えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

座・ALISA『キセキのうた』

香寿たつきがアルバム「Gladiolus」発売記念コンサートを開催!

ジャケット写真

元宝塚星組トップスターで、ミュージカルからストレートプレイまで幅広く活躍中の女優・香寿たつきが、1月にリリースしたアルバム「Gladiolus」の発売記念コンサートを、10月に東京と名古屋で開催する。

アルバム「Gladiolus(グラジオラス)」は“大人の恋”をテーマに、香寿たつき選りすぐりの昭和の名曲をカヴァー。また現在全国公演中の『モーツァルト!』で歌っている「星から降る金」を、舞台と同じアレンジで収録してある。
そんな収録曲以外のミュージカルナンバーも織り込んだ渾身のコンサートで、東京は10月13日、14日、原宿クエストホールにて、また名古屋はブルーノートで10月16日に開催される。
 
宝塚時代から歌・ダンス・芝居と三拍子そろったスターとして知られる香寿だが、とくにその素晴らしい歌唱力は、聴くものを酔わせ、深く心に沁み入る力を持っている。まさに香寿たつきの魅力がつまったコンサートとなるにちがいない!
チケットは名古屋は8月2日(木)から、東京は8月3日(金)から一般発売。

〈公演情報〉
香寿たつき「Gladiolusu」発売記念コンサート
●東京公演◎原宿クエストホール
10月13日(土)
[夜公演]17:30開場 /18:00開演
10月14日(日) 
[昼公演]11:30開場 /12:00開演
[夜公演]16:30開場 /17:00開演
〈料金〉7,600円(全席指定・税込)
〈一般発売日〉2018年8月3日(金)
〈お問い合わせ〉キャピタルヴィレッジ 03−3478−9999(平日11:00〜18:00)
 
●名古屋公演◎名古屋ブルーノート
10月16日(火)
16:00開場 /17:00開演
19:00開場 /20:00開演  
〈料金〉8,400円(全席指定・税込)当日受付順(中学生以上入場可)
〈一般発売日〉2018年8月2日(木)
〈お問い合わせ〉名古屋ブルーノート 052−961−6311(平日11:00〜20:00)






『しあわせの雨傘』
kick shop nikkan engeki 

ジェットコースターエンターテイメントステージ!『The Beginning Final Club Phoenix』 凰稀かなめ、染谷俊之、愛原実花、TETSU インタビュー

0001

元宝塚宙組トップスターで現在は女優として活躍している凰稀かなめが、宝塚退団直後から開催してきたエンターテイメント・ショー『The Beginning』。単なるコンサートに留まらず、歌い、踊り、演じる、凰稀かなめのあらゆる顔が見られるステージとして喝采を集め、ここから生まれた名物キャラクター「付き人さん」など、クールビューティな美貌を誇る凰稀かなめのコミカルな一面を含めて、様々な話題を振りまいてきた。

そんな『The Beginning』が、9月14日〜15日六本木のEX THEATER ROPPONGIで、『The Beginning Final Club Phoenix〜疲れたあなたにイケメンチャージ〜』のタイトルで開催される。

ここにしかないビックリ箱のようなライブを初回から共に創ってきた凰稀かなめと構成・演出のTETSU、スペシャルキャストの染谷俊之、愛原実花が集い、人気シリーズにひと区切りを打つ理由、またFinalと題されたステージへの意気込みや互いの魅力を語りあってくれた。

0021
TETSU
、愛原実花、凰稀かなめ、染谷俊之

『The Beginning』シリーズの集大成として

──大人気シリーズが寂しいことに今回で「 Final」ということなのですが。
染谷 えっ!? Finalなんですか?
凰稀 そうなの!
TETSU 最初で最後の出演だね!
染谷 そうなんですね?光栄です!
凰稀 スペシャルキャストをお呼びするのも3年目にして初めてだから。
染谷 ありがとうございます。おじゃまします。
凰稀 どうぞ、どうぞ(笑)。
愛原 私もおじゃまします!
凰稀 久しぶりだよね〜!(染谷に)下級生なの。元々同じ雪組でね。
染谷 あぁ、そうだったんですか!
愛原 かなめさんが大好きだったんです!いつもついて歩いて「うるさい!」って言われるくらいで(笑)。
凰稀 私が組替えになった後、雪組トップ娘役になったから「行け!頑張れ!」って応援していたの。久しぶりの共演で楽しみです。
──凰稀さんが宝塚を退団して初のステージがこの『The Beginning』でしたが、そんなメモリアルステージを今回 Final、ひと区切りにしようと思ったのは?
凰稀 このステージのコンセプトが「楽しい」「格好いい」なこともあって、結構しっかり男役をする場面も盛り込んできたのですが、女優として3年経って様々な役柄も経験させて頂いてきた中で、男性役としてではなく「男役」という存在としての場面がある『The Beginning』は、ひと区切りにしようということになりました。それは別に男役を封印するということではなくて、例えばお芝居の中で男性の役どころや、男役要素のあるもののお話がいただけたとしたら、それはまたフレキシブルに考えていきたいと思っています。それに『The Beginning』は、宝塚を退団してここから新しくはじまるという意味合いのタイトルでもありましたから。『The Beginning』としては今回が Finalですが、また違う形で新しい凰稀かなめを見てもらえるステージを、TETSUさんにはこれからも創っていただきたいなと思っています。

0028

カリスマホスト登場の『Club Phoenix』
 
──つまり未来志向の集大成のステージということで、あの素敵な男役のイケメンマスターも登場するんですよね?
凰稀 しません!(笑)
──えっ!?でもタイトルが『Club Phoenix』ですよね?
凰稀 惜しい! マスターがいたのは『Bar Phoenix』です(笑)。今回は『Club Phoenix』ですから。
──ということはこの『Club Phoenix』というのは?
TETSU ホストクラブです!染谷君も出ます!(笑)
染谷 僕もですか?前回は『Bar Phoenix』だったんですね?
凰稀 イケメンマスターが1人でやっている店で、そこに悩みを持ったお客さんがきて、芝居から宝塚時代の曲につなげたりしていたの。
染谷 それはファンの人にはたまらないですね!そこが今回はどうなるんですか?
TETSU 今回は『The Beginning』シリーズの集大成なので、歌って、踊って、芝居をして、気がついたら凰稀かなめさんがあなたの隣にいる、というような、客席に行く場面も作ります。初参加の染谷君、愛原さん含めた全員のチームワークで、かなめさんの魅力をオムニバス形式の七変化で見せようと思っています。その中で『Bar Phoenix』は卒業して、『Club Phoenix』「あなたも夜の蝶になってみませんか?」という感じで、カリスマホストの凰稀かなめと、人気ホストの染谷俊之という構図を考えました。男役に通じる夢が詰まった、基本はカッコよく、でも中身は面白く、「こんなホストクラブがあったら行きたい!」というホストクラブを作りたいと思います。もちろんそこには愛原さんにもお客さんとして来ていただいたり、客席も巻き込むような場面にしようと思っています。
凰稀 染谷君とは『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜 で共演しているんだけど、全く絡みがないので(笑)。
染谷 すれ違いもしないんですよね!
凰稀 カーテンコールでやっと隣に立つだけでね(笑)。
染谷 だから、これではガッツリ絡めるようなので、すごく嬉しいです。
凰稀 「『The Beginning』は歌も踊りもあるよ」と言ったら早速身体を動かしてたよね!
染谷 たくさん歌って踊ると聞いたので頑張らないと!(笑)
TETSU ジェットコースターエンターテイメントだからね。ないものはないと思ってください!(笑)

0055

かなめさんのファンの方と同じ目線で盛り上げたい

──名ダンサーの愛原さんの加入もまた楽しみです。
愛原 いえいえ、私、宝塚でもディナーショーやコンサートというものには1度も出たことがないので。
凰稀 えっ?そうなの?
愛原 そうなんです。在団中もなかったですし、退団後も宝塚OGの方達のコンサートなどにも出演したことがなくて。だから今回『The Beginning』はコンサート、ライブということで、大丈夫かな?という気持ちもあったのですが、かなめさんとやらせていただけるのならば、どうしてもやりたい!と思って。私にとってかなめさんは初恋の人みたいなもので、とにかく大好きなんです。ご一緒させて頂ける感謝の気持を胸に、自分の持っているものを出して、頑張ってステージを盛り立てていきたいです。
──では、宝塚のショー作品以来のショー要素の強いステージということに?
愛原 そうなんです!しかもかなめさんと一緒に踊ったりもできるのかな?と。
TETSU どうしようかな、なるべく近づけない方が良いような気がしてきた(爆笑)。なんだか出番がないところでも、袖からかなめさんを見てるんじゃないかぐらいの勢いだよね!(笑)
凰稀 本当にじっと見てたことがあるの!(笑)
愛原 全く必要のないシーンなのにかなめさんを見ていたので、「ねぇ、あそこで私を見てない?見なくていいから!」って言われました(爆笑)。
染谷 あふれる想いが出てたんですね!
TETSU でも一緒にものを創っていくのに、「はじめまして」の人同士よりも、愛情がある人同士の方が良いから、そこは嬉しいことでもあるね。
愛原 ただ男役としてのかなめさんの集大成でもありつつ、新しいかなめさんをお見せするステージと今、お聞きしたので、あんまり「男役さんのかなめさん素敵!」と娘役モードになり過ぎないようにしたいと思います。でもかなめさんのファンの方々とは同じ目線でいられると思うので、ファンの方と一緒に楽しめるものにしたいです。

0026

それぞれが自分の殻を破る挑戦のステージ

染谷 盛りだくさんなステージになりそうで、すごく楽しみです!
凰稀 とてもやり甲斐があると思うよ。必ず新しいことが学べるステージだから。私自身も毎回、毎回、新たなことにチャレンジしているし、ダンサーで出てくれる子たちが歌ったりもするし。
TETSU 「ちょっと芝居にも入って」と言って、この『The Beginning』で初めて芝居をしたダンサーの子が、ゲームの舞台化作品に出演したりもしているからね。
凰稀 そう、プロのダンサーだったのに、芝居の仕事もやるようになったり、宝塚を退団してはじめてのステージだから『The Beginning』だったんだけど、そこには「初めての挑戦」という意味もあるから。
染谷 新たなことに挑戦できるんですね!
TETSU 得意分野に限らないでポジティブになんでも挑戦して創ってきたステージなので、今回が3回目でホップ、ステップ、ジャンプでフィナーレを飾って、またかなめさんが違うステージにいけるようにしたいと思います。それと同時に染谷君、愛原さんのファンの方々にも、「今まで見たことがない染谷君だ、愛原さんだ」というものをお見せしたいので、色々なことにチャレンジしていただきたいと思っています。かなめさんの集中力がすごいので、稽古のスピードも速いし、意外と短時間にバンバン!と創っていくので、がっちりついてきてください! もうこちらはかなめさんを先頭に、ダンサー陣皆でウェルカムだから!
凰稀 本当に良い子たちばっかりなので、すぐに馴染めると思うし、スペシャルキャストとは言っても、2人共ゲストではなくて、この『The Beginning』を創るメンバーだからね!
愛原 メンバーの一員と言っていただけるのはすごく嬉しいです。
TETSU お2人には全編に渡ってガッチリ出演してもらいますよ!

0046

人間離れしたような美しさが共通する凰稀・染谷

──お互いの印象や魅力についても伺いたいのですが。
TETSU 僕は染谷君とは『銀河鉄道999』の楽屋にお邪魔した時が「はじめまして」だったんですが、もっとスッとした感じでくるかと思ったの。「どうも、染谷です」みたいな(笑)。
染谷 そんな全然斜に構えているようなタイプじゃないです!(笑)
TETSU そうなんだよね!「よろしくお願いします!!」って来たから好感度アップだなって。
染谷 下町育ちなんですよ。
TETSU でも演じている時のイメージってノーブルだから、そのギャップが良いなって思って。振り幅があるのが楽しみですよね。愛原さんはスタイル抜群で、舞台映えする方ですし、レギュラーメンバーの中ではかなめさん以外では女性1人、「紅一点」ですから、そこはステージングで威力を発揮してもらいたいなと。
凰稀 「紅一点」って私は?(笑)
TETSU だから「かなめさん以外」って!!(笑)。でも僕が初めてかなめさんとお会いしたのが、宝塚の退団公演の時だったから、モデルさん以上にモデルさんみたいだと思ったし、バリバリの男役が男性の僕から見てもすごくカッコよい!って思ってて。そこから女優さんのお仕事を重ねてきた中で、女性としての魅力もたくさん見えてきましたから、僕は今回逆にホスト役に期待していますね。今の彼女がホスト役を演じたらどうなるか?『The Beginning Final』の大きな見どころとして考えています。
染谷 僕が初めてかなめさんにお会いしたのは『銀河鉄道999』の顔合わせの時だったのですが、とにかくオーラがすごくて、覇王の気みたいなものを感じて、同じ人間とは思えないような素敵な方だなと思いました。しかも稽古を重ねていくにつれて、この人は本当に人間なのかな?と思えてきて。だからちょっとした段差につまずいたかなめさんを見たりすると「あぁ、人間なんだ」ってホッとしたりして(笑)、大好きになりました。『銀河鉄道999』では一番稽古日数が少なかったのに、完璧に仕上げていらして、やっぱり本物のプロだと実感させられました。
愛原 でもかなめさんも染谷さんも、人間離れしたような美しさが共通しているというか、人間じゃない訳じゃないんだけど、でも近寄り難いような、美しさと言うかなんと言うか似ていると言うか…
凰稀 何が言いたいの?(爆笑)
愛原 ええと、だからお2人の美しさが似てるなって。
染谷 そんな!光栄です!
凰稀 染谷君、目が大きいよね〜。
染谷 かなめさんだって大きいじゃないですか!
凰稀 そう言われれば系統は似てるかも。
染谷 本当ですか?
愛原 そう! なんだかフィギュアっぽい…あ、フィギュアは失礼ですか?
凰稀 大丈夫(笑)。
愛原 人間離れした美しさのお2人だなというのが、私の印象です。かなめさん愛については、語りだすと長くなるので、また別の機会に(笑)。
──では「凰稀かなめの魅力を語る」という回をまた設けましょう。
TETSU 本当にずっと語ってそうだよね(笑)。
愛原 とにかく集中力がすごい方で、宝塚時代はついていくのに必死でしたし、他にもかなめさんを好きな娘役さんがたくさんいて、当時は私はすごく下級生だったので、あまり「好きです」とか言えなかったのですが、今回はライバルがいないので(笑)。
凰稀 いや、ライバルはいるから。お客様がたくさん(笑)。
愛原 はい、そうですね! でも舞台では、役としてですが、ちゃんと「好きです」って言えるのが嬉しいです。
TETSU 長くなりますから別の機会にと言いながら、ずっと言ってる(笑)。
凰稀 みなこ(愛原)の印象は、まず丸顔だなってことだったんだけど(笑)、芝居のすごく上手な子だなとはずっと思っていて、バウホール公演の『凍てついた明日〜ボニー&クライドへの邂逅』で初めて相手役として共演して、思っていた通りの深い芝居をするなと。可愛い下級生でした。染谷君はコツコツ頑張る人です。『銀河鉄道999』では私は本当に短期間しかお稽古場にいなかったのですが、その中でも黙々とやっている姿が印象的でした。
染谷 そんな風に見てくださっていたんですか?ありがとうございます!
凰稀 場面が終わって帰ってくるとひたすら台本を読み込んでいるのを見ていたので、きっとすごく真面目なんだろうなと思っていたので、今回の目標として是非ひとつ殻を破って欲しいですし、全然違う染谷君をお客様に観て頂けたらいいなと思っています。

0079

 あの人気キャラクターも登場して賑やかな Finalに

──クリエーターとしてのTETSUさんの魅力はどうですか?
凰稀 天才です。天才という一言だけで表してはいけないのかもと思うほど、引き出しが多い方で。何かひとつ言ったことに対して10以上のアイディアが返ってくる。永遠の少年、ピーターパンのような方ですね。
TETSU どうも、ピーターパンです(爆笑)。いや、この空気をどう変えようかなと(笑)。
染谷 いいじゃないですか!(笑)
──ステージがますます楽しみになりました。では、終わりでありはじまりという位置づけでもある『The Beginning Final』への意気込みをお願いします。
染谷 ホスト役を一緒にさせていただくのはすごくプレッシャーでもありますが、すごく楽しみでもあるので。
凰稀 ホスト役だけじゃなくてまだあるのよ。この子のシーンで(フライヤーの「付き人さん」のイラストを示す)。
TETSU 『The Beginning』から生まれた人気キャラクターで、かなめさんがスターさんの「付き人」を演じるシーンで、今回は染谷君の「付き人」になりますから!
染谷 えっ!?それは畏れ多い!!僕はクイーン・エメラルダスの凰稀さんしか知らないので、ドキドキものですが、楽しみなことばかりなので頑張ります!
愛原 私は宝塚を退団して8年経ちますので、宝塚の娘役のイメージから卒業して久しいですし、どんな役でもやります!
凰稀 なんでもやるよね!
TETSU 根本に愛がありますからね。
愛原 はい、そうなので、何にでも挑戦する意気込みで頑張ります!
凰稀 そういう気持ちがお客様にも伝わると思いますので、私も気合いを入れて『The Beginning Final』に臨みたいと思います。
TETSU シリーズ最後になりますが、染谷さんと愛原さんを含め、楽しいエンターテイメントショーになると思います。更に今回お2人に加えて、日替わりゲストも登場します。こちらは近日中に発表になりますが(※7/11に発表/姿月あさと、白華れみ)ゲストとかなめさん中心のファン必見のコーナーもありますから、そこも是非楽しみにしていてください。EX THEATER ROPPONGIに来て、一緒に騒いで、楽しんで、ちょっと感動して、素敵なかなめさんを観にいらしてください。お待ちしています。

 
0031
おうきかなめ○神奈川県出身。00年に宝塚歌劇団で初舞台。12年『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』ラインハルト・フォン・ローエングラム役で宙組トップスターに就任。数々の作品で活躍、15年『白夜の誓い〜誇り高き王の戦い』『PHOENIX 宝塚!!〜蘇る愛』で退団。16年『1789〜バスティーユの恋人たち』マリー・アントワネット役で女優デビュー。コンサート、テレビドラマ等、活躍の場を広げている。近年の主な舞台作品に『花・虞美人』『1789〜バスティーユの恋人たち』再演、『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜 など。11月『さよならチャーリー』への出演が控えている。
 
0058
そめやとしゆき○神奈川県出身。俳優・声優として多方面で活躍中。近年の舞台作品に『私のホストちゃん』『剣豪将軍義輝〜星を継ぎし者たちへ〜』『グランギニョル』『うたの☆プリンスさまっ♪ マスカレイドミラージュ』『池袋ウエストゲートパーク』『アンフェアな月』『御茶ノ水ロック』『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜など。8月に「奏劇『ライフ・コンチェルト』ある教誨師の物語〜死刑執行までのカウントダウン」に出演する。声優では『学園ベビーシッターズ』山羊朋也役、『HUGっと!プリキュア』若宮アンリ役などにも出演している。
 
0048
あいはらみか○東京都出身。04年宝塚歌劇団に入団。09年雪組トップ娘役に就任、10年9月『ロジェ/ロック・オン』で退団。以降、女優としてドラマや舞台で活躍中。最近の舞台は『スクルージ〜クリスマス・キャロル〜』『ザ・オダサク』『熱海殺人事件』『グレイト・ギャツビー』『ナイスガイinニューヨーク』『それいゆ』『ラ・カージュ・オフォール』『大きな虹のあとで〜不動四兄弟〜』など。11月『るろうに剣心』への出演が控えている。
 
0073
てつ○日本ジャズダンス協会主催、ジャズダンスコンクールにてグランプリ受賞。1993年よりダンス留学のため渡米し、帰国後は演出・振付・ダンサーとして活躍。近年では浜崎あゆみ、SMAP、関ジャ二∞、ジャニーズWEST、AKB48、チャングンソク、防弾少年団など数多くのアーティストを手がける。スタジアム、アリーナクラスの大規模なライブイベントやコンサートステージ、またテレビや映画、CMの振付と多方面でその手腕を発揮している。ダンスグループ「Bugs Under Groove」のリーダーとしても活躍中。
 
〈公演情報〉
『The Beginning Final Club Phoenix〜疲れたあなたにイケメンチャージ〜』
構成・演出◇TETSU(Bugs Under Groove)
出演◇凰稀かなめ、IYO-P(Bugs Under Groove)、日向野祥、RYOJI、NOSUKE、Kaji
スペシャルキャスト◇染谷俊之、愛原実花、
日替わりゲスト◇姿月あさと(9/14 15時、19時)、白華れみ(9/15 13時、17時)
●9/14〜15◎EX THEATER ROPPONGI
〈料金〉9,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉ラウンド・アバウト 03-6418-7205(平日:11時〜18時)
〈凰稀かなめ公式HP〉https://kaname-ouki.jp/news/833.html
 



【取材・文/橘涼香 撮影/岩田えり】





えんぶ最新号ラインナップご紹介中!
kick shop nikkan engeki 

堤真一、安蘭けい、段田安則らでイプセンの社会劇『民衆の敵』11月〜12月 シアターコクーンで上演!


ms_main

ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの代表作の1つ『民衆の敵』が、11月〜12月に、Bunkamuraシアターコクーンで上演される。(大阪公演あり)

この公演はシアターコクーンが海外の才能と出会い、新たな視点で挑む演劇シリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」の第4弾で、英国の演出家ジョナサン・マンビィが2年ぶりにシアターコクーンに再登場する。出演者は堤真一、安蘭けい、谷原章介、大西礼芳、赤楚衛二、外山誠二、大鷹明良、木場勝己、段田安則など実力派キャストが集結する。

戯曲『民衆の敵』は、『ペール・ギュント』『人形の家』『ヘッダ・ガブラー』など、日本でも馴染み深い代表作を持つイプセンの作品の中でも、社会問題を扱った唯一の作品で、1882年に発表され、当時の社会に一石を投じた。ノルウェーからアメリカへ渡ってアーサー・ミラーによって翻案され、ブロードウェイでの上演も高く評価され、1978年にはスティーブ・マックイーン製作・主演によって映画化、05年にはノルウェーで設定を現代に置き換え映画化されるなど、根強い支持を得ている。
この『民衆の敵』を、Bunkamura30周年記念シアターコクーン公演の第1弾として上演。また、今公演では新たに戯曲を翻訳、新訳での上演となる。

演出を手がけるジョナサン・マンビィは、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC))出身で古典から現代劇まで幅広く精通し、09年には『The Dog in the Manger』にてヘレン・ヘイズ賞最優秀演出賞候補にノミネートされるなど、世界中で作品を発表し続けている。シアターコクーンでは16年に『るつぼ』を演出した。
 
そのジョナサンとの2度目のタッグで主演を務めるのは堤真一。「真実の告白」を志すばかりに、次第に「民衆の敵」と憎悪され、やがては家族との幸せも危うくする孤高の男トマス・ストックマンを演じる。
共演も魅力あふれる実力派が揃った。トマスの味方となり支え続ける妻カトリーネには安蘭けい。新聞「民報」の編集者でご都合主義のホヴスタに谷原章介。トマスとカトリーネの娘で教師のペトラに大西礼芳、ホヴスタと同じ「民報」の若き記者ビリングに赤楚衛二。カトリーネの養父で水質汚染の原因である製革工場の主モルテン・ヒールに外山誠二。住宅所有組合の会長で印刷屋のアスラクセンに大鷹明良。トマスの唯一の理解者ホルステル船長に木場勝己。トマスの実兄で市長にして警察署長で温泉管理会会長も務める町の権力者ペテル・ストックマンに段田安則が扮する。

ms_9shotS
堤真一、安蘭けい、谷原章介
大西礼芳、赤楚衛二、外山誠二
段田安則、大鷹明良、木場勝己

【STORY】
温泉の発見に盛り上がるノルウェー南部の海岸町。
その発見の功労者となった医師トマス・ストックマン(堤真一)は、その水質が工場の廃液によって汚染されている事実を突き止める。汚染の原因である廃液は妻カトリーネ(安蘭けい)の養父モルテン・ヒール(外山誠二)が経営する製革工場からくるものだった。トマスは、廃液が温泉に混ざらないように水道管ルートを引き直すよう、実兄かつ市長であるペテル・ストックマン(段田安則)に提案するが、ペテルは工事にかかる莫大な費用を理由に、汚染を隠ぺいするようトマスに持ち掛ける。一刻も早く世間に事実を知らせるべく邁進していた、新聞「民報」の編集者ホヴスタ(谷原章介)と若き記者ビリング(赤楚衛二)、市長を快く思っておらず家主組合を率いる印刷屋アスラクセン(大鷹明良)は、当初トマスを支持していたが、補修費用が市民の税金から賄われると知り、手のひらを返す。兄弟の意見は完全に決裂し、徐々にトマスの孤立は深まっていく。カトリーネは夫を支えつつも周囲との関係を取り持とうと努め、長女ペトラ(大西礼芳)は父の意志を擁護する。そしてトマス家に出入りするホルステル船長(木場勝己)もトマスを親身に援助するのだが……。
トマスは市民に真実を伝えるべく民衆集会を開く。しかし、そこで彼は「民衆の敵」であると烙印を押される……。
 
 
〈公演情報〉
ms_main2
 
Bunkamura 30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2018 
DISCOVER WORLD THEATRE Vol.4『民衆の敵』 
作:ヘンリック・イプセン 
翻訳:広田敦郎
演出:ジョナサン・マンビィ 
美術・衣裳:ポール・ウィルス
出演:堤真一、安蘭けい、谷原章介、大西礼芳、赤楚衛二、外山誠二、大鷹明良、木場勝己、段田安則
●11/29〜12/23◎Bunkamuraシアターコクーン
●12/27〜30◎森ノ宮ピロティホール ほか
〈料金〉S席10,500円 席8,500円 コクーンシート5,500円(全席指定・税込)  
〈東京公演チケット発売日〉2018年9月15日(土) AM10:00〜プレイガイド
 Bunkamura チケットセンター(オペレーター対応 10:00〜17:30)03-3477-9912 【発売日初日特電】
〈お問い合わせ〉Bunkamuraチケットセンター【9/16(日)以降】03-3477-9999(10:00〜17:30)
〈大阪公演チケット発売日〉 後日発表
〈お問い合わせ〉キョードーインフォメ―ション 0570-200-888(10:00〜18:00) 






公演間近のチケットが半額!
kick shop nikkan engeki

まもなく開幕!『宝塚BOYS』良知真次・愛華みれ インタビュー


宝塚BOYS2人

終戦直後の9年間だけ存在した「宝塚男子部」。その青春グラフィティを描く舞台、『宝塚BOYS』が8月4日に、東京芸術劇場プレイハウスにて幕を開ける。(19日まで)
2014年に創立100周年を迎えた宝塚歌劇団。「女性だけのレビュー劇団」として、日本のみならず今や世界的にも認知されている宝塚100年の歴史の中に、かつて「男子部」が存在していた事実は、ほとんど語られてこなかった。
1945年、敗戦の混乱が未だ残る日本で、「明日の宝塚スター」を夢見て集まって来た男たちは、9年後の解散の日まで、メインステージである宝塚大劇場に立つことは遂になく、ほぼ幻の存在だったと言える。けれど男たちもまた、宝塚に夢と青春を懸けた、宝塚歌劇を愛する1人に違いなかったのだ。
知られざる宝塚歌劇の歴史を紐解いて喝采を集めた傑作舞台『宝塚BOYS』が、その5回目となる今回の上演は、team SEAとteam SKYという2チーム制で、より多彩にパワフルに展開する。
その舞台に再び挑む良知真次と、紅一点として新たに加わる愛華みれが、作品への想いを語り合ってくれた「えんぶ8月号」インタビューを、別バージョンの写真とともにご紹介する。

宝塚BOYS良知さん

稽古場の空気を吸って
わかった「BOYS」の気持ち

──『宝塚BOYS』待望の再演ということで、まず、すでにこの作品に出演経験のある良知さんから、作品に感じたことを教えて下さい。
良知 100年以上の歴史を誇る宝塚歌劇団で実際にあったお話で、前回出演した時に僕自身が全てを出しきった為に、ほとんど記憶がないんです。台本を開いてみても全く覚えていなくて。それほど前回のメンバーとその時代を生き抜いたのだと思いますし、僕もそれから時間を経ているので、これは真っさらな気持ちで臨まないといけないんだなと思っています。
愛華 何年前ですか?
良知 4年前です。
愛華 それなら覚えていないのは良いことですよ。そのあとの期間に積み上げた経験が豊かだからこそ記憶がないんだから、今回生まれるものがすごく楽しみ!
──愛華さんは宝塚OGとして「男子部」があったことはご存知でしたか?
愛華 劇団にいた頃に情報としては耳にしていましたが、その情報に対しても斜に構えていた部分が正直あります。「BOYS」なんて要る? と。
良知 あぁ、やっぱり!(笑)
愛華 「男子部」が出来た当時、春日野八千代さん、越路吹雪さん、寿美花代さんたちが「ここは女の園です」とおっしゃっていたという記録も残っていて、「私たちを否定するの?」という気持ちに先輩方がなられていたんじゃないかというのは、私も男役だっただけによくわかるんです。女性として一番キラキラしている年代を、男性の服しか着ずに如何に「男」を極めるか、それに懸けて過ごしていたので。
──でもそれは非常にリアルな、この作品にとって必要な視点ですよね。
良知 まさにそうだと思います。僕は去年、宝塚月組で振付をさせて頂いたのですが、やっぱり男役さんってカッコいいんですよ! あぁ極めるとはこういうことかと思って、目線や仕草等、僕が男役さんから学んで、引き出しに入れさせて頂いたこともたくさんあります。更に、振付で稽古場に初めて入った時に「あぁここなんだ」と思ったんです。「この空気か!」と。それで初めて、燃焼し尽くしたと思っていた『宝塚BOYS』の舞台に対して小さな悔いが出て。この空気を先に知っていたら、もっと違う表現ができたんじゃないかと思ったので、今回のお話を頂けたのが本当に嬉しかったです。
愛華 宝塚の稽古場を知っているというのはとても大きいですよね。
良知 そうなんです。ここから舞台に立ちたい! と思った男子がいることも当然だなと思えましたから。
愛華 そういう「男子部」ができたからこそ、春日野先生はじめ当時の男役さんたちが、男子に負けない! という思いで、髭もつけ、低い声も出し、女性だからこその男役の魅力を極めていったという部分は確かにあると思います。だから宝塚100年の歴史の中の表には出ていないけれども、「男子部」の皆さんの存在が確かにその歴史を作ったスパイスになっていたと思うので、彼らが宝塚に憧れた純粋な気持ち、切なさが感じられる貴重な作品ですね。


宝塚BOYS愛華さん

夢を果たせなかった
沢山の人たちの思いと共に

──そんな作品で、演じる役柄についてはどうですか?
良知 僕は「男子部」の1人として、2回目の舞台に臨むことになりますが、周りが変わると芝居ってすべてが変わっていくと思うし、この作品は誰が主役ということはなくて、全員が主役だと思っていますから、新しい「男子部」から生まれるものを、何よりも大切にしたいですね。2回目だから何かを変えなければ、とは思っていないし、そういう自家発電って(演出の鈴木)裕美さんが一番嫌いなことなんですよ。僕、ある作品で、最終通し稽古の直前の通しが終わった時に「良知、おひとり様でお芝居なさってどうされたの?」って言われたことがありますから!
愛華 自分で考えた芝居を「どうですか?」とお見せしたらそう言われたということ?
良知 やっぱり、「こうきたら、こう返そう」と自分の中で考えていたのを見抜かれたんだと思います。その時、じゃあ、考えなかったらどうなるんだろう? と立ち止まれたので、今回も裕美さんが組み立ててくださるものから、稽古場の中で湧き上がるものを見つけていきたいです。
愛華 私も同じで、君原さんという役は、「BOYS」の寮母として彼らを包みこむと同時に、自分も大劇場に立ちたかったけれど果たせなかったという夢を、彼らに託している人ですよね。だから、「BOYS」の生の感情、思いの深さを、稽古場でたくさん感じていきたい。私も宝塚音楽学校を一緒に受験した友人が不合格で、自分が宝塚にいることは、たくさんの人の夢と共に行くことなんだ、と思っていましたから、そういう感情も大切にしたいですね。特に、初演からずっとこの役を演じていらした初風諄さんの魂を引き継ぐわけですから。初風さんは私にとって、宝塚を退団した後、初めての舞台『チャーリー・ガール』で母親役を演じてくださったご縁もある、最も尊敬する上級生なんです。そんな初風ママが舞台に創り出された役の人生には到底及びませんが、でも私なりに精一杯、良知君たち「BOYS」を見守っていきたい。お稽古場にご飯炊いて行こうか!? と思うくらいで(笑)。だから今日こうして、まず良知君と話せたのは本当に良かった!
良知 僕こそです! 僕『チャーリー・ガール』拝見してるんですよ!
愛華 本当?
良知 はい。だから今日はすごく緊張していたのですが、貴重なお話も伺えて、ご一緒させて頂けることがますます楽しみになりました。
愛華 今20年分の距離が埋まった気がしました(笑)。この舞台は宝塚に夢を懸けた「BOYS」たちの物語で、私もその宝塚の出身者として彼らの夢にはもちろん共感しますし、お客様にもきっと共感して頂けると思いますから、私と一緒に彼らの夢を感じにたくさんの方に観て頂きたいです。
良知 エンタメが当たり前にある今の時代ではなく、夢を見ることが命賭けだった彼らの人生を、2チームそれぞれが一丸となって演じきりますので、是非皆さん劇場にいらして下さい!

DownloadedFile
らちしんじ○東京都出身。15歳で芸能活動を開始。舞台、テレビ、映画、アーティスト活動、振付と幅広く活躍中。主な舞台作品はミュージカル『陰陽師』〜平安絵巻〜、ライブ・スペクタクル『NARUTO─ナルト─』〜暁の調べ〜、『ダンスオブヴァンパイア』『シャーロック・ホームズ2』『アルジャーノンに花束を』『ブラックメリーポピンズ』『黒執事』『スリル・ミー』『ロミオ&ジュリエット』『ライムライト』『幕末Rock』など。

DownloadedFile-3
あいかみれ〇鹿児島県出身。85年宝塚歌劇団に入団。99年花組トップスターに就任。数々の舞台で活躍。01年退団後は女優に転身。ミュージカルはもちろん井上ひさし作品等でも大きな存在感を発揮している。主な舞台作品に『頭痛肩こり樋口一葉』『タンブリングFINAL』『あるジーサンに線香を』『女房は幽霊』『アリバイのない天使』『きらめく星座』など。


〈公演情報〉
宝塚BOYS_PR
 
『宝塚BOYS』
原案◇辻 則彦「男たちの宝塚」(神戸新聞総合出版センター刊)より
作◇中島 淳彦
演出◇鈴木 裕美
出演◇
○team SEA(8/4〜11)良知真次 藤岡正明  上山竜治  木内健人 百名ヒロキ 石井一彰 東山義久
○team SKY(8/15〜19)永田崇人 溝口琢矢 塩田康平 富田健太郎 山口大地 川原一馬 中塚皓平
○2team共通 愛華みれ 山西 惇
●8/4〜8/19◎東京芸術劇場 プレイハウス
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京  0570-00-3337 (10:00〜18:00)
※以下 全国公演はteam SKYのみの出演
8/22◎名古屋・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
8/25〜26◎福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール
8/31〜9/2◎大阪・サンケイホールブリーゼ


【構成・文◇橘涼香 撮影◇岩田えり】




公演間近のチケットが半額!
kick shop nikkan engeki 
記事検索
演劇キックラインナップ

演劇キック

観劇予報

宝塚ジャーナル

演劇人の活力源

日刊えんぶ

えんぶ情報館

えんぶショップ

えんぶミロクル

えんぶfacebook

広告について