誓いのコインチラシ

愛媛県東温市にあるミュージカルの常設劇場、坊っちゃん劇場はこれまでも海外との文化交流を積極的に行ってきたが、2012年9月にミュージカル『誓いのコイン』でロシア公演を行って以来、愛媛県とロシアとの交流は文化に留まらず、スポーツや観光、産業と幅を拡げている。
2018年1月には、坊っちゃん劇場アウトリーチ事業部の役者たちが、オレンブルグ大学の生徒たちに、愛媛県の伝統芸能である伊予万歳を指導、大学の式典で共演した。また、先日、日露青年交流事業によりオレンブルグ州から学生舞踊団が来県、県民総合文化祭にゲストで参加するなど、活発な交流は今も続いている。
 
この交流のきっかけとなったミュージカル『誓いのコイン』が、「愛媛・ロシア オレンブルグ友好特別公演」として、愛媛県をはじめとする共催各団体の協力で、2019年1月1日から3月24日まで、3ヶ月限定で上演されることが決まった。また、2019年5月にオレンブルグで開催される国際演劇祭に、8K映像作品としてこの作品で参加する予定となっている。

ミュージカル『誓いのコイン』は、オリジナルミュージカル『手紙』や『生きる』の脚本や、「アナと雪の女王」の歌詞翻訳などを手がけた高橋知伽江が脚本を担当。日露戦争で捕虜となったロシアの青年将校と日本赤十字の看護師の間に通い合った愛を描いている。


2014誓いのコイン4
『誓いのコイン』2014年の舞台

【あらすじ】
日露戦争時下の明治37年。人口約3万人だった愛媛県松山市には、戦場からのべ6千人ものロシア兵俘虜が送りこまれてきた。近代国家として成立して間もない日本は、戦時国際法「ハーグ陸戦条約」をかたくなに守るため、ロシア兵俘虜たちを手厚く保護した。同市街地には、ビリヤード場や靴屋、パン屋などロシア人町ができるほど好景気に沸き、国際化した。捕虜の治療にあたった衛戍病院では献身的な看護が施され、市民は俘虜たちをもてなした。目を負傷した俘虜のニコライは日本人を恨んでいたが、ロシア語が話せるサチや市民らの真心に触れ、閉ざした心を開いていく。松山では日露交流が芽生え、共同で新年会を行うまでに深まった。ところが、戦局は激しさを増し、最終決戦へ突入。ロシア国内ではヒタヒタと革命が進行していた。時代が急旋回する中、サチとニコライは平和な未来を信じ、共に歩む将来を夢見るが……

田島サチ:帆風 成海婦長 高杉トシ:森奈 みはる(特別出演)
帆風成海 森奈みはる
ニコライ:四宮 貴久レオーノフ海軍大佐:田代 久雄
四宮貴久 田代久雄

今回の上演では、日本人看護師の田島サチに愛媛出身の帆風成海、そして婦長の高杉トシに森奈みはると2人の宝塚OGが出演。ロシア兵俘虜のニコライには、ブロードウェイをはじめ海外のミュージカルでも活躍する四宮貴久がロシア公演でも演じた当たり役に取り組む。レオーノフ海軍大佐はベテラン田代久雄、そのほかに11月に東京公演も行った『よろこびのうた』で活躍したメンバーらも出演する。
ロシア公演では観客を感動の渦に巻き込んだ名作ミュージカル『誓いのコイン』が、1月から3月まで、坊ちゃん劇場の舞台に甦る!

2014誓いのコイン
『誓いのコイン』 2014年の舞台

〈公演情報〉 
愛媛・ロシア オレンブルグ友好特別公演
ミュージカル『誓いのコイン』
作・作詞◇高橋知伽江 
演出◇栗城宏(わらび座)   
作曲◇深沢桂子
振付◇尚すみれ
キャスト◇
田島サチ:帆風成海
ニコライ:四宮貴久
レオーノフ海軍大佐:田代久雄
婦長 高杉トシ:森奈みはる(特別出演)
石浦宗介大尉:水野栄治
田島ミチ:中野祥子
アンドレイ:佐藤靖朗
ピョートル:岩渕敏司
セルゲイ:宇高海渡
ボリス:岡部雄馬
本条ヤエ:脇山尚美
浅岡マキ:保 可南
石川ソノ:小林可奈
●2019/1/1〜3/24◎坊っちゃん劇場(愛媛県東温市)
〈お問い合わせ〉 089-955-1174 坊っちゃん劇場

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