えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

帝劇ミュージカル『1789』

宝塚大劇場 2011年新春鏡開き

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1月1日、宝塚大劇場ロビーにて新春鏡開きが行われた。11時半過ぎ、司会の呼びかけと共に登場したのは花組のトップスター・真飛聖と蘭乃はなの二人。鏡開きを見ようとロビーに集まったファンの多さに「動物園の動物側になったみたい(笑)。」などと笑いを交えた真飛のトークもあり、会場は和やかなムードで盛り上がった。「二人だけでも充分華やかですが(笑)、偶然にも大劇場を見学している花組の仲間がきている。」と真飛が話すと、サプライズで拝賀式に出席していた、壮一帆や愛音羽麗、真野すがた、朝夏まなとら花組生も袴姿の正装で登場。予想外の出来事にファンも喜びの声をあげ、更に華やかな鏡開きとなった。生徒とファンの「よいしょ!」のかけ声と共に鏡開きが行われ、晴れ晴れと宝塚歌劇の2011年も幕を開けた。

<挨拶>

蘭乃 みなさまあけましておめでとうございます。昨年は組替えを経験し、そして、真飛さんの相手役をさせていただくようになり、本当に激動の一年だったというのがぴったりなんですけど、毎日とても充実していて、学ぶことの多かった一年でした。それを糧に今年も頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

真飛 みなさま新年あけましておめでとうございます。元旦からみなさまにこうしてお目にかかれて本当に幸せに思っています。一日でも年が明けますと、昨年のことはすっかりと忘れてしまうのですが(笑)、私の一番大きな変化というのは、桜乃彩音が退団いたしまして、蘭乃はなに相手役が変わり、新生花組として生まれ変わったことが一番大きな出来事でございました。次回公演は2月4日からの『愛のプレリュード』『Le Paradis!!(ル パラディ)』です。私事ではございますが、この公演で宝塚を卒業させていただきます。今の花組の姿を、形を一人でも多くのみなさまに、しっかりと観ていただきたいと思っておりますので、このメンバーと全力で心を込めて、心を一つにして、舞台を作っていきたいと思いますのでみなさまご期待ください。そして今年も花組をどうぞよろしくお願いいたします。

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次回花組公演
『愛のプレリュード』『Le Paradis!!(ル パラディ)』

●2/4〜3/7◎宝塚大劇場
●3/25〜4/24◎東京宝塚劇場

<料金>
【宝塚大劇場】SS席 11,000円、S席 8,000円、A席 5,500円、B席 3,500円(税込)
【東京宝塚劇場】SS席 11,000円、S席 8,500円、A席 5,500円、B席 3,500円(税込)



【取材/文 岩見那津子】

演劇キック演劇情報コーナー http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/ 

10周年の東京宝塚劇場で名作スタート『誰がために鐘は鳴る』初日会見。

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1月1日、東京宝塚劇場は10周年を迎えて10年ぶりに元日から公演が行なわれた。

公演は宙組の『誰がために鐘は鳴る』。文豪ヘミングウェイの長編小説として知られているもので、ゲーリー・クーパーとイングリッド・バーグマンの主演によって1943年に映画化され、世界的な大ヒット作品となっている。
宝塚歌劇では、1978年に鳳蘭と遥くららという当時の星組トップコンビが上演して大評判となった。今回の再演は同じ柴田侑宏の脚本を木村信司が演出、ミュージカルらしい華やかな色彩を増した舞台となっている。

物語はヘミングウェイ自身も参加した1930年代のスペイン内乱を背景に、迫り来るファシスト軍と闘うためにゲリラ戦に身を投じたロバート・ジョーダンと、ゲリラの中で暮らす可憐な少女マリアの、たった4日間という短く鮮烈な愛の日々を描いている。また険しい山中での厳しい暮らしに耐えながら戦うゲリラたちの姿もリアルに浮かび上がり、その壮絶な生と死のドラマは、時が変わっても見るものの心に大きな衝撃をもたらす。

ラストは宝塚ならではのショーが展開、フラメンコのリズミカルな響きの中で、男役も女役もカッコよく踊りまくるという明るく華やかなフィナーレがついている。

出演はトップコンビの大空祐飛と野々すみ花、専科から星原美沙緒と京三紗、また4月末から花組トップに内定している蘭寿とむは今回で宙組出演が最後。そのほかに、北翔海莉、悠未ひろ、十輝いりす、春風弥里、鳳翔大、蓮水ゆうや、凪七瑠海などの男役たちがゲリラに扮し、勇ましく凛々しく戦いを演じているのが印象的だ。

この『誰がために鐘は鳴る』の初日の午前中に、通し舞台稽古と新春口上のリハーサルが行なわれた。

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【新春口上】

まず金屏風の前に、宙組組長・寿つかさ、トップコンビの大空祐飛・野々すみ花が登場、10周年を祝っての口上を述べる。

寿「皆様、新年おめでとうございます。思い起こせばこの新しい東京宝塚劇場ができてからはや10年、この素晴らしい劇場で我々もせいいっぱい公演を演じて参りました。今後とも気持ちも新たに舞台を努めて参りますので、なにとぞよろしくお願いいたします」

大空「宝塚歌劇は本年97周年を迎え、宝塚、東京をはじめとする全国各地、ならびに海外でも公演を行なう劇団として成長いたしました」

野々「これも長年にわたり宝塚を愛して支えて下さった多くのお客様のご支援の賜物であり、また諸先輩がたのたゆまぬ努力と精進があればこそだと考えております」

大空「このような素晴らしい劇場で、これからも諸先輩がたのお心を受け継ぎ、我々は多くの皆様がたに愛して喜んでいただける舞台をつとめ、きたるべき百周年に向かって、いっそう羽ばたいていきたいと思っております」

寿「皆様にはこれより宙組公演をご覧になっていただきますが、宝塚大劇場では本日より雪組公演が行なわれております。どの組もどの公演もみんなで力を合わせて、皆様に楽しんでいただける舞台をお見せしたいと心も新たに目指しております。そして東京宝塚劇場をいつまでもご贔屓にお付き合いいただけますよう、皆様、心から」

寿・大空・野々「よろしくお願いいたします」


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【囲みインタビュー】

口上を含む通し舞台稽古のあと、大空祐飛と野々すみ花が2階のロビーにある10周年記念展示の前で囲みインタビューに応じた。

まず2人から新年の挨拶がある。

_MG_0715大空「皆様、新年あけましておめでとうございます。東京宝塚劇場が10周年ということで10年ぶりの元日初日を迎えますが、これからも皆様に愛される舞台を作っていきたいと思います。今後とも宙組をどうぞよろしくお願いいたします」

野々「皆様、あけましておめでとうございます。宙組の野々すみ花でございます。本日は元旦から舞台に立たせていただくことができまして、身の引き締まる思いでいっぱいです。一生懸命がんばりますのでどうぞよろしくお願いいたします」

ーー大空さんは10年前のこけら落としもこの舞台に立っていたと思うのですが、その思い出と新春口上される気持ちを。

大空「はい、あのときはたしか始まる前に劇場前でセレモニーがありまして、紋付袴でそれに参加して、それから初日を迎えたのですが、新しい劇場で、綺麗な素晴らしい劇場にまず一番に立たせていただけるということに幸せを感じたことを覚えております。そして10年後に、まさか自分がこの初日を迎えることになるとは思わなかったのですが、こうして沢山の作品がこの劇場で生まれて、皆様に観ていただけるように、宝塚がずっと続いてきていることがとても嬉しく、これを次に繋げていく役目ができたらいいなと思っております」

_MG_0728ーー野々さんは元旦から舞台に立たれる気持ちと2011年への思いは?

野々「本当に元旦から舞台に立たせていただくということで、これまで諸先輩がたが受け継いで来られた歴史というものを実感しております。自分も微力ではございますが、少しでも継いでいけるようにがんばりたいと思います」

ーーこの作品ですが、演じてみて新たに感じた魅力と、自分の役の工夫や見どころを。

大空「32年前の初演当時の映像を見ても、本当に素晴らしい作品で、今回は新たな曲が加わったり、セットが変わったりして新しくなった部分と、本当に宝塚の良さ、魅力みたいなものがぎっしりと詰まった作品で、今の時代の私が伝えたい宝塚というものが、この作品にはぎっしり詰まっているような気がしています。そしてロバート・ジョーダンという役は、本当に理想的な男性で、演じるには難しい役だったのですけれど、1カ月間、宝塚大劇場で公演してきてもまだまだ発見のある奥深い作品と言いますか、よりこの「4日間」で求めるものが日に日に深くなっていくのを感じているので、また1カ月、この劇場で公演させていただけることに非常に自分自身も楽しみでわくわくしてます。千秋楽までさらに深めて1回1回の舞台をより濃厚なものにしていきたいと思っています」

_MG_0738野々「私も初演の鳳蘭さんと遥くららさんの演じられた映像を拝見したときに、本当に感動いたしまして感じることが沢山あったので、ただただマリアという役をやらせていただけることを幸せに思っております。スペイン内戦のいつ誰が死ぬかわからない、そのような状況の中でロバートと出会って、4日間という短い時間ですが2人の愛の物語をしっかりと表現していきたいと思っておりますので、マリアという役を通して自分自身も成長していきたいですし、そして大空さんに一生懸命ついて行きたいと思っております」

ーー昨年の1月、ちょうどトップお披露目公演でしたが、1年経った今、改めて今年をどういう年にしていきたいと?

大空「はい、舞台に対する姿勢は変わらずに、1つ1つの作品に全魂をこめて、新しいものを生み出すという姿勢は変わらずにやって行きたいと思っております。そしてこの1年間で数々の作品と沢山の役に出会うことができて、この仕事の面白さみたいなものをさらに感じるようになってきたので、今年はより充実した、去年も本当に充実していたんですけど、さらに皆様の、お客様の心を揺さぶる舞台というものを目指して、大空祐飛としてやっていきたいと思っております」

野々「私は昨年1年間は沢山の勉強をさせていただいて、自分の実力以上のことも責任を持つことが多かったのですが、1人ではここまでやってくることができないことで、大空さんや組の皆さん、沢山の皆様に支えられて、去年1年を過ごしてこられました。今年も感謝の気持ちを忘れずに、みんなで舞台を作っていくということを目標に、日々全力で生きていきたいと思います」

大空と野々は、最後に晴れやかに「千秋楽までよろしくお願いいたします」と挨拶。記者からの大きな拍手の中を、初日前の楽屋に戻っていった。

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(舞台写真は後日掲載します)

宙組公演

ミュージカル『誰がために鐘は鳴る』

●1/1〜1/30◎東京宝塚劇場

〈〈料金〉SS席¥11000、S席¥8500、A席¥5500 B席¥3500

〈問い合わせ〉 03-5251-2001 東京宝塚劇場

 

【取材・文/榊原和子   撮影/岩村美佳】

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東京宝塚劇場が開場10周年・記念イベントとプレゼント

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宝塚歌劇の東京の専用劇場である東京宝塚劇場がリニューアルオープンして、この1月1日で10周年を迎えた。
1934年に建てられた旧東京宝塚劇場が、老朽化で取り壊しとなったのが1997年12月。その後、有楽町駅北側に位置する仮劇場「1000days劇場」での3年間を経て、2001年1月1日、21世紀の幕開きとともに、現在の東京宝塚劇場がリニューアルオープンした。その新劇場も、いよいよ本日で10周年。その10年間の感謝を込めて、1月の宙組公演中にイベントや劇場ロビーでの記念展示、装飾が行われる。各イベントや展示内容は下記の通り。

1.新春口上
東京宝塚劇場は、2011年は1月1日から公演。1月1日の宙組公演初日には、10周年を記念して「新春口上」が行われる。口上出演は宙組組長・寿つかさ、トップコンビの大空祐飛・野々すみ花。

2.記念ポストカード プレゼント
各組トップスターの写真が入った特製ポストカード(非売品)を、東京宝塚劇場の正月三ヶ日の公演を観劇した観客全員にプレゼント。
(1月1日〜3日まで貸切公演を含む計5公演)
また宙組公演『誰がために鐘は鳴る』(1月1日〜1月30日)の平日18:30公演(新人公演は除く6公演)を観劇した観客にも、当日抽選で各公演最大120名にプレゼント。(立見は対象外)
(6日(木)、12日(水)、13日(木)、18日(火)、25日(火)、27日(木)の18:30公演計6公演)

3.スピードくじキャンペーン
宙組公演『誰がために鐘は鳴る』期間中(1月1日〜1月30日)、東京宝塚劇場館内施設で1,000円買い上げごとに、東京宝塚劇場公演のS席ペアチケット等が当たるスピードくじを配布。(座席券購入は対象外)
[賞品]
1等 東京宝塚劇場月組公演『バラの国の王子』『ONE』千秋楽S席ペアチケット/10組20名
2等 キャトルレーヴグッズ(3,000円相当)/30名
3等 東京宝塚劇場館内施設で利用できる金券500円分/1,000名(座席券購入には利用不可)

4.10年間の歩み
(1)85公演チラシ展示
こけら落とし公演(2001年1月1日〜)の月組『いますみれ花咲く』『愛のソナタ』から、現在上演中の星組『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』まで、10年間、計85公演の公演チラシを、館内2階ロビーに展示。
(2)トップスターの手形展示
2001年から現在の劇場で、トップスターとして舞台に立った卒業生の手形を、館内2階ロビーに順次展示。
(3)出演者のメッセージ放映
宙組公演『誰がために鐘は鳴る』から、各組ごとにトップコンビほかの出演者による東京宝塚劇場での思い出や、公演の見どころ等についてコメントしたメッセージ映像を、2階ロビーで放映。

この件についての問合せ/03-5251-2001 東京宝塚劇場


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宙組公演『誰がために鐘は鳴る』

●2011/1/1〜1/30◎東京宝塚劇場

〈料金〉SS席¥11000、S席¥8500、A席¥5500 B席¥3500

〈問合せ〉03-5251-2001 東京宝塚劇場




【文/榊原和子 写真提供/宝塚歌劇団】

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Wアンナで豪華競演。『アンナ・カレーニナ』舞台稽古と囲みインタビュー

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トルストイの名作のミュージカル化『アンナ・カレーニナ』が4年ぶりに再演され、12月25日に初日を迎えた。

19世紀末のロシア貴族社会を背景に、美しい人妻アンナと青年将校ヴロンスキーの悲劇的な恋を描いたこの小説がミュージカル化されたのは1992年。ブロードウェイ初演はトニー賞で4部門にノミネートされるという話題作となった。2006年の日本初演は、修辞と訳詞が小池修一郎、演出が鈴木裕美、美術に松井るみという日本の演劇界有数のクリエーターたちの手によって上演され、大評判を呼んだもの。
今回はヒロインのアンナ役がWキャスト、初演を演じた一路真輝と初めてアンナ役に取り組む瀬奈じゅんという、豪華顔合わせが注目の的となっている。

物語は19世紀末、ロシア高官カレーニンの妻アンナと、若き陸軍士官ヴロンスキーは、ペテルブルクの駅で偶然出会い、お互いに強い印象を受ける。恵まれてはいるが厳格で体裁を重んじる夫との生活に虚しさと寂しさを感じていたアンナと、アンナの美貌と貞淑さに引かれたヴロンスキーが熱い恋に落ちるのに時間はかからなかったーー。

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みどころは一路・瀬奈の華麗なWアンナで、陰影の深い一路アンナと繊細に揺れる瀬奈アンナという、2人の演技や色の違いがそれぞれ魅力的にアンナ像に投影されている。
また、今回初参加の伊礼彼方の青年将校ヴロンスキーは、アンナに魅了された若い男の直情をリアルに表現。アンナの夫・カレーニンは山路和弘で、厳しさの中の不器用な愛で初演と同様に大きくドラマを動かす力になっている。
アンナの悲恋と対照的に描かれるキティとレイヴィンは、初参加の遠野あすかと初演からのレイヴィン役の葛山信吾が、若い愛を微笑ましく清々しく演じている。
アンナの兄のスティーバは山西惇で渋さと軽妙さを、社交界を代表する女性ベッツイを演じる春風ひとみは貴族社会とその裏表を感じさせる。 

そんな人々が織りなすロシアの上流社会ならではのやや窮屈な人間関係と、そのなかで激しい恋に落ち、やがて悲劇へとなだれ込んでいくアンナの運命が、奥行きのある舞台美術、情感に溢れた音楽やセリフによってドラマティックに運ばれていく。まさにロシア的重厚さとともに、恋愛文学の甘美さも備えた奥の深いトルストイの名作世界がそこにある。

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初日前日の12月24日、通し舞台稽古の開始前に、アンナ役の一路真輝と瀬奈じゅんが扮装姿で登場。囲み取材と写真撮影が行なわれた。

【囲みインタビュー】

ーー明日の初日を迎えて今の気持ちを。

瀬奈じゅん「劇場の中ではずっと舞台稽古が熱く繰り広げられております。でも皆さんにいい舞台を観ていただけるんじゃないかと思っています」

一路真輝「4年ぶりの舞台ですから、いま頭の中は真っ白になってます。でも衣装などを着て舞台に立つと感覚を思い出せるのでなんとかなるかなと。稽古場でも、どんな靴を履いていたかも、まったく忘れていて、前回のキャストにも瀬奈さんにもいろいろ助けていただきました」

瀬奈「稽古で履く靴をどこで売ってるかわからないというので、教えてさしあげました(笑)。そんな一路さんですが、稽古に入ると別人かと思うくらい素晴らしいです」

一路「いえいえ、瀬奈さんはすごい体力だなと、稽古をいくらしても平気というすごさに愕然としてます(笑)。今回、自分のシーンを見られるのが有り難いなと。客観的に見られるし、おかげで自分の感覚も戻りやすくなってます」

ーーダブルキャストについて感じること。

瀬奈「ダブルキャストで同じアンナとはいっても、やはりそれぞれ違う表現になるんですけど、演出の鈴木裕美さんが違っていていいとおっしゃるので」

一路「振りもセリフも一緒なのに違うから面白いんだと思います。でもダブルのよさで今回すごく感じたことは、セリフとかで疑問に思ったことを瀬奈さんに聞くと、同じことを感じてたと返って来るんです。二人にしかわからないことが沢山あって分かち合えるのが嬉しいです」

ーー美貌の人妻の恋ですが。

瀬奈「恋もなにも知らずにきてしまった世間知らずな女性ですが、情熱的な部分もある自分に気づいて、転げ落ちるというかそういう形になるわけですが、内に秘めた情熱に生きた可愛い女性だと思います」

一路「瀬奈さんの可愛さを見ているとアンナの可愛さに気づくし、瀬奈さんですごく気づかされる部分があります。そのうえで私はアンナの一途さを出してみようと思っています」

ーー初日への抱負を。

一路「余裕のないままに来てしまいましたが、いい舞台にしたいと思っています」

瀬奈「私は明後日からなので、とりあえず初日でなくてよかったです(笑)」



※舞台写真は一路アンナの一幕のみ掲載

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ミュージカル『アンナ・カレーニナ』

原作◇レフ・ニコライビッチ・トルストイ

脚本・作詞◇ピーター・ケロッグ

音楽◇ダン・レヴィーン

修辞・訳詞◇小池修一郎

演出◇鈴木裕美

出演◇一路真輝、瀬奈じゅん、伊礼彼方、葛山信吾、遠野あすか、春風ひとみ、山西惇、山路和弘 他

●2010/12/25〜2011/2/6◎シアタークリエ

●2011/2/11◎新潟芸術文化会館りゅーとぴあ 劇場

●2011/2/18〜20◎兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

●2011/2/26〜28◎名古屋 中日劇場

●2011/3/2〜3◎梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

〈料金〉

東京/S席11000円 A席8500円(全席指定・税込)

新潟/S席9000円 A席8500円(全席指定・税込)

兵庫/11000円(全席指定・税込)

名古屋/A席11000円 B席8000円(全席指定・税込)

大阪/11000円(全席指定・税込)

〈問合せ〉

東宝テレザーブ 03-3201-7777

 


【取材・文/榊原和子】

演劇キック演劇情報コーナー http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/

  

 

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