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フランス人が創ったフランス革命を描いたミュージカルとして、初演時全席完売の熱狂を巻き起こしたフレンチ・ロック・ミュージカル『1789─バスティーユの恋人たち─』が、4月9日〜5月12日、東京・有楽町の帝国劇場で待望の再演の幕を開ける。(6月2日〜25日大阪・新歌舞伎座、7月3日〜30日福岡・博多座でも上演)

『1789─バスティーユの恋人たち─』は、『太陽王』『ロックオペラ モーツァルト』等の話題作を次々と世に送り出してきたプロデューサー、ドーヴ・アチアとアルベール・コーエンの手によって2012年にフランスで開幕すると同時に大評判を呼ぶメガヒット作品となった。日本では2015年に小池修一郎潤色・演出により宝塚歌劇団月組で初演。更に、2016年男女版としての上演となった帝国劇場での東宝版初演も、鮮烈な音楽と演出、魅力的なキャスト陣の好演が熱狂を生み、開幕するや否やチケットが全日程ソールドアウトするという伝説的な舞台となった。

そんな作品が、多くの続投キャストに一部新キャストを加えて、遂に待望久しい再演の運びとなり、2月に都内のライブハウスで、多くのメディアと激戦を勝ち抜いた幸運なオーディエンスが見守る中、製作発表会見が行われた。会見には、主人公ロナン役のWキャスト小池徹平と加藤和樹、ロナンと恋に落ちるオランプ役のWキャスト神田沙也加と夢咲ねね、王妃マリー・アントワネット役の凰稀かなめと龍真咲、革命家ロベスピエール役の三浦涼介、ダントン役の上原理生、デムーラン役の渡辺大輔、そして潤色・演出の小池修一郎が集い、公演への抱負を語った。
 
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製作発表は、まずキャストによる歌唱披露のパフォーマンスからスタート。初演からマリー・アントワネットを続投する凰稀かなめと、今回新たにマリー・アントワネット役に加わる龍真咲のデュエットという、この製作発表記者会見だけの特別バージョンで、マリー・アントワネット登場の華やかなナンバー「全てを賭けて」が歌われる。凰稀と龍は共に宝塚歌劇団創立100周年の節目の年にトップスターだった絆の深い間柄。特に龍は、宝塚版『1789─バスティーユの恋人たち─』でロナン役を演じていて、女優としての初仕事が同じ作品のマリー・アントワネット役となる、めぐり合わせの妙味も加わり、二人のチャーミングな姿が新鮮だ。
 
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続いて革命家たちで歌われる力強いナンバー「自由と平等」が加藤、三浦、上原、渡辺の組み合わせで歌われる。ロベスピエール役で初登場の三浦を交えて、新たな化学反応が起こることが早くも予見される歌声に、ライブハウスの熱量が一気に高まった。

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そこからロナンとオランプの想いの丈が詰まった「この愛の先に」が小池、加藤、神田、夢咲の、こちらもこの製作発表記者会見だけのスペシャルバージョンとして、二組のロナンとオランプが、曲の中で相手を入れ替えながら歌われる。本編でもそれぞれの組み合わせによって作品の景色まで変わってくることの妙味が大きなWキャストが、目の前で入れ替わるという特別感が、なんとも貴重だ。

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そして、今度は小池、三浦、上原、渡辺の組み合わせで、愛し合う者同士の誓いが高らかに歌われる「サ・イラ・モナムール」へ。フレンチ・ロック・ミュージカルとしての『1789─バスティーユの恋人たち─』を代表すると言っても過言ではない楽曲にライブハウス全体が熱狂。あの、興奮のるつぼの舞台が帰ってくることへの期待がいやが上にも高まった。
 
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そんな、熱い、熱い、楽曲披露の興奮も冷めやらぬステージに、小池徹平、加藤和樹、神田沙也加、夢咲ねね、凰稀かなめ、龍真咲、三浦涼介、上原理生、渡辺大輔、そして潤色・演出の小池修一郎が登壇。それぞれの挨拶から質疑応答へと引き継がれた。(文中では小池修一郎は小池、小池徹平は徹平と表記)

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【登壇者挨拶】

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小池 
大雪などもあった東京で今日こんなに晴れたのは、皆が集まることを祝してくれたんだと思います。天候によってはできなくなっちゃうのかな?と心配していたので、本当に晴れて良かったです。この作品は2年前に東宝で初演致しました。男女、一般バージョンと言いますか、宝塚から来て。その時に僕も初めての方も多かったし、初めてミュージカルに出るとか、初めて女性を演じるとか(キャストが凰稀を見て笑い)の方もいらして、初めてのことが多かったんですけれども、皆で力を合わせて、この作品のカラーと同じく、今日ここには来ていないキャストの方たちも、ものすごく熱のこもった稽古で、1つの舞台を創ることができたかなと思っております。そういう時の盛り上がりをもう1度というのは、ちょっとなかなか難しいものがあります。でも、今日さっきのパフォーマンスを観ていて、このメンバーだと、前の熱を取り戻すというより、新たな熱を生み出すことができるんじゃないか、と感じました。ご存知のようにこの物語はパリで作られた、フランス人が作ったフランス革命のミュージカルなんですけれども、やや私たち、日本ですとか、アメリカ、ロンドン等で作られるフラン革命のイメージから見ると、ある種軽やかなところがある。でも別の意味ではすごく熱血なところもあって、おそらく私たちにとっての明治維新とかに似ているのかな?と思います。昨今は明治維新のミュージカルも、たくさん作られているように思います。若い方たちのやる作品としてですね。また、大河ドラマ的なものなどもありますね。この『1789』はフランスの方たちが作った、結構ポップで弾むような流れで行き交う作品だと思うのですが、それを新たに日本人がイメージするフランス革命と、フランスの人たちの作ったフランス革命との接点を、もう1度洗い直しながら作っていきたいと思います。よりパワフルになった『1789』を期待してください。
 
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徹平
 ロナン役の小池徹平です。今日ちょっとお腹の調子が悪いんですけれども、ちゃんと歌えて良かったと思います(笑)。本当に久しぶりに皆さんの顔を見て、懐かしい、帰って来たな!という感じがすごくしていますね。2年ぶりにこの歌を歌わせて頂いて、改めてパワーのある楽曲だなというのを感じて、この2年間で皆がパワーアップしたものであったり、新キャストが入って、新たな風が吹いてどんな作品になっていくのかな?という、非常に楽しみが増した今日ですね。僕も楽しみにしておりますので、是非皆さんも楽しみにして欲しいなと思っています。今日はよろしくお願いします。
 
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加藤
 ロナン役をやります、加藤和樹です。革命の足音が近づいているというか、この『1789』は、小池先生がおっしゃった通り初演の時に、本当にすさまじいエネルギーを持って皆で創りあげた作品です。わからないこと、できないことに皆1人1人向き合って、特に歌のナンバー、ダンス、クラップなども取り入れたものに皆で葛藤しながら取り組んで、身体全体で表現する、このエネルギーをまたやれるということは、更にそのエネルギー量を超えていかなければならないという覚悟も必要だと思っております。なので、初演をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、また更にパワーアップした熱量の『1789』というものを、劇場で体感して頂きたいと思います。ご期待ください。よろしくお願いします。
 
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神田
 初演に続いてオランプ役を演らせて頂きます。初演の時は私自身初めて帝劇で上演されるバージョンの、一部になることで精いっぱいだったのですけれども、オランプという役は話をグイグイ引っ張っていくような役ではないかも知れないのですが、再演ということでよりその人物像を深めて、物語が起こす大きな竜巻の一部になれるように頑張りたいなと思っております。初演の皆さんとお会いして、(小池)徹っちゃんとも言っていたのですが、「帰ってきたね!」という思いがありますし、ナンバーを歌っていても時間が戻るような「あぁ懐かしいな、でも始まるんだな!」という新しい気持ちも感じていて楽しみにしています。初演よりも強く、芯が1本キリッと通ったオランプを演じられるように頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。

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夢咲
 オランプ役を演じます夢咲ねねです。私ももう1度この役にチャレンジできるということが、本当に嬉しくて、皆さんも言っているのですが、こうして再び皆さんに会って、懐かしい曲を聞くと、袖でもあの時の振りなどが蘇ってくると言うか、本当に私の中で大切な作品なんだなと改めて実感しました。2年前には見えなかったものを、今回また新しく発見して、自分なりに成長できるように、一生懸命皆さんと1つのものを作りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

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三浦
 ロベスピエールを演じます三浦涼介です。僕は今回が初参加となります。去年小池先生にお会いして、オーデイションという形で歌を披露させて頂いて、選んで頂きました。今日は小池徹平君がお腹の調子が悪いと言いましたが、僕はそのオーディションの日から2日の間病院に3回ほど通いまして、得体の知れないストレスと言われました(笑)。でも今は本番が楽しみでなりません。一生懸命務めさせて頂きます。よろしくお願いします。

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上原
 ダントン役の上原理生です。またこのダントン役に戻ってくることができて、すごく嬉しく思っています。ご存知の通り僕だいぶフランスで革命をやってまして(笑)、そこからすると本当に時代を遡っていっていまして、この『1789』はフランス革命勃発の話なんですね。色々な作品で扱われているフランス革命のまさに始まった瞬間を切り取ったこの作品に、色々な経験をした後また戻ってきた時に、どんな景色が見えるのかな?が今からすごく楽しみです。2年ぶりに皆に仲間として会って、初めて会う人もいますけれどもストレスを与え過ぎないように(爆笑)。すごく楽しかった思い出があって、辛いこともたくさんあったのですが、皆がいるから乗り越えられたなということをすこぐ感じましたので、また皆と一緒に新たなこの作品を作っていく過程が、どんなものになるのかを楽しみにしています。パワーアップした作品を届けられるように頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
 
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渡辺
 カミーユ・デムーラン役の渡辺大輔です。皆さんがおっしゃっていますが、この場に戻ってくることができて本当に幸せという気持ちでいっぱいです。また小池先生の下で鍛えられ、この長いロングランを皆で乗り切る、この素晴らしい道をまた皆と歩いて行けるんだなという思いがいっぱいです。先ほどストレスを与えないようにとダントンが言いましたけれど、その間にデムーランが入って(笑)、中立を自分が保っていけるように(笑)、頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。

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龍 
今回マリー・アントワネット役をさせて頂きます龍真咲です。再びこの作品にめぐり合いましたこと、とても幸せに思っておりますし、皆さんは色々な意味で懐かしいとおっしゃるんですけれども、私も違う意味でとても懐かしく、さっきも「自由と平等」をちょっと(歌い踊りそうになった、というジェスチャーで笑いが起こる)。今回はロナンではなく、マリー・アントワネットにちゃんと集中して頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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凰稀
 マリー・アントワネットを演らせて頂きます。以下同文です(笑)。皆さんが言ってくださいましたので。新しいメンバーが入りますので、新たな気持ちでこの作品、役を深めて参りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

【質疑応答】

──小池先生、宝塚の『1789』に続いて東宝版の初演も感動の舞台でしたが、今回その再演に際して、新キャストも迎えて、今考えていらっしゃる新たな方向性がありましたら教えてください。
小池 これはやはりライセンスのものなので、新しい曲が入るとか、筋が変わるとかそういうことはございません。でも今皆が言ったように、前回は皆はじめましてで、皆で作っていくというのは、面白いし刺激的なことではあるのですけれども、観客の皆さんにもおそらくこの人とこの人が一緒に出るのを観るのは初めて、というようなことがたくさんあったと思うんです。そのパワーで皆で1つのものを作っていった訳ですけれども、今回はやっぱり前にやった人たちは、2年間の間に色々な仕事を経験していて、皆さん伸び盛りというと失礼かも知れないですけれども、でも皆さんどんどん進化していると思います。進化というのは進む進化もあれば、深く掘り下げる深化もあると思っています。そういったそれぞれが積み上げたキャリアというものがあるので、お互いがそれぞれのカードを出した時にレベルが上がっていると思うので、そこはすごく楽しみです。例えば小池君なども、それまではミュージカルにはあまり『デス・ノート』くらいしか出ていなかったと思うんだけど、出ていらした?
徹平 出てました(爆笑)。

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小池
 あぁ(笑)、でもこの後に4本くらいやっているよね?それから凰稀さんはなんと言ったって初めて女をやった(笑)というところから、テレビドラマなどもやってきましたから、習熟してくるというものはたくさんあると思います。やはり前演った時とは感覚が違うと思うので、そこは面白いところですね。そして今回初参加の三浦君は、過激な人だと前任者の古川雄大から聞いていたのだけれども(笑)、とても良い人なんです。オーディションでも結構いってたので大丈夫だと思います。また凰稀さんではありませんけれども、初めて女性を演じる龍真咲さんという方がいて、それはどうなるのか。前ロナンだから、ロナンの部分が出てくるのではないかとか(爆笑)、ロナンだったらどうなんだ、と遂言ってしまうことがあるかも知れないけれども(笑)、でもそういったそれぞれの人たちから出てくるものを活かして、ましてWキャストですから、組み合わせに対してどう動いていくか?を打ち合わせしながら、この作品の場合はビビッドなと言っていいかなと思います。新鮮に、ピュアに革命の時代を生きた人々。マリー・アントワネットを含めて、まだ比較的若い人たちの魂の声みたいなものが、ポップに表現できたら良いなと思います。それが改めてこのメンバーで新たな舞台を創る側からすると、コース料理のようなものだと思っておりますので、何か新鮮さを感じれるコース料理ができればなと思っております。

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──キャストの皆様、続投の方たちには前回の思い出と、今回新たに挑戦したいことを。また新キャストのお二人には(三浦が「はい!」と挙手)ありがとうございます。この作品に臨まれる意気込みを教えてください。
徹平 前回は僕は初めてのWキャストだったので、それがすごく新鮮だったのを覚えています。(加藤)和樹と共演するのも初めてだったので、色々どういう距離感で役を作って、普通の話をして、同じ役をどう作っていくんだろう、というのをすごく悩んだのですが、和樹の性格上(加藤を示して)こういう人なので(爆笑)、ご覧の通りの人なので、すごく話しやすいですし、本当に細かく皆の芝居を見て、気遣いができるバランサータイプなので、本当に助けられたなという思い出があります。ですから今回も何も心配していないですし、むしろ前回深まった絆をより高め合っていって、良いロナンを作っていきたいなと思っています。新たに挑戦したいことはなんでしょうね、自分で挑戦したいと言っても小池さんにダメと言われたらダメなので(爆笑)。現場に関しては小池さんの演出はきちんとしたものを持っていらっしゃるので、皆ともっと飲みに行きたいなと思います(笑)。

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加藤
 前回はナンバーの中に踊りがあるものがかなりありまして、(小池)徹平ちゃんとダンサーの皆に教えてもらいながら、本当に悪戦苦闘したのを覚えています。なので新たに挑戦したいことは、ガッツリダンス!と言いたいところなのですが、ダンスの精度を上げて、もっと見栄えが良いものに高めていけたらと思っております。
神田 今回もそうなのですが、メインキャストの女性が私以外皆さん宝塚出身の方でいらっしゃるので、その中に入るのにすごく緊張しました。皆さん女性としての立ち居振る舞いですとか、所作も綺麗なので。ですから目を皿のようにして何かを盗もう!という感じて見ていたのですが、今回は前回学んだことを活かし、所作ですとか、改めてスタッフさんのような目線で、客観的に自分が演技をした時に舞台にどう立っているか?をもう少し把握しながら、挑戦していきたいなと思っております。
夢咲 私もWキャストが初めてだったので、公演が始まった時に、決まった時間に自分の公演ではないというのが、新しかったです。時間を間違えそうになると言いますか。毎日公演するのではなくて、2日休んでその後公演とかになると、すごくドキドキして台詞なども大丈夫だろうか?と心配になりながら公演していたのを覚えているので、今回はもう少し自分に余裕を持って、頑張りたいと思います。

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三浦 今回のこの製作発表の歌稽古で、皆さんの素晴らしい歌声とオーラに魅了されっぱなしで、すごく緊張したのですが、前回のロベスピエール役の古川さんに「後を継がせて頂きます」と連絡をしたところ「りょんりょんだったら大丈夫」という素敵な言葉を頂けたので、本当に精一杯今自分ができることと、小池さんに与えて頂いたことを(小池修一郎と小池徹平が同時に振り返るので笑いが起き)小池先生に与えて頂いたことを(笑)、精一杯やっていきたいなと思います。よろしくお願い致します。
上原 大変だったところは相当踊りまして、それが大変だったなというのはあって、身体のケアとかね、シングルキャストでもあったので、健康に保つということが大変でした。もちろん何を届けられるか?ということを考えて全力投球でやったのですけれども、今回は1度やった作品ですし、アイテムは絶対ありますし、小池先生もおっしゃいましたが今日すごく天気が良くて。朝、会場に入る前にカフェに行ってコーヒーを飲んでいたら、朝日が差し込んできて、それがすごく綺麗で。この作品って、新しいフランスの夜明けに、ドキドキワクワクする、どんな世界がくるんだろう?という作品なので、そういうのを掘り下げて焦点を当ててやっていきたいかなと思います。それが新たな挑戦です。
渡辺 大変だったと言えば、全部が大変だったのですが、今皆さんのお話を聞いていて感じたのは、自分たちも大変でしたが、何よりアンサンブルの方たちが1番大変でして、何十回も着替えて、踊ってはハケて着替えてと、すごく激しいんです。なので、自分としては新たに何かに挑戦したいというよりは、観にこられる皆さんにそういうところにも是非注目して観て頂けると、より一層『1789』のフランス革命の世界が広がると思いますので、是非注目して見てください。お願いします。
 今、お聞きして色々考えるのですけれども、何はともあれとにかく女に見えるように務めたいなと(笑)。とにかくそこを頑張りたいと思います。
凰稀 以下同文なんですけれともね(爆笑)、最後だからね。本当に皆さんがおっしゃったことと同じなのですが、ポップな音楽だからこそ中身の芝居をしっかりやらなければいけないな、と思っておりますので、そこもしっかりと深めていきたいです。

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──革命というテーマの作品ですので、男性キャストの皆さん、最近ご自身に起こった革命的なもの、或いはこれから起こしていきたいご自身に対する革命があれば教えてください。
小池 (男性陣ということですから、先生も是非、と司会に振られて)最初に言うんですか?革命ですか?うーん(考えて)そうですね、加齢に負けずね、今ひょっとしたらこの会場内で自分が最年長ではないかという気がしていて、そういうことが多いんです、この頃。そういう中で若い人たちからのエネルギーを吸い取って、老体に鞭打って頑張っていきたいというところと、たまたまですけれども最近腸の内視鏡検査をしまして。カメラの映像を見せてくれて説明されるのですが、どうしても歳だし、さぞや臓器というのも古びて酷いものじゃないかと思っていたのですが、そういうところの細胞ってどんどん生まれ変わっているので、ちゃんとした綺麗なピンク色だったので、結構まだいけるんじゃないかと(笑)。細胞を活性化させて動脈硬化しないように頑張っていきたいと思います。
徹平 先生の内臓がピンク色というのが(笑)、ええと、なんでしょうね、あぁピンクが離れない(爆笑)、ええと革命ですね。最近飲む時間を早めにすると、長く飲めるなということに気づきまして(笑)、マチネの後すぐ飲もうかなと(爆笑)。飲む時間を早くするという革命を起こそうかなと思います(笑)。すみませんちょっと、内臓が離れない(爆笑)。

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加藤 ええと、内臓から離れまして(笑)。先ほども言いましたけれども、僕は踊りが自分の課題だなと思っているので、革命的に上手くなるということはいきなりはないと思いますが、少しずつでも革命ができるように、自分の中では深めていきたいなと思っています。
三浦 僕は子供の頃から母に「帝国劇場に立って欲しい」とずっと言われていまして(全員から「へ〜」という感嘆の声と共に拍手)、選んで頂いてありがとうございました。ですのでそこに立って、しっかりお芝居とダンスを頑張りたいなと思っております。
上原 僕に革命を語らせたら長いですよ(爆笑)。長くて良いですか?あ、短く?難しいな(笑)。個人的なことなんですけれども、僕は元々声質で言うとバリトンだったのですが、最近だんだんテノールになってきて、声の出し方が変わってきているんですね。聞こえ方はあまり変わっていないのですが。その上でまたこの作品に戻してもらうので、1度歌った曲なんだけれども、でもたぶん違う感じ方をするんだろうなという、そういう革命が起きたので、更にその革命を続けてこの作品のように成就したいですね。死んでばかりはいられないので(笑)。
渡辺 以下同文なんですけれども(笑)。凰稀さんの気持ちがわかりました(笑)。革命、なんですかね?自分の中で特にそこまではないのですが、世界的に調べてこの『1789』という作品をやっていく、作品自体の中でも革命が起こっていますけれど、作品を大勢の方々に観て頂きたいというのがあるので、『1789』旋風という革命を起こしたいなと自分達では思っています。知らない方にも『1789』を広めて、外でも多くの方たちに革命を起こしたいです。

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──では最後にロナン役のお二人からご挨拶をお願いします。
徹平 今日の雰囲気で感じてもらえたと思いますが、ものすごく空気の良い、仲の良いカンパニーなんです。仲が良いというのは僕はとても良いことだと思っていて、コミュニケーションが取りやすかったり、作品に対して全員が同じ方向を向きやすい、1つのものを作るには大切なことなので、新キャストの皆さんを含めて、この空気をより一層、2年前よりも高めて最高の革命を起こしたいなと思います。是非皆さん楽しみにしてもらえたらなと。よろしくお願い致します。
加藤 初演の時も感じたのですが、この作品に対しての小池先生の思いや、演出の意図をもう1度皆で考えて、小池先生のおっしゃっていた進化と深化を1人1人がしていって、生まれ変わった『1789』を皆様にお届けできれば、と思っていますのでご期待ください。ありがとうございます。

〈公演情報〉
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『1789─バスティーユの恋人たち─』
潤色・演出◇小池修一郎
出演◇小池徹平/加藤和樹(Wキャスト)、神田沙也加/夢咲ねね(Wキャスト)、凰稀かなめ/龍真咲(Wキャスト)
三浦涼介、上原理生、渡辺大輔、ソニン、吉野圭吾、坂元健児、広瀬友祐、岡幸二郎 ほか
●4/9〜5/12◎帝国劇場
〈料金〉S席13,500円  A席9,000円  B席4,000円
〈お問い合わせ〉東宝テレザーブ 03-3201-7777(9時半〜17時半)
●6/2〜25◎大阪・新歌舞伎座
●7/3〜30◎福岡・博多座
〈公式サイト〉www.tohostage.com/1789/



【取材・文・撮影/橘涼香】



水夏希・彩吹真央出演。夢幻朗読劇『一月物語』


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