えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

宝塚ジャーナルは2019年2月20日に引っ越しました。
新しい記事はこちらから読めます。

大空祐飛、野々すみ花による「イルミネーション点灯式」レポート

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東京宝塚劇場にほど近い丸の内では、毎年クリスマスの時期に街頭の樹々がライトアップされるが、今年は『Marunouchi Bright Christmas 2011 Special 宝塚歌劇展』 『丸の内イルミネーション2011』のイベントが催され、丸の内全体が宝塚歌劇団の色で染め上げられている。

丸ビル1F「マルキューブ」には、宝塚歌劇をイメージして「赤」を基調とする高さ8メートルのクリスマスツリーを設置。また、被災地仙台市内の主婦を中心とした女性たちに、「愛」という花言葉を持つバラや「希望」を意味するガーベラを取り入れたモチーフの制作を依頼、仙台七夕を制作する工房にもクリスマス仕様の竹細工の工芸品を造り上げてもらうなど、「被災地と繋がる丸の内のクリスマス」を演出している。
 

また、この『丸の内イルミネーション2011』のイルミネーションは1球あたりの消費電力を65%削減する「エコイルミネーション」で、使用電力は前年比約6割を削減、さらに期間中使用する全てのエネルギーに太陽光や風力などの自然エネルギーの「グリーン電力」を使用し、環境や電力不足に配慮してある。

そのイルミネーション点灯の初日となる11月10日18時より、宙組トップスター大空祐飛と野々すみ花が登場、点灯式とトークショーが行なわれた。
 
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当日の朝から並んで整理券をゲットした観客がステージ前を埋め、入りきれなかったギャラリーがステージの周りや吹き抜けの2階からも多数見つめるなかに、大空・野々のコンビがステージ左方にあるエスカレーターに乗って仲睦まじく登場。拍手と歓声で迎えられる。そして巨大クリスマスツリーをバックに、トークが始まる。

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まずはファッションチェック。大空がファーベスト、野々はブレスレットがファーで、大空「ファーでお揃いというのをコーディネートしてみました」と説明する。

ーークリスマスの思い出は?、

大空 毎年イブの日に、出演者全員でプレゼント交換をしています。何円分と決めて、組子それぞれが用意するのですが、個性が出るので面白いですね。今年も公演中にクリスマスを迎えるので、やろうと思います。

野々 朝起きたら枕の横にプレゼントがあったらいいなと思いますけど、ふと目が覚めたら父がプレゼントを抱えていたり…そんな思い出ばかりです(笑)。

大空 クリスマスが近くなるとサンタさんにわかるように、あれが欲しいなとつぶやいてみたりします(笑)。
 

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ーー宝塚といえばフィナーレの羽ですが、羽を背負った感想は?

大空 重いですね〜。人をおぶっているようです(笑)。降りるときの一歩目が大事で、不思議と今まで落ちた人がいないのは舞台の神様がいるんでしょうね。

野々 舞台袖にいる時は重いなと感じますが、舞台に出ると忘れてしまいますね。

ーー相手役としては、如何ですか?

大空 分身のようです。半分自分みたいですね。 

ーー2人でひとつ?

大空 そうですね、本当に、2人でつくるものに関してはそういう気持ちです。

野々 私は本当に、相手役としていられることが幸せです。

ーー羽を背負って大階段を降りられる時の笑顔には、どんな気持ちがこもっていますか?

大空 羽を背負って降りてきた時には、本当にいつも温かい拍手や声援を下さっていて、受け止めていてすごく幸せで、本当にありがとうございましたという気持ちです。 

野々 大きな羽に守られながら、本当に幸せな気持ちで一杯です。ありがたいなと思いながら、幸せを感じています。 

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ーー幸せを感じる時はどんな時ですか?

野々 やはり、大空さんに…こう近くで…こう近くで!(とだんだん大空に近づくが、逃げられる)(笑)。相手役としていられることで毎日幸せです。

ーー大空さんは如何ですか?

大空 え、別に。いや、役の気持ちです。はっはっは(笑)。

 

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そんな仲良しぶりを発揮したトークショーの後は、宮城県仙台市の主婦たちが制作した赤の「シャンシャン」によって、会場の人達も一緒に「3、2、1」の掛け声の中、点灯。一斉にイルミネーションが点くと会場から大きな歓声が上がる。大空、野々も一緒に感動の声を上げる。

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大空は「感動しました。ちょっと鳥肌立ちました」。思わず涙ぐむ野々に「泣いてる」と大空がツッコみ、野々が「祐飛さんも感動してたじゃないですか」と負けじとツッコむ可愛いやり取りも。

また、このイベント中には、丸の内カードの入会者の中から抽選で3名にクリスマスカードと赤いバラの花束のプレゼントが贈られ、カードの絵柄の名称を額を寄せて相談し合うなど、最後まで抜群のコンビネーションで、ギャラリーを楽しませてくれた宙組トップコンビだった。

 

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このイルミネーションは12月25日まで、丸ビル、新丸ビル、丸の内オアゾ、東京ビルTOKIA、丸の内ブリックスクエアでビルや街頭で見られるほか、丸ビル1F「マルキューブ」に宝塚歌劇の舞台で使用される「大階段(体験用模型)」や「ベルサイユのばら」で登場する「銀河の馬車(実物大模型)」を設置する展示をはじめ、宝塚歌劇の華やかな世界を感じる様々なイベントが予定されている。また、スター関連、OG関連のイベントは、11月18日の雪組トップ音月桂と舞羽美海のトークショーなど、このあと多数開催の予定。
 

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 11月18日 18;30〜19:00 
雪組トップ 音月桂&舞羽美海 トークショー
      丸ビル1F マルキューブ
【問合せ】 丸の内コールセンター 03-5218-5100

      [月〜土] 11:00〜21:00 
      [日・祝日] 20:00まで(※連休の場合は最終日のみ20:00まで)
      http://www.tokyo-event.jp/11takarazuka-event/event/index.html


【取材・文・撮影/冨田実布】


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瀬奈じゅんの一日消防署長をレポ

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帝国劇場で11月20日まで上演中のミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』に主演している瀬奈じゅんが、11月9日、丸の内消防署の一日消防署長に就任した。

このイベントは、救急介護のためのAED(自動体外式除細動器)という救命措置の実演と、そのあとに火災予防安全のために餅つきを行なう「もちつきまつり」で、帝劇の舞台上には消防団長や来賓、客席にはオーディエンスも詰めかけ、防災安全キャラクターのキュータくんも登場という賑やかさの中で行なわれた。


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【イベント】


まず最初に丸の内消防署の消防署長より瀬奈じゅんに委嘱状と指揮棒が渡されて、一日消防署長に任命される。署長服がよく似合って凛々しい瀬奈じゅん。橋本さとしは消防団員の赤い法被を羽織っている。

そして瀬奈消防署長の指示により、橋本さとしによるAED救命措置の実演が始まる。

倒れている人を発見。119番への連絡を依頼しながらAEDが届くまで気道確保する。そして人工呼吸。心臓マッサージを30回に人工呼吸2回というリズムで、慣れないながら瀬奈署長の指示通りに行なっていく橋本団員だが、時おり脱線しそうになると、すかさず瀬奈署長の「やりすぎです」「もっとゆっくり」など厳しい指示が飛ぶ。

数分後、橋本団員の処置で無事に心肺蘇生、そこへ救急隊員とともにAEDが届き、救急隊員によって病人の無事が確認される。 

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実演を終えた2人に花束が贈られ、それぞれ挨拶がある。

瀬奈「皆様、おはようございます。とても有意義な経験をさせていただきました。私は一日署長は2回目ですが、震災を経て違った角度からイベントに取り組むことができました。皆様も今日のイベントを見て、AEDの使い方を覚えて帰っていただいたら、何かあったときは人を助けられると思います。それでは、今日一日よろしくお願いいたします」

橋本「朝早くからお越しいただきありがとうございます。法被どうですか?(拍手)、ありがとうございます(笑)。なにか大和魂というような引き締まった気持ちになります。防災は普段はなかなか意識せずにいますが、あの震災もあったりこのような機会があると意識させられます。気をつけていきたいですね。瀬奈署長と今日一日がんばりたいと思います」


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挨拶のあとは、司会者と瀬奈、橋本、消防署長の三人による防災トークショーが行なわれた。

 

【トークショー】
 

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ーー震災の時はどうされていましたか?

瀬奈 私はちょうどその時、お稽古場にいたのですが、阪神大震災を経験していたので、最初はこんなに大きな災害になるとは思いませんでした。テレビを見てとても驚きました。

橋本 僕はその日は恵比寿で打ち合わせがあったのですが、終わって車に乗っているとハンドルを取られる感覚があって、やけに道が悪いなと思っていたんです。そうしたら、周りの車が止まりはじめて、車を止めたらすごい揺れで地震だと分かってびっくりしました。車を降りるべきか迷いましたが、周りのドライバーが降りていたので僕も降りて揺れがおさまるのを待ちました。とにかく怖かったです。

 

ーーカーテンコールの時、真っ赤なドレスを身にまとったリサが震災を忘れないでとお話しされていますが?

瀬奈 あれからもう半年以上経ちましたけど、まだまだ震災のことは忘れてはいけないし、復興に向けて私たちに出来ることをしていきたいと思っています。

 

ーー橋本さんの「あなたを守りたい」という歌を歌っている時の気持ちは?

橋本 歌じゃないとストレート過ぎて歌えない歌ですね。男って、心のどこかではそういう気持ちを持っているけれどなかなか言えないので、役者をやっていて幸せだなと思いました。

 

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ーーキスシーンがとても多いですが?

橋本 これはもう、僕は世界一幸せだと思います! 今日は瀬奈消防署長ですけれども(笑)。

瀬奈 間違えて、本物の署長にキスしないで下さいね(笑)。


ーー反対に枕を投げつける場面もありますが、段々エスカレートしてきてませんか?

瀬奈 皆さんの期待が分かるので、そこは思いっきりやっています(笑)。

 

ーー橋本さんの歌に「太陽は必ず昇る」という歌がありますが、この曲に対するおふたりの印象は?

瀬奈 すごく勇気と元気を貰える曲なので私も大好きです。

橋本 毎回歌う時には、帝劇の、太陽があるであろう方向へ顔を向けて歌っています。大体こっちの方へ(下手を指す)。瀬奈さんは?

瀬奈 あ、私はこっちでした(違う方を指す)(笑)。

 

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トークのまとめとして消防署長よりコメントがある。

「地震の時に一番大事なのは、まず自分の身の安全を守ることです。自分の命を守ることは他の人の命を守ることにも繋がりますので。そして助け合う気持ちを持っていて欲しいです」
 

最後は「もちつきまつり」で、瀬奈・消防署長、その後に瀬奈・橋本・キュータくんで「もちつき」。瀬奈署長がキュータくんを呼び寄せると、ちょこちょこと近づくキュータくん。ちょっと近すぎたようで、瀬奈「近っ!」とつぶやく場面もあり、笑いを誘っていた。 

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帝国劇場100周年記念公演 ミュージカル

『ニューヨークに行きたい!!』

音楽◇ヴド・ユルゲンス 

演出◇山田和也

出演◇瀬奈じゅん、橋本さとし、泉見洋平、戸田勝海、村井国夫、浅丘ルリ子、他

●10/29〜11/20◎帝国劇場

●11/25〜11/29◎梅田芸術劇場メインホール

〈料金〉S席12500円 A席8000円 B席4000円(全席指定/税込)

〈料金〉SS席15000円 S席12000円 A席9000円 B席5000円(全席指定/税込)

〈問合せ〉東京/東宝テレザーブ 03-3201-7777

大阪/梅田芸術劇場 06-6377-3800

http://www.tohostage.com/newyork/

【取材・文・撮影/冨田実布】 


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『ロコへのバラード』インタビューVOL2 彩吹真央×西島千博(特別出演) 


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話題のアルゼンチンタンゴショー『ロコへのバラード』は11月17日から開幕するが、先日の彩吹真央の単独インタビューに続いて、この作品の振付けであり特別出演もしている西島千博と主演の彩吹真央に、熱気溢れる稽古場で対談してもらった。


【彩吹真央の乙女心】
 

━━改めて今回のストーリーと役柄について話して下さい。
 

彩吹 石井一孝さんが経営されてるオラシオ書店で働いているマリアという役で、週に一度朗読会を開きます。いらっしゃったお客様の悩みとか、その時々に合わせた本を読みます。本を読んだ世界が幻想的なシーンになって、それぞれの役ではないまた別の役で歌ったり、タンゴを踊ったりバレエを踊ったりします。ちょっとオムニバスっぽくなっていて、3作品くらいを幻想で表現していきます。マリアは今まで姉の看病を一人でしてきて、姉が亡くなってこれから一人で生きていこうと思っている時に、いろいろな方々と出会いがあり、愛を見つけていきます。
西島 僕はその朗読会で使う椅子を作っているラロという名前の椅子職人なんですけど、ちょっと変わった面白い人間性があって、ラロという名前もスペイン語では奇妙なことを言うそうですが、想像力豊かな芸術家なのかなと思います。

 

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━━本場のアルゼンチン・タンゴの面白さや魅力とは?
 

彩吹 100%男性のリードで踊ること。実際は振りをつけていただいて踊りますが、アドリブでも踊れるくらい男性がリードをして、女性は身をゆだねてついていく、それで成り立つのが本当のタンゴです。その難しさを初めて目の当たりにしたのですが、組んで踊るのがほとんどなので自主稽古をするのにも一人ではなかなか踊れないぐらい、2人で踊るダンスです。そういう意味では、男性とこれほど密に踊るというのは初めてなのですが、思いきって身をゆだねています。
西島 僕はボールルームダンスをやっていますから、タンゴはもちろん経験があるんですけど、アルゼンチン・タンゴというのは、やはりタンゴの本質かなと思っています。男と女の会話をそのままダンスにしてしまったような、男女のセクシーな言葉を表現しているというくらい密着度が高くて、2人で1つというのをそのまんま表現している。即興性が高いので、呼吸が本当に1つにならないと生まれてこないし、今回彩吹さんと2人で踊るシーンがあるので、宝塚で男役をやっていたときには絶対見られなかったような、彩吹さんの乙女心を見せられるんじゃないかと(笑)。

彩吹 ははは。そうですね。

西島 そこを引き出すのが僕の役割なんです。でもね、彼女は持っていますよ、乙女心を。

彩吹 持っててよかった(笑)。

西島 タンゴには強い女性のイメージもあるんですけど、そこではない真逆のところを引っ張り出します。

彩吹 やったー(笑)。

西島 自分から身をゆだねるっていうか、自然に身をゆだねたくなってしまう、そういう彩吹さんが見られるんじゃないかと思ってます。たぶん自分では難しいと思ってるんじゃないかな。そういう表現をやってきていないから。でも、蓋を開けたら「あら!自分でもびっくり!」みたいなことになるのではないかと思ってます。

彩吹 そうなると嬉しいです。


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これもタンゴなんだ!】


━━西島さんの新しいチャレンジは?

西島 本格的なアルゼンチン・タンゴは初めてですし、ミュージカル仕立てのタンゴも初めて、その中でバレエシーンを振り付けさせてもらったりと初めてづくしです。それにセリフあり、歌あり、バレエあり、アルゼンチン・タンゴありで、新鮮なことが満載の舞台です。
彩吹 まさかバレエで西島さんとデュエットダンスできるなんて! 本当に光栄です。


━━最後にこの作品の見どころを。
 

彩吹 たくさんあって語り尽くせませんけれど、今までにない作品になるんじゃないかという予感があります。タンゴショーですが、ショーの中にミュージカルとして成立している部分があると思います。そしてチヅコさんや小松亮太さんをはじめタンゴのスペシャリストの方々が揃っていらっしゃるので、私は大きな船に乗せていただいている感覚で、でも甘えることなく、主演をさせていただく責任を感じながら、みんなで良い作品にしていきたいと思っています。だけど本当に楽しくて毎日笑いの絶えないお稽古場で、タンゴのイメージとはちょっと違うような(笑)。そんな中で一緒に作りこんでいってるところですが、今までにない舞台ができると思いますので、タンゴファンもバレエファンもミュージカルファンも演劇ファンも皆様がた、ぜひ観に来ていただきたいなと思っています。
西島 今回は書店が舞台なので、山積みの本を大きな木として見る演出があるんですが、本を重ねるということで人間の成長を表現していると思います。また、本の読むことで人間というものが表現されてたり、そういうふうに積み重ねていく演出の手法が面白いなと思います。舞台空間や演出を見てもらうのも1つの楽しみではないかな。そしてアルゼンチン・タンゴのイメージを打ち破るような、タンゴだけれど意外性のある、これもタンゴなんだ!というシーンが沢山出てきますので、そこを期待して観に来ていただきたいと思います。

 


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アルゼンチン・タンゴ ショー

『ロコへのバラード』

構成・演出・訳詞◇小林香

音楽監督◇小松亮太

振付◇マリオ・モレーラス、西島千博、港ゆりか

演奏◇キンテート・オセイロ 小松亮太(ゲスト)

出演◇彩吹真央/中河内雅貴、宮菜穂子、チヅコ、ウーゴ、ホルヘ、西島千博(特別出演)/石井一孝

●11/17〜27◎東京グローブ座

●12/13〜14◎サンケイホールブリーゼ

●12/15◎北國新聞赤羽ホール

〈料金〉S席8500円 A席5500円 プレミアムシート11000円

〈問合せ〉アトリエ・ダンカン http://www.duncan.co.jp/web/stage/loco/index.html


【取材・文/佐藤栄子 撮影/冨田実布】



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井上芳雄・新納慎也・彩乃かなみのショー・ステージ『Triangle Vol.II』公開ゲネ&コメント


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元月組のトップ娘役だった彩乃かなみが活躍する舞台『Triangle Vol.II』がパルコ劇場で公演中である。

この作品は、2年前の3月に『Triangle〜ルームシェアのススメ〜』として上演された「SHOW STAGE」の2作目で、『Triangle Vol.2 〜探し屋ジョニーヤマダ〜』としてストーリーも新しくなっている。

渋谷のパルコ劇場は、かつて「SHOW GIRL」という名作ショーを生んだ場所だが、そのテイストを彷彿とさせるような、歌とダンスと芝居がふんだんに詰まっているのが、この「Triangle」シリーズだ。


今回の副題に「探し屋ジョニーヤマダ」と付いているように、探し屋稼業を営む前向きなで楽天的な男ジョニーヤマダ(井上芳雄)が主人公。
ジョニーは物や人だけではなく人の記憶も探し出すのが仕事で、彼に探せないものはない。
ある日、ジョニーの婚約者で刑事であるビッキービッキー(彩乃かなみ)から、2人の親友トーマ(新納慎也)の記憶を探る依頼がくる。
トーマは突然昏睡状態に陥ってしまったのだ。そこでジョニーはトーマの記憶に入る装置で3人が出会った子供時代へと遡ることになる。


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脚本は蓬莱竜太、演出は宮田慶子で、男と女と男、3人の出会いとそしてすれ違いをきめ細かくテンポよく展開。初演時に「トライアングル=三角関係」ぶりが絶妙で観客に熱い支持を受けた3人が、今回も「不思議だけどあるある」というような男女のトライアングルを、歌って踊って演じて、笑えて泣ける舞台になっている。
 

井上芳雄は、頭もよく人生に大胆にチャレンジするジョニーをパワフルに嫌みなく演じている。心優しく屈折しがちなトーマを繊細に演じる新納慎也。そんな2人の男たちを振り回すマイペースが魅力のビッキービッキーの彩乃かなみ。
3人が出会う子供時代への変身ぶりは可愛く、やがて大人になっていく中で変化する心と関係を、それぞれの立場で切なく描き出してみせる。

人生の中で時に味わう挫折や失敗、敗北感、「すべて人生というSTAGEで味わうスパイスであり、より輝かしく生きていくための大切な宝物である」というメッセージがストレートに伝わる舞台だ。


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【出演者からのコメント】
 

井上芳雄

『Triangle』は、歌も踊りもお芝居も出来る三人ががっちり組もうというところから始まった企画です。2009年の初演(『Triangle〜ルームシェアのススメ〜』)がとても楽しかったので、スタッフもキャストも同じメンバーでもう1回やりたいね、とみんなで話していたので、上演が決まってとても嬉しいです。

『Triangle』は僕たちにとって、やったことのないことに挑戦できる場です。僕が演じるジョニーは、人の記憶に潜ることが出来る“探し屋”で、とにかく前向きで元気な人。観に来てくださるお客様の期待をいい意味で裏切っていきたいですね。楽しみにしていてください。
 

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新納慎也

前回の『Triangle』は、底抜けに明るいショーステージでしたが、今回は根底に考えさせられるテーマが流れています。僕自身も、前回は僕をイメージした「底抜けに明るいミュージシャン」の役でしたが、今回は真逆で、シャイで口下手で悩みを抱えた男の役なんです。今までに演じたことのない役柄なので、どこまで(役者としての)実力を見せられるか挑戦しています。

『Triangle』は、しっかりとした物語が軸にありつつ、ダンスや歌といったレビューの要素もある、新しいエンターテインメントだと思っています。この作品はミュージカルに馴染みがない人にこそ観てほしいですね。


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彩乃かなみ

井上さん、新納さんは、本当に才能あふれる役者さんなので、ご一緒できて毎日刺激的でとても楽しいです。トライアングルという三角形のバランスが美しくなるよう私も必死でくらいつこう!と思っています。

前回の『Triangle』でも、宝塚時代に演じたことのない役柄に挑戦しましたが、今回もまた新しい役柄に挑戦いたします。女刑事で、とにかく言葉使いが悪い…ですが、二人の男性の間で悩んだり、女性には共感できる部分もたくさんあると思います。皆様に楽しんでいただきたいです。


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SHOW STAGE NO.1!

『Triangle Vol.2 〜探し屋ジョニーヤマダ〜』

脚本◇蓬莱竜太

演出◇宮田慶子

出演◇井上芳雄 新納慎也 彩乃かなみ

●10/30〜11/20◎パルコ劇場

〈料金〉9,000円(全席指定・税込)

〈問合せ〉パルコ劇場 03-3477-5858

●11/23◎刈谷市総合文化センター 大ホール 

〈料金〉S席9,000円 A席8,000円 (全席指定・税込)

〈問合せ〉キョードー東海 052-972-7466

●11/25〜27◎シアター・ドラマシティ

〈料金〉8,400円(全席指定・税込)

〈問合せ〉キョードーインフォメーション 06-7732-8888

●11/29◎キャナルシティ劇場 

〈料金〉S席9,000円  A席7,500円(全席指定・消費税込)

〈問合せ〉 ピクニック 092-715-0374 


【取材・文/榊原和子 撮影/冨田実布】

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