宝塚ジャーナル

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龍 真咲 ディナーショー『MUSE』レポート到着!

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惜しげもないスタイルで圧倒的な歌唱力を披露。ここでしか聞けないナンバーに、ファンの期待を超えるディナーショーが開宴した!
元宝塚月組男役トップスター・龍真咲による、退団後初のディナーショー『MUSE』は、パレスホテル東京で4月25日・26日、ホテル阪急インターナショナルで5月8日・9日に、開催された。

冒頭の開演アナウンスから客席を沸かせ期待が高まる中、シルエット姿で登場した龍は、年末に演じてファンを驚かせたエリザベートの「私だけに」を歌い上げる。そして振り返った瞬間、客席にはその日一番の衝撃が走ったのではないだろうか。プラチナシルバーのベリーショートヘアに黒革のホットパンツ、ニーハイガーターベルトと、ほぼ隠れていないパーフェクトボディで登場したのだ!
つい昨年、宝塚人生を締めくくった男役トップスターとは思えない、すみれコードもぶっちぎりの露出度の高い衣装。龍本人はそのまま「愛の讃歌」ロックバージョンなど歌い上げるのだが、会場のどよめきは鳴りやまない。
脇を締める元花組娘役の愛純もえり・元月組娘役の真愛涼歌のクオリティの高い歌唱&ダンスはもちろん、外部で初共演となる男性ダンサーとして迎えられた中塚皓平との濃厚でアクロバティックなダンスで魅せた「みつばち」など、初っ端から高いボルテージのナンバーに圧倒された。

MCでは、龍本人が「真の姿」と称する可憐な女性像を意識したワンオクターブ高い甘い声。しかし見え隠れする宝塚時代からのドスの効いたトークが冴え渡り、ファンは待ってましたとばかりに、「やっぱり好き!」と呟く声がそこかしこに聞こえて大いに盛り上がる。
宝塚時代にはなかなか聞けなかった、だけど聞いてみたかった、誰しもが知っているポップスメドレーでは、ジュディ・オングやTRF、松任谷由実といった選曲。会場中央にはお立ち台、後方にはミニステージがあり、縦横無尽に歌いながら駆け回るファンサービスで、どこから見ても楽しめる構成がうれしかった。

会場全体が一気に龍に惹きつけられたところで、続くは宝塚時代の代表曲メドレー。『DRAGON NIGHT!!』の「DRAGONの旅」を歌い上げていったんはけると、続く『舞音』の「異国の雨」は会場の後ろから登場。前半とは変わり、シャンパンゴールドにストーンビジューの輝く衣装で宝塚時代を彷彿させてくれるのもうれしい。「GOLDEN JAZZ」「ブラックローズ」「Forever LOVE」「永遠」など、ポップスの雰囲気とは打って変わって情感豊かに歌い上げる龍が近づいてくると、スポットライトを浴びながら自らが光り輝いているような男役トップスター時代を思い起こさせる。

最後は龍が挑戦したいと言うミュージカルソング。『モーツァルト!』から「星から降る金」、そして『蜘蛛女のキス』を伸びやかな歌声で披露した。特にラストの『ウィキッド』の「自由を求めて」は、“自分の心に嘘をつかずに 大空高く 飛び立つ…今”という歌詞やその躍動感が龍の今と重なり、今後の活躍への期待がつのった。

アンコールでは編み上げた髪をほどきウェットヘアをかき上げながら、真っ赤な口紅に宝塚100周年運動会で輝かせたゴールドスパンコールの学ラン姿で登場し、スピード感のある「ワタリドリ」を熱唱。ただし、その美しくもかっこいい“今の龍真咲”を見て余韻に浸るファンたちを、それだけでは帰さないのが龍である。二度も終演アナウンスが流れたことで、もう終わりだろうと思い席を立ったファンたちに恒例のカーテンコールが待っていた。“家に着くまでが遠足”ならば、“もう帰ってと叱られるまでが龍のコンサート”。思わぬ“お土産”で会場を沸かせる。

締めの挨拶では「自分なりに自分らしい女性版・龍真咲を作っていきたい。今日が本当の意味の卒業」と語った龍。男役トップスター・龍真咲を追いかけたファンたちへ、“次は一人の人としての魅力に期待してほしい”という意欲的な宣言に受け取れた。これからは女性としてのセクシーでキュートな一面も開花させつつ、たまには凛とした男性的な魅力で歌い続けてほしいと強く感じた。8月には、Bunkamuraオーチャードホールにて『Ryu Masaki Concert 2017』、そして来春には帝劇『1789』への出演も発表されているだけに、今後も龍真咲からは目が離せない。


【文/馬場愛子 資料提供/スペースクラフト】



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宝塚歌劇のフランス大革命もの上演史に、新たに刻まれた美弥るりかの単独初主演作 ミュージカル『瑠璃色の刻』

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月組二番手男役スター美弥るりかの、単独初主演公演である宝塚月組公演ミュージカル『瑠璃色の刻』が、東京赤坂のTBS赤坂ACTシアターで開幕した(21日まで)。

ミュージカル『瑠璃色の刻』は、不老不死の超人とも、稀代の錬金術師とも、時を駆ける預言者とも呼ばれ、今尚多くの謎に包まれ、その正体は瑶として知れない「サン・ジェルマン伯爵」を題材に、彼に瓜二つの男が「サン・ジェルマン伯爵」の名を騙ったことから、ブルボン王朝の中に、引いてはフランス大革命の嵐の中に巻き込まれていく様を、ドラマティックに描いた、作・演出家原田諒の意欲作となっている。

【STORY】
ルイ16世治世のフランス。ロワール川の畔にあるシャンボール城は、18世紀のヨーロッパで不老不死の錬金術師とも、時空を駆ける魔術師であり預言者とも称される、サン・ジェルマン伯爵が太陽王ルイ14世から与えられた城だと伝えられていた。ある晩この城に、貧しい芝居一座の役者シモン(美弥るりか)とジャック(月城かなと)が忍び込んでくる。奇妙な回廊のあるこの城からサン・ジェルマン伯爵の宝を盗み出そうとしていた二人は、遂に隠し扉の奥にある伯爵の居室に行き当たるが、そこに飾れていた伯爵の肖像画を見て愕然とする。なんと、サン・ジェルマン伯爵はシモンに瓜二つだったのだ。二人はこの奇妙な偶然に賭けることを決意し、伯爵が未来を占ったという「賢者の石」を手に、富と名声を得ようとそのまま出奔。シモンはサン・ジェルマン伯爵、ジャックはその従者テオドールとして、堂々ベルサイユ宮殿に乗り込み、国王ルイ16世(光月るう)、王妃マリー・アントワネット(白雪さち花)との謁見に臨み、信頼を勝ち得ていく。
瞬く間に時代の寵児となっていくシモン=サン・ジェルマン伯爵。だが、その華やかな宮廷生活とは裏腹に、フランスの国庫は底をついており、財務長官ネッケル(輝月ゆうま)は、度々国王夫妻に遊興をやめ、財政の健全化を図るべきと進言するが、第三身分の平民出身であるネッケルが、国王に指図することを好まない国王の弟プロヴァンス伯爵(貴澄隼人)の妨害にあい、事態は悪化の一途をたどっていく。そんなネッケルを市民の代表、最後の希望と恃む弁護士で、革新派の論客ロベスピエール(宇月颯)を中心とした市民たちの、新しい時代を自らの手で切り開こうとする気運は、日増しに高まりを見せていく。
そんな時代の胎動の中で、王妃をはじめ、貴族たちに未来を預言し、永遠の若さを得る秘薬「エリクシール」を所望され、富を得ただけでなく、人に必要とされることの喜びを見出していくシモンと、虐げられた平民である自分たちと貴族たちの暮らしぶりのあまりの違いに、憤りを抑えられなくなっていくジャックの間にも、気持ちのすれ違いが生じはじめていた。しかも、二人がかつて共に芝居をしていたダミアン一座の一行が王妃の離宮プティ・トリアノンで御前公演を行い、花形女優アデマール(海乃美月)が、王妃の目に留まって王級舞踊団に召し抱えられたことから、二人の素性が暴露される日は近いと感じたジャックは、ここが潮時とシモンに宮殿から逃げようと訴える。だが、宮廷の人々に頼りにされていることに生きがいを感じているシモンは、自分はあくまでもサン・ジェルマン伯爵として生きると断言し、二人は決裂する。折も折、プロヴァンス伯爵がネッケルを罷免し、市民の暴動を抑える為にパリに軍隊を送り込むことを国王に進言し、国王もそれを許諾したことをジャックとアデマールが立ち聞いてしまったことから、更に大きな時代のうねりが彼らを巻き込んでいくこととなって……。

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不老不死の預言者、時空を超える謎の錬金術師として、今尚その存在が神秘のベールに包まれているサン・ジェルマン伯爵は、創作の恰好の題材となる人物で、ティーン世代に絶大な人気を誇るファンタジー小説などにも、数多く登場している。宝塚歌劇でも1994年、当時の星組トップスター紫苑ゆうの退団公演『カサノヴァ─夢のかたみ』で、二番手スター麻路さきがサン・ジェルマン伯爵に扮し、妖しい魅力を振りまいていたものだ。
そんなサン・ジェルマン伯爵を、いよいよ主人公として扱う作品が創られるとあって、その成果に注目していたが、2013年の『ロバート・キャパ 魂の記録』『華やかなし日々』で第20回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞していて、今年2017年『For the people─リンカーン 自由を求めた男─』で、再び第24回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞するという、外部での評価がますます高まっている作・演出の原田諒が選んだのは、「サン・ジェルマン伯爵」の名を騙る男の物語だった。この着想によって、いくら生没年もはっきりしないサン・ジェルマン伯爵とは言えども、歴史に登場した大まかな時期が、ルイ15世の時代であることがわかってはいる人物を、伝家の宝刀『ベルサイユのばら』を代表作に持つ宝塚歌劇が最も得意とする、フランス大革命の時代に無理なく登場させられたのは、実に面白い視点だった。その工夫がすなわち、作家原田諒が、フランス大革命をどう描くか?という宝塚の若手作家ならば、おそらく誰もが取り組んでみたいに違いない題材にたどり着く道筋をつけたことが、作品を更に興味深いものにしていた。

そんな、原田の描く「フランス大革命」には、圧制に苦しんだ市民たちが革命を志向する熱気に注がれる視線と同様の強さで、王妃マリー・アントワネットに代表される滅びゆく者に対する、敬意と情の深さが感じられる。これは『ジャン・ルイ・ファージョン─王妃の調香師─』を創った植田景子、『ルパン三世─王妃の首飾りを追え─』を創った小柳奈緒子にも共通する視線で、やはり宝塚歌劇には、断頭台への階段を昇っていくマリー・アントワネットの後ろ姿をクライマックスとした、植田紳爾の『ベルサイユのばら』が放つ、畏怖にも近いほどの影響力があるのを感じずにはいられない。だが、その切り口に「サン・ジェルマン伯爵」を置いたことによって、この作品がとりわけ深い神秘性を得たのは、特に注目すべき点だ。
それは、伯爵が未来を占ったという「賢者の石」を、瑠璃色の光るラピスラズリの宝玉とした冒頭から、舞台のカラーを印象づけていく。実在のシャンポール城に存在するという、二重の螺旋階段、絡まりあいながらも決して交わることのない階段を表した装置が、ドラマの進行と共にぐるぐると回転することによって、時には貴族社会と平民たち、時には友情と相反する感情、時には革命の炎とそれを抑えようとする思惑、そして何よりも、貧しく名もない役者だったシモンと、そのシモンが扮し、いつしか本人をも呑み込もうとするサン・ジェルマン伯爵の影=虚像と実像といった、相反するものが同時に表現されていく様には、実に大きな見応えがあった。原田作品に欠かせない、そして原田が招き入れたことで今では宝塚歌劇にも欠かせない存在となった装置の松井るみの、いつもながらの鮮やかな仕事ぶりにも力を得て、激動の時代にサン・ジェルマン伯爵として生きようとした主人公と、彼を取り巻く人々と歴史に名高い出来事を、スピーディに、かつロマンの香り豊かに描いた原田の作品構築が見事だった。

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そんな作品を大きく牽引し、成功に導いたのが、主演の美弥るりかの資質と力量であることは、論を待たないだろう。瑠璃色に光る賢者の石を手に登場する冒頭から、美弥の放つ耽美な香りが、一気に舞台の空間を染めていく様は目を瞠るほどで、その妖しく美しく、どこか謎めいた姿に魅了されずにはいられない。決して大柄な人ではないはずなのに、美しい巻き髪のロングヘアと、コスチュームがあれだけ似合うのは、頭身バランスが抜群だからこそだ。
そこから貧しい旅役者のシモンとして再び登場した時には、彼女のチャームポイントである大きな瞳が輝き、華やかな明るさが前面に出てくる。この表現の鮮やかな違いがあるからこそ、謂わば素顔のシモンと、サン・ジェルマン伯爵に扮して一儲けを狙う、あくまでも伯爵を演じているシモンと、本名の自分を捨ててサン・ジェルマン伯爵として生きようと決意したシモン、それぞれの作中での変化が生きてくる。すなわちそれは、この作品の主人公として求められている要素を完璧に演じているということで、美弥が纏う空気が刻々と変わっていくことが、そのままドラマを押し進めていくのに感心した。
伯爵が王妃マリー・アントワネットに対してする「預言」が、深く心を打つのも、誰かに必要とされることの尊さを知ったシモンの、作中での心境変化と成長を、美弥が的確に表した故だ。何よりも、決して早かったとは言えない、単独初主演の機会に、蓄えていた力を噴出させ、役柄を見事に演じきって文字通りの代表作を勝ち取り、更に、宝塚歌劇のセンター、主役が十二分に張れる人材だと示したのは、男役スター美弥るりかにとって、何よりの大きな成果となった。月組の貴重な一角を担う存在であることはもちろんだが、もう一つ先にある夢に十分向かえる人材である美弥を、宝塚歌劇団が是非大切に遇してくれることを願っている。

その美弥の親友ジャックに扮した月城かなとは、雪組からの組替後、月組生としてのこれがデビュー。非常に端正な美貌の持ち主だが、美弥のどこか少女漫画から抜け出したようなファンタジー性に対峙すると、ある種人間臭く、誠実な美丈夫としての骨太感が際立つのが発見だった。この持ち味がそのままドラマの中に生きていて、やがてシモンと袂を分かっていく流れにリアリティを与えていて、作品の中にあって十分に効果的な存在感を発揮していた。歌声も伸びやかで、月組の新たな戦力として、今後ますます台頭してくることだろう。これからの躍進が楽しみだ。

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二人と共に一座で女優をしていて、その後王妃マリー・アントワネットに召し抱えられるアデマールに扮したのは海乃美月。すでに月組の本公演で、実質的にはヒロインとも言える役柄をダブルキャストで経験している月組の重要な娘役の1人で、この公演のポスターにも掲載され、パンフレットの写真の扱いなどからも、ヒロイン格だとの主張は十二分に伝わるのだが、実際の舞台の中での役割りがやや難しいことになっている。何しろシモンとジャックが一座にいた時代のシーンが、作中に描かれていないので、アデマールという女性が二人とどの程度親しい関係にあったのかが伝わりにくい上に、王室に反感を抱いているというのも、王妃に召し抱えられたあとほぼ唐突に提示されるから、その後の役の心境変化が見えづらい。ラストシーンの展開が弱く感じられるのもこの為で、せめて三人が共に芝居をしているシーンが、例えば回想でも良いからどこかにあれば、ずいぶん見え方も違ったのではないか。これは海乃の問題ではなく脚本上の問題で、内外から大きな注目を集め、成果もあげている原田作品の唯一の問題点が、ヒロインが上手く機能しないケースが散見される点だと思うから、今後の研鑽に期待したい。ただ、その中で美しいバレエシーンも含めて、懸命に健闘した海乃は評価できる。表情もずいぶん柔らかく美しくなり、早くから抜擢されてきた人だが、むしろ学年が上がるにつれて若々しくなっているのは、娘役としての本人の努力の賜物だろう。
フィナーレには美弥とのデュエットダンスがあるが、今回、ミュージカル俳優として大活躍している良知真次が初めて宝塚の振付を担当。原田のこうしたチャレンジ精神は大いに買うし、男役のダンスナンバーなどは非常に新鮮で面白いものだったが、このデュエットダンスの振付も、従来の宝塚作品からするとなかなかに斬新。だがそれがかえって、作中恋愛関係には至らないシモンとアデマールには相応しく感じられたのが、面白い効果だった。

もう1人、大きな役割りを果たしたのがロベスピエールの宇月颯で、革命へと向かう民衆の先頭に立つ役柄を、いつもながらシャープなダンスと、豊かな歌声で活写している。宇月は2010年に月組で、やはりフランス大革命を扱ったミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL』が上演された折に、新人公演でロベスピエールを演じていて、図らずも二度目の邂逅となった歴史上の重要人物だが、その経験を活かし、後にこの人物がフランスに恐怖政治の時代を刻むことが、理想に燃えた革命家であった日々から、ラストシーンに向けての変化できちんと伝わってくるのが素晴らしかった。『ベルサイユのばら』『1789─バスティーユの恋人たち─』と、常にバスティーユの戦いの中で力強く踊っていた宇月の姿が、この作品の新たなバスティーユの戦いでセンターを担える力感につながったことにも、大きな感慨を覚える。冒頭もう一役、サン・ジェルマン伯爵に仕えるテオドールも演じているが、思い切った老人の造形で、注意しないと宇月だとはわからないほどの化けっぷりが鮮やか。力のある人が相応の働き場を得ていることは喜ばしい。

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他にも、非常に多くの歴史上の有名人物たちが活躍しているのもこの作品の魅力の一つ。中でも王妃マリー・アントワネットの大役ぶりが群を抜いていて、演じた白雪さち花の堂々たる演技は特筆もの。原田のイメージの中にあるアントワネットが、決してただの愚かな何も知らないお姫様ではないことが、作品の隅々にまてあふれ出ていて、サン・ジェルマン伯爵に、またアデマールに見せるそれぞれの表情も、陰影が深く思慮に富んでいる。中でも退場時の大ナンバーを劇的に歌い切ったのは、白雪が蓄えてきた力の賜物に他ならない。これまても『春の雪』の月修寺門跡役など、印象的な仕事は重ねている人だが、ポスターメンバーではない宝塚の娘役が、これだけ大きな役柄に恵まれることはそう多くないことを考えると、彼女のキャリアの中でも、長く語り継がれるに違いない名演だった。

また、ルイ16世のおっとりとした帝王の造形を品良く演じた光月るうの、どこかはんなりとしてこせついたところの少しもない持ち味は貴重だし、そんな兄に貴族の誇りと厳格さを求めるプロヴァンス伯爵の貴澄隼人の、凄味を秘めた演技が作品のポイントになっている。常々思っていたことだが、豊かな幅のあるこの人の声は、男役として非常に大きな魅力を秘めている。学年が上がってきて、役柄も大きくなるだろうこれからの活躍が楽しみだ。一方、彼らに苦言を呈し続けるネッケルの輝月ゆうまは、上背も迫力もあり、最早こうした役柄はお手のものという印象。定評ある歌唱力も生かされた好助演だった。他に、芝居一座の座長ダミアンの響れおな、ポリニャック伯爵夫人の夏月都、ランバール公妃の晴音アキらが、それぞれ個性的な芝居を見せれば、芝居一座の役者フィリッポの夢奈瑠音、革命家たちの颯希有翔、連つかさ、佳城葵ら、若手男役たちもそれぞれに生き生きと活躍していて、宝塚歌劇が取り組むフランス大革命の時代のドラマに、また1つ新たな歴史が加わったことを喜びたい舞台となっている。

〈公演情報〉
宝塚月組公演
ミュージカル『瑠璃色の刻』
作・演出◇原田諒
出演◇美弥るりか ほか月組
●5/13〜21◎TBS赤坂ACTシアター
〈料金〉S席 7.800円 A席 5.000円
〈お問い合わせ〉阪急電鉄歌劇事業部 03-5251-2071(10時〜18時・月曜定休)
公式ホームページ http://kageki.hankyu.co.jp/





【取材・文・撮影/橘涼香】
 


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井上芳雄主演により小池修一郎が新しく創造したミュージカル『グレート・ギャツビー』

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宝塚歌劇で初ミュージカル化され、日本演劇界の雄小池修一郎が世に出るきっかけともなった記念碑的作品である、ミュージカル『グレート・ギャツビー』が、楽曲を一新し、井上芳雄主演による男女版として、日比谷の日生劇場で開幕した((29日まで。のち、6月3日〜15日名古屋中日劇場、7月4日〜16日大阪梅田芸術劇場メインホール、7月20〜25日福岡博多座での上演)。

原作は、F・スコット・フィッツジェラルドの代表作であると同時に、アメリカ文学をも代表すると称される同名の傑作小説。経済、文化が大きく発展し、大バブル時代を迎えていた1920年代のニューヨークで、真実の愛を求め続けた男が、破滅へと向かう悲しくも美しい物語は、時を超え今も輝き続けていて、1974年にロバート・レッドフォード、2013年にはレオナルド・ディカプリオ主演による映画化がなされている。
そんな作品の、世界初のミュージカル化が、小池修一郎による宝塚歌劇団での上演で、1991年に杜けあき主演で初演(『華麗なるギャツビー』として上演)され、その優れたオリジナルミュージカルとしての完成度が大きな喝采を集めた。この作品の成果により、小池は第17回菊田一夫演劇賞を受賞。当時、宝塚歌劇団の若き才能として評価されていた小池に、演劇界全体が注目した最初の機会がこの作品の成功だったと言って間違なく、『エリザベート』『モーツァルト!』『ロミオとジュリエット』『スカーレット・ピンパーネル』『1789〜バスティーユの恋人たち』等々、海外ミュージカルの優れた潤色・演出で、日本ミュージカル界の中心的存在となっていく小池の、謂わば土台を創った貴重な作品だった。
更に2008年には瀬奈じゅん主演で、『グレート・ギャツビー』とタイトルを改め、1本立ての公演として日生劇場で再演されている。今回はそれ以来、9年ぶりの上演で、『BANDSTAND』でブロードウェイ・デビューを果たした新星リチャード・オベラッカーによる全曲書き下ろしの楽曲に、井上芳雄を主人公ジェイ・ギャツビーに迎え、初めての男女版としての上演となった。

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【STORY】
1922年、空前の好景気に沸くニューヨークへやってきたニック(田代万里生)は、隣接する豪邸で、夜毎開かれている豪華絢爛なパーティーへの招待状を受け取る。主の名はジェイ・ギャツビー(井上芳雄)。だが館を訪れたニックは、パーティに参加している大勢の客人のほとんどがギャツビーの顔も知らず、招待状すら持っていないことを知る。禁酒法の時代に堂々と本物の酒を振る舞うこのパーティには、誰もが自由に参加することができるのだ。しかも、その場に警官が踏み込んでくると、ようやくギャツビーその人が現れ、パーティに参加していた警視総監を促してすべてはお咎めなし。酒と同時にこの非現実な空間に酔ったニックは、喧騒から逃れて外に出て、ひとり佇み、湾の向こう岸の灯りを見つめるギャツビーの姿を目にする。初めて隣人同士の挨拶を交わしたニックに、ギャツビーは自分の出身地や戦地での経歴を話す。勢い自分のことも話す流れになったニックは、ギャツビーが見つめていた向こう岸に、自分の美しい従姉妹のデイジー(夢咲ねね)、その夫で大学の先輩のトム(広瀬友祐)夫婦がいることを告げるが、その時ギャツビーの顔色が変わったことには気づかなかった。
だが、そんなニックの存在が、やがてギャツビー、デイジー、トム、デイジーの友人で女子プロゴルファーのジョーダン(AKANE LIV)、更にはトムの愛人のマートル(蒼乃夕妃)とその夫ジョージ(畠中洋)の運命を、大きく変えていく出会いをもたらして……

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小池修一郎がこの作品をミュージカル化した最初は、宝塚歌劇の定番上演形態である、ドラマものとショーとの二本立ての1本としての上演だったので、作品は1幕もの約90分で出来上がっていた。この90分の中に、愚直なまでに、人生でただ1人愛した女性、デイジーを再びこの手に取り戻そうとするギャツビーの思いの深さと、それ故の軋みと掛け違いが悲劇を生んでいくドラマ世界が、宝塚歌劇の特徴である銀橋をはじめとした、盆、セリという舞台機構を駆使してひと時も止まらずに描かれる様は圧巻で、主題歌「朝日の昇る前に」は主演者である杜けあきの絶唱と共に、実に鮮烈な印象を残したものだった。それから17年後、宝塚歌劇の所謂外箱公演(宝塚大劇場、東京宝塚劇場以外の劇場で行う宝塚歌劇の公演全般)としての、日生劇場での再演では、休憩を挟む2幕ものの1本立てとして大幅に加筆され、楽曲もプラスされての上演となり、特に、その17年間の間に、海外ミュージカルの潤色・演出のジャンルで、大きな名声を得ていた小池の「ミュージカル」のノウハウが随所に加味されていたのが印象的な仕上がりとなっていた。
それから更に9年、今回の男女版の脚本と構成は、大きくはその08年の日生劇場上演時のものを踏襲していて、冒頭に結末を持ってきたことと、何よりもやはりミュージカルの要である楽曲が全く新しくなっていることととで、十分な新鮮さはありつつ、小池が本来この作品を描こうとした作劇の原点が揺らいでいないことに、まず大きな感動と感慨があった。それは演劇界の巨人とも言っていいだろう存在となった小池が、劇作家として確かな歩みをはじめた時の、謂わば非常に無垢でピュアなものを、未だ大切に心に持っていることの証でもあったし、更に、日本のミュージカル界のスターたち、特に男優たちが、ここまでダンディズムを描けるようになったことの、やはり証でもあった。

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というのも、近年、海外ミュージカルの大作が、まず宝塚歌劇団で初演され、のちに東宝や梅田芸術劇場の製作で、男女版で上演されるという形態が、全く珍しくなくなった日本の演劇界に於いても、(それは小池修一郎という日本のミュージカル演出の第一人者が、宝塚歌劇団に在籍したまま外部のミュージカル作品の演出も精力的に手掛けていることが、まず最も大きな要因ではあろうが)、宝塚歌劇団のオリジナル作品が、改めて男女版で上演されるという今回の『グレート・ギャツビー』の持つ意味合いは、全く別の側面を持つものだったからだ。敢えて女性が男性を演じることで、確実に1つのファンタジー性と様式美を有する宝塚歌劇では、日本人が外人を演じることも、男性が1人の女性への愛の為に命を落とす様を、愚かな行為ではなく愛に殉じた至高の美しさとして描くことも、ある意味で容易だ。宝塚歌劇には「美しいものは正義である」という絶対的なセオリーがあり、それを最上のものとして理解し、賛美する観客が劇場を埋めている現実がまず大きな前提として現実にある。。宝塚歌劇が「舞台と客席が共犯関係になって創り出す幻想空間」と呼ばれるのはその為で、あの世界には−、報われぬ愛に殉じる男を愚かだと指さす者は誰もいない。
けれども、男女版のミュージカルとなれば話は全く違ってくる。この作品のジェイ・ギャツビーが、かつて家柄の違いの為に引き裂かれた愛する女性、ディジーを取り戻す為に、裏社会とも通じ財を成し、裕福な青年と結婚し子供までいるデイジーの家の対岸に豪邸を建て、彼女が訪ねてくる日を待ちながら、招待状不問の豪華なパーティを夜毎開き続けるという行為は、1歩間違えばストーカーとも取られかねない執念に違いない。しかもそうまでしても、思いが叶わないストーリー展開と、あまりにも孤独なラストを、リアルな男女が演じる舞台で同じように提示した時、ギャツビーが客席の共感を得られるか否かには、宝塚歌劇団での上演よりも遥かに高いハードルがあったはずだ。だからこそ、そこを脚本・構成がどう描いてくるのか?に注目もし、どこかで案じていた部分も確かにある。
だが、そうした構成上の配慮や、小手先の技巧に走ることなく、若き日の小池が作品に魅了され、宝塚歌劇の為に書き下ろしたミュージカル作品としての骨子をほぼ踏襲した状態のままで、井上芳雄のギャツビーは、その高いハードルを実に悠然と越えてきた。それはまさに目を瞠るほどの完璧な主演ぶりだった。 

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井上のギャツビーは、どんな違法な行為に手を染めていても、誇りを持ち、ただひたすらにデイジーを求め、愛に生き、愛に殉じる愚直な、それでいて圧倒的に美しい男性だった。それは、貧しい環境に生まれながら、自分が実は浚われたプリンスであり、いつか王国の使者が自分を迎えにくると信じながらも、その迎えを自分は断る。自分の王国は自分で創るのだと、空想の世界で自分を鼓舞する青年を、大の男がそんな夢物語に逃げ込んで…と笑い飛ばすのではなく、頑張れと素直に応援する気持ちにさせたほどの威力だった。それはドラマのどんな局面でも常に貫かれている、確かな実力に裏打ちされた上での井上のスター性のなせる技に他ならず、ミュージカル界の新星として彼がこの世界に登場してから、若き二枚目スターとして、プリンスとして走り続けてきた道のりがあったからこそ、成し遂げられた成果だった。彼の芝居にはかねてから、良い意味で宝塚のトップスターに通じる煌めきとオーラがあると感じていたが、この作品でその資質が最大限に生かされたと言っていいと思う。そうした意味で、井上なくしては成立しなかった舞台であり、彼がこのミュージカル『グレート・ギャツビー』のギャツビーを演じたことは、作品にとって、小池にとって、ミュージカルファンにとって、もちろん宝塚歌劇ファンにとっても幸福なことだった。「朝日の昇る前に」ほどには、キャッチーで圧倒的な主題歌としてそそり立つ楽曲がない中で、リチャード・オベラッカーの書き下ろした如何にも今の時代のミュージカルの楽曲、まず豊かな声量がなくては歌いこなせないナンバーを余裕たっぷりに歌ったのはもちろん、ジャズエイジの時代を巧みに表したジャジーな楽曲も、粋に歌いきった歌唱力も特筆すべきものだった。

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そのギャツビーが文字通り命を賭けて愛し抜いたデイジーの夢咲ねねは、何よりも美しくなくてはならない役柄をよく支えている。この人が美しくないと、すへてを凌駕するほど美しくないと、愛に殉じるギャツビーが愚かに見えてしまう。その最も大切な部分をきちんと示したのは、やはり宝塚歌劇の「美は正義なり」の世界の中で、長くトップ娘役を務めた彼女ならではの力量だろう。音域がやや合わないようで、歌唱に苦戦のあとが見受けられるのが気がかりだが、ギャツビーとの純愛を引き裂かれたあと「女の子は綺麗なおバカさんでいるのが一番幸せなのよ」と、自分に言い聞かせている、その実決して綺麗なおバカさんではない繊細さを秘めている、小池版『グレート・ギャツビー』ならではのデイジー像に相応しい存在だったことを、まず評価したい。

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図らずも彼らの恋の橋渡しをするキーマンであり、ドラマを俯瞰する語り手でもあるニックの田代万里生は、ギャツビーとの距離の取り方が絶妙なのに瞠目した。宝塚歌劇の初演ではこの役柄は所謂、組の準トップスター、二番手の男役と呼ばれる人材が演じていて(初演キャストは一路真輝)、その演者同士の関係性から、ギャツビーとニックがかなり早い段階から親密な友情を育んでいるように感じられたものだが、田代のニックは初めは明らかにギャツビーに対してうさんくささを抱いている人物として登場する。それが徐々にギャツビーにシンパシーを感じて行き、最後には完全にギャツビーの側に立つ、その変化が自然で明確なのがドラマを奥深いものにしていた。井上との個性の違いも実に効果的で、作品の語り部としての役割も的確だった。
また、デイジーの友人ジョーダンのAKANE LIVは、プロゴルファーという作中随一の自立した女性を、適度なドライさを見せて活写している。ニックとの恋の顛末に納得がいくトータルに芯の通った役作りで、見事な頭身バランスと美貌にショートカットのヘアスタイルがよく似合った。

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デイジーの夫トムの広瀬友祐は、上流の男の無意識に表す傲岸不遜の表現が巧みで、上背もありマスクも整った持ち前のビジュアル面の強みだけではない、演技面の充実が頼もしい。かなり歪んではいるものの、トムなりにはデイジーを愛してもいるのだろうと思わせたのが、役柄に奥行きを与えていた。

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そのトムの愛人マートルの蒼乃夕妃は、刹那的なフラッパーを気取りながら、意に染まない今の暮らしからトムが助け出してくれるのを、実は待っている一途さと、必死さの表出が巧み。そんな妻の心を知りながら、なんとかやり直したいと願う夫のジョージの畠中洋が、悲劇へと転げ落ちていくドラマ後半の展開を一手に握って、鬼気迫る演じぶりがすさまじくさえある。これもまたキャスティングの見事な勝利だと感じられる好演だった。

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他に、ギャツビーと裏社会とのつながりを表すウルフシャイムの本間ひとしの、常の軽やかさとは打って変わった迫力は嬉しい驚きだったし、デイジーの母エリザベスの渚あきも、楚々とした持ち味とは遠いところにある、厳格な女性の権高さをよく表現していて、作品の重要なポイントを締めていた。マートルの妹キャサリンの音花ゆり、デイジーの乳母のヒルダの七瀬りりこと女キャストの主要な役柄を、ほぼ宝塚OGで固めた小池の意図が、この作品の場合確実に生きていて、宝塚の為に書かれた作品を男女版の作品として構築する橋渡しの役割をそれぞれがよく果たしている。何よりも、男役が体現するダンディズムと美学を、生身の男性が表現してグロテスクにも、ましてや欠片も滑稽にもならなかったのは画期的で、宝塚から生まれたミュージカル界の雄小池修一郎の原点たる優れた作品が、男女版舞台との交感という、新たな可能性を拓くもう1つの原点となったことを喜びたい。

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〈公演情報〉
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ミュージカル『グレート・ギャツビー』
原作◇ F・スコット・フィッツジェラルド 
音楽◇リチャード・オベラッカー 
脚本・演出◇小池修一郎 
出演◇井上芳雄、夢咲ねね、広瀬友祐、畠中洋、蒼乃夕妃、AKANE LIV、田代万里生  他
●5/8〜29◎日生劇場
〈料金〉S席 13.000円、A席 8.000円、B席 4.000円
〈お問い合わせ〉帝国劇場日生公演係 03-3213-7221(10時〜18時)
●6/3〜15◎中日劇場
〈料金〉A席 13.000円、B席 7.000円
〈お問い合わせ〉0570-55-0881(10時〜18時オペレーター対応 24時間音声自動対応)
●7/4日〜16◎梅田芸術劇場メインホール
〈料金〉S席 13.000円、A席 9.000円、B席 5.000円
〈お問い合わせ〉梅田芸術劇場 06-6377-3800(10時〜18時)
●7/20〜25◎博多座
〈料金〉A席 13,500円 特B席 11,000円 B席 8,000円 C席 5,000円
〈お問い合わせ〉博多座電話予約センター 092-263-5555(10時〜18時)




【取材・文/橘涼香 写真提供/東宝/梅田芸術劇場】


「朝海ひかる」女優10周年記念ツアーdance-live-「-will-」 




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リーディングアンドラマ『シスター』豪華出演者で待望の東京公演が間もなく開演! 

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貴城けい、朝海ひかる、彩輝なお、檀れい
小西遼生、馬場良馬、梶裕貴、葛山信吾

水夏希主演『パンクシャンソン〜エディット・ピアフの生涯〜』で、演出の冴えを見せた鈴木勝秀。彼が作・演出を手がけ、本年3月に大阪で三倉茉奈、貴城けい、彩輝なお、池岡亮介、小西遼生、木村了で上演、大反響を呼んだリーディングドラマ『シスター』が、5月8日から、CBGKシブゲキ!!でも上演される。 
 
今回のシブゲキでは、女優は宝塚OGの、貴城けい、朝海ひかる、彩輝なお、檀れい、男優陣は、小西遼生、馬場良馬、梶裕貴、葛山信吾と豪華出演者が顔を揃えている。

姉弟が繰り広げる会話から、生み出されるのは絶望なのか、希望なのか−。
実力派の二人が編み出す、あなたの日常。二人で贈る、静かな会話劇が、今はじまる。


※初出の情報で篠井英介&千葉雅子とありましたのは2013年初演の間違いです。訂正してお詫び申し上げます。


〈公演情報〉
リーディングドラマ『シスター』
作・演出◇鈴木勝秀
共同演出◇石橋祐
出演◇
貴城けい 朝海ひかる 彩輝なお 檀れい
小西遼生 馬場良馬 梶裕貴 葛山信吾(公演回順)
●5/8〜13◎CBGKシブゲキ!!
〈料金〉6,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉東京音協

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