蜜蜂と遠雷_公演イメージビジュアル_web1128

朗読と音楽で青春群像を描くリーディング・オーケストラコンサートが、来年、東京と大阪で上演される。作品は直木賞・本屋大賞受賞の恩田陸の「蜜蜂と遠雷」。千住明によるオリジナル楽曲で、橋本良亮(A.B.C-Z)、家入レオ、木村優一、湖月わたる、朴璐美が出演。また日替わりでビッケブランカ、中川晃教らが参加する。

このコンサートは若きソリスト(音楽家)たちが奏でる歌と音と、言葉をまるで旋律のように組み合わせた新しい形のシンフォニーによる音楽会。直木賞・本屋大賞を受賞した名作「蜜蜂と遠雷」が創りだした言葉の数々を歌と朗読で紹介表現しながら、千住明によるオリジナル楽曲の旋律や音楽をピアノやオーケストラによって表現しようというもの。 
「蜜蜂と遠雷」は、音楽のすばらしさ、音のすばらしさを言葉にした珠玉の名作。その言葉を朗読しながら、ある時は歌で、またある時はピアノと共に荘厳なオーケストラが一体となり、響き重なりあう音楽会となる。作品の中に出て来る曲や歌が語る言葉が、クライマックスに向けて進むにつれ、きらびやかなメロディーと共に、凄まじい和音の連打と加速、地響きにも似た音楽がその世界を拡げ、新しき道への扉となり、物語の中で紡がれた愛のコトダマ(言霊)と心に響く音楽を届ける。
 
出演は、テレビ・舞台・コンサートなど幅広く活躍する橋本良亮(A.B.C-Z)が風間塵役を、圧倒的な歌声で人気を誇るシンガーソングライター家入レオが栄伝亜夜役を、そしてクラシックの枠を超えた奇跡のソプラニスタ木村優一がマサル・カルロス・レヴィ・アナトール役を演じる。
さらに、高島明石役には、ビッケブランカ(1月6日/2公演、1月27日/2公演)、中川晃教(1月28日/1公演)ほかが日替わりで出演。また、ストーリーテラーとして、湖月わたる、朴璐美が登場する。
演奏は、日本屈指のオーケストラである東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)、大阪交響楽団(大阪公演)を澤村杏太朗が指揮。川田健太郎、西本夏生の両ピアニストも演奏を披露し、ステージに彩りを加える。

【橋本良亮 コメント】
朗読劇は、初めてのチャレンジです。そして、今回はオーケストラの演奏で、歌も歌います。新年早々に新しい企画に取り組むことになり、いい年を迎えられそうです!印象に残るリーディング・コンサートにしたいです。

【家入レオ  コメント】
私は歌を歌っていて、栄伝亜夜はピアノを弾いている。私は身体を鳴らしていて、栄伝亜夜はピアノという楽器を響かせている。違うようで同じ。音楽と共に呼吸してる。「蜜蜂と遠雷」を読んだ時、すぐに亜夜が大好きになりました。音楽を気取らずに楽しんでいるその姿こそ、音楽が望んだ音楽の姿だと思ったから。私もはじめての朗読劇ですが、思い切り楽しみたいです。
 
〈公演情報〉
直木賞・本屋大賞受賞  恩田陸「蜜蜂と遠雷」より
『蜜蜂と遠雷』リーディング・オーケストラコンサート〜コトダマの音楽会〜
原作◇恩田陸 (直木賞・本屋大賞受賞「蜜蜂と遠雷」)
音楽監督◇千住明
構成台本◇モトイキシゲキ
演出・振付◇藤林美沙/元生茂樹
出演◇橋本良亮(A.B.C-Z)、家入レオ、木村優一、ビッケブランカ/中川晃教(日替わり)湖月わたる、朴璐美 ほか
管弦楽◇東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)、大阪交響楽団(大阪公演)
指揮者◇澤村杏太朗
ピアノ◇川田健太郎/西本夏生
●1/5・6◎Bunkamuraオーチャードホール
〈料金〉S席8,500円 A席5,000円(全席指定・税込)
●1/27・28◎ 森ノ宮ピロティホール
〈料金〉8,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉
東京/サンライズプロモーション東京  0570-00-3337(全日10:00〜18:00)
大阪/キョードーインフォメーション  0570-200-888(全日10:00〜18:00)
〈公式ホームページ〉http://reading-mitsubachitoenrai.com/




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