えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

『不徳の伴侶 infelicity』

喜多村緑郎&河合雪之丞コンビで更なる広がりを見せる乱歩ワールド『怪人二十面相〜黒蜥蜴二の替わり〜』本日開幕!

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歌舞伎界から劇団新派の世界に飛び込み、新派に新たな風を吹かせて大活躍を続けている喜多村緑郎と河合雪之丞による自主公演『怪人二十面相〜黒蜥蜴二の替わり〜』が、春本由香をはじめとする劇団新派の面々と、ゲスト参加の元宝塚宙組トップスター貴城けいを迎えて、本日3月30日池袋のサンシャイン劇場で開幕する(4月1日まで)。

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「怪人二十面相」は日本に探偵小説の礎を築いた江戸川乱歩が、1936年〜1962年にかけて書いた少年少女向け探偵小説『少年探偵シリーズ』に主として登場した架空の怪盗。小説世界の中で、貴重な宝石等を巡って名探偵・明智小五郎や、彼の率いる少年探偵団との闘いが繰り広げられ、明智小五郎の永遠のライバルとも言える立ち位置にある大怪盗だ。
その設定を活かし、2017年劇団新派公演で大評判となり、今年6月早くも再演する『黒蜥蜴』で名探偵明智小五郎という当たり役を引き当てた喜多村緑郎が、引き続いて明智役を演じ、『黒蜥蜴』ではタイトルロールを演じた河合雪之丞が、今回は怪人二十面相を演じる。内容は新作でありつつ乱歩原作のシリーズものでもあるという魅力的な作品となっている。

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【物語】
大正ロマンの香りが残る昭和初期。殺生はせず、現金にも関心を示さず、これと目をつけた宝石や美術品を「〇月〇日に頂戴に参上致します」という予告状を送り付け、警察をはじめとした厳重にも厳重を重ねた包囲網を潜り抜けて、まんまと宝を盗み出していく「怪人二十面相」が世の中の関心を一手に握っていた。
そんな怪人二十面相から所有する財宝を頂戴する、という予告状を受け取った大富豪河野家の令嬢不二子(春本由香)から、捜査の依頼を受けた名探偵・明智小五郎(喜多村緑郎)は、警察と共に河野家の警護に当たるが、私立探偵の存在を好ましく思っていない警察から、全く素顔のわかっていない怪人二十面相本人ではないか?との疑いをかけられる始末。そんな明智に声をかけてきた大河原美弥子(河合雪之丞)に、深く感じるものがあった明智は直感的に美弥子こそ怪人二十面相であると悟るが、ほどなくして不二子は誘拐されてしまう。
事態は浅草で大人気のレビュースター花菱蘭子(貴城けい)をも巻き込み、急展開の様相を呈し始める。謎が謎を呼び、いつしか事件は、幽霊館の地下迷宮に眠る宝物と、その莫大な宝を巡る過去の殺人事件へとつながってゆき……

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「役者たるもの、口を開けてただ待っているのではなく、自分から何かをつかみ取りにいかなくてはならない」そんな思いで、自主公演開催を決意したという喜多村緑郎と河合雪之丞が、その題材に大きな注目を集めた『黒蜥蜴』と同じ江戸川乱歩の世界を選んだ、その着眼点の見事さが、舞台の求心力を高めている。元々歌舞伎とは異なる新たな演劇を志向した人々が、当時の現代劇として発展させたものが「新派」と称された、という歴史から続いてきた「劇団新派」だが、現在では古典作品の存続を守り続けている劇団、というイメージがむしろ定着している。その世界に歌舞伎界から飛び込み、文字通り新しい風を吹かせた喜多村緑郎と河合雪之丞の存在が、昨年の『黒蜥蜴』大成功の立役者となったことは記憶に新しい。喜多村のダンディズム、河合の女形ならではのこの世ならぬ者の色気とが、徹底的に非現実を貫くことで、逆に生半可な現実感から生まれてしまう空々しさから逃れて、迫力と冒険と迷宮感を高めることに成功した。江戸川乱歩の世界との親和した様は見事で、『黒蜥蜴』は劇団新派が掘り当てた新たな鉱脈として、鮮やかな印象を残したものだ。
 
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そんな二人が6月に再演を控えた『黒蜥蜴』の前に自主公演に打って出る、という心意気に感じた脚色・演出の斎藤雅文が、『黒蜥蜴』から時代を遡り、そこに至る物語を用意したのは、実に巧妙な仕掛けと言える。ここには、喜多村と河合の資質が生きる乱歩の世界観はそのままに、新たな謎、新たな事件、新たな迷宮が立ち現れる醍醐味がたっぷりと盛り込まれている。それによって、『黒蜥蜴』初演を観た観客には、ここからあの話につながるのか!という興奮を。この『怪人二十面相』ではじめてこの世界観に接した観客には、この物語からどう『黒蜥蜴』につながっていくのか?という興趣を、共にかき立てられる舞台になっているのが心憎い。

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その中で喜多村緑郎は、若き日の明智小五郎を演じることで、爽やかな二枚目としての資質がより際立ち、一分の隙もないダンディズムを見せつけた『黒蜥蜴』の明智像とはまた違った、心優しく、感情の発露も豊かな青年ぶりに魅力を発揮している。抜群のプロポーションが引き立つ明智から一転、座ったままで講談を語るストーリーテラーの悟道軒円玉では、表現力の豊かさが前面に出ていて、講談の語り口も達者そのもの。実に贅沢な二役の妙味が味わえる。

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怪人二十面相の河合雪之丞は、なぜこの女性が怪人二十面相となっていったのかの経緯と、過酷な運命がきっちりと書き込まれた脚色に応え、たおやかさ、はかなさを秘めた緻密な演技で魅了する。乱歩のシリーズの中で怪人二十面相の過去が描かれた作品もない訳ではないのだが「本人さえ自分の本当の顔がわからなくなっている」という設定だけに、この作品で描かれる「怪人二十面相」のいきさつにむしろリアリティーが感じられ、彼女を応援したい気持ちにさせられるのは、斎藤の筆に応えた河合あってこそだ。

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更に作品に華やかさを加えたのが、レビュースター花菱蘭子を演じた貴城けい。とにかく登場しただけで舞台がパッと明るくなる華に圧倒されるし、やはり乱歩の小説世界に登場する「黄金仮面」にも扮して、久々に男役時代の香りも醸し出す。それが全く浮かないどころか、舞台のエンターテインメント性を高めていて、私生活では夫君である喜多村との、夫婦としての初共演の話題もあり、自主公演を興行面でも支えた力は大きい。当然ながら二人のコンビネーションは抜群で、更に現代的なカラッとした風情があるのが、喜多村&河合コンビとの好対照として互いに引き立て合ったのが素晴らしかった。

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事件の発端となる、河野家の令嬢不二子を演じた春本由香は『黒蜥蜴』に続く令嬢役で、更にこちらでも賊に誘拐されるという同じ設定にも関わらず、両者を全く違う色合いで演じ分けていて、確かな力量を感じさせる。この作品の世界が、やがて『黒蜥蜴』につながっていく上で重要な鍵を握っている人物でもあり、この驚きと興奮は、是非劇場で体感して欲しい。

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また、この興行に賛同して参加した劇団新派の面々にも大きな活躍の場があるのが、自主公演に打って出た喜多村と河合の劇団への熱い思いを感じさせて、双方の心意気が大人数の舞台を弾ませたことも見逃せない。この高い熱量を持った劇団新派による江戸川乱歩の世界が、6月の『黒蜥蜴』公演はもちろん、更にシリーズ化されていく未来にも大きな期待を寄せられる、必見の舞台となっている。

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【囲み取材】

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春本由香、河合雪之丞、喜多村緑郎、貴城けい

初日を前に3月29日、通し舞台稽古と囲み取材が行われ、喜多村緑郎、河合雪之丞、春本由香、貴城けいが、記者の質問に応えて公演への抱負を語った。

──それぞれの役どころと見どころをお願いします。
貴城 (喜多村からどうぞ、と促されて)えっ?私から?
喜多村 いいじゃない?(笑)
貴城 レビューの女王花菱蘭子と黄金仮面をさせて頂きます。まず黄金仮面で久しぶりのちょっと男役スタイルというようなものや、台詞があったりするのが、自分の中でもとても新鮮です。そして物語の中でも重要な役割をさせて頂いているので、蘭子もそうですし、黄金仮面もとにかく華やかに舞台を彩れるように演じられたらな、と思っております。
喜多村 私は明智小五郎と悟道軒円玉という講釈師の二役でございます。とにかく自主公演ならではの分量の多さ、明智もですし、また円玉の講釈が三くだりあるのですが、講談がこんなに大変だったとは!と。狂言回し的な、ストーリー進行をする上で非常に重要な役どころになっています。ですので神田陽子さんに教わりまして、きちんとやったつもりではございますが、何しろ分量が多くて…そんなことは言い訳にできませんが(笑)。また、明智小五郎は前回の『黒蜥蜴』に行く前の、成長過程のちょっと青っぽさがにじみ出た明智小五郎と、『人情馬鹿物語』や新派の『遊女夕霧』の悟道軒円玉は、本当に憧れの役だったので、スタイルは違いますが、非常に大きな二つの役で、明日の初日どうしようかな、という不安な気持ちでいっぱいです。初めてですね、不安になったのは。大体舞台稽古では完璧な方なのが、ちょっと今はドキドキしています。

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河合 私は怪人二十面相をやらせて頂きます。この人物がどのような人生を歩んで怪人二十面相になったか?というところが、面白く描かれていますのと、更に、6月にまた上演させて頂きます『黒蜥蜴』に、怪人二十面相がどのように関わっていくのか?というところが、本当に見どころになっております。私自身もこういうお役は好きで、自分の中に染み込みやすいお役ですので、そういう意味でもこの自主公演でやらせて頂くのは本当に嬉しいです。この作品が6月の『黒蜥蜴』に「こうつながっていくのか!」というのが、ご覧になって頂けたらわかりますので、一生懸命頑張って演じたいと思います。
春本 私は河野不二子という役をやらせて頂くのですけれども、前回の『黒蜥蜴』もお嬢様の役どころでしたが、今回もまたお嬢様なのですが、ちょっとコンプレックスを抱いていて、という役どころで『黒蜥蜴』にこの作品がつながっていくというところの、キーポイントにもなるのかなというお役ですので、精一杯やらせて頂いております。

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──昨年の上演で大評判となって、6月に早くも再演される『黒蜥蜴』に行く前の時点の物語という、とても魅力的な設定ですが、企画はどのように?
喜多村 我々は新派に所属させて頂いてまだ日が浅いので、はじめは古典を勉強したいな、という気持ちが強かったのですけれども、やはり6月の『黒蜥蜴』に向けて、まだ観たことがない方も、初演をご覧になった方も共に楽しめるシリーズもののような形にできないかなという案が出てきました。それを受けて『黒蜥蜴』の斎藤雅文さんが「じゃあ、僕が書く」と、お忙しい中書いてくださって。出来上がったストーリーが大変面白くて、『黒蜥蜴』と凌ぎを削るようなものになりました。また、劇場のサイズも大きくなりましたので、スペクタクル性も加味されていて、今回の舞台をご覧になって頂けたら、6月の『黒蜥蜴』が更に楽しめる二部作となっていますので、これを自主公演でさせて頂いたことは間違っていなかったと思っております。
──この舞台を観ることによって『黒蜥蜴』ももっと楽しめるものに。
喜多村 そうです、多分10倍、20倍楽しんで頂けると。
河合 また『黒蜥蜴』をご覧になった方も、とても楽しみにしてくださっているのではと思いますし、今回初めてご覧になるお客様は、是非『黒蜥蜴』を観たいと思って頂けるのではないかなと。そういう本当にしっかりとしたつながりのある作品に出来上がったことを、とても喜んでいます。
喜多村 道具も前回の『黒蜥蜴』の世界観のまま、またちょっとデラックスになりましたので、『黒蜥蜴』の舞台にもまた、更に可能性を感じさせるような自主公演になったと思います。

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──宝塚のレビュースターでいらした貴城さんが、レビュースターの役を演じることについては?
貴城 このお芝居では、ショーナンバーがたくさんあるということではなくて1点集中型で頑張っているのですが、レビューの場面ではなくても、普段の会話の中でもレビューの女王らしさを醸し出せたらいいなと思っています。宝塚時代の華やかなレビューの経験が、もしかしたら役に立っているかも知れないですね。
──貴城さんが座組に入られたことで皆さんはいかがですか?
河合 普段はお食事を一緒にしたりして何気ない話をしている仲で、宝塚時代には舞台を拝見したことがなかったのですが、やっぱり宝塚のトップスターさんというのは、本当にスターさんなんだ!と、こうして舞台で間近で接して思いました。華やかさを添えてもらえて嬉しいですし、またこの夫婦初共演というのが。
喜多村 夫婦になってからね。
河合 そう、なってからの初共演がね、ひとつの大きな話題になるのではないかと思っております。
喜多村 本当に初めてなんですよね。夫婦になって仕事場も一緒で、24時間一緒だなというのが初めてで。劇中にも僕たちが夫婦であることと、明智と黄金仮面の関係とがリンクしている場面もいくつかありますし、円玉と花菱蘭子が絡むところもありますので。ちょっと我々としてはプライベートを覗かれているような、少し恥ずかしい気持ちもあるのですが。

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河合 でも二人の場面はね、家で十分稽古できますからね。
喜多村 そう! だからこの人(貴城)との場面だけは、なんとか台詞覚えてるの(笑)。
貴城 ええー?そこだけ?(笑)
喜多村 他のところは全然覚えられない(笑)。ここだけでも相当な台詞量なんですけどね。
貴城 言い訳してる!(笑)
喜多村 自主公演なので僕ら中心に書いてくださったので、もうすごい量なんです。もう天文学的な(笑)。今も頭の中をグルグル文字が、ワードが回っていて沸騰しそうなのですが。そういう意味では今回奥さんに、興行面でも役者としても助けてもらって、ちょっと見直したと言うか。
河合 惚れ直した?
喜多村 惚れ直したと言うか、まぁ(笑)。とにかく6年ぶりなので、共演するのは。

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──貴城さん、今日宝塚音楽学校の合格発表がありましたが、後輩たちにエールを。
貴城 今回劇団新派という、1つの劇団に入れて頂いて、あぁ劇団っていいなとすごく感じました。外でお仕事をしていますと、色々な方が集まったカンパニーでやることが多いのですが、新派は、宝塚もそうですが劇団の温かさみたなものをすごく感じます。上の人がお芝居を見てくれて、色々なことを教えてくれる。私も今回色々と教えて頂いたのですが、劇団って普通のカンパニーではないような、幸せな場所だなというのを思い出させてもらいました。宝塚に入ってずっとやっていると、その有難さが感じにくい時もあるかもしれませんが、仲間がいること、家庭的な場所に入れたことに、皆さん感謝を持って頑張って欲しいなと思っています。

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〈公演情報〉
『怪人二十面相〜黒蜥蜴二の替わり〜』
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原作◇江戸川乱歩
脚色・演出◇斎藤雅文
出演◇喜多村緑郎、河合雪之丞、春本由香、貴城けい 他
●3/30〜4/1◎サンシャイン劇場 
3月30日 14時開演/18時30分開演
3月31日 14時開演/18時30分開演
4月1日   13時開演  
〈料金〉1階席 5,000円 2階席 4,000円
〈お問い合わせ〉チケットホン松竹 (オペレーター対応/10:00〜18:00 または03-6745-0888)



【取材・文・撮影/橘涼香】



雑誌「えんぶ」2018年4月号販売ページ


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荻田浩一作・演出でメアリー・スチュアートとボスウェル伯を描く朗読ミュージカル『不徳の伴侶 infelicity』上演決定!

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彩乃かなみ 藤岡正明 百名ヒロキ
舘形比呂一 吉本真悟 シルビア・グラブ


作・演出家の荻田浩一が、十数年あたためてきたという新作『不徳の伴侶 infelicity』が、作曲の福井小百合との共同企画で、朗読(クローゼット)ミュージカルという形で上演される。

出演は彩乃かなみ、藤岡正明、百名ヒロキ、舘形比呂一、吉本真悟、そしてシルビア・グラブという歌やダンスに優れたメンバーばかり。異色かつ豪華な顔ぶれとなっている。
 
スコットランド女王で悲劇の王妃として知られるメアリー・スチュアート、そして愛人から3人目の夫となったボスウェル伯。2人を取り巻く愛憎の渦を描く波乱万丈の物語となる。

〈公演情報〉
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朗読<クローゼット>ミュージカル
『不徳の伴侶 infelicity』〜女王と愛人、毒婦と奸賊、メアリー・スチュアートとボスウェル伯〜
作・演出◇荻田浩一
作曲◇福井小百合
出演◇彩乃かなみ 藤岡正明 百名ヒロキ 舘形比呂一 吉本真悟 シルビア・グラブ
●5/29〜6/3◎赤坂RED/THEATER
〈料金〉8,000円(全席指定・税込) 

稀代のエドガー役者「明日海りお」を待ち続けた奇跡の舞台化! 宝塚歌劇花組公演ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』

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少女漫画史に燦然と輝く萩尾望都の傑作「ポーの一族」の初の舞台化である、宝塚歌劇花組公演ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』が日比谷の東京宝塚劇場で上演中だ(25日まで)。

「ポーの一族」は少女漫画界の押しも押されもせぬ第一人者である萩尾望都が、1972年に「別冊少女コミック」にて第1作を発表して以来、多くの人々を魅了し、熱狂的なファンを世界規模で獲得している、少女漫画界の金字塔的作品の1つ。西洋に伝わる吸血鬼伝説を基に、少年の姿のまま永遠の時を生きるバンパイア=バンパネラ、エドガーを主人公に、個性豊かな登場人物たちが200年以上の時を駆ける連作漫画で、1976年に物語は完結していたが、2016年から2017年にかけて、40年ぶりの新作が書き下ろされ大きな反響を呼び起こしたことは記憶に新しい。
この傑作漫画に魅了され、いつかミュージカル化したいとの夢をもって、宝塚歌劇団に入団した小池修一郎が、萩尾望都との偶然の出会いの折に、上演を直談判。それが縁となって、小池作品を観劇した萩尾が、この人ならばと「いつでもOKです」と宝塚歌劇での上演を快諾。以来実に30年。主人公エドガーが宝塚歌劇のスターが通常演じる年齢設定よりも、年若い少年であることをはじめ、様々な要因で上演の実現に至らなかった間も、多方面からの度重なる上演依頼を「お約束している方がいますので」と萩尾が固辞し続けるという、想いの深さが僥倖となり、明日海りおという稀代のエドガー役者を得て、遂に宝塚の舞台に『ポーの一族』が登場することとなった。

【STORY】
イギリスの片田舎スコッティの森。当人たちには何の咎もない出生のいわれから、森の奥深くに置き去りにされた兄妹、エドガー(明日海りお)とメリーベル(華優希)は、薔薇の咲き乱れる館に住む老ハンナ・ポー(高翔みず希)に助けられ、健やかに成長していた。自分たちがもらわれっ子だと自覚しているエドガーにとって、メリーベルはたった1人の肉親であり、命に代えても守るべき者として慈しみ、メリーベルもエドガーを世界の全てのように慕っていた。
ある日、村の子供たちから捨て子だとからかわれてケンカ沙汰になったエドガーの前に、美しい貴婦人シーラ(仙名彩世)が現れる。傷の手当てをしてくれたシーラとの語らいに心弾ませるエドガー。それは初恋とも言えない、記憶にない母親という存在への思慕に似た想いだったが、その想いは一瞬にして儚くも萎んでいく。シーラは老ハンナの一族ポーツネル男爵との結婚の赦しを得る為に、薔薇の館を訪れたのだ。
その夜二人の婚約式が行われるから、離れから出ないようにと言い含められたエドガーは、婚約式に出られないのは「私達がもらわれっ子だから?」とのメリーベルの悲し気な問いを否定するように、婚約式をのぞき見る。だが、エドガーが見てしまったのは、老ハンナから首筋に口づけされ、人ではない一族に加わったシーラの姿だった。「ポーの一族」はすなわち、吸血鬼=バンパネラの一族だった。エドガーはその利発さと芯の強さを、将来の一族の長にと見込まれ、老ハンナに引き取られたことを悟る。
「大人になったら、我々の一族に加わるね?」
秘密を知ってしまったエドガーに誓約を迫る老ハンナの言葉に、エドガーはメリーベルを巻き込まないことを条件にうなづくしかなかった。エドガーの希望で、薔薇の館からメリーベルは養女に出され、エドガーは永遠に時を止める瞬間が迫ることにおののきながら生きることになる。だが、その瞬間は唐突にやってくる。かねてから館の住人に疑惑の目を向けていた村人たちが、一族の正体に気づき、杭と松明を手に館を取り囲んで、最初の犠牲者となった老ハンナが消滅する。妻の想いに応える為、一族の中で最も強く濃い血を持った大老ポー(一樹千尋)は、エドガーの首筋に口づけると、ポーツネル男爵夫妻にエドガーを託し、村人たちとの戦いの中で消えていく。
混濁した意識の中でエドガーは、自らが変化していくのを感じていた。時の流れが永遠に止まり、少年のままバンパネラとなったエドガー。永遠に成人しない彼はもう、1つ所に長く暮らすことは許されない。終わらない旅に出る前に、一目だけでもとメリーベルに会いに行ったエドガーだったが、兄が迎えに来る日を信じて待ち続けていたメリーベルもまた、エドガーに全てを委ねて共に行く道を選ぶ。
1879年。新興の街ブラックプール。まるで絵のように美しい一家と噂されるポーツネル男爵夫妻と、その「息子」エドガー、「娘」メリーベルは、男爵夫妻が密かに一族に加えるに相応しい人物を探していることを知っていた。永遠に続く旅路は、愛がなければ進むことができない。その時エドガーの前に、心の拠り所を持たず、愛を知らぬまま孤独に生きる少年、アラン・トワイライト(柚香光)が現れて……

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原作となった萩尾望都の「ポーの一族」は、いくつものエピソードが連なる1篇1篇が、連作漫画として発表され回を重ねた作品で、200年以上に渡る物語が、時系列には並んでいない。美しい絵柄と、詩篇にも似た言葉が綴られたエピソードが、時代を自在に行き来しながら、エドガー、アラン、メリーベル、ポーツネル男爵夫妻、等「ポーの一族」が、如何にして一族となっていったのかが、少しずつパズルのピースのようにはまっていくのだ。そこには、作品の発表のされ方自体にすでに、深い霧に包まれた森の中から忽然と現れる、薔薇の館にも似た神秘性があり、そのミステリアスな独特の世界観に熱狂する少女たちを世界中に生み出した。
今、改めて考えると、携帯電話もインターネットもない、容易に求める情報が得られない時代に、永遠の少年の深い孤独と、愛を乞う想いを、敏感に察知していった少女たちの感性には、研ぎ澄まされた独特の嗅覚が備わっていたのだなと、つくづくと感じさせられる。そしておそらく、溢れかえる情報の海の中で、瞬時に画一的な答えが出ることが当たり前になってしまった今の時代では、このような作品の発表の仕方そのものが極めて難しいだろう。物語を紡ぐ側だけでなく、受け取る側に余白を楽しむ豊かな想像力と文学への素養があった、「物語」にとって幸福な時代にこの作品は生まれ出て、今尚、愛され続けているのだ。

その「物語」を人が演じる時に、宝塚歌劇の幻想性が最も相応しいと、宝塚の座付作家への道を歩みはじめた小池修一郎が夢を見て、原作者の萩尾望都がその夢を信じた、その一致した想いには、「物語」にとって幸福な時代に、ジャンルは違えど稀有な才気を持って生まれてきた者同士の、やはり嗅覚が働いていたのは間違いない。二人の天才は、共に天才故の洞察力で「ポーの一族」の命運を、宝塚歌劇に託した。この物語を具現化できるのは、この世ならぬ美を描き続けてきた、宝塚歌劇という世界しかないと。
だが、ことはそう簡単には進まない。実際に宝塚歌劇の劇作家となって、小池は気づく。宝塚の男役トップスターが「少年のまま」という作品は、ほぼ例がないことに。更にその永遠の少年は「バンパネラ」だ。彼が永遠に生きていく為には、人のエナジー=生き血を必要とする。彼ら「ポーの一族」は単純に異端の者ではなく、人にとって害をなすものだ。ここには自分と同じ思想や、宗教を持った者たちを排斥しようとする狭量さを批判するだけでは、解決できない問題が横たわっている。侵害されるのが思想や民族の絆ではなく、命そのものであった時に、一族の館を襲撃する村人たちを、誰が責めることができようか。つまり主人公が人にとって負の存在であること。これは、稀有な例外を除いて、主人公が等しくヒーローである宝塚にとって、極めて困難なハードルだと言わざるを得ない。
だから小池は「ポーの一族」の宝塚化の夢を封印し、実に30年の時が流れた。その間の心境を、萩尾がいみじくもパンフレットに書いている。「私は思った。(私の生きてるうちには、見られないかもなぁ)そしたら天国で見るかなぁ。それでもいいか」
原作者をして、生きているうちには実現しないかも、と思わせた企画。それでも尚、宝塚歌劇にしか託せなかった企画。その企画が遂に実現したこの舞台を、奇跡と呼んでも、これは決して大げさではないだろう。その奇跡を起こしたのが、他ならぬ花組トップスター明日海りおであり、現在の花組の面々だ。

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実際、エドガーの魅力は、美しさの中にある毒に他ならない。この美しい少年の中には、極めて危険な香りがある。でもだからこそ惹かれる。彼の孤独をひと時癒す為ならば、文字通り命を捧げても構わない。氷の刃に身を委ねてしまって悔いはない。そう思わせた時に初めて、人に対して負の存在であるバンパネラの姿は、鮮やかに反転し「美は正義なり」の宝塚世界に、主人公として降り立つことが可能になる。その離れ業を、明日海りおはやってのけた。幼少の時に妹と共に無残に捨てられ、望まぬままにバンパネラとならざるを得ず、愛を求めて永遠の時を彷徨う。エドガーの哀しみと、葛藤と、心の渇きを、明日海が繊細に描き出し、旅の道連れを求める姿に心を寄せられた瞬間、この異色の主人公が、宝塚歌劇のトップスターが演じるに相応しい役柄となった。30年、小池と萩尾と、何より作品そのものが、明日海りおを待っていた。最早、それ以外に言葉がない。

しかも、その同じ時代の、同じ花組に柚香光がいたことが、この奇跡を完全なものにする。エドガーが最後にその手を取るアランは、約束された未来がありながら、真実欲しているものを何1つ手にすることができずにいる少年だ。その孤独を演じるのに、柚香の美しさと、内にある少年性が、どこか空恐ろしいまでに共振し、未だ発展途上の、多分に粗削り故の勢いも、アランという役柄全てにプラスとなった。しかもこれまでのキャリアで明白だった、人外の者を演じさせたら右に出る者のない柚香独特の空気感が、ラストシーンでほぼ立っているだけのアランが、すでにバンパネラであることをものの見事に表出してくる。やはり30年の歳月は伊達ではない。ここまで完璧な一対が、再び宝塚に揃うことが果たしてあるだろうか。

更に小池が、バンパネラが生きていく為に欠くべからざる、共に永遠の時を生きる「愛する者」の存在を、よりロマンティックに色濃く描き出したことが、宝塚版『ポーの一族』の顕著な点で、その象徴として、トップ娘役の仙名彩世に、愛の為に自らバンパネラとなることを選択した貴婦人シーラをあてたことも、作品の宝塚らしさに大きく寄与している。愛の為に迷いなくバンパネラとなるシーラの強さは、ある意味尋常ならざるものだ。作品の中で、冷静な状態でバンパネラになることを選んだ、唯一の人物と言っても良いシーラが、仙名が演じることでよりクローズアップされ、疑似親子だったエドガーとの関係に、真の絆を結ぶ場面が殊更胸に響くのは、仙名の高い地力と共に、キャスティングの妙。彼女と永遠に結ばれ共に散るポーツネル男爵の瀬戸かずやの、ダンディーで怜悧な誇り高さも印象的で、原作とは描き方の異なる二人の最期も実に幻想的で美しい。

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また、エドガーが最後まで守ろうとし、アランも真っ直ぐな心を寄せるメリーベルの華優希は、ピンクのドレスと金髪の鬘が抜群に似合い、まるで生きて動いている人形のよう。エドガーがこよなく愛するに相応しい、ひたすらに可憐で、美しくいてくれることが必須命題のメリーベルとして、文句のつけようのない造形を示した。この人の存在もまた、作品の重要なピースとなっている。

彼ら「この世ならぬ者」の空気感に伍して、極普通の人間臭さをきちんと出したクリフォードの鳳月杏の、嫌味なくプレイボーイを演じる達者さは貴重だし、その婚約者ジェインの桜咲彩花の、自らの負の感情を戒めようとする慎み深さの表現も見事。はじめ物語全体を外から見ているストーリーテラーであり、やがて時代を遡り、血続きの祖先として登場するバイクと、バイク4世を演じる水美舞斗の存在感が大きくなったことが、この二重構造を支えている。同じ役割りで冒頭を担うドン・マーシャルの和海しょうは、過去のシーンで歌唱力を、マルグリットの華雅りりかはキュートさをと、それぞれ持ち味が生かされ、ルイスの綺城ひか理が、新人公演での主演経験を経て、スター性を増し、ラストシーンの展開を印象的につなげている。原作からそのまま抜け出したかのような小生意気なマーゴットを、十分に美しい城妃美伶が思い切りの良い演技で描写している健気さも、宝塚ならではの美徳。バンパネラを憎む村人ビルと、アランの伯父ハロルドという、共に重要な役柄を演じ分けた天真みちるは、ますます良い役者ぶりに磨きがかかっているし、村の牧師とオルコット大佐の二役の羽立光来も、持ち前の歌唱力だけではなく演技者としても着々と進歩していて頼もしい。原作では大きな役どころであるグレンスミスの優波慧、オズワルドの冴月瑠那、ユーシスの矢吹世奈が、ピンポイントの出番で役柄の存在感を示したのには、本人たちの力量を感じる。優れたダンサーでもあった矢吹の、新人公演学年での退団が惜しまれる。そのユーシスの母を、やはりこの公演で退団する紗愛せいらにあてたのも粋なはからい。物語後半の展開にスピード感を与える降霊術師ブラヴァツキ—の芽吹幸奈の、良い意味のアクの強さを、やはりこの公演で退団するイゾルデの菜那くららの、純朴な持ち味がより引き立てる効果になっている。バンパネラとなったエドガーが初めてその手にかける、デイリーの音くり寿も美しい歌声を響かせた。

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もちろんベテラン勢の活躍は大きく、老ハンナの高翔みず希は、最早男役女役を問わない優れた役者として全体を引き締めているし、アランの母レイチェルの花野じゅりあの、母である前に女である存在が、過度に嫌味にならない弱さの表出が巧み。贅沢な起用になった専科勢は、大老ポーの一樹千尋が、余人に代えがたい骨太の存在感を表せば、医師カスターの飛鳥裕が、この人ならではの穏やかな人柄がにじみ出る演じぶりで、個性的な役柄の多い作品の中にあって殊更に目を引く。これだけのキャリアを重ねて尚、優しさにあぶれた役柄、良い人の造形に最も真価を発揮することがブレなかった飛鳥が、役者としてだけでなく、組長として長く重用されてきたことに得心がいく、この人らしい温かい有終の美だった。

この幽玄の世界観から、シャープなフィナーレにつながって違和感がないどころか、二度美味しいと思わせてくれるのも宝塚ならではで、KAORIaliveの振付も新鮮。また、作品の世界観からして太田健の楽曲に、もうひとさじ複雑さがあっても良かったか?とは思うものの、平易なメロディー故の覚え易さという利点があったのも確かで、原作世界を時系列に添った物語としてわかりやすく提示した、小池の脚色との相性も良かった。
総じて、明日海りお率いる今の花組でしかできない、一期一会の作品として『ポーの一族』が宝塚歌劇の舞台に具現された、あらゆる意味での「奇跡」に想いを至す舞台となっている。

キック 囲みキメ

初日を前に通し舞台稽古が行われ、花組トップコンビ明日海りおと、仙名彩世が、フィナーレのデュエットダンスの衣装で、囲み取材に応えて公演への抱負を語った。

囲み・明日海

その中で、不朽の名作の宝塚ならではの見どころは?と問われて、明日海が原作世界への敬意を改めて語りながら「宝塚の生徒にしか出せない団結力が見どころです、と言えるようにできたらいいなと思います」と、花組を率いるトップスターとしての力強い意欲を語る。

囲み 仙名

同様に仙名が「舞台の上でそれぞれのキャラクターが呼吸をして息づいている姿、そのエネルギーを皆様に感じて頂けたらと思います」と、やはり花組全員への想いを語り、トップコンビとしての同じ目線を感じさせた。

囲み 明日海&仙名 1

そのトップコンビとしては、今回の役どころの関係性が異色のものになったが、演じる側としては?という質問に、明日海が、普段のスタイルとは異なる関係性だからこそ新鮮で面白いと感じると語り、劇中刻々と変化していく感情があり、最後にデュエットダンスで出会った時にまたいつもと違う感覚があるので気合が入ると、今回ならではの心境を解説すると、仙名も最初のエドガーが「体育座りをしていて」と実際にドレス姿でポーズを取る一幕も。

囲み 明日海&仙名 体育座り

その状態から上を見上げて笑う明日海のエドガーを「キュッと(抱きしめたくなる)」と表現し、この作品の互いの関係性を、二人が深く楽しんでいることが伝わる時間となっていた。

囲み 明日海縦位置

尚、囲み取材の詳細は、舞台写真の別カットと共に、5月9日発売の「えんぶ11号」(6月号)にも掲載致します!どうぞお楽しみに!
 
囲み 明日海&仙名 縦位置
囲み 明日海&仙名 全身


〈公演情報〉
宝塚歌劇花組公演
ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』
原作◇萩尾望都「ポーの一族」(小学館フラワーコミックス)
脚本・演出◇小池修一郎
出演◇明日海りお、仙名彩世 他花組
●2018/2/16〜3/25◎東京宝塚劇場
〈料金〉SS席12.000円 S席8.800円 A席5.500円 B席3.500円
〈お問い合わせ〉0570-005100 宝塚歌劇インフォメーションセンター
〈公式ホームページ〉 http://kageki.hankyu.co.jp/




【取材・文/橘涼香 撮影/岩村美佳】



雑誌「えんぶ」2018年4月号販売ページ


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リーディングドラマ『シスター』豪華出演者で開幕!

2018年03月21日22時44分の画像-2

姉と弟、二人が編み出す、静かな会話劇として、繰り返し上演され、今回で第5回を迎えるリーディングドラマ『シスター』。
3月21日の初日は三倉茉奈・黒羽麻璃央が出演、銀座・博品館劇場で幕を開けた。明日以降も、豪華出演者によるラインナップが予定されている。

中村 中・和田琢磨(22日 14:00)
中嶋朋子・梶裕貴(22日 17:00)
中村 中・和田琢磨(22日 19:30)
nakamurawada
nakajimakaji

彩輝なお・下野紘(23日 16:30)
昆 夏美・高橋健介(23日 19:00)
ayashimono
kontakahashi

篠原ともえ・相葉裕樹(24日 15:00)
舞羽美海・戸谷公人(24日 18:00)
shinoharaaiba
maihanetotani


〈公演情報〉
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リーディングドラマ『シスター』
作・演出◇鈴木勝秀 
出演◇三倉茉奈・黒羽麻璃央/中村 中・和田琢磨/中嶋朋子・梶裕貴/彩輝なお・下野紘/昆 夏美・高橋健介/篠原ともえ・相葉裕樹/舞羽美海・戸谷公人
●3/21〜24◎博品館劇場
〈料金〉6,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉東京音協 03-5774-3030 
〈公演HP〉reading-sister.com




雑誌「えんぶ」2018年4月号販売ページ


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