345

また宙組の『エリザベート』ならではの魅力として、朝夏が初心に還って譜面に真摯に向き合ったことを挙げると、実咲は「コーラスの宙組」の力を挙げ、やはり同じ目線で作品に対峙している、2人の想いが感じられる時間となっていた。

_L3A8293349

尚、囲み取材の詳細は11月9日発売の「えんぶ」12月号にも掲載致します。どうぞお楽しみに!


〈公演情報〉
宝塚宙組公演
三井住友VISAカードミュージカル『エリザベート〜愛と死の輪舞〜』
脚本・歌詞◇ミヒャエル・クンツェ
音楽◇シルヴェスター・リーヴァイ
オリジナル・プロダクション◇ウィーン劇場協会
潤色・演出◇小池修一郎
演出◇小柳奈穂子
出演◇朝夏まなと、実咲凜音 ほか宙組
●9/9〜10/16◎東京宝塚劇場
〈料金〉SS席 12,000円、S席 8,800円、A席 5,500円、B席 3,500円(税込)
〈お問い合わせ〉東京宝塚劇場 03-5251-2001(劇場・月曜休み)



【取材・文/橘涼香 撮影/岩村美佳】
 



kick 

shop 

nikkan 

engeki 

原作マンガと演劇への愛とリスペクトが詰まった舞台!『ガラスの仮面』

photo031  
美内すずえ原作の不朽の大長編マンガ『ガラスの仮面』が、大阪・松竹座公演を経て、9月16日から新橋演舞場で上演中だ。(9/26まで)
初演を踏まえたうえで新たな場面も加えられた再演で、物語の主軸を含めてよりドラマ性を増した『ガラスの仮面』となっている。脚本・演出のG2が初演を整理し直して、登場人物たち個々のドラマに踏み込んで、今回の物語を立ち上げようとしたことが伝わる内容で、それによって人間ドラマとしても深みを出すことに成功している。

 photo003
オープニングは一路真輝の月影千草が登場して、ビジュアルと佇まいによって一気に『ガラスの仮面』の世界に引き込む。そして貫地谷しほりの北島マヤ、マイコ演じる姫川亜弓、桜小路優の浜中文一、速水真澄の小西遼生と、劇中の主要キャストが次々に浮かび上がる。
さらにこの作品の大きなキーワードとなっている「紅天女」を演じる月影千草を見せることで、物語の大枠を見せていく見事な導入だ。

photo001
 
次の場面はアカデミー芸術大賞を亜弓が『ジュリエット』の演技で獲得、月影が亜弓を「紅天女」の後継者に指名する。だがマヤも2年以内に同等の大きな演劇賞を受賞すれば候補者になれるとチャンスを残す。
そこから物語は、今回の大きな見せ場になっている「ふたりの王女」の上演にまつわる話へと進んでいく。出演者の降板で代役のオーディションに参加するマヤ、有名な7通りのエチュードなどのエピソードが出てきて、マヤの天才ぶりを発揮する。
速水真澄はそんなマヤに惹かれているのだが、会うと憎まれ口を叩き合う2人だ。

photo006

「ふたりの王女」ではアルディスにマヤが、オリゲルドには亜弓が選ばれる。紫のバラの人の招待で、出かけた場所にはなぜか真澄が。そこで過去にオペラでアルディスを演じた北白川と出会い、ヒントを掴むマヤ。

photo008

そんなある日、2人は特別稽古として月影に連れ出され、マイナス22℃の冷凍庫に入れられる。寒さと暖かさをその身体で実感、それぞれ表現へと生かしていく2人。

photo010

一方、速水真澄は父の英介との確執で復讐に燃えている。また「紅天女」の上演にはそれを阻もうとする動きが…。ついにはスポンサーが降りたという知らせが届き、月影千草はそのショックで心臓発作で倒れてしまう。
 
photo009

危篤の月影のもとに集まるマヤたち。その頃、月影は混濁した意識の中で師の一蓮との過去へ遡っていた。
「紅天女」の成功で一蓮の劇団は成功をおさめる。だが真澄の父、速水英介によって一蓮は自殺に追い込まれてしまう。後を追おうとする千草、だが一蓮は「紅天女」の継承を月影に託して消えていく。

photo015

病のあと行方のわからなくなった月影を探して、速水の会社にまで押しかけるマヤは、真澄の見合い相手に出会ってしまう。

photo019

月影千草不在のまま、いよいよ開幕する「ふたりの王女」。だが初日は嵐に…観客は誰も来ない。駆けつけてきたたった1人の観客、 速水真澄のために舞台は幕を開ける。

photo024

「ふたりの王女」の公演は大成功! その演技が認められて、アカデミー芸術大賞で最優秀演技賞を受賞するマヤ、そこに紫のバラが届けられる。

photo025

紫のバラの人はもしかしたら…と速水真澄を訪ねるマヤ。だが彼は婚約パーティーの席にいた。
傷心のマヤは、亜弓とともに「紅天女」の故郷、梅の谷で待つ月影千草のもとへ。そこで月影千草は「紅天女」の継承について2人に自分の想いを明かす。そして紅天女の面を取り出し…。

photo027

今回のドラマの中で、初演より輪郭をくっきりと顕したのは、北島マヤと速水真澄の愛、そしてそれを阻むものの存在だ。真澄自身の内部にある葛藤、そして婚約者という大きな壁。それを前にたたずむマヤに月影千草の言葉が響く。
結ばれない愛を生きる……今もなお、一蓮への想いを抱き続ける月影千草は、おそらくは、速水真澄への想いを抱えたまま女優として生きていくことになるマヤであり、それが女優・北島マヤに与えられた新たな戦いなのだ。 
 
photo021   

初演のメンバーがほとんどそのままという座組の良さもあって、役者陣はそれぞれのびのびと熱演を見せてくれている。再び北島マヤ役を演じた貫地谷しほりはそのまま自在な天才女優で、マヤの永遠のライバル亜弓のマイコの気品と強さ、この2人が演じる劇中劇「ふたりの王女」は息詰まるほどドラマチック。そして大女優のオーラと女の情念をほとばしらせた月影千草の一路真輝は、圧倒的な存在感で物語を牽引する。

photo032

青年らしい恋心と嫉妬に揺れる浜中文一の桜小路優、マヤに惹かれながらも父との確執ゆえに事業の鬼となる速水真澄を繊細さと男らしい魅力で見せた小西遼生、秘書として有能でありながら温かみのある水城冴子の東風万智子、そのほかにもお嬢様らしい婚約者役の中山由香、芸術家肌の一蓮・小林大介、「紅天女」への執着に燃える速水英介のたかお鷹、さらに西ノ園達大や松永玲子をはじめ、何役も演じて脇を固めている出演者たちの安定感が素晴らしい。

photo022

舞台装置も一新、抽象空間の帆のような美術と階段を生かしたセットを盆で回すことで、テンポ良く物語が進んでいく。そういった仕掛けも含めて、演劇の創作現場の面白さをより浮かび上がらせる舞台に仕上げてみせた演出のG2。今回の『ガラスの仮面』は、そんなスタッフ、キャストたちのクオリティ高い再現度だけでなく、「演劇へのリスペクト」が全編に溢れていて、それはそのまま、超ベストセラーである原作が持つ「演劇への愛」へのリスペクトでもあるのだ。
 

〈公演情報〉
160428_garasu_l

舞台『ガラスの仮面』 〜惹かれあう魂〜
原作◇美内すずえ
脚本・演出◇G2
出演◇貫地谷しほり/マイコ/浜中文一/小西遼生/東風万智子/一路真輝 他
●9/1〜11◎大阪松竹座
〈料金〉1等席¥10,800 2等席¥6,500(全席指定・税込)
●9/16〜26◎新橋演舞場
〈料金〉桟敷席¥11,800 1等席¥10,800 2等席¥8,000 3階A席¥6,000 3階B席¥3,000(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉チケットホン松竹 0570-000-489(ナビダイヤル) または【大阪】06-6530-0333【東京】03-6745-0888(10:00〜18:00)
http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/schedule/2016/9/9_1.php 



【文/榊原和子 撮影/小峯華衣子】



kick 

shop 

nikkan 

engeki 

佐藤アツヒロ主演で近松名作をアクション満載で描く『新版 国性爺合戦』開幕!

IMG_0486

佐藤アツヒロを主演に迎え、近松門左衛門の代表作『国性爺合戦』を豪快なアレンジで展開する『新版 国性爺合戦』が、9月14日、東京からスタートした。このあと9月24日〜25日に愛知・東海市芸術劇場、9月30日に福岡・福岡市民会館、10月14日〜16日に大阪・シアター・ドラマシティでも上演するという長期公演だ。

今回の公演は、30-DELUX Dynamic Arrangement Theaterと銘打たれていて、歴史的背景の中で人間の心情を描き出すもので、昨年の『新版 義経千本桜』に続いて、古典をもとに西森英行が紡いだ美しいセリフと、伊勢直弘のスピード感あふれる演出という強力なタッグ、そして30-DELUXならではのスピード感溢れるアクションで再構築して展開する一大エンターテインメントだ。

IMG_0542

【物語】
17世紀日本。中国から海を渡りやってきた老一官(陰山泰)は、日本人の渚(緒月遠麻)を妻とし、一人の子をもうけた。その名は、和藤内(佐藤アツヒロ)。「俺はいつかデカいことをする」という野望を抱きながらも、恋女房の小むつ(名塚佳織・加藤雅美/Wキャスト)と共に、平和な日々を過ごしていた。和藤内は、幼い頃から、自分にしか聞こえない声を聞いていた。「お前は、世に比類なき天下人になるのだ…」

IMG_0548

ある日、老一官は、唐土より流れ着いた明の皇女・栴壇皇女(川口莉奈)から、祖国・明の危機を告げられる。裏切りの将軍・李蹈天(清水順二)により韃靼国の侵攻を受け、皇帝は殺され、皇子は呉三桂(田中精)によってかくまわれたものの、明は滅亡の危機に瀕しているという。
和藤内は、明朝復興の為に、父母と共に海を渡る。そして、かつての明の将軍・甘輝(馬場良馬)に助けを乞うべく、甘輝の妻・錦祥女(大湖せしる)に会うため、獅子ヶ城へ向かう。その全てを、一匹の虎(森 大)が見つめていた。

IMG_0573

果たして和藤内は、父が渇望する明朝復興を成し遂げられるのか? 海越えた地に、祖国の旗を再び掲げるための戦いが、今、幕を上げる…。

IMG_0533

父が渇望する明朝復興を成し遂げるべく闘う主人公和藤内(鄭成功)には、30-DELUXの主演は3年ぶりとなる佐藤アツヒロ。明朝復興という旗印に翻弄される壮大な人間ドラマのなかで大きく葛藤する主人公を熱演。共演には、舞台に映像にと幅広く活躍する陰山泰、宝塚歌劇団出身の緒月遠麻・大湖せしる、30-DELUXには3回目の出演となる馬場良馬など豪華ゲスト陣。そして、30-DELUX結成14年目を迎え、役者としても円熟期に入りつつある主宰の清水順二、宝塚歌劇『るろうに剣心』での殺陣指導が好評だった森 大、ドラゴンクエストライブスペクタクルツアーでもメインキャストを務めた田中精など、劇団の主力から若手までが熱い舞台を繰り広げている。

IMG_0532
IMG_0557
IMG_0566
IMG_0585
IMG_0611
IMG_0621

【囲みインタビュー】

IMG_0489

東京公演の初日、9月14日の昼にプレス用公開稽古および囲み取材が行われた。
 
──まずは今の意気込みを。
佐藤 今回の作品はエンターテインメントで流れるような作品に出来上がってます。最後はとてもすごいものを観たという気持ちで、劇場をあとにしていただけると思います。
陰山 スペクタクルなシーン満載です。ポスターに「負けてなお誉れある旗を掲げてやればいい」という言葉がありますが、まさにこの言葉通りにそれぞれの旗をあげてやっていると思います。感動的なお芝居です。

 IMG_0493

緒月 やりたかったお母さん役ができて、今とても嬉しく思っているのですが、和藤内の母として一官さんの妻として精一杯生きたいと思います。
馬場 今回、甘輝という高貴な役ですが、僕の高貴さとダンディさを(笑)全力で振り絞ってがんばりたいと思います。二刀流で戦いますのでそこもぜひ観ていただきたいです。
清水 30-DELUXの代表の清水です。去年ロンドン公演を行って、オリジナルの和物ミュージカルで殺陣の入ったものを上演したのですが、殺陣とか和物ということにとても大絶賛をいただきまして、マスコミ5社から五つ星をいただきました。ですから和物にもっと誠実に向き合っていきたいなと思い、昨年の『新版 義経千本桜』に続いて、今回も歌舞伎原作ものの『国性爺合戦』をやらせていただくことにしました。近松門左衛門の傑作で、なかなか上演されていないということで、あえてこういう大作に挑戦して、人形浄瑠璃とか歌舞伎をあまり観たことがない人にも、興味をもってもらえるような内容で、わかりやすいスペクタクル作品にしてあります。

IMG_0492
 
──いよいよ初日を迎えますが、見どころは?
佐藤 芝居の流れでいろいろな演劇の手法が出てきて、1つではない面白さがあるので、観ていて楽しいと思います。
──衣裳はそんな感じですか?
佐藤 僕の場合は成長していくので、そのたびに衣裳が変わります。これは十代です。18とか19です。若い時代もありますが、気持ちは十代なので大丈夫です(笑)。
──そこからいくつまで?
佐藤 30前後まで成長していきます。
──アクションも多いそうですが?
佐藤 そこが30-DELUXの売りでもあるので。
──今回アツヒロさんにこの役をと思ったのは?
清水 江戸時代に初演されたとき、この主役が日本人と中国人の混血ということで大評判となったそうです。アツヒロくんは普段も熱くて、僕はこの役はアツヒロくんにしか見えなかった。これはアッくんしかいないと。熱くて真っ直ぐで純粋で、それが成長して色々な葛藤をして、最後に気づいて家族を大事にするという話なのですが、そこがぴったりだと思います。

IMG_0495
 
──稽古に入ってみていかがでした?
清水 カンパニーを全部引っ張っていってくれて、うちに若いメンバーにも気を遣ってくださったり、客演の方々へのケアも素晴らしい。アツヒロさんがいれば主宰の僕はいらないというくらい、ぐんぐん引っ張ってくれています。さらに舞台でも進化していくのを観ていただければ。
──それを聞いてアツヒロさんは?
佐藤 僕の中でも演劇をはじめて16年目なので、そのへんもがんばりたいです。
──久しぶりに動き回る舞台ですが?
佐藤 基本的には大丈夫なんですが、舞台セットが段段になってますので、足にきますね(笑)。
──ダンスも殺陣もあるそうですが?
佐藤 僕はダンスはないんですが他のメンバーが踊ります。歌う方もいます。
──体力維持は?ローラースケートとか?
佐藤 やってます。体力維持にはなります(笑)。劇中にはないんですが(笑)。
清水 今回は残念ながら入れてないんです。それ以上にアツヒロさんの素晴らしい見せ場が沢山ありますので。殺陣は全部で1000手以上あるのですが、とくにアツヒロさんの殺陣に注目してください。

IMG_0524

──緒月さんはアツヒロさんのお母さん役なんですね?
緒月 はい。アツヒロさんのお母さん役をさせていただけるという、本当に「光GENJI」世代としては、今、信じられない状況なのですが。
佐藤 やめてください(笑)。
緒月 ローラースケートも履いてましたし。小学校あげて履いてました(笑)。
──ちなみにどなたのファンでした?
緒月 アツヒロさんです。
佐藤 (笑)そういうことで。
──できたらお母さんではないほうが?
緒月 いえいえ、お母さん役をさせてもらえるだけでも嬉しいので、毎日毎日、新鮮に頑張ろうと思っております。
──新たな魅力の発見などもありましたか?
緒月 先ほど清水さんがおっしゃったように、本当にピュアで真っ直ぐで、嘘のない芝居をなさるので、こちらが引き込まれてしまって、つられて泣けてしまうくらいの素晴らしい熱量を出してくださるので、とても助けていただいています。
佐藤 いえ、とんでもないです。

IMG_0499
  
──他の方はいかがですか?
陰山 アッくんはじめ皆さん若いのですが、とてもフラットに付き合っていただけるので、溶け込ませていただいてます。とても楽しいカンパニーです。アッくんは気も遣ってくれるし、でもそうは見せないし。僕はアッくんと2回目なんですけど、今回改めて感心したのは、持っている自分だけの世界があって、孤独な青年像というか、物事を自分で考えて決めていくというその姿勢が、この役にぴったりなんですよね、良い役者だなと思います。
馬場 僕も2回目で、この作品について清水さんから、アツ兄が主演でこういう話だというのを、まだ全然決まってない段階でぽろっと(笑)小耳にはさみまして、これは自分もぜひ出していただきたいと。30-DELUXという劇団ともアツ兄とも、もう一度関わりたいと思っていたので、事務所にも清水さんにも「出たいです」と土下座をして(笑)掴んだ役なので、色々な意味でスパイスになればと思っています。
──そこまで思った理由というのは?
馬場 30-DELUXもアツ兄も熱くて、嘘がないし、作品作りのためには努力を惜しまないんです。毎公演、僕も出させていただくたびに、大きくならせていただけるんです。ですから今回は土下座して。
清水 土下座は……してないと思います(笑)。
馬場 夢の中だったかなあ(笑)。
清水 でも気持ちはわかりましたから。戦隊俳優から成長して、今回も大人の俳優として、アツヒロさんとは原作でも有名な和藤内と甘輝との対決があるのですが、そこは見どころになってます。

IMG_0498

──その場面をアツヒロさんと演じていていかがですか?
馬場 僕は実は殺陣が苦手なので、どうしても順序から、まず右、次は左とか覚えていきがちなのですが、アツ兄がお芝居で殺陣をしてくるので、アツ兄の眼を見ていると段取りとか頭で追おうとする自分がいなくなって、その場で芝居として殺陣ができるんです。本当に助けられながら、やっぱり殺陣って面白いなと思うことができるので、今回もそこを一緒に、甘輝というライバルの役ですが、がんばってアツ兄にしがみついていこうと思っています。
──皆さんの熱い思いを聞いていかがですか?
佐藤 いやもう感無量です。嬉しい限りです。1人じゃなんにもできないんですよ僕も。皆さんがいてこんなに立派な作品が作れるので、だからこそ頑張りたいなと思っています。

IMG_0480

〈公演情報〉
『新版 国性爺合戦』
作◇西森英行
演出◇伊勢直弘
出演◇佐藤アツヒロ、馬場良馬緒月遠麻 大湖せしる名塚佳織・加藤雅美(Wキャスト)/森 大田中 精林 明寛山口大地/清水順二陰山 泰
●9/14〜18◎シアター1010
●9/24〜25◎東海市芸術劇場
●9/30◎福岡市民会館
●10/14〜16◎シアター・ドラマシティ
〈お問い合わせ〉ジェイズプロデュース03-3980-2415
http://www.30-delux.net/kokusen-ya_kassen/sp01/sp.html



【取材・文・撮影/榊原和子】
 


次号特集の投稿を受付中です!




kick 

shop 

nikkan 



記事検索
演劇キックラインナップ

演劇キック

観劇予報

宝塚ジャーナル

演劇人の活力源

日刊えんぶ

えんぶ情報館

えんぶショップ

えんぶミロクル

えんぶfacebook

広告について