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男性エンターテイメント集団として活躍を続けるDIAMOND☆DOGS(D☆D)が、結成15周年を迎えた記念プロジェクトの一環として、MUSICAL『WILDe BEAUTY〜オスカー・ワイルド、或いは幸せの王子〜』を、天王洲銀河劇場で上演する(13日〜18日まで)。
 
MUSICAL『WILDe BEAUTY〜オスカー・ワイルド、或いは幸せの王子』は、「サロメ」「ドリアン・グレイの肖像」「幸せの王子」などで知られるイギリスの劇作家・小説家・コラムニストのオスカー・ワイルドの人生を、彼をめぐる人々との関わりの中から照射していくミュージカル作品。
脚本・作詞・演出を荻田浩一、音楽は斉藤恒芳で、08年に初演されたものを、今回は東山義久率いるD☆Dのメンバーと、壮一帆、小野妃香里、大月さゆという女優陣による新たなカンパニーに当てはめて、大幅に改稿。2017年版の『WILDe BEAUTY』として上演する。
 
そんな舞台に出演する壮一帆、大月さゆ、作曲家の斉藤恒芳が集い、新たな『WILDe BEAUTY』に取り組む思い、斉藤メロディの魅力、更に宝塚時代の互いの思い出などを語り合った。

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大月さゆ、 斉藤恒芳、壮一帆

初演とはびっくりするくらい違う『WILDe BEAUTY』

──まず音楽の話から伺いたいのですが、08年の初演から今回の再演に当たって、音楽的な変化などはありますか?
斉藤 ナンバーは前回の初演と同じものをほぼ使っているのですが、とにかく物語が初演とはびっくりするくらい違っています。初演はとてもシリアスで、1幕の頭の序曲は女性の声だけだったり、2幕のはじまりも喘息の喘ぎ声だけだったり。
 あれも私は好きだったんですけれど、今回は違うのですね。
斉藤 そう。色々仕掛けがあった中でかなりシリアスに作っていたから。でも今回はキャストが大きく入れ替わっていて、曲もバラバラにして曲順を変えたら、同じ曲でもずいぶん印象が違ってきて、とても面白いです。すごくシリアスに書いた曲が全くシリアスでなくなっていたり、逆にかなり軽く歌う曲だったものが、とてもしっかり歌う曲になっていたりするので、全く新しい感触として、観て頂けるのではないかと思います。
──その中で、お二人の演じる役柄について話して頂きたいのですが、それぞれ繋がりがあるのかなと感じさせるような何役かを演じるのですね。
 私は「死神あるいは天使」という役どころがメインで、それは咲山類さんが演じる臨終の床にいるオスカー・ワイルドの深層心理の中に登場してきて、色々なことを彼に囁きかける存在です。初演とは役柄の設定が全く違うので、別物として捉えていますが、咲山さんの現実のオスカー・ワイルドに対して、やはり深層心理の中に登場してくる東山義久さんが演じる虚像の象徴としてのオスカー・ワイルドがいて、私と東山さんの対話がすごく多いんです。それが今、シリアスに囁くというよりは、荻田先生の演出で、東山さんと私が、起きた事柄を軽くというのではないのですが、面白がっているという形になっていて、咲山さんと3人のバランスを計っているという段階です。
作品自体が、ただのオスカー・ワイルドの一生を伝記的に描くのではなくて、彼が人生で出会った人たちとどう付き合って、何を感じて、どう心情が変化していったのか、というところが大きなテーマなのではないかなと、稽古の中で感じているので、更に私が物語を引っ張ると言いますか、先へ先へと誘導するような感じになればいいなと思っています。
ただ、2幕になると内容ももう少しシリアスになっていきますし、私もオスカー・ワイルドの恋人であったり、妻であったりというポジションも演じたりもしますので、それを踏まえた上で、死神としての自分がどういう居方をするのか、それを考えているところです。ガツンとシリアスにいくのか、あるいはどこかシュールな無邪気さが逆に怖いという感じを出すのか、そのあたりはこれから荻田先生とのご相談の中で固まってくると思います。結果的にどうなるかは、稽古の中で詰めていきたいです。

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大月
 私はオスカー・ワイルドと出会って、お互いに刺激し、刺激されるという役割りで、1幕で演じる女優のリリー・ラングトリーも、2幕のメイベル・ビアズリーも実在の人物です。実在の人物を演じる時は、資料を見たり、本を読んだりしますけれども、どうしても史実に縛られて逆に役の奥が見えにくくなったりもするんですね。ただ、台本だけですと結構シリアスな台詞が多かったりもするので、自分が調べたものと合わせながらその台詞を読むと、荻田先生の書かれた意図がまた違う意味に受け取れたりもして、それが結構面白いです。なるべく自分が事前に入れていた知識は一度壊して、オスカー・ワイルドという、流行最先端の人で、皆を刺激する存在だった人のはっちゃけている部分とか、想像をかき立てられる部分を表現したいと思っています。
 荻田先生は現代に例えることが多いよね。「こういうオバサンいるでしょ!」とか(笑)。
大月 そうなんです!
 「きっとこの時代にもいたはずだよ!」って(笑)。
大月 だから、オスカー・ワイルドは、彼の文章より話し方も発想ももっと面白い人のはず!という流れになっているので、リリー・ラングトリーもかなり面白いことになっていると思います(笑)。でもまだ2幕には入っていないので、メイベル・ビアズリ—がどんな人になるのかは未知の世界です。ミュージカルの作り方というのは、全体をザッと通してから細かく返していく、振付もバラバラについていくという形が多いのですが、荻田先生は、1つ1つの場面を細かくじっくり織り上げていって、振付もその1場面ずつ付けていく贅沢な作り方なので。
──メイベルは弟の画家オーブリー・ビアズリーを溺愛していて、オスカー・ワイルドに売り込みに行く姉の役ですね。台本を拝見すると、かなり色濃い感じのインパクトのある役柄ですが。
大月 それがどんな風になっていくのか、私も楽しみでもあり、ちょっと怖くもありというところです。

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音楽に負けない!と気合が入る斉藤メロディ

──ナンバーは初演のものを多く踏襲しているということでしたが、壮さん大月さんという新しい方たちが歌うことで、また新たな工夫なども?
斉藤 オスカー・ワイルドは耽美主義者だと言われていますし、周りにいる人たちも皆、美にこだわる人たちで、でも、そのこだわりが強いあまりに、ちょっと引いて見ると滑稽にも見えるんですね。ですから、美に対する完璧さと、その完璧さ故にちょっと馬鹿馬鹿しい部分が共存していて欲しいのですが。そこがなかなか難しいんです。死神が壮さんなので、スッと立っているだけでも威厳があるのですが、どこかその中にも滑稽さがあることによって、人生の哀れな部分が出たらいいなと。音楽でそこを後押しすると言いますか、一生懸命歌っているんだけど、ちょっとリズムを馬鹿らしい感じにしたりして、両面が出るようにと思っています。
──そんな楽曲を歌っていていかがですか?
 私は宝塚にいる頃から斉藤先生の曲が大好きで。『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』という作品では、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたり、秒針の音が聞こえてきたり、あのシュールな感じが本当に好きでした。
大月 素敵でした!
 そうなんです。それが、私にとっては宝塚時代最後の荻田先生の作品となった『タランテラ』では、斉藤先生の曲の場面に出ていなくて、歌うことができなかった事がとても心残りだったので、今回、斉藤先生の曲をたくさん歌わせて頂けるのがとても嬉しいです。私にとって久しぶりのミュージカル作品でもありますし、歌唱指導の福井さんもとても素晴らしいので、自分にとって5歩も6歩も先に行けるチャンスだ!と思って、今、ガンガン食らいついていっています。男役から女優への声のチェンジも、自分の中ではとても必要なことなのですが、それだけでなく歌唱そのものも、稽古で、また舞台が開いたら1回目よりも2回目と、千秋楽まで向上心を持って取り組んでいきたいです。先日、歌稽古の時に斉藤先生が「♭がいくつ付いているというのは、こういう意味なんです」と説明してくださったことがすごく勉強になりました。あぁ、だからキーが合わないから上げてください、下げてくださいと簡単に言ってはいけないんだな、と。音楽業界の方にとっては当たり前のことなのでしょうが、私にとってはすごく大きな収穫だったんです。だから今、貪欲に吸収したいと思っています。ただ、今回、私のために書いてくださったオリジナルの曲は、今まであった曲よりも、ずっとキーが低いんです!「あ、やっぱりそうか、私の声質はここなのか」って(笑)。だからそれは磨いていこうと思います。

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──それはやはり壮さんの魅力を引き出すために?
斉藤 やっぱりまだ男役のイメージが強いんですよね。
 まだ退団して3年ですから!(笑)
斉藤 凄味があって、カッコいい声を活かしたいなと。作曲をしている時って、五線紙に向かってどう書こうではなくて、壮一帆に曲を書くのであれば、頭の中で壮一帆が歌ってるんです。オーケストラの伴奏もすべてついて、そこで歌っているバーチャル壮一帆が見えていて、その歌声を書きとっていく。全部聴音している感じ。だから宝塚の人たちに曲を書いている時も、「ちょっとキーが高い」とか言われると、「いや、そんなはずはない」って(笑)。
 そうなんですね。私も臨時記号に負けない!(笑)歌いこなしてみせます!
斉藤 去年、宝塚でイシちゃん(轟悠)の舞台をやったんだけど。
 『双頭の鷲』ですよね?観たかったんです!
斉藤 その時イシちゃんが、作曲家が斉藤だと分かった途端に「負けない!」って思ったって(笑)。
 わかる〜!!
斉藤 「音楽には負けない!」って宣言された(笑)。
 曲が良すぎるから。如何にして歌いこなすか。
大月 本当に自分の曲にもワクワクするんですけれども、皆さんが歌っていらっしゃる曲、1曲1曲を聞いていてもワクワクしますよね。私が斉藤先生で一番覚えているのは、宝塚雪組のショー『ソロモンの指輪』の波のシーンで「これはいったい何拍子なの!?」という曲があって。
斉藤 羽山紀代美先生のシーンだよね?
大月 そうです!
斉藤 あれは、作曲するより前にもう衣装が決まっちゃっていたの。曲を聞いて、こんなイメージのセットでこんな衣装というのではなく、「この衣装でやります」とデザイン画を見せられたらフラメンコの衣装で。「スペイン風のフラメンコでお願いします」と言われて、そうこられるとちょっと逆らってみたくなって(笑)。
大月 「フラメンコっぽくしないぞ」と? 
斉藤 ちょうどその頃スペインに行っていて、タブラオとかでフラメンコをよく聞いていたから「最新のフラメンコって今までとは違うんです」と言って、「1、2、3、1、2、3、4の7拍目でスカートを蹴り上げるので、ここでアクセントが欲しいんです」と、羽山先生の前で踊って見せて(笑)。
 作曲家が振付家に、踊って見せたんですか?(笑)

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斉藤 爆笑されたけど「わかりました」って(笑)。
大月 (笑)だからすごくカッコいいシーンだったんですけど、リズムを掴むのに皆でかなり苦労しました。しかも群舞だったので。
 目に浮かぶ(笑)。
大月 でも、その意外性がカッコ良くて、中毒のようになる曲が"斉藤ワールド"なんです。今回も「幸せの王子」になるところが、それまでのメロディと全く違って、すごく印象に残ります。
斉藤 あれは燕のイメージなので、伴奏が半音でゆっくり下がってきて、燕が大きく旋回していく感覚。それまでが車輪のイメージでゴリゴリしたリズムのところに、スーッと。
 だから、印象的なんですね。
──先ほど壮さんの声の魅力の話がありましたが、大月さんについてはどうですか?
斉藤 彼女は声がキラキラしているし、子音がよく立って歌詞が聞きやすいので、そこを上手く使いたいなと。「私はリリー」っていうところも、長台詞だからところどころ歌う感じかな?と思っていたら、荻田先生が「全部歌にしたい」と言ったくらいだから。
大月 私もあれは台詞になると思っていたら、全部楽譜が来て!自己紹介から自分へのツッコミも全部歌っていて(笑)。
斉藤 役の面白さが音楽で表せるといいなと思ったし、とても上手に歌っているよ。アレンジも更に華やかになるからね。
大月 歌唱指導の方からも的確なアドヴァイスを頂いて、自分の可能性が更に広がる気持ちがしているのも嬉しいです。
壮 「こんな気持ちで」というような感覚的なものではなくて、「ここに当てて」という理論的な教え方をしてくださるので、すごくわかりやすいですね。そういう意味でも、今回たくさんのことを学ばせていただいています。
──荻田作品に音楽を書く上で、特に意識していることや、魅力などはいかがですか?
斉藤 荻田先生の素敵なところは、まず歌詞が良いし、更に音楽を理解して歌詞を入れてくれるので、そこが何よりも信頼できますね。ブレスと違うところに歌詞を入れる人って結構いて。音楽はここで止まって、ここでブレスしたいのに、歌詞が続いてしまってブレスができない、ということがままあるので。荻田先生はブレスのポイントや、メロディのアクセントに言葉が綺麗にハマるのが、楽しい点です。だから「曲先」と言って、まだ歌詞も何もないところにメロディを先に作って渡すという形の時にも、「大丈夫かな?」というような疑いの気持ちがないんです。また「詞先」と言って歌詞が先に書いてある時にも、「世界観だけ受け取ってくれれば、歌詞は無視してくれてかまわない」と言ってくれて、こちらが山あり谷ありのメロディを書くと、そこに新たに歌詞を入れてくれたりもするので。
 だから今回のM3「天国の門の前で」も歌詞が全く変わったんですね!台本に書いてあった歌詞と、楽譜を渡された時とが全然違う歌詞になっていました。
斉藤 「最初の方で壮が歌う楽曲だから、エンターテイメント性を入れて、こういう解釈で」と言われて書いた曲だから。

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深い縁のある3人が、荻田作品で集う

──そんな荻田先生の話も含めて、せっかくなので宝塚時代のことも伺いたいのですが。
大月 荻田先生と壮さんと私が最後にご一緒した作品が、『タランテラ』なんです。
 私が花組に組替えになる前の、雪組最後の作品でした。
大月 そう思うと、何か不思議なご縁だなと。
 またこうして荻田先生のもとに集まったわけですからね。
──宝塚時代には壮さんはどんな先輩でいらしたのですか?
大月 まんまです。
斉藤 まんま?(笑)
大月 このまんま。全然変わられていないです。
 それよく言われます。「全然変わらない」って(笑)。
大月 本当にサッパリしていて、裏表がない、嘘のない方で、下級生としては本当にありがたい存在でした。嘘がないって素敵なことだなと思うので。だから久しぶりのはずなんですけれども、全然久しぶりの気がしないです。よそよそしさがなくて、安心していられる。
 助走なく、いきなりパッとハマれるよね。でもこの間、改めて年齢を聞いたら、お姉さんになっていてびっくりした(笑)。宝塚では新進娘役だった頃だから。
──その頃の大月さんはどんな印象でしたか?
 宝塚の男役同士で、高校生の男子生徒が「女子で誰が可愛いか」と言い合うような感じで、娘役さんの誰がタイプか(笑)みたいなことを話す時があるんですけど、私は「なつき(大月の愛称)」って言ってました(笑)。
大月 私、壮さんとご一緒させて頂く時には、真っ白な純娘役の役柄が多かったので。
 新人公演で主役とかしていたものね。
大月 あとは、怪我をした壮さんに歌う看護婦とか。
 『さすらいの果てに』だね。でも『DAYTIME HUSTLER』の、過去の記憶の中で踊るシーンでは、最後に「帰って!」って言われた(爆笑)。
大月 ひどい〜!(笑)
 そう、ひどい!(笑)でもあの可愛いなっちゃんが良い女優さんになって。女優さんとしては先輩ですから。
大月 そんな!そんな!
──女優同士としての初共演ですね。
 刺激になります。彼女が宝塚を退団して、女優さんとしてどういう風に芸を磨いてきたのかというのを、この作品を通じて知ることもできますし、本当に共演できて良かったです。
──斉藤先生から女優としてのお二人に期待することなどは?
斉藤 2人とも感覚が若いのが良いですね。壮さんは稽古場でも主演女優然としたところが全くないし、D☆Dの皆と一緒になってワイワイと創っていて、雰囲気もとても良いので、期待しています。
大月 D☆Dの皆さんは気さくですよね。
 D☆Dさんも15周年だけど、なつきも15周年なんだよね。
斉藤 宝塚の初舞台から15年?
大月 そうです。芸歴15年になりました。
 もう同期がトップの世代だものね。明日海りおと、今年、望海風斗も。
斉藤 だいもん(望海)と同期なんだ。
 あと男役だと美弥るりか、凪七瑠海。
大月 七海ひろき、退団した夢咲ねねも。
 男役も女役も美形揃いだよね!
──皆さんの活躍も励みになりますね。
大月 はい、本当に!

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役者の妙が存分に感じられる楽しい作品

──では、改めて今回の作品『WILDe BEAUTY』を楽しみにしている方々に、意気込みとメッセージをお願いします。
大月 荻田先生のお芝居に出るのは『凍てついた明日』以来なので、10年ぶりくらいになります。その時もたくさんのことを教えて頂いたのですが、今回もこの短い期間でも、毎日がとても濃いなと感じているので、自分がちゃんとそれについて行って成長して、斉藤先生の音楽とこの作品を、自分の持っているものすべてで盛り上げていけるように頑張りたいと思います。
 最近改めて思うのは、芸事をやるというのは自分自身を知ることなんだなと。その中で、荻田先生は一緒に仕事をした人に対してすごく愛情を持たれる方で、その愛情の向こうにある、荻田先生独自のその人に対する解釈、人となりについて聞くのがとても好きで、それが刺激になって今日までやってきた気がします。ですから、今回のこの作品でも、自分自身の新たな一面を荻田先生によって引き出していただき、それを知ることですね。そして、これまでは1曲か2曲だった斉藤先生の楽曲に、今回はがっつりと取り組ませて頂くので、先ほども言いましたが、このチャンスをしっかりと掴んでいきたいと思います。
斉藤 初演をご覧になって、暗いミュージカルだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、全然違って楽しいものに、役者の妙が存分に感じられる作品になっていますので、是非楽しみに劇場にいらしてください。

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大月さゆ、 斉藤恒芳、壮一帆

さいとうつねよし〇静岡県出身。7歳よりクラシックピアノ、9歳で作曲を始め、各コンクールで注目される。東京芸術大学音楽学部作曲科在学中の90年、ヴァイオリニスト葉加瀬太郎、ベーシスト竹下欣伸と“クライズラー&カンパニー”を結成。国内外だけでなく、国際的に活躍。96年解散後は、渡辺美里、石井竜也、中西圭三などのアーティストの編曲、プロデュースの傍らソロアルバム「リラクシング・ピアノ」をリリース。作曲家として、ミュージカル『アルジャーノンに花束を』ロックオペラ『ハムレット』SHOW-ism 次悄腑罐ぅ奪函戮覆匹侶牴山據映画音楽、CM音楽、アニメ『仮面ライダーキバ』の音楽まで幅広く手がけている。99年、宝塚歌劇団宙組公演『激情』で文化庁芸術祭優秀賞を受賞。
 
そうかずほ○兵庫県出身。96年宝塚歌劇団に入団。12年、雪組トップスターに。14年『一夢庵風流記・前田慶次/My Dream TAKARAZUKA』で宝塚を退団。コンサート活動などを経て、16年『エドウィン・ドルードの謎』で本格的な女優活動をスタート。以後、舞台や映像で幅広く活躍中。出演舞台は、『Honganji〜リターンズ〜』『扉の向こう側』『Dramatic Musical Collection 2016』『細雪』音楽劇『魔都夜曲』など。10月にはミュージカル『アダムス・ファミリー』への出演が控えている。

おおつきさゆ〇石川県出身。03年『花の宝塚風土記/シニョール・ドン・ファン』宝塚歌劇団の初舞台を踏む。雪組に配属ののち、娘役として『堕天使の涙』イヴェット、『エリザベート』新人公演のエリザベート、『凍てついた明日−ボニー&クライドとの邂逅−』のボニー役などで活躍。10年、『ソルフェリーノの夜明け/Carnevale睡夢』で宝塚を退団。以後は女優としてミュージカルを中心に多彩な活躍を続けている。16年石川県能美市観光大使に就任。


〈公演情報〉
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DIAMOND☆DOGS 15TH ANNIVERSARY SERIES
MUSICAL『WILDe BEAUTY〜オスカー・ワイルド、或いは幸せの王子〜』
脚本・演出・作詞◇荻田浩一
音楽◇斉藤恒芳
出演◇東山義久、壮一帆
小野妃香里、大月さゆ
森新吾、小寺利光、中塚皓平、和田泰右、咲山類、TAKA
●9/13〜18◎天王洲 銀河劇場
〈料金〉S席 9,000円 A席 6,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉公演事務局 03-3492-5300 (平日14時〜18時)




【取材・文/橘涼香 撮影/安川啓太】



『SWAN 2017』


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