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宝塚歌劇団の専用劇場である東京宝塚劇場に、セイコーウォッチ株式会社より新緞帳「生生流転」が寄贈され、11月1日劇場において、緞帳修祓式ならびに贈呈式が行なわれ、宙組組長の寿つかさ、トップスター朝夏まなと、トップ娘役の実咲凜音が出席した。

新緞帳は、淡い色合いの中に輝きを織り込んだ西陣本綴錦織。移り変わっていく「時の流れ」をイメージし、常に時間と関わってきたSEIKOが、二度とない、この一秒を大切に、という思いを込めて制作したとのことで、宝塚歌劇に相応しい気品のある仕上がりとなっている。

この新緞帳を前に、宙組組長寿つかさ、トップコンビ朝夏まなと、実咲凜音が囲み取材に応えて、新緞帳にまつわる記者の質問に答えた。

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【囲みインタビュー】

──まず素晴らしい緞帳を目にされた、今の感想から教えてください。
寿 宝塚歌劇団のモットーでございます「清く、正しく、美しく」という言葉に相応しい、上品で美しい緞帳だなと大変感動しております。

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朝夏
 実際に間近で見ると、この織物のきめ細やかさと言いますか、キラキラしている感じが派手すぎず、とても上品に繊細に作られていて、宝塚歌劇がはじまるというワクワク感をより高めてくれる緞帳だと思いました。

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実咲
 私もお二方がおっしゃられましたように、お上品でとても美しいなという印象がありまして、夢の世界に引き込んでくれる、本当に宝塚にピッタリな素敵な緞帳だなと思いました。
 
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──今回の緞帳は時の流れをイメージしているということですが、日々舞台に立っていて、またお稽古し
ていて、時の流れが止まって欲しいなという瞬間はありますか?
寿 お客様との感動を共有できた時でしょうか。
朝夏 私も千秋楽の挨拶を終えた後、皆様から温かい拍手を頂いている瞬間です。すごく達成感に満ちあふれていて、この舞台を全うできて良かったといつも思うので、時よ止まれと思います。
実咲 私も舞台に立たせて頂いて、お客様から温かい拍手を頂いている時がとても幸せだなと思いますので、時が止まったら良いなと思います。
──今度宙組がこの緞帳を使用する時は、現宙組トップコンビの最後の公演となりますが、組長さんからご覧になった今のトップコンビの姿は?
寿 それこそ二人でひとつずつ丁寧に大切に時を刻んで今があると思っておりますので、このトップコンビと共に最高の舞台を創りたいなと、この緞帳を見て改めて思いました。

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──客席の私達にとって緞帳と言うのは、開く時にはこれからはじまるんだというワクワク感、また降りてくる時には終わってしまうんだという寂しさがいつもあるものなのですが、舞台からご覧になる緞帳にはどのような気持ちを持たれているのですか?
朝夏 公演によっては幕開きには私がいない時もあるのですが、やはり自分から幕が開くという公演の時の初日などは、ドキドキが止まらない状態になるので、緞帳が開く瞬間にはすごく緊張するというイメージがあります。でも、緞帳はお客様と自分たちが舞台を共有する為に開く扉の役割をしてくれていると思いますし、今、この緞帳をこんなに近くから見ることができたので、今度からは表もイメージしながら皆様と舞台を共有するぞ!という想いになれるのではないかと思います。
実咲 私も緞帳が開く瞬間は緊張感にあふれるのですけれども、このような本当に素晴らしい緞帳なので、私達も夢の世界に引き込めるような舞台をお届けできるように、これからも日々精進したいなと思います。

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新緞帳は、星組公演『桜華に舞え』『ロマンス』の11月1日18時半の回からお披露目となり、宝塚歌劇の舞台を彩っていく。

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【取材・文・撮影/橘涼香】





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