えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

宝塚ジャーナルは2019年2月20日に引っ越しました。
新しい記事はこちらから読めます。

彩吹真央インタビュー『ロコへのバラード』で本物のタンゴに挑む。


s_025

昨年の4月に宝塚歌劇団を退団してから、ミュージカルにショーに女優として大活躍の彩吹真央が、11月17日に開幕する『ロコへのバラード』で初主演する。
 

この舞台はアストル・ピアソラの楽曲を中心に繰り広げられるアルゼンチン・タンゴショーで、1人の女性の物語を軸に展開するミュージカルの要素も入った舞台だ。
 

彩吹真央はその舞台でヒロインのマリアを演じるのだが、劇中で踊るタンゴや背景となる場所を知るために、この夏、ブエノスアイレスまで旅をしたという。そんな意欲溢れる彩吹真央に、この作品にかける思いを聞いた。(風景写真/彩吹真央)


s_IMG_1213s_IMG_0892
 ミロンガで踊る人々           作品のモデルになった劇場を利用した書店


【全てをゆだねるのがタンゴ】
 

ーーこの作品は彩吹さんの女優としての初主演になるわけですが、プレッシャーは?

なくはないんですが、宝塚時代とは違うプレッシャーですね。宝塚では同じ組の中での主演ということで、メンバーの気心は知れていましたが、真ん中で下級生を引っ張っていく責任感が大きかったと思います。今回も真ん中をさせていただくというプレッシャーはありますが、引っ張るとか誰かの面倒を見ることはなくて、自分の面倒をしっかり見るだけなので、そこは一番大きな違いですね。逆に皆さんの足を引っ張らないように、タンゴのスペシャリストもいらっしゃる中で、いかに自分のモチベーションを高め技術を高めるかが大事ですし、そこに集中できるのは有り難いです。
 

ーータンゴをレッスンするためにブエノスアイレスに行かれたとか?

レッスンは日本でもしていたのですが、やはり1度は本場で踊ることを経験してみたいと思っていたことと、物語の背景になっている場所や街の雰囲気を身体に感じたいと思ったので。ちょうどチヅコさん(昨年のタンゴ世界選手権の優勝者で今回の出演者)も滞在していらしたので案内していただきました。観光地区にあるタンゴバーでは「誰か踊りませんか?」というので手を挙げて踊ってきました(笑)。
 

ーー勇気がありますね!

せっかく地球の裏側まで行ったのですから(笑)。今回の振付けをされている世界的な振付家のマリオ・モラーレスさんとも踊らせていただいて、おかげで少しだけタンゴの真髄みたいなものがわかった気がします。タンゴって男性のリードが100%なんです。そして女性は全面的に身をゆだねないと踊れない。私はつい男役時代のクセで自分から動いてしまったり、「重いんじゃないかな?」とか思ってかえって力が入ってしまったり、頭では分かっていても身体ではゆだねきれていない自分がいたんです。でもブエノスアイレスで実際に踊った時、少し掴めたような気がしました。
 

ーーレッスンとは違う実践の成果ですね。

技術的なことだけでなく、それができる自分も見つけたなと。それによってこの作品への自信も出てきましたから、ブエノスアイレス行きは大きな収穫でした。
 

s_011

【ラテン文学を朗読するマリア】

 

ーーこのショーにはストーリーがあって、彩吹さんが演じるマリアは40歳で独身、姉を亡くしたばかりという設定だそうですが、当て書き部分もあるとか?

そうらしいです(笑)。マリアは静かで地味な性格で、穏やかな女性で、そのへんは似てるかもしれません。難病だった姉を半年前に亡くして、天涯孤独なんです。この舞台には「家系樹」という象徴的な物が出てくるのですが、長く続いた家系が自分の代で終わっていくだろうなとマリアは思っているし、「負け組」という意識で自分の人生にどこか諦めを抱いているんです。でも勤めている書店のオラシオさんが、読書好きで空想好きなマリアのために朗読会を開いてくれるんです。そこからマリアの人生がちょっと変わっていきます。
 


s_IMG_1239ーーその朗読する文学がすごいですね。映画でも有名なミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」とか、ラテンの文学の巨人として有名なガルシア・マルケスの「コレラの時代の愛」とか。哲学的で官能的でもあるという。

どれも素晴らしい作品で、言葉も素敵ですし、タンゴと同じで愛を描いて深いですね。それだけにプレッシャーも大きくて。朗読自体初めてなので、朗読の公演を観に行って勉強しました。読む人の性格も出るし、どう伝えたいかどう聞かせたいか、読み手によって表現も違ってくるんです。声だけでそこに世界が生まれるのが朗読の面白さですが、この舞台はその世界がさらにダンスや歌で広がっていくので、そこも楽しみにしていてください。
 
 

ーー彩吹さんはマリアと本の中の女性たちを演じるわけですが、素に近い部分とエンターテイナーの両面が見られますね。

そのギャップが見どころですし課題なのですが(笑)、ちゃんと両面性を楽しんでいただけるといいなと思っています。お婆ちゃん姿にもなりますので楽しみにしていてください(笑)。小林香さんが構成を書かれているのですが、マリアにも他の人たちにも温かくて、それぞれの過去・現在だけでなく明日へ向かって行く姿も書いてくれています。いつも小林さんの作品には人間に対する温かさを感じています。


s_024

【素晴らしいプロフェッショナルたち】
 

ーー今回のメンバーはその道の一流の方ばかりで、しかも本場のタンゴダンサーの方も出ているそうですね。

先ほども話に出た「タンゴダンス世界選手権」で昨年優勝したチヅコさん、今年4位入賞のウーゴさん、優れたタンゴダンサーのホルヘさん。そして振付けのマリオ・モラーレスさんは沢山のダンサーを選手権で優勝させている方です。それにバレエの西島千博さんも振付けと出演で参加してくださってます。s_IMG_0678
 

ーー西島さんとはバレエも踊るとか?

畏れ多いのですが(笑)バレエをデュエットで踊ります。曲はタンゴになります。そのタンゴの音楽監督をしてくださっているのが、世界的なバンドネオン奏者の小松亮太さんで、実際に舞台上で演奏される日もあります。そして若手ダンサーの中河内さんと宮さん。書店の主人役の石井一孝さんは歌で参加されます。



ーー石井さんはスペイン語で歌われるそうですね。

スペイン語科の出身ということで、すごくお上手です。それからこの作品のタイトルでもある「ロコへのバラード」という曲も石井さんが歌うのですが、私もそれを一緒に歌います。「ロコ」というのは頭のおかしい人という意味です。ピアソラが作ったタンゴ・オペリータ『ブエノスアイレスのマリア』の中の曲も歌います。私はピアソラは大好きなので、彼の曲を歌ったり踊ったりできてすごく幸せです。
 

s_013

ーー素敵な主演作品になりそうですね。宝塚を退団して1年半、ミュージカル3本にショー3本と飛ばしてきましたが、1年半を振り返っていかがですか?

宝塚を卒業してすぐにお仕事をいただいて、そこからは本当にただ突っ走ってきました。この夏ちょっとだけ余裕があったので自分でも振り返ってみたのですが、とにかく1作1作一生懸命だったし、その都度その都度初めてのことが多くて、ただ必死に取り組むしかなかったなと。でも少しずつでも進んできたと思いますし、成長できたのではないかなと思います。本当に恵まれているなといつも感じますし、周りの方々のおかげだなと感じています。
 

ーー彩吹さん自身もすごくパワーがあるからでしょうね。例えば『DRAMATICA/ROMANTICA 2』では、初演の課題をきっちりクリアしてきて感動しました。

あの公演の初演が女優になってのデビュー作品で、何もかも初めてのことばかりでした。ドレスとか高音域とか(笑)。1年後に同じメンバーで同じ形の公演ができると聞いたとき、嬉しさはもちろんでしたけど、恐さもすごかった。相当がんばらないといけないなと。初演もがんばっていたんですが猪突猛進だったので(笑)。2回目はとにかく成長を見せないとだめだなとがんばりました(笑)。
 

ーーそんな彩吹さんですから、この作品の成果も期待しています。

今、知れば知るほどタンゴの奥深さを感じているところです。男と女のそれぞれの思いや機微があって、それを表現するダンスですから本当に奥深いなと。そして私もタンゴを知ったことで女優として1つ殻が破れるのではないかと思っていますし、本場のダンサーの方々と一緒に舞台に出られることでワクワクしています。お客様に本物のタンゴを見ていただけるいい機会ですし、ぜひタンゴの世界に浸りにいらしてください。


s_020


アルゼンチン・タンゴ・ショー

『ロコへのバラード』

構成・演出・訳詞◇小林香

音楽監督◇小松亮太

振付◇マリオ・モレーラス、西島千博、港ゆりか

演奏◇キンテート・オセイロ 小松亮太(ゲスト)

出演◇彩吹真央/中河内雅貴、宮菜穂子、チヅコ、ウーゴ、ホルヘ、西島千博/石井一孝

●11/17〜27◎東京グローブ座

●12/13〜14◎サンケイホールブリーゼ

●12/15◎北國新聞赤羽ホール

〈料金〉S席8500円 A席5500円 プレミアムシート11000円

〈問合せ〉アトリエ・ダンカン http://www.duncan.co.jp/web/stage/loco/index.html


【取材・文/榊原和子 撮影/冨田実布】


演劇キック演劇情報コーナーhttp://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/



演劇ぶっく12月号本日発売

紫門ゆりや愛希れいかインタビュー掲載!

亀梨和也、城田優、早乙女太一ら舞台写真・インタビューなど盛りだくさん!

↓ご購入はこちらより↓

えんぶ☆Shop

一緒にツアーしませんか?『DREAM FOREVER』に出演 真波そらインタビュー

008

20109月に宝塚を卒業した真波そら。卒業後も真波の舞台姿は見られるのか、不安だったファンもいるかと思うが、主演作となった『麗人』(1010月)、多数の宝塚OGが出演した『DREAM TRAIL〜宝塚伝説〜』(111月)、安寿ミラダンスアクト『FEMALE vol.11』(118月)など、端正なダンスを武器にさまざまな舞台に立ち続けている。今回真波が出演する『DREAM FOREVER』は宝塚100周年に向けたアニバーサリー公演の2作目。鳳蘭、麻路さき、大和悠河らの宝塚OGが中心となって、レビューで全国をまわる。まっすぐ前向きに自身の気持ちを話す真波は、踊っている時と同様、ブレがなく気持ちの良い人である


魅力的な人ばかりの稽古場

002──まずは稽古場の様子をお聞きしたいのですが、いかがですか?
もう毎日すごい刺激的で一日一日得るものがいっぱいあります。歌にしろ、芝居にしろ、踊りにしろ、心が一番大切なんだってことを改めて教わりますね。それを稽古場で、生で感じられるというのがすごく幸せです。先生方も、スタッフの方も、共演者の方もみんな本当に魅力的で、お手本になる人ばっかりなんですよ。「あ、こういう人になりたい。」って思う人が空想でなく実際にいるので、それがもう楽しくて。

──では真波さんから見た、先輩・鳳蘭さんの魅力は?
鳳さんは稽古場にいらっしゃる時から華やかで、存在感があって、お綺麗で…オーラがすごくあるんですけど、でも気さくに私たちにも声を掛けてくださいます。

──鳳さんとは『DREAM TRAIL』でもご一緒されましたよね。
そうなんです。でもその時は鳳さんが歌われている後ろでうわーっと踊っていたので、じっくり落ち着いて歌を聞いたりすることができなかったんです。今回は稽古場で正面から鳳さんを見ることもできて、観客として鳳さんの歌を聞くと、じーんとしてしまって、昨日も涙が出ました。歌声が人の心に響くというか…でも聞く側が勝手に魅了されてしまうだけで、それが本来のものなんだと思いましたね。鳳さんは今までたくさんの経験をされて、豊富な引き出しを持ってらっしゃるので、それが根本にあるんだと思うんです。追いつくのは大変だけど、でもあんな魅力的な人に、ね。

──追いつきたいと思える憧れの方であると。では麻路さきさんは?
まりこさん(麻路の愛称)も『DREAM TRAIL』でご一緒だったんですが、お話するととても優しくてステキで、それが舞台姿にも出ていて…やっぱりダンスをされていても格好良いんですよね、包容力があって。「こういう男の人だったらいいなぁ。本当に守ってくれそうー!」って、見てて一人でときめいてます(笑)。

──大和悠河さんについてもお話を。
大和さんとは『ガイズ&ドールズ』の場面で大和さんの後ろで踊らせて頂いてるんですが、スーツでばしっとご一緒できるのが嬉しいですね。お話しさせていただくと、とってもパワフルで。また大和さんは大和さんで「あ、かっこいい。」ってなります(笑)。もうみなさんを見て、キュンキュンしてますね(笑)。


3人の振付の先生

001──振付は今回、名倉加代子さん、司このみさん、若央りささんの3名が入られていますが、それぞれ振付の先生についてもお話を聞かせてください。まず名倉先生から。
私、名倉先生が大好きで。在団中も名倉先生の振付の場面があったら「きゃー!!」ってなってました。『DREAM TRAIL』の稽古中、ちょうど私の誕生日に名倉先生が振付でいらしたんですよ。そこで一緒に写真を撮ってもらって「これからも頑張りなさい。」と声を掛けていただきました。もう「はい!」って感じで。今回も先生の振付を受けながら、先生と一緒に踊れるのがすごく嬉しいです。

──司さんは?
司先生は一度『タカラヅカ・グローリー』(04年、雪組)という作品で振付を受けたことがあるんですが、そのときも素晴らしい先生だなと思いました。今回は身体作りのレッスンからはじまって、振付も受けているんですが、在団中とはまた違う、卒業した今だからまた先生のおっしゃることが身に染みるというか。踊りだけでなく、何に関しても通じることを言ってくださるのがありがたくて。その話を聞けたのは今回の出演者14人しかいないので、すごくラッキーだと思うし、今、飲み込める時に先生に出会えたというのは、タイミングがよかったなって思います。

──若央さんは?
若央先生は私が宝塚受験前から見ていた格好良い男役さんで、宝塚を退団されてから先生になられて…私が宝塚にいたときも振付を受けていて「まなみ!」って呼ばれただけで「あ、かっこいい!!」ってなってました(笑)。ずっとかわいがってくださり、とってもお世話になった先生なのでお顔を見るとすごくホッとします。先生の一つ一つ心のこもった振りをいかに自分のものにして届けられるか、また新たにやっていきたいですね。


作品全体と自分自身の見所は?

003──次に作品全体の見所を伺いたいのですが。自分がファンだったら、ここはたまらない!と思うような場面は?
…はじめからです(笑)。レヴューだし、華やかで見所満載ですよ。とにかくみなさんがよく踊っているので、そこを見て欲しいです。ずっと私が見ておきたい感じですね、観客になって。あと宝塚の人って品がすごく大切だと思うんです。色気も大切だけど、品をなくしてはいけないと思っていて…その宝塚らしい品と色気のある人たちがまた集まって、公演をする。宝塚だったら80人ぐらいでやるところを、今回14人のカンパニーでやる。一人ずつの責任も大きいんですが、その分すごくパワフルだと思うし、スターさんの懐かしの名場面があったり、お客さんもぐっと来ると思うんです。とにかくオススメです!

──全部とおっしゃられるかもしれませんが、真波さんご自身の見所は?
えー…ここ、っていう見所ですか……まぁ、全部?(笑)あはは、もう絶対言っちゃいますね(笑)。私、ソフト帽とスーツが大好きなので『ガイズ&ドールズ』の、今回やる場面をずっと踊りたいと思っていたんです。踊りたかったところを踊れるので、是非見ていただきたいのと、『サロメ』という司先生の振りの場面。ここは身体もすごく動かすんですが、芝居も大切で。そこの表情などなど、私のいじわるっぽい感じのところを(笑)『サロメ』では見て欲しいですね。あと高校三年生になって、男役4人で歌う場面もあるんです。ちょっと初恋、みたいな。あ、それに名倉先生のスパニッシュ。もう名倉先生の振りでスパニッシュが踊れることが、すっごく嬉しいです!まぁ、いっぱい出てきますねぇ。


宝塚を辞めたのは、今だという直感があったから

006──宝塚を辞められてから再び男役をやるにあたって、現役の時とはまた違う、新しく感じたことなどはありますか?
いっぱいあります!本当にありますね。卒業してから男役やろうと思ってなかったんですよ。今回こういう機会を与えて頂き改めてやってみると、男役大好きで卒業したから本当に楽しいのと、でも卒業してから女役もやり、自分も新たに色んな人と出会って吸収することがあって…だからもう元の男役に戻ろうというのではないんですよね。色々な経験をした上での、今だからできる、真波の男役を、と思っています。

──宝塚を退団する際や、退団後のお話も。そもそも宝塚を辞めてから舞台に立ちたいという思いはあったんですか?
まったく何も考えずに辞めちゃったんですよ、「今だ!!」と思って。それで退団後すぐ『麗人』という公演に出て、そこで川島芳子役をやりました。卒業した次の日から稽古だったんですけど、稽古期間も短く、セリフも膨大でもう泣きそうで(笑)。宝塚以上に、一番過酷な日々を送った気がするんですけど、この舞台をしたらもう怖いものないな、って思うぐらいとっても勉強になりましたね。

──男役が、宝塚が大好きだという気持ちは真波さん自身強かったと思うのですが、それでも辞めることを決心したのは?
たぶん辞め方っていろいろあると思うんですけど、私はまだ体力がある間に辞めたかったのと、あとやっぱり男役が好きだったから、最後もその生き様をというか、「もうちょっと見ていたい。」って思ってもらえるときに、残像を残したかったというか、そういう気持があって。あと何年かいても楽しめるのはわかってたけど、なぜか今だ、と思ったその直感ですね。でもその直感は狂ってなくて、それがあったから『麗人』で川島芳子さんにも出会えたし、ディナーショーもさせて頂き、『DREAM TRAIL』にも出演できて、憧れだった安寿ミラさんの舞台『FEMALE』にも出られました。本当タイミング良いですよね。今振り返ると、やっぱりあのときに決めて大正解だったな、ってすごく思います。

──宝塚を辞められて1年と少し経ちましたが充実した時間を過ごせている?
そうですね、この1年で3年分ぐらい濃厚に生きてますね。今までは男役だから、宝塚にいるから頑張らなければいけないという部分もあったんですが、卒業したらやるかやらないかは自分次第じゃないですか。だからやるからには中途半端な気持ちで臨むんじゃなくて極めていこうと、そう強く思います。


常に自分を信じて

012──本当に良いタイミングで、良い作品への出演が続いていると思うのですが、そうやって進んでいけるエネルギーというか、思いが叶う理由はどこにあると、真波さん自身は考えていらっしゃいますか?
そうですね、在団中から常に自分を信じてやっていこうとは思っていました。人と比べることも大切かもしれないけれど、人それぞれペースがあるし、私は本当に不器用だからコツコツやらないとできないタイプなので。もう本当に自分のペースを崩さずに、ブレずに、コツコツと。それは誰に見せようとかそういうものでもなくて、ただ自分の中での話なんですけど、いつか絶対に実になると思ってやってきましたね。でも例えばダンスが上手くなりたいっていう思いがあっても、それでダンスが上手くなる保障はないじゃないですか。だけど、そう思って積み重ねてきた過程で精神的に高まって、もしかしたらまったく別のことができるようになるかもしれない。何かに繋がっていったらいいやって。今、色々充実しているのは、そうやって自分なりに前向きにやってきたご褒美かもしれない、って思います。でもそこで甘えたらダメだとも思ってて、そんなずっと続くわけじゃないから。今までと同じように、ブレずに自分の直感を信じてコツコツとやっていったら、また楽しい事がいっぱい待ってるのかな?と。

──舞台に立つことや、踊ることだけでなく、全てのことに通じる前向きさですね。
だから色んなことを経験しないといけない、何でも経験がいちばんだと思います。今までは「たのしい」ってだけで生きてきた感じだけど、なんでも怖いからって守りに入るのではなくて、せっかくの人生だから、自分に嘘をつくんじゃなくて、自分の心に正直に、やりたいことはやりたいと思ってやって、それで良かったら上手く流れていくだろうし。思いっきり人生の幅を広げたいなと。嬉しいこと、辛いこと、楽しいこと、悲しいこと思いっきり濃く生きていきたいと思います。

──それでもやはり踊ることと真波さんは切り離せないと思うのですが、なぜダンスが好きなのか、改めて思うところは?
ダンスは大好きで、でも卒業して「もっと身体動かさないとダメだ〜。」ってすごく思いましたね。踊ってること自体も楽しいんですが、応援してくださっている方が私が踊るのを見て、元気になるとか、幸せになるとか、そのために仕事頑張れるとか言ってくださったりすると「あ、私はほんのちょっとでも人に元気を与えられる力があるのかな?」と思って。それを自分の武器の中に一つだけでもおいて、誰かに影響を与えられるんだったら、ちょっとづつそれを積み重ねて、やっていきたいなと。だからダンスは、楽しみというか、自分の中でもすごく大切なものですね。


一緒にツアーしませんか?

──来年3月には『DANCIN' CRAZY2』への出演も決まっていますし、この公演も楽しみですね。
楽しみですねー。それまでに少し時間があるので、新たに肉体改造をしたいと思ってます。

──肉体改造、というと?
どうしても男役をやっていたら身体が硬くなったり、ずっと男役ばかりそれだけを追求してきましたので、表現の仕方は未知数。色んな先生のレッスンを受けたり、見たり、感じたりしたい。旅行に行くのもいいし、やりたいこといっぱいあります。

──最後に『DREAM FOREVER』にかける意気込みを聞かせてください。地方公演もすごく多いですよね。
公演は本当に自信を持ってお送りできるものなので、たくさんの方に観ていただきたいです。みなさんに喜んでいただけると思います。さまざまな土地でレヴューをするので、「一緒にツアーしませんか?」って。みなさん、是非ついてきてください(笑)。

005009


真波そら(まなみそら)○兵庫県出身。1998年宝塚音楽学校に入学。86期生として2000年花組公演『源氏物語あさきゆめみし』で初舞台を踏み、その後雪組に配属される。得意のダンスを生かし、さまざまな芝居、ショーで活躍。2010年9月12日『ロジェ/ロック・オン!』千秋楽で宝塚を退団。退団後もダンシングディナーショー『ACTION!!』、『DREAM TRAIL』、『FEMALE』などに出演し、そのダンスの幅を広げている。

 



52_play_image1

TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY Vol.2
夢を見る、夢を贈る、限りなく
『DREAM FOREVER』レビューツアー2011

作・演出◇酒井澄夫(宝塚歌劇団)
音楽◇吉田優子(宝塚歌劇団)
振付◇名倉加代子 司このみ 若央りさ
出演◇鳳蘭 麻路さき 大和悠河 
  風花舞 星奈優里 初風緑
  瑠菜まり 光海あきほ 芽映はるか
  南海まり 神麗華 真波そら
  凜華せら 夏空李光

●10/29、30◎日本青年館
●11/21〜23◎梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

全国ツアー情報
11/2(水)山口県 下関市民会館 083-231-6401(下関市文化振興財団)
11/3(木)福岡県 大野城まどかぴあ 092-586-4000(大野城市都市施設管理公社)
11/4(金)山口県 光市民ホール 0833-72-1441(光の文化を高める会) 
11/5(土)広島県 三原市芸術文化センター 0848-81-0886(三原市指定管理 三原まちづくり芸術文化センター共同事業体)
11/6(日)滋賀県 びわ湖ホール 077-553-1699(滋賀ブラームスホール協会 びわ湖放送 湖光)
11/8(火)愛媛県 西予市宇和文化会館 0894-62-6111(財団法人宇和文化会館)
11/12(土)静岡県 富士市文化会館 054-261-7011(テレビ静岡 事業部) 
11/13(日)山梨県 東京エレクトロン韮崎文化ホール 0551-20-1155(武田の里文化振興協会)
11/16(水)富山県 氷見市民会館 0766-23-2131(氷見市芸術文化振興会/北國新聞高岡支社)
11/17(木) 北國新聞赤羽ホール 076-260-3555(北國芸術振興財団)
11/18(金) 北國新聞赤羽ホール    同上
11/20(日)三重県 伊賀市文化会館 0595-24-7015(伊賀市文化都市協会)
11/26(土)愛知県 安城市民会館 0566-75-1151(安城市・安城市教育委員会)
11/27(日)愛知県 江南市民文化会館 0587-55-2321(江南市指定管理 JTBコミュニケーションズ)

※各公演地の詳細につきましては、上記お問合せ電話番号(主催者)におかけ下さい。

<HP>
http://www.umegei.com/schedule/52/




【取材・文/岩見那津子 撮影/冨田実布】

演劇キック演劇情報コーナーhttp://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/

 

演劇ぶっく秋のバックナンバーフェア実施中!
長谷川博己、堺雅人、池田鉄洋、大倉孝二【おまけ付き】限定セットなど詳細はこちら↓
えんぶ☆Shop

『ニューヨークに行きたい!!』ブルーカーペット会見


s_007

瀬奈じゅんが主演するミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』が、10月29日に帝国劇場で初日の幕を開けたが、その直前の27日、豪華客船が舞台のこのミュージカルにちなんで、帝国劇場正面玄関に海をイメージしたブルーカーペットが敷き詰められ、瀬奈じゅん・橋本さとし、村井国夫・浅丘ルリ子の2組のカップルがブルーカーペットを歩くというセレモニーが行なわれた。

 

このミュージカルはドイツ発の作品で、2007年の初演以来、ヨーロッパでは、“現在、もっともチケットの取れないミュージカル”と称言われている。
ヒロインは人気キャスターのリサ(瀬奈)。彼女の母親のマリア(浅丘)が老人ホームから駆け落ちをしたことから始まるラブ・コメディで、アメリカ行きの豪華客船を舞台に、乗客や船員などに扮した出演者が歌って踊る楽しいミュージカルになっている。


劇中で恋人同士になる瀬奈と橋本、村井と浅丘はそれぞれ仲良く腕を組んでブルーカーペットに登場。取材カメラのフラッシュを浴びた後、帝劇のロビーで記者たちのインタビューに答えた。


s_001s_004

s_002
s_005s_009


【囲みインタビュー】


s_010

ーー初日が迫って来ましたね。今の気持ちや役柄などを。

瀬奈 いよいよ初日ということで、信じられない気持ちと、早く皆さんにお届けしたいたい気持ちとがあります。とにかく面白い舞台をお届けしたいです。総合的には楽しみです。

橋本 僕は瀬奈さんと恋の駆け引きをするアクセルという役です。職業はフリーカメラマンで、自由に生きている男です。

 

ーー瀬奈さんは男役でしたが、橋本さんのようなマッチョな男性がそばにいるのは?

橋本 マッチョ(笑)。

瀬奈 有り難いです。

橋本 実はぶよぶよかも分かりませんよ(笑)。

瀬奈 いえいえ(笑)。


ーー浅丘さんは初ミュージカルですね。

浅丘 ほんとうにすごいことですよね。大変なことになってます。でもこんなに楽しいものだと思いませんでした。稽古場が毎日楽しくて、皆さんの歌や踊りを見たり聞いたりしているとすごいなぁーと思います。稽古場にオーケストラが入られてすごいんです。私は『カルメン』など、オーケストラのある舞台は出たことがありますが、ミュージカルでは初めてですね。お話も面白いですし、観にきて絶対に損はしませんよ。

村井 歌うんですよ! 浅丘ルリ子がミュージカルですよ?!

浅丘 やめてよ(笑)。

村井 大変ですよ!歌うんですよ?! 踊るんですよ?!(笑)。これはもう観なくちゃー。

浅丘 踊りませんてば!

瀬奈 踊るじゃないですか!(笑)。

村井   ステップがあるじゃないですか。この芝居はですね、黄泉の帝王も出ませんし、革命もありませんし、バンパイアも出ませんけども(笑)、本当に楽しいというか。音楽が、楽曲がとても素敵で、ダンサーのかたがたいへん。我々よりもアンサンブルが大変です。

 

s_013

ーー瀬奈さんと浅丘さんは親子で、奔放なお母さん役ということですが?

浅丘 老人ホームにいたのにさっさと駆け落ちして、瀬奈さん橋本さんカップルに迷惑をかけるんです。


ーー駆け落ちのお相手が村井さんですね?

村井 もう、願ってもないことで。願って願ってルリ子さんに本当に出て欲しいと思っていたので、今回共演出来て嬉しいです。

浅丘 57年やってますけど、これまでテレビでも映画でも一度も共演したことがないんです。今回本当に初めてで、不思議なんですけど。

橋本 浅丘さんは本当に若々しくて、僕をいつも少年の気持ちに引き戻してくれます。稽古中にあまりにも綺麗な澄んだ瞳に一瞬台詞とばしてしまいましたから(笑)。


s_014s_017

ーー瀬奈さんも浅丘さんから女優としても学ぶことなどがありますか?

瀬奈 居ずまいからもう女優なので!

村井 稽古着が毎日違うんですから。

瀬奈 そう! しかもちゃんとなさって。私なんてひどい(笑)。

浅丘 でも瀬奈さんは親子の喧嘩のシーンでは、私が涙すると瀬奈じゅんさんも涙してセリフが言えなくなるくらい、本当に涙で自分の歌が歌えなくなっちゃうくらい私のほうに入ってきて下さって。本当に感動しました。

村井 稽古の初日でしたね。滂沱の涙でした。あれは本当に素晴らしかったです。

瀬奈 こうやってプレッシャーかけるんですよ、村井さん(笑)。

浅丘 昨日も楽屋で、ご飯を作ってきてくださって。

瀬奈 いえいえ。居座っちゃったんです(笑)。

浅丘 いろいろご自分で作ったものを食べて欲しいと持ってきてくださるの。

瀬奈 すみません。お二人にあげなくて。

橋本 知らなかった!

村井 どういうことだよ!

浅丘 すごく美味しかったです。


s_015

ーー最後に東京だけでなく全国の皆さんに意気込みをお願いします。 

橋本 ヨーロッパでもチケットが最も取りにくいミュージカルということですが、その意味が公演を観ていただければ、おわかりいただけると思います。とても楽しくてヒューマンなドラマもしっかりと描かれています。日本でも最もチケットの取りにくいミュージカルにしたいという意気込みでおります!

瀬奈 村井さんもおっしゃってましたが、アンサンブルの方々が大変なのですが、息切らして汗かいて本当にイキイキと歌って踊っている姿を見ていると元気をもらいますし、私も頑張ろうという気持ちになります。観に来てくださるお客様にもそういう力をお届けできるように頑張りたいと思いますので、皆さんぜひ観にいらしてください。

村井 僕は観てる方が楽しくて、自分がやってるよりも観ていたいくらいで(笑)。いろんな舞台をやっていますが、いやー素敵だなと思いますし、絶対観てほしいと思います。

浅丘 とても優しくって、簡単ででもいろんなものが詰まっていて楽しくて。こんなに素晴らしいミュージカルはないんじゃないかと思うくらい素晴らしい作品です。観て絶対損はないと思いますので、どうぞ観にいらしてください。よろしくお願いいたします。

村井 稽古の最終日にプロデューサーが「再演いつしようか?」なんて話していたくらいに素晴らしいミュージカルですからね(笑)。
 

s_011


帝国劇場100周年記念公演 ミュージカル

『ニューヨークに行きたい!!』

音楽◇ヴド・ユルゲンス 

演出◇山田和也

出演◇瀬奈じゅん、橋本さとし、泉見洋平、戸田勝海、村井国夫、浅丘ルリ子、他

●10/29〜11/20◎帝国劇場

〈料金〉S席12500円 A席8000円 B席4000円(全席指定/税込)

●11/25〜11/29◎梅田芸術劇場メインホール

〈料金〉SS席15000円 S席12000円 A席9000円 B席5000円(全席指定/税込)


〈問合せ〉東京/東宝テレザーブ 03-3201-7777

                大阪/梅田芸術劇場 06-6377-3800

                http://www.tohostage.com/newyork/


【取材・撮影/冨田実布 文/榊原和子


演劇キック演劇情報コーナーhttp://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/


演劇ぶっく秋のバックナンバーフェア実施中!
長谷川博己、堺雅人、池田鉄洋、大倉孝二【おまけ付き】限定セットなど詳細はこちら↓
えんぶ☆Shop

真琴つばさライブ『VOICE×VOICE×VOICE』【囲みインタビュー】

011

11月4日から始まった真琴つばさのライブ。真琴つばさ自身が構成をしており、渋谷駅から始まるストーリーを渋谷のライブハウスで繰り広げている。物語を追いながら歌うような、歌いながら物語が進むような、雰囲気のある作品だ。


【囲みインタビュー】


初日ゲネの後にインタビューが行われた。


━━内容はすべて真琴さんが考えたということですが、どのくらいの期間かけて?

3ヶ月くらいですが、本当にやりだしたのはこの1、2ヶ月。色々考えて台本も作って、台本が15までいったんですけど、その倍は書き直してるかな?


━━登場人物がリンクされてるというか……

そうなんです。自分の経験に基づいたものって、分かるようにしたほうがいいかなと思って。


━━そもそも渋谷というところは?

渋谷は中学・高校と通ったのですごく懐かしい思い出の街なんです。なかでもここは一等地じゃないですか。ここでライブできるんだったら、土地を活かしたストーリーを作りたいと思ったんです。


━━渋谷でよく行くところは?

109(笑)。


━━109でどういう買い物を?

若い子が買っているようなお店に行くと「お姉さんこの前も来たよね」とか言われるんですけど(笑)。そこで負けじと買っています。今日着ていたワンピースのほう、あれも渋谷で買ったんです。


━━渋谷でお買い物は頻繁に?

そうですね。渋谷、原宿が多いですね。


━━もう庭みたいなものですか?

いや、そこまではいってないけど、お友達の街って感じがします。


s_053

━━どこか出掛けるとか遊びに行く時は渋谷を中心に足を伸ばそうかなとか?

そうですね。遊びに行くのは新宿以内。新宿より先は海外の気分なの。


━━結構海外近いですね

近いんです。捕食動物好きなわりには行動範囲が少ないんです。


━━お勧めの渋谷スポットとかありますか?

あるんだけど、教えられないの。スポットっていうかずっと夜まで朝食が食べられるところ。夜までスクランブルエッグとか。そこによく夕方に行きます。


━━ヒントを。

ガードの下。


━━もうちょっとヒントを

本当にガードの下だもん。渋谷の、交差点の。言っちゃった。そこはいいですよ、朝ごはん食べられるし。


━━実際に山手線一周しちゃったことはあるんですか?

ないんですよ。あまり乗らなくて、この「朝の探検」のために乗って。朝早くても結構人が多いのでびっくりしたのと、動くモニターもあるじゃないですか?あれすごいなって思って。調べたんですけど、一周約1時間なんですって。通勤時間になると2、3分早くなるらしいんです。そういうこともちゃんと調べています。


052

━━恋人の話も出てきましたし、生きていこうというメッセージも聞こえてきたような気がするんですが、この物語を通じて真琴さんが一番お客さんに伝えたいことはなんですか?

例えばコンビニでレジの人とお金のやりとりだけなんですけど、この人ってどういう人生歩んでるのかな、なんて考えちゃうんですよ。その人それぞれにドラマがあって。それを自分の世界の中に少しずつ入れたい。折角知り合ったらもうちょっとだけ知りたい、人を。と思いました。


━━70歳までに結婚頑張ろうとおっしゃってましたが?

聞いてますね〜(笑)。そういうところよく聞いてますね。理想はこれに出てくる老夫婦。年配の夫婦が手を握りながら渋谷の街を歩いたらおしゃれかなと思って。まだ何十年かあるので。


━━目指してるんですね?

はい。


━━選曲のバリエーションがすごく一杯で、いろんなところから持ってきていますが、選んだポイントはどういうところですか?

自分の特徴って宝塚出身でミュージカルっぽいところもあるんですけど、なんというかいろんなことをやりたいんですよ。今回ちょっとどんな曲を歌っていいかが分からなくて、音楽監督をやってくれた中山眞美ちゃんが持ってきてくれたんですが、知らなくて面白いのが「プカプカ」とか「夜があけたら」とか。あ、ちょっと自分の世界が広がるなぁと思って。ただ、1つ思ったのは、本当は前半は女性の曲だけ集めようと思ったんですよ。無理ね。自分に合う女性の曲が少ないんだなって実感しました(笑)。


030

━━どうしても男性側のほうにシフトして行く?

そうですね。どうも気に入ったのがそっちのほうが多くて。女性の歌を歌うと、実際に歌っているのより低くしないと自分らしさが出なかったりとか。男性の歌を歌うと高く聞こえたりとか。自分の声は特徴的というか、どこにも属さないんだなと歌いながら思っていました。


━━『VOICE×VOICE×VOICE』というタイトルですが、真琴さんは素敵な声の持ち主だと思うんですが、この人の声が素敵とかいうのは?

なかで自分の曲もちらっと入れちゃったんですけど、それは加藤登紀子さんに書いていただいたもので。あの方の声がすごく好きなんですね。私って低いからよく男の人と間違われるんですけど、これに艶が加わればいいかなぁと。あのね、訴えたいの。最近の男性の歌手の人はキーが高すぎる。実際の男性のキーも下げないと、ちょっと危ない感じなんです。今回一緒にしてるんですけど、下げたい。私が歌える男性の曲ももっと増えてって感じ(笑)。


━━すごい肌がお綺麗ですがケアはどうされてるんですか?

ライト(笑)。人に見られたりすると思うと肌の調子がよくなってきます。人に会わないでこもってる仕事が多いと肌が荒れてくるし。だから人に見てもらうことが肌に一番いいと思います。あなたもお綺麗です(笑)。


━━最後に公演の意気込みを。

いつもとは違ってワイワイ騒ぐのではなく、秋はしっとりライブということで、お客様とゆったりとした時間を過ごしたいと思います。私の声に酔いしれてくれたら嬉しいな。

048

真琴つばさセルフプロデュースライブ

『VOICE×VOICE×VOICE』 

●11/4〜6◎Mt.RAINER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

〈料金〉指定 \7,000 (ドリンク代別途500円) 立見 \5,000 (ドリンク代別途500円)

〈問合せ〉0570-064-708(平日12:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)
 

【取材・文/佐藤栄子 撮影/冨田実布】

演劇キック演劇情報コーナーhttp://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/

 


記事検索
演劇キックラインナップ

演劇キック

観劇予報

宝塚ジャーナル

演劇人の活力源

日刊えんぶ

えんぶ情報館

えんぶショップ

えんぶミロクル

えんぶfacebook

広告について