えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

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大地真央が来春「地球ゴージャス」に出演。


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岸谷五朗・寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」が、2012年春にACTシアターをはじめとする全国5箇所で、12万を動員する最大規模の新作公演が決定した。
 

これまで数々のゲストと様々なコラボレーションを実現させてきた「地球ゴージャス」が、今回新たに迎えるの大地真央。ミュージカル界の大スターとして、これまで数々の名作舞台で主演をつとめてきた。その大地と、歌と踊りと笑いに満ちたオリジナルのエンタテインメントを追及してきた「地球ゴージャス」の異色のタッグが実現ということになった。
 

共演は、2009年の『星の大地に降る涙』で初舞台を踏んだ三浦春馬が再び参加、また昨年の『Xday』に出演した森公美子や、施鐘泰(JONTE)、小野武彦、藤林美沙、原田薫、SHUN(大村俊介)、春川恭亮など多種多様な才能が集結する。






地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.12

『タイトル未発表』

作・演出・出演◇岸谷五朗

出演◇大地真央、三浦春馬、森公美子、施鐘泰(JONTE)、小野武彦/寺脇康文

藤林美沙、原田薫、SHUN(大村俊介)、折井理子、春川恭亮 ほか

2012年春 赤坂ACTシアター

名古屋・新潟・福岡・大阪公演あり


http://www.chikyu-gorgeous.jp/vol_12/

お問合せ:地球ゴージャスFC 03-5457-3485(平日15:00〜18:30)





 演劇キック演劇情報コーナーhttp://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/ 

御園座『好色一代男』チケットプレゼント


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夏の御園座で宝塚OGたちが華麗に競演する。
 

作品は元禄上方文化を代表する井原西鶴の名作『好色一代男』。

様々な姿に身を替えながら、理想の女を求め、諸国を遍歴する天下の色男、浮世之介を、 上方歌舞伎の新しいスター片岡愛之助が華やかに演じる、今夏一番の話題作である!
 

世之介を取り巻く女性たちとしては、宝塚OGで元月組トップスターの紫吹淳が、江戸吉原の花魁・高尾太夫。
元雪組トップ娘役の愛原実花は、京都島原の夕霧太夫とやくざの囲われ者のおしの。
世之介の病いを診断する女医に元月組の男役スターだった遼河はるひ。
そのほか竹下景子をはじめとする華麗な女優陣で織りなす、男と女の波乱にみちた「愛」の物語となっている

 


◆公演ご招待!

御園座八月の納涼公演『好色一代男』

演劇ぶっくが運営している「演ぶShop」がぜひ観ていただきたい作品として『好色一代男』公演の二等席(二階正面)を、ペア3組6名様にプレゼントいたします。


◇応募方法

本サイトのこちらのURLにお入りになってご応募ください。

http://enbu.shop21.makeshop.jp/html/new_event.html?code=20110806095817


【期間は8月6日(土)10時〜8月8日(月)10時の48時間です】



御園座八月納涼公演

『好色一代男』

原作◇井原西鶴

脚本・演出◇岡本さとる

出演◇片岡愛之助、紫吹淳、愛原実花、守田菜生、遼河はるひ、

原田龍二、桂雀々、田根楽子、上村吉弥、竹下景子 ほか

8/6〜21◎名古屋・御園座

〈料金〉一等席 13,000円/二等席 7,800円/三等席 3,900円/特別席 15,000円
特別室[食事付]東(4名)40,000円/西(3名)30,000円(全席指定・税込)

〈問合せ〉御園座 052-222-1481 (午前10時〜午後5時)
http://www.misonoza.co.jp/

安寿ミラの祈りと思いが伝わる『FEMALE vol.11』

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「これは一人の女性の夢の物語です。」 その言葉からはじまる、ダンスアクト『FEMALE vol.11』。
プログラムを大切そうに抱えて、楽屋口で大好きなダンサーを待つ一人の女性。
まだか、まだかと待ち焦がれ、やっと憧れの人が楽屋口に出てきた。
サインを貰い、写真も撮ってもらう。 憧れの人はそのまま去っていったけど、嬉しくて、胸がいっぱいで、その場にうずくまる。そしてそのまま眠りにおちた。
幸せの余韻に浸る、彼女が見た夢…。

ピエトラガラというバレエダンサーに傾倒し、フランスで彼女の公演を見て、さらに出待ちまでしてしまう安寿ミラ。
そして、その安寿に宝塚時代から憧れてきた真波そら。 安寿と真波の姿が重なったところから、ダンスアクト、夢がはじまる。

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ソフト帽をかぶり、ばりっと格好良くきめるダンスシーンから始まり、そこからだんだんと男と女の物語が動き出していく。出会い、惹かれ合い、恋人同士になった二人の男女。そこに亀裂を入れるもう一人の女が現われる。
となると、一人の男性を二人の女性が取り合うというドロッとした形がスタンダードだと思うが、今回はそうならないのが面白い。
いうならば、一人の女性(安寿)を二人の男女(佐藤、真波)が取り合うようにも見える。
憧れが強いから、恋人同士が濃密に踊っている姿がなんとなく面白くない。
私も一緒に踊りたい!と軽いアピールをかけたところ、ふらっと男性が自分になびく。
ためしに男性と踊ってみたら、女性がそのことに嫉妬して、喧嘩に発展。といった感じで、理由はともかく、もう一人の女が現われたことで、男と女は一度別れてしまう。
ちょっとしたすれ違いから生まれた溝。残る後悔、つのる未練。
男性ダンサーの佐藤洋介と組んで踊っているときの安寿には、情熱的で凛とした格好良さがあったけれど、別れたあと一人で踊るシーンではその凛とした格好良さが崩れる。
絶望や、孤独、切なさが全身から溢れ出ていて、見ているだけで胸がきゅっと締め付けられた。
愛する人を失ったことで、脆く、儚くなる女性の姿…踊ることで、身体で、そこにある思いを表現していく。

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安寿が煙草をふかしながら踊るプロローグや、土岐麻子の「あなたはマドンナ」で真波が踊る場面など、格好良かったり、ちょっとコミカルだったりと魅せる振付をしているのが原田薫。
佐々木信彦が本格的なアルゼンチンタンゴの振りや、大胆で色っぽいリフトの振付などを担当。
物語を感じさせるような、しなやかな振りを港ゆりかが付けている。
それぞれテイストの違うダンス場面が上手く組み合わさって一つの流れになっているので、見ごたえも抜群。
またそれを、自分なりの魅力で踊りこなす3人もさすがである。

安寿の大人っぽくて知的、かつ女らしい人間的な魅力が、実際に憧れの人を前にして本当に本当に嬉しそうに舞台に立っている真波の幸福感を包み、そこに佐藤のダンスに打ち込む誠実さやダイナミックな技術が加わって、この3人にしかできない舞台が出来上がっていた。
一見、個性の全く違う3人の魅力が、踊ることへの思いを通じて繋がっていたAct I。

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間奏のタンゴをアコーディオン奏者の大田智美とキーボードの長見摩耶が鮮やかに聞かせ、そのあと「祈り、そして希望」と題されたAct  IIへと続く。
日本を襲った大震災、「自分に出来ることは小さなことかもしれないけれど、でも…。」朗読された谷川俊太郎の詩や、ダンスの一つ一つから安寿の気持ちが伝わる。
安寿の祈りに、佐藤と真波が応え、さらに大きな祈りとなって、まずその光は客席を照らす。
光に照らされたら、またそこから更に光が広がっていけばいい。それが希望となる。
笑っていて欲しい。静かな、でも力強い、安寿の思いを感じるAct IIだった。
 
Act IIでは安寿が大浦みずき主演で上演された『アンダーライン』から「遠いあの日」を、真波が自身の退団公演である『ロジェ』から「ラストソング」を歌う場面もあった。
『アンダーライン』も『ロジェ』も正塚晴彦が作・演出をつとめた作品なのだが、こうして改めて曲に触れると、その歌詞の良さが光る。
歌詞の中にいるのは何かを成し遂げた英雄でもないし、特別格好良いヒーローでもない。
でも、なんてことのない日常を生きる中で忘れてはいけないこと、大切なことが、さりげない言葉の中にたくさん込められている。生きていこうと、じんわりと、強く温かな気持ちになれる歌だ。

1時間半ほどの短い上演時間なのだが、短い分、中身はぎゅっと濃厚。 ダンスから生まれる物語に想像を巡らせ、ダンスから生まれる祈りに思いを重ねる。
「ダンスコンサート」から「ダンスアクト」と形を変えたとはいえ、踊ることで自身を表現し続けようとする安寿ミラの思いに変わりはない。
それを実感できた『FEMALE vol.11』だった。

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安寿ミラ ダンスアクト
 『FEMALE vol.11』 

構成・演出◇ANJU
振付◇原田薫 佐々木信彦 港ゆりか
音楽◇大田智美(アコーディオン) 長見摩耶(ピアノ&キーボード)
出演◇安寿ミラ 佐藤洋介 真波そら 

●8/3〜8/5◎新宿BLAZE
●8/13、14◎新神戸オリエンタル劇場 

<料金>
東京 7,000円(全席指定・ワンドリンク付き)
神戸 S席(1、2階)7,000円 A席(3階)5,500円(全席指定) 

<問い合わせ>
東京 キョードー東京 0570-064-708 (オペレータ受付時間 10:00〜18:00)
神戸 新神戸オリエンタル劇場 078-291-1100



【文/岩見那津子 撮影/冨田実布】

演劇キック演劇情報コーナーhttp://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/ 

堂々とみせた宙組新人公演『美しき生涯』

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宙組公演『美しき生涯』(作・大石静、演出・石田昌也、新人公演担当・岡本寛子)の、東京での新人公演が7月28日に行われた。

主演となる石田三成を演じたのは、愛月ひかる(本役・大空祐飛)。
前回の『誰がために鐘は鳴る』の新人公演に引きつづき、2度目の主演である。
下手からセリ上がりで登場した際の華やかさは抜群だった。
忠義と愛との間で揺れる三成の心情を丁寧にみせ、堂々とした主演ぶり。
歌声も台詞声もしっかりとした芝居の中での男役姿と、最後の挨拶で見せたおっとりとした役を離れた姿との間には、まだまだ下級生らしいギャップがあり、ほっこりした気持ちにさせられた。
正統派で品のある雰囲気が愛月の魅力かと思うのだが、そこがまた日本物のしっとりとした空気にも合っていたと思う。 

相手役となる茶々を演じたのは瀬音リサ(本役・野々すみ花)。
銀橋でのソロなども綺麗に聞かせて、歌える娘役なのだという印象を第一に持った。
芝居も本役の野々の茶々をなぞるようにそつなくこなしていたが、その一方で個性に欠けてしまったところが惜しい気がする。
宝塚で1回、東京で1回、たった2回限りの新人公演で役として生きることは本当に難しいことだと思うが、段取りや台詞に捕らわれることなくもっと茶々として息づくことができたら、そこから瀬音にしかない何かが生まれたのではないだろうか。

忍びでありながら茶々に思いを寄せる、疾風役には蒼羽りく(本役・凰稀かなめ)。
感情を殺し影で生きる身でありながら、三成の誠実さや茶々への思いに触れ、徐々に人間らしい熱さを見せるようになるのが疾風。
冷徹なところから、人としての心を感じさせるところまで、変化をしっかりとみせた。
愛月共々、蒼羽も歌は特別得意ではなさそうなのだが、二人とも押し出しよく歌いきることができるので不安は感じない。これからどんどん上手くなっていくのだろう。
やわらかで大きな光を感じさせる愛月と、見た目はクールでありながら内側に熱を秘めた蒼羽とが銀橋に並ぶと、宝塚らしい華やかさが一層際立つ。良い同期のコンビだ。

そのほか、福島正則役の澄輝さやと(本役・北翔海莉)、豊臣秀吉役の松風輝(本役・未沙のえる)、加藤清正役の風馬翔(本役・悠未ひろ)あたりも印象に残る。
澄輝は新人公演の最上級学年らしい落ち着いた、すっとした舞台姿が綺麗だった。
松風は秀吉という狡猾さがもとめられる難しい役どころであったのだが、ちょっとした表情や仕草で、腹の底では何を考えているのかわからない秀吉の嫌らしい部分を感じさせる好演。
風馬は元気があってパワフルな舞台姿がぱっと見たときに目に入ってくる。覚えてもらいやすい何かがあるのも、宝塚では重要なことかもしれない。

娘役では、おねを演じた百千糸(本役・美穂圭子)が歌に芝居に活躍していたし、さぎり役の藤咲えり(本役・純矢ちとせ)も、きりっとした美しさがくのいちらしく、演技の中にも積み重ねてきた経験を感じた。またこの公演での退団が決まっている七瀬りりこには、大坂城の中庭の場面で加藤清正の妻役としてソロがあり、その豊かな歌声には大きな拍手が送られていた。

日本物ということで所作や立ち回りなど、普段とはまた違った苦労も多い新人公演だったと思うが、それぞれが自分の役割を精一杯果たそうとしている意識が感じられる清々しい新人公演だった。

 



<新人公演>
『美しき生涯−石田三成 永遠(とわ)の愛と義−』

作◇大石静
演出◇石田昌也
新人公演担当◇岡本寛子

●7/28◎東京宝塚劇場


<本公演>
美しき生涯−石田三成 永遠(とわ)の愛と義−』

作◇大石静
演出◇石田昌也

レヴュー・ロマン
ルナロッサ−夜に惑う旅人−』

作・演出◇稲葉太地 

●7/8〜8/7◎東京宝塚劇場

<料金>
SS席 11,000円、S席 8,500円、A席 5,500円、B席 3,500円(税込)

<HP>
http://kageki.hankyu.co.jp/index.shtml


 

 

【文/岩見那津子】

演劇キック演劇情報コーナーhttp://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/ 

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