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誰にでも訪れる老いと、家族の絆という普遍的なテーマを淡々と描いて、1979年のニューヨーク初演以来、日本を含む世界各地で上演され続けているアーネスト・トンプソンの名作戯曲『On Golden Pond』(邦題『黄昏』)。1981年にはヘンリー・フォンダ、ジェーン・フォンダ、キャサリン・ヘップバーンの共演で映画化され話題となった。
この『黄昏』が、03年に八千草薫の主演で初演され、多くの観客から感動のメッセージが届いた。そして06年の再演を経て、12年ぶりにこの夏、八千草薫の主演でこの舞台が戻ってきた。
 
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初演から引き続き、老いを感じはじめた夫を明るく支える妻エセルの役で、観る者の心を惹きつける八千草薫。そして自身の老いにとまどいながらも、それを前向きに捉えていこうとする夫のノーマン役には、新たに村井國夫が挑戦。さらに今回は、2人を取り囲む家族や友人に、朝海ひかる、松村雄基、若山耀人、伊藤裕一ら豪華俳優陣を迎えて、明瞭かつ丁寧な演出に定評のある演劇界の重鎮・鵜山仁による新演出で、新たな『黄昏』の登場となった。
 
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【物語】
ノーマン(村井國夫)は80歳を迎えようとしている。そして彼より若い妻のエセル(八千草薫)。
今年もあのゴールデン・ポンドでひと夏を過ごすために訪れた。
たまにふたりを訪れる郵便配達のチャーリー(伊藤裕一)は、夫妻の娘チェルシー(朝海ひかる)との思い出を語る優しい隣人でもある。
ある時ノーマンと反発しあっていた娘のチェルシーが彼女のパートナー、ビル(松村雄基)と彼の子供ビリー(若山耀人)とともにやってきた。
最初はうまくいかないノーマンとビリーも、お互い素直になれないノーマンとチェルシーも、ゴールデン・ポンドでの生活の中で変わっていく。それを温かく見守るエセル。傷つけあい、いたわりあいながらも、家族の絆を探すひと夏。

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【囲みコメント】

この公演の初日を迎えるにあたって囲み会見があり、八千草薫、村井國夫、朝海ひかる、松村雄基が一言ずつコメントを述べた。

八千草 3度目の上演ですが、新しいものをやっているみたいで、共演者の方々みんながとても優しくしてくれます。体力は駄目ですね。維持できているかわからないけれど、お肉を食べるといいと聞いたので朝でもいつでも食べるようにしています。

村井 八千草さんが可愛くてしょうがない。一緒にやっていて楽しいです。地方公演に行ってもお守りします。

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朝海 八千草さんの美しさとオーラに圧倒されてセリフが飛んでしまいました(笑)。舞台に上がって更にオーラが増してキラキラしていました。

松村 八千草さんがかわいらしくてチャーミングで僕も台詞を忘れそうでした。

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〈公演情報〉
シーエイティプロデュース
『黄昏』
作:アーネスト・トンプソン 
演出:鵜山仁 
出演:八千草薫/朝海ひかる 松村雄基・若山耀人 伊藤裕一/村井國夫
●8/10〜 27◎東京 紀伊國屋ホール
〈料金〉8,000円円(全席指定・税込)
●9/1◎志木 パルシティ ホール 
●9/4◎金沢 北國新聞赤羽ホール
●9/5・6◎愛知 名古屋市青少年文化センター・アートピア 
他、神奈川、兵庫公演あり
 
  
【写真提供/シーエイティプロデュース】




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