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1月2日に東京宝塚劇場で幕を開けた星組公演『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』(作・演出:植田紳爾)、『めぐり会いは再び 2nd 〜Star Bride〜』(作・演出:小柳菜穂子)、『Etoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』(作・演出:藤井大介)の囲み取材が行われた。
優美な日本物のショー、あて書きの魅力が存分に生きた芝居、これぞ宝塚という世界を見せてくれるレビューの三本立てという、華やかなお正月公演にふさわしい内容となっている。
2013年は宝塚歌劇99周年という、100周年に向けた大事な一年となる。また今年3月には、この三本立ての芝居のみを『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝−花盗人(はなぬすびと)−』に変えての台湾公演も予定されている。
囲み取材には星組トップコンビの柚希礼音と夢咲ねねが登場し、作品の見所や台湾公演への意気込みを語った。


<囲み取材>
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柚希 みなさま、新年あけましておめでとうございます。宝塚歌劇、99周年の幕開けを飾らせていただきますので、気合いを入れて、心新たに、公演してまいりますので、どうぞ千秋楽までよろしくお願い致します。
夢咲 みなさま、あけましておめでとうございます。99周年、100周年へとあと一歩のところで、こうしてお正月からまた公演させていただけて、とても嬉しく思っております。豪華な三本立てなので、気を引き締めて千秋楽まで頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


DSC01933──それぞれの作品の見所は?
柚希 みどころ、見所はですね、日本物は私はさくらのボレロを・・・よく色々な方々が再演されてきた有名な場面で、いつもはフィナーレでされていたところを、プロローグに持ってきました。15分間でどんな風に変わっていけるか自分に挑戦しながらやりたいなと思っております。順番にお芝居は、ね。
夢咲 うふふ(笑)。
柚希 えー、再演物はよくさせていただくんですが、やはり続編を書いていただけることが本当にありがたいことだなと思っていますので、心を込めて、あて書きをしてくださったドラントを東京の千秋楽で終わりなので、燃え尽きたいなと思っています。ショーもとっても宝塚らしいレビューなので、三本立てで宝塚を見たな!と思っていただけるように、豪華にやりたいなと思います。
夢咲 日本物のショーは3場面、どれも違う雰囲気を持っているので先生がおっしゃっていたように、艶やかに美しく舞えるようになりたいなと思います。お芝居もまたシルヴィアをさせていただいて、すごくみなさまに愛されていた役なんだな、と。だからこそ続編なのだなと思うので、愛しながら演じていけたらいいなと思います。ショーは、十二星座のショーなので、12場面あって、それぞれがすごく個性豊かになっているので、そこを深めていけたらいいなと思います。

──プログラムでしていたお箸のような髪飾りがなくなっていましたが、なにか理由が?
柚希 あはは(笑)、挿してた。はい。カツラは日々変わっていってしまうので、一番最初、舞台稽古ではもうちょっと違うカツラだったんですけど、あの、その、お箸になり(笑)、そして途中でやっぱりどうかな?と思って変え、今はついておりません。よかったですか?あった方が?…いつかつけるかもしれません(笑)。

──来年100周年という節目の年になりますが、その前の年となるこの1年も重要な1年になると思います。改めて100周年への思いを。
柚希 代々の上級生の方々が築いてこられたから今があり、そして今年1年があるから100周年があると思うので、今年はとっても宝塚にとって大切な時期だと思いますので、私たちがもう一度新たな気持ちで「清く正しく美しく」精進を重ねていかねばなと思っております。
夢咲 宝塚に入ったときは、100周年というのはまだまだ先のことだと思っていたのですが、こうして99周年ということでイベントなどでもすごく取り上げられたり、みなさまにもおっしゃっていただいたりするので、すごく実感がわいています。今まで歴代の方たちが作り上げてくださった伝統を守りつつ100周年という新たな年に向けて頑張りたいなと思います。

DSC01931──台湾公演へ向けての今の時点での意気込みは?
柚希 この間、制作発表で台湾に行かせていただいたときに、本当にすごくたくさんの方が宝塚を知っていてくださっていて、みなさまキャトルレーヴ(宝塚グッツの専門店)の袋を持っていらっしゃって、すごい!って感動したんです。同じアジアとして、もっとたくさんの台湾のみなさんに宝塚を知っていただいて、好きになっていただけるように、代表としてもっと練習を重ねていかないとなと思ってます。

──台湾にキャトルレーヴはないですよね?
柚希 ないんです。たぶん、日本にいらっしゃって買うのかね?
夢咲 そうですねー。
柚希 (笑)。
夢咲 私ははじめての海外公演なので、すごくそれも楽しみですし、あと台湾のみなさんに馴染みのある楚留香(そりゅうこう)もさせていただけるということで、すごく台湾の方たちが楽しみにされていたので、その期待に応えられるように頑張って練習したいなと思います。

──今回すごく宝塚らしい三本立てですが、改めて宝塚の魅力をどのようなところに感じるか。
柚希 やはり女性が男役をしているので、私も男役をやっていますが、やっぱり台湾に制作発表に行った時もすごくそこに注目されていたようですし、男の人が作る役ではなく、女性が思い描く、漫画の中のような、こうであってほしいという男性を作るので、そこをもう一度素敵だなと思っていただけるようにやりたいなと思ってます。
夢咲 夢の世界だと思いますし、私自身ファンの時に見ていて、元気になれる、元気をもらえる舞台だなと思ったので、そういうみなさまにプラスの気持ちを与えられるような舞台なのではないかなと思います。


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<舞台写真>
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星組公演
舞踊ファンタジー
『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』
作・演出◇植田紳爾

ロマンティック・ミュージカル
『めぐり会いは再び 2nd 〜Star Bride〜』
作・演出◇小柳奈穂子

グランド・レビュー
『Etoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』
作・演出◇藤井大介

●1/2〜2/10◎東京宝塚劇場

<HP> http://kageki.hankyu.co.jp/revue/


【取材・文/岩見那津子】

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