パジャマゲーム新ビジュアル

本作は、1954年にブロードウェイで初演されるないなや、翌年1955年にトニー賞ミュージカル部門で最優秀作品賞・助演女優賞・振付賞を受賞!その後、1957年にジョン・レイドとドリス・デイ主演で映画化され、ミュージカル映画黄金期時代の傑作としてブロードウェイやウエストエンドでも度々再演されている、大人気作。
2006年にはキャサリン・マーシャル演出振付、ビッグスター ハリー・コニック・ジュニアとブロードウェイを代表する女優ケリー・オハラがタッグを組み、ブロードウェイにてリバイバルし、2006年トニー賞ミュージカル部門(リバイバル賞/振付賞)受賞!初演のみならず、再演でも受賞。時代を超えて愛されるエポックメーキングな作品として、現代にも受け継がれている。
 
その『パジャマゲーム』がトム・サザーランド演出により日本で上演される。これまで日本で彼が手がけた『タイタニック』『グランドホテル』とは一味ちがう、“ミュージカル・コメディ”としてどのような作品になるのだろうか。また本作品で北翔海莉が宝塚退団後の初舞台を飾ることでも注目が集まっている。
この度、この作品の全キャストが扮装した新ビジュアルが発表された。また、作品のチェックポイント、そして2006年リバイバル版で復活した楽曲など、新情報が発表された。

【あらすじ】
時は1954年。周囲の工場が次々と給料アップを果たす中、スリープタイト社のパジャマ工場でも労働組合が立ち上がっていた。組合の中心、ベイブ・ウィリアムス(北翔海莉)と組合委員長のプレッツ(上口耕平)は時給7セント半の賃上げを求め、毎日奮闘するのだった。
そんな中、社長のハスラー(佐山陽規)が雇った新工場長のシド・ソローキン(新納慎也)は若くてハンサム。お昼休みも右腕チャーリー(広瀬友祐)を連れて一生懸命働くナイスガイ。女子社員の間では彼の噂で持ちきりだったが、タイムキーパーのハインズ(栗原英雄)は「もしや自分の恋人も・・」と社長秘書の恋人グラディス(大塚千弘)の事が気がかりでしょうがない。シドの秘書メイベル(阿知波悟美)はそんなハインズを優しく諭し、新工場長は上手くやっていけるかに思えたが、反抗的な従業員との間でトラブル発生!駆けつけた労働組合と工場長、相対する立場のベイブとシドが運命的に出会う。
一目見た瞬間から惹かれあう二人だが、ベイブは自分の立場を優先するあまり、彼の誘いにつれない素振りをしてしまうのだった。恋と仕事、給料アップとストライキ、どうなるパジャマ工場!?
 
【チェックポイント!】 
2006年、ブロードウェイ。久方ぶりに再演された『パジャマゲーム』はチケット入手困難の大ヒットとなり、わずかな当日券を求め劇場には連日長蛇の列ができていた。このとき工場長シド役を演じてブロードウェイ・デビューを飾ったのが人気ジャズ歌手のハリー・コニック・ジュニア。『くたばれ!ヤンキース』で知られるリチャード・アドラー&ジュリー・ロスの楽曲を、その深い声で歌い上げる……と、シドの心情が劇場を満たす。ロマンティックなひととき。シドと対立しながら恋に落ちる労
働組合活動家ベイブ役のケリー・オハラも歌唱力抜群。意地を張りつつひかれ合う大人の恋模様がキュートに展開されてゆく。振付家ボブ・フォッシーの出世作として名高い「Steam Heat」、タンゴの名曲「Hernando’s Hideaway」など楽しいナンバーもいっぱいのハッピーな作品だ。

【楽曲紹介】 
■Steam Heat
『パジャマゲーム』でミュージカルを初めて振付けたボブ・フォッシー。『シカゴ』『キャバレー』で名高い彼が、その独自のスタイルで大いに注目を集めたダンス・ナンバー。今回のニック・ウィンストンの振付にも期待!
■I’m Not At All in Love
ベイブと、パジャマ工場で一緒に働く女の子たちのキュートなナンバー。「私はシドのことなんか全然好きじゃないわ」ときっぱり歌い切るベイブに、女の子たちが次々に入れるツッコミや合いの手もにぎやかに楽しい。
■Hey There
ベイブに心ひかれるも彼女に相手にされず、この思いをあきらめようとシドが自分自身を諭すように歌う。前半は録音機に吹き込まれ、後半は録音した自分の声との掛け合い&デュエットとなる、凝った作りのナンバー。
■The World Around Us
ブロードウェイ初演で短期間披露されていたナンバーが、ハリー・コニック・ジュニア主演の 2006 年リバイバル版で復活。二人の恋は真実だと、シドがベイブへの思いを切々と歌い上げるロマンティックなラヴ・ソング。
■Hey There (reprise)〜If You Win, You Lose   
2006 年リバイバル版で復活。一幕でシドが歌った「Hey There」は劇中2度リプライズされるが、ここではベイブが歌い、それからシドとのデュエットへと発展してゆく。2人の恋心が観客の心をくすぐらずにはおかない美しいシークエンス。

【トム・サザーランド演出作品の出演者から届いたメッセージ】 
 
加藤和樹 『タイタニック』
彼が一番大事にしているのは、思いのエネルギーが向く方向性。方向性がはっきりしている分、歌も含めて、自分の感情もストレートにズドーンと出せたんですよね。
 
シルビア・グラブ 『タイタニック』 
シンプルなのに見る側の想像力を掻き立てるスタイル。役者を作品の世界へと誘って感情を 120%引き出す力。トムと仕事ができたことは私の演劇人生の宝物です。
 
中川晃教 『グランドホテル』
同世代のトムとのクリエーションは刺激的。思い描いている色彩は独創的。直感で始めた事も、俳優が舞台に存在し演じることによってリアルな作品世界になる。これぞ、演出家トム・サザーランドマジック。 
 
成河 『グランドホテル』
トムの柔らかな知性とピュアな好奇心は稽古場を僕達の想像の斜め上に押し上げてくれる!


※この公演の製作発表レポートはこちら
http://takarazuka-j.blog.jp/archives/1877918.html


〈公演情報〉
ミュージカル・コメディ『パジャマゲーム』
原作◇リチャード・ビッセル 
脚本◇ジョージ・アボット、リチャード・ビッセル
作詞・作曲◇リチャード・アドラー、ジュリー・ロス
翻訳・訳詞◇高橋知伽江 
演出◇トム・サザーランド
振付◇ニック・ウィンストン 
出演◇北翔海莉、新納慎也、大塚千弘、上口耕平、広瀬友祐、阿知波悟美 佐山陽規 栗原英雄  他  
●9/25〜10/15◎東京・日本青年館ホール
〈料金〉S席 11.500円 A席 8.500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉0570-077-039
●10/19〜29◎大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
〈料金〉11.500円 (全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉梅田芸術劇場(東京)0570-077-039  (大阪)06-6377-3888
公式ホームページ http://pajama-game.jp/