えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

『HEADS UP!』

ヘミングウェイの名作画再び! 宙組公演『誰がために鐘は鳴る』製作発表

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10日、宙組公演『誰がために鐘は鳴る』の製作発表が行われた。原作はアーネスト・ヘミングウェイによる長編小説で、1943年にはゲーリー・クーパーとイングリッド・バーグマンの主演によって映画化。また宝塚では1978年に星組、鳳蘭と遥くららのトップコンビが上演して好評を博した。今回の再演は柴田侑宏が脚本・演出をつとめた初演を元に、木村信司が現代に合わせた新演出を加えていく形となる。

制作発表は、寺田瀧雄作曲による「幸せの鐘の鳴る日」を大空祐飛が歌うパフォーマンスから始まり、2曲目は大空と相手役の野々すみ花のデュエットで長谷川雅大作曲の「胸の高鳴り」が披露された。

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白いシャツに皮のジャケット、ブーツといういでたちの大空は格好よく、野々は髪型はショートカットでパンツスタイルで登場。映画や初演のイメージに近づけている。
物語は、国際義勇兵に志願し内乱中のスペインに赴くアメリカの大学講師、ロバート・ジョーダン(大空祐飛)。任務のために訪れた山中のゲリラの拠点で戦争で傷ついた娘マリア(野々すみ花)に出会う。極限での4日間の中で生まれる恋。トップコンビとしても、また新たな魅力を発掘していく作品となりそうだ。

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【挨拶】

木村信司 今回、アーネスト・ヘミングウェイの傑作を、柴田先生の脚本で演出することができて、とても嬉しく思っております。ご存じの通り、主人公のロバート・ジョーダンは最後、ゲリラを逃がして、とりわけ、愛したマリアを逃がして死んでしまうのですが、それは悲劇でも悲恋でもなく、その先が重要で、死んでしまっても思いが繋がっていく、生きてきた証になっていく。そういう人間の絆が、この作品の一番の特質ではないかと、今、演出家として思っております。
最初に曲を聴いていただきましたが、1曲目は初演でも演奏されました曲で、2曲目の方は新曲になります。また演出の美術的なことに関しては、初演から変えていこうと思っています。もっとスペインを感じられるような演出ができたらいいなと思っています。力を尽くして頑張りたいと思いますので、みなさんどうぞよろしくお願いします。

大空祐飛 鳳蘭さんと遥くららさんの初演を私もビデオで拝見いたしまして、本当に素晴らしい作品だと思いました。この素晴らしい作品、素晴らしい役に挑ませていただけるという幸せと共に、緊張で実際に私の胸も高鳴っております(笑)。私が感じたこの感動をより一人でも多くのお客様にお伝えできるように、柴田先生の脚本と木村先生の新しい演出で、また私たちなりに、新しい役作りをしていきたいと思いますが、どう役を作るかは今はあまり考えておりません。
素直に台本に入り込めるような、そんな素晴らしさをもった作品だと思いますので、ゲリラとして山にこもる4日間をどれだけ充実して生きられるか。そういうところに重点を置いて、私なりの役作りをしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

野々すみ花 初めてこの作品を見たとき、マリアという人物は純粋s_RIMG1820で汚れのない、清い心の持ち主だと感じました。その女性に私自身もとても魅力を感じ、憧れた女性だったので、今回、このような役に挑戦させていただけることを本当に心から幸せに思っております。
私自身としましては、みなさま今ご覧の通り、白いブラウスにパンツスタイルで、そして短く刈上げられたこの髪の毛初めて鏡で自分の姿を見たときに少し恥ずかしくなってしまいましたが、それは今まで娘役として綺麗なお衣装であったり、髪の毛であったり、色々な外見で取り繕っていた部分が多かったからだと痛感いたしました。今回は飾る部分が外見ではなにもないので、飾らない心で、穏やかな心で、ロバートを愛し続けたいと思います。よろしくお願いいたします。

【質疑応答】

ーートップお披露目公演の「カサブランカ」に続き、今回も大変有名な映画の舞台版で、しかも宝塚の名作の再演となりますが、その辺の意気込みをお願いします。

大空 私はビデオで初演を見た時に、最初にマリアが飛び出てくるシーンでもうなぜか号泣してしまったんですね(笑)。作品の中に、ものすごく純粋なものが流れているなと思って。当時の宝塚で、娘役さんがあの姿で出てくるのは衝撃的だったと思いますね。でも、その新しさというものは、きっと今でも感じられるのではないかと思っています。
あと映画を見たときは、最後ロバートが立ち向かうシーンで号泣してしまったんですが、とにかく人間の心の中みたいなものが全て勝負になってくる作品だと思いました。
あまりプレッシャーや、前作のことを考えずに、まずは真っ直ぐに役と作品と向き合って、真っ白な状態から挑みたいと今は本当にそんな気持ちしかないんですけれどs_RIMG1814

野々 私も、大空さんが今おっしゃった通りのことを思いまして、本当にみなさまによく知られている作品で、プレッシャーはありますけれども、それ以上にこの作品に挑戦させていただけることを、幸せに感じて無心に取り組みたいと思っております。

ーー木村先生にお伺いします。スペイン内戦の話ですし、戦闘場面も多くなると思うのですが、そこから宝塚の華やかさや、ミュージカル部分をどのように出そうと思っていらっしゃいますか?またフィナーレの有無は?

木村 フィナーレはあります(笑)! フィナーレはきちんとつけようと思っております。是非華やかにしようと。それから、先ほどスペインを感じられる舞台にしたいと言いましたが、岩場が舞台になってくるんですが、日本人の感覚ですと、岩はグレーじゃないですか。でも、スペインはやはり乾いているイメージがありますので、暖かい白であるとか、グリーンそういう岩の色が展開される中で、演出していけたらいいかなと思っています。それと今、主演二人の真っ直ぐに、真っ白にという話を聞いていて余計に思ったんですが、そういう演技が、できるだけストレートな形で伝わるような舞台にしていけたらいいなと思います。
衣装に関しては、きちんとある種のリアリティを追求してく。リアリティを追求していけばいくほど、かえってファンタジーが生まれてくるんじゃないか、スペインにみなさんをお連れすることができるんじゃないか、ということを、今考えてます。

ーー木村先生から見た大空さんと、野々さん、お二人の魅力やお二人に対する期待をお聞かせください。

木村 祐飛の中にはある種の憂いがあると思うんですが、それが戦s_RIMG1808場に来たロバート・ジョーダンとして考えると、色気として舞台に現れてくれるんじゃないかなと。祐飛の憂いのある色気で全体まで覆っていけると良いかなと思っています。
野々に関しては、今、真っ直ぐにということがありましたけれど、台詞を一つ一つ負っていくと、マリアという役から性格のパワフルさを感じるんです。先に先に、前へと生きていくパワフルさを感じるので、そういうところを演じてもらえたらいいかなと思ってます。

ーー先ほど「胸の高鳴り」という新曲を披露されましたが、どのくらい新曲が増えるんでしょうか?

木村 昔の名曲は数多く使っていきたいと思っています。その上で、台詞から感情が高まってそれが歌になる、これがミュージカルなんだと僕はつくづく思いますので、そういう形で台詞から歌に繋がっていくことが増えるのではないかと思っています。

ーー全体としてはどのように演出されるのですが?

木村 80人生徒がいますので、ゲリラとして芝居に絡んでいくというだけではなくて、これは元の構成からあったんですけど、素の芝居をしていた後で幻想の方にぐっと入っていく。明るい場面もありますし、楽しい昔の回想もありますから、そういうところで大きく舞台を使って生徒を動かして行けたらいいかなと思っています。s_RIMG1769

ーーちょうどコンビを組まれて1年になりますが、実際舞台に立って、演技をされて、改めて発見したお互いの素敵なところを教えてください。

大空 じゃあ、野々さんからどうぞ(笑)。

野々 はい。去年の8月の博多座公演のお披露目から1年が経ちましたが、本当に私にとっては、濃く、充実した1年でした。公演を毎日務める中で大空さんから色んなことを教えていただき、勉強させていただきました。大空さんは常に全力で舞台に賭けられていて、その思いは私自身、お隣に立たせていただいて、本当に強く感じまして、さらに宙組全体を大きな心で見渡していらっしゃる、大空さんの広い心に私は本当に毎日助けて、支えていただいております。感謝しております。

大空 本当に初めて一緒に仕事をした時は全て新鮮ですし、ただただ毎日楽しく一緒にやっていたという感じでした。1年間じっくり一緒に仕事をしてみて、さらに彼女の魅力であったりだとか、私のまだ知らない部分っていうのもたくさん見せてくれましたし、常に舞台の上で刺激をくれる、お互いを高めあえるパートナーだと、再認識しております。
私が男役として、宝塚でやってきたこと、自分のやりたい演技の方向性、表現の方向性というものを感じ取って一緒にやってくれる相手と言うのは今、野々しかいないと思うので、そういう最高のパートナーに出会えたことをとても嬉しく思っていますけれど、まだまだ、ここからお互い高めあって、もっともっと素晴らしいものをお見せできるように、二人で頑張っていきたいと思っております。
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ミュージカル
『誰ために鐘は鳴る』
原作◇アーネスト・ヘミングウェイ
脚色◇柴田侑宏
演出◇木村信司
出演◇大空祐飛、野々すみ花、蘭寿とむ、他宙組

●11/12〜12/13◎宝塚大劇場
●2011/1/1〜1/30◎東京宝塚劇場
問合せ 
宝塚大劇場/宝塚歌劇インフォメーションセンター  0570-00-5100
東京宝塚劇場/劇場 03-5251-2001 


【取材・文/岩見那津子】 

水夏希が宝塚大劇場に別れを。サヨナラ会見より

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7月26日に宝塚大劇場に別れを告げた雪組トップスター、水夏希のサヨナラ会見の模様を報告する。

この日、『ロジェ』と『ロック・オン!』の公演と約30分の『水夏希サヨナラショー』を終えた水夏希は、大階段を降りたときの黒燕尾姿で爽やかに記者団の前に姿を現した。

まず水のほうから挨拶がある。
水「皆様、本日はお忙しい中、またお暑いなか足をお運びいただきましてありがとうございます。
今回のサヨナラ公演、初日が開く前は、本当に自分の体力、精神力が持つのだろうかと、こんなに不安な初日を迎えたことはなかったのですけれども、日を追うごとに皆様の熱い拍手と熱気に支えていただきまして、そして出演者の、何も語らないんですけど、みんなが周りから温かい目ですごく応援してくれているのを感じて、全ての皆様の思いを支えに、今日無事に千秋楽を迎えることができましたことを本当に感謝しております。
先ほどの公演中もいろいろありましたけど、広い広い大劇場が今日は何やら狭く感じました。いろんなことがありました宝塚生活でしたけれども、異色に思えることも珍しいことも大変なこともわがままを言わせていただき、やりたいことを全てやらせていただきました。本当に、1ミリたりとも悔いはございません。また9月12日の千秋楽までよろしくお願い致します」

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ーーさっきいろいろあったというのは?

水 ちょっと考えごとしてましたら、フットライトという足元のライトで足をすべらせまして(笑)、おっと!みたいなこととか。あとライトをいつもより全部つけてくださいましたので、明るくてわけがわからなくなり右も左もわからず(笑)、まったく違う振りになってしまったりですね(笑)。昨日、前楽があるのでみんなすごく気合いが入って、若干早口になったりしてるので、平常心でやらなくてはという、そう思う気持ちがすでに平常心ではなかったんですが(笑)。今日は意外と、そういうことは何も考えずに力を抜いてスタートできたはずなのに、どこかで何か萎縮していたのかなと…小さいなと思いながらも、まあそれもいいかなと思う大きさも備わったかなと(笑)。

ーーサヨナラショーのプログラムは自分で選ばれたのですか?コンセプトは?

水 コンセプト!? コンセプトは、やはり思い出に残る作品で、いろいろな組も回りましたけれども、最後は雪組公演、雪組主演として卒業いたしますので、雪組の主演となってからの作品を中心に、あと『ロミオとジュリエット‘99』は思い出の作品ですし、そこから皆さんにたくさんの力を与えていただくきっかけになった作品ですので。

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ーー他の退団者を考えた演出もいくつかあったようですが、それは三木先生と?

水 そうです。本当に三木先生にはサヨナラショーもそうですが、今回のショーですごく話を聞いていただきまして、本当にやりたいことを全部詰め込んでやらせていただきました。

ーー黒燕尾で大階段を降りましたね。サヨナラショーもモノクロでしたが。

水 サヨナラショーのモノクロは偶然で、衣装が並んでるのを見て、自分でもびっくりしました。いつのまにか自宅のクローゼットも若干、モノクロ系になっているので、自分の男役としてのいちばん落ち着く色がそのへんなのかなと思っているんですけど。最後の大階段は、黒燕尾で降りたかたを初めて見たときに、最後はタカラジェンヌとしてというよりも、男役水夏希として、黒燕尾で降りたいという夢を抱いておりました。ので、最後の最後にまた1つ夢が叶いました。

ーーそのスターは?

水 それがちゃんと覚えてなくて、すみません(笑)。

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ーーぐっときたところは?

水 この一週間くらい前から、それまでは毎日わりとお芝居の最後ですとか、ショーの黒燕尾がぐっときてる場面だったんですけど…、この一週間、最後の最後をやはり感極まって台なしにしたくなかったので、わりと冷静に過ごしておりましたので。今日、公演の中で、そうですね、一番ぐっときたのは、やはり黒燕尾の最後ですね。あと最初のプロローグのあとの、ストップしたところもぐっときました。昔、『ショー・ストッパー』というショーに出演したことがありまして。ショーが止まってしまうほど拍手を浴びる人のことだと、演出の先生がおっしゃっていたことが忘れられなくて。ショー・ストッパーになれました、皆さんのおかげで。じんとしました。

ーー宝塚大劇場は自分の家のようだと言っていたその思いを。

水 下級生の頃はほんとに広くて広くて、怖くて。その劇場に慣れ親しむために、ほんとに少しでも長い時間劇場にいようと、花道でウォーミングアップしたり、舞台の真ん中に立ってみたり、また2階の客席のてっぺんから舞台を観たらどういうふうに見えるのだろうとか、色んな角度から舞台を眺めてきましたけれど…。ほんとうに今は、皆様の温かいお気持ちもあり、どこにいても自分が気を使うことなく過ごす事ができる、その当たり前の場所になって、毎日当たり前に過ごす空間になってきました。

ーーその頃から客席参加型を目指していたのでしょうか?

水 そうですね…でも具体的に言葉にしてイメージいたわけではないのですけれど、やはり1階のいちばん端とか2階の一番後ろとか、そこに座ってくださるお客様がどんな角度から舞台を観てくださっているのかは興味があったし、意識しながらきました。

ーー雪組のチームワーク作りの秘訣と。

水 秘訣なんてないんですけど…もし今の雪組が、私が主演になってから、また一段と力強く1つにまとまったと言っていただけるのであれば、1人ひとり学年関係なく、対人間として、舞台を作る一員として、向き合ってきたことではないかなと思います。主演が1人が輝くのではなく、1人ひとりが輝くからなおかつ主演が輝く。また周りの皆さんが輝いて主演が沈むようであればそれは私の責任で、なおかつそれに負けない輝きを見せないといけないという、自分に対するプレッシャーでもありましたので、皆が頑張ってくれることが自分が頑張るエネルギーの源だったことかなと思います。

ーー最後のダメ出しを。

水 最後のダメ出しですか(笑)。昨日も「ちょっちょっと」と帰り際に下級生つかまえて鏡前で、「ここの踊りはねー」とかやってたんですが。まだ最後じゃないので、まだまだ東京公演でも公演中も千秋楽もきっと言ってると思いますので(笑)。まあ…組子の皆さんだけでなく宝塚を卒業するものとして、宝塚を本当に好きでいてほしいなと。「今夢中になっていることは何ですか」という質問に対して「宝塚です」と答えられる生徒であってほしいなと思います。

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このあと手形が公開され、7月30日の花組公演初日より「プチミュージアム」で飾られることが、劇団側より説明される。その撮影中の談話は以下の通り。

ーー来年の9月12日は何をしてますか?

水 えー来年? 9月12日のことも想像できないのに(笑)。

ーー13日以降は何をしたいですか。

水 予定を決めない生活をしたいです。

ーーブルーのペンライトの眺めは?

水 ああー、すごく綺麗でした。青い草原みたいな。

ーー今日、涙はなかったですね。

水 ちょっとぐっときたときはありました。

ーーカーテンコールとかですね。泣くまいと?

水 はい、泣くまいと心に決めていました。なぜなら本当に今回の公演がすごくハードで、体力的にもぎりぎりの、かなりしんどいお芝居、ショーなので、本当に自信がなくて毎日不安で。今日、一段落してしまうと本当に1カ月東京公演ができるのか、ちょっとすごく心配なんですよね。なので宝塚大劇場はホームグラウンドなんですが、宝塚の生徒としては9月12日をやはり最後の日と決めて。

ーーその日は?

水 いやー、感無量というか。何を思うか想像もつかないんですけど、その日までちょっとだけ我慢しようと心に決めていました。

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最後に記者団に、「本当にありがとうございました」と挨拶して、大きな拍手で会見場を後にして行った水夏希。終始笑顔で気丈さを感じさせる答えが多かったが、それだけにその心の中がかえって伝わってくるような会見だった。

東京公演は8月13日が初日、9月12日が千秋楽となる。

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【取材・文/榊原和子】

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地球ゴージャスの舞台で張り切る、陽月華インタビュー 

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元宙組トップ娘役として人気が高く、昨年7月の退団後は女優として活躍している陽月華。その2作目の舞台『X
day』が、まもなく幕を開ける。

『X day』は、岸谷五朗と寺脇康文の率いる地球ゴージャスのプロデュース公演で、7月16日に天王洲の銀河劇場で初日を迎え、9月29日の千秋楽まで、札幌、仙台、福岡、名古屋、新潟、大阪と全国7都市をまわる大規模なプロジェクトである。

 

陽月華が宝塚を退団したのはちょうど1年前の7月5日、半年ほど休養期間を経て、今年から女優としてのスタートをきった。3月には『URTLA PURE!』で初舞台を踏み、三宅健の相手役をつとめ、伸び伸びとした女優ぶりをみせてくれた。また、さまざまなCM出演や宝塚のCSTVでもレギュラーを持つなど、多彩な活動で女優の道も順調な陽月に、今回の公演について話を聞いた。

 

【シークレットが多い物語】

ーー『X day』の中で、陽月さんはどんなキャラクターですか?

ストーリーやキャラクターについては、シークレットなので詳しくは言えないのですが、いろいろな役をやります。すごく漠然とした言いかたですみませんが、みんなが主人公で、主演者で、助演者で、背景であり、そしてみんなが主であり、みたいな感じなんです。

ーーなんとなくわかったような。

アハハ、わかっちゃったかな(笑)。

ーー出演者はたった6人きりなんですね?

そうです。6人でいろんなことをします。

ーー地球ゴージャスの公演をこれまでに観たことはありましたか?

大人数が出ている大きな劇場でのエンターテイメントものしか観たことがないのですが。今回はそのイメージとはすごく違いますね。でも皆さんがゴージャスの公演に期待されるものとか、私が観客として席に座ったときのワクワク感はちゃんとあると思います。

ーー岸谷と寺脇さんは映像で活躍していますが、この地球ゴージャスや演劇には特別な思いがあるそうですが、それは現場で感じますか?

すごく感じます。やっぱり、TVなどで拝見してるときも、舞台で鍛えてきた人ならではの力を感じていたんですが、稽古場で一緒に作っていく過程で、やはり25年以上真摯に舞台というものに取り組んで、ずっとそのことについて考えてきた方たちだなということはすごく感じます。

ーー稽古場での岸谷さんと寺脇さんの役割りはどんな感じですか?

五朗さんが作・演出なので、まずリーダーシップをとる感じで学級委員長なら、副学級委員長が寺脇さんという感じですね。寺脇さんのサポートが絶妙で、ずーっと一緒にコンビを組んできたというのはこういうことなんだなと思います。お互いに信頼し合って刺激し合ってる関係というのが見えて、すごく素敵です。

ーー余談ですが、寺脇さんは春野寿美礼さんの『マルグリット』にも出ていて、宝塚のOGさんには縁のある方ですね。

私もこの間、『マルグリット』に出てらしたなと気づいて。あの役と違ってご本人はとても楽しくて優しい方です。

ーー岸谷さんの演出は恐いですか?_DSC7936aa

厳しさというより、まず「ウェルカムで、ウェルカム」という温かさで泳がせてくださって、その上で「ちゃんとお前からも投げかけてこいよ」という挑戦状みたいなものは感じます。

ーーなるほど、挑発してくれるということでしょうか?

そうです。私が勝手に自意識過剰で感じとってるのかもしれないんですけど(笑)。

ーー役の言葉は気持ちよく身体に入ってきてますか?

やっぱり五朗さんはご自分が役者さんですから、すごく覚えやすかったり言いやすいというのを感じます。

 

【モリクミさんの声の風圧】

ーーほかの共演者の方たちの印象もうかがいたいのですが。中川晃教さんは『モーツァルト!』などで、ご覧になってると思うんですが。

舞台でもそうですが、真面目ですごく繊細で、アーティストだなと。それにすごくキュートな方です。キュートって、男の人に言うことじゃないですけど(笑)。

ーー歌うシーンもありそうですか?

もちろんあります。中川晃教に歌わせないでどうする!って感じですもんね(笑)。でも歌だけでなく、台詞の一つ一つの声もきれいなんですよ。声がきれいってすごく得だなと思います。なんか電話で話してみたいなと思いますから(笑)、すごく通るんだろうな、とか(笑)。 

ーーアドバイスなどはしてくれますか?

皆さん、まず発声とかそういう基本的なことはクリアされてる方ばかりなので、その上でいろいろ言ってくださいます。だから基本的な部分は自分でどんどんやっていくしかないなと。中川さんは、リズムの取りかたとか音の取りかたとかを言ってくださってすごく勉強になります。でも、こんなに感覚で音やリズムを取れちゃうような人が、こんなところのこんな単純なリズムで苦しんでるんだとか、思いがけない発見があったりします。とにかく天才と努力の人なんだなと思います。

ーー藤林美沙さんはダンサーであり振付家で、ご自分の劇団活動もされてる方ですね。

今回の振付けもされてますし、お芝居もすごくお上手です。声がすごくリリカルで、きれいな声をされてて歌も上手なんですよ。それにビジュアルも大好きです。

ーー見た目が華やかというかゴージャスですよね。

そうなんです。でも中身はすごく可愛らしい方で、自分から前に出るタイプではなくて、すごく女性らしい雰囲気もあって、素敵だなと思います。振付けだけでなく構成などもされるそうで、才能豊かで刺激的な存在です。

ーー森公美子さんは稽古場でもさぞ素晴らしい歌声でしょうね。

みんなで発声をしてるとき、後ろから声で押されるような感覚というか(笑)、なんだろ、この風圧!(笑)みたいな感じのすごさです。それに話されることや存在自体がすごく面白いんです。つねにとどまることなく色々発見していこうとしていて、すごくアグレッシブな方だなと思います。

ーーそんなふうに自分の技術や存在感を持っているメンバーの中で、陽月華はどういうポジションでいこうと考えてますか?

本当に皆さんそれぞれ武器があって、武器を差し引いても全てプロフェッショナルな方の中で、私は何ができるんだろう、って考えます。幸いなことに宝塚という、なんでもやらなくてはならない世界にいたので、それなりに全部わかりますし、そこそこやれる技術はつけていただいたと思うんです。たとえばスペイン物の芝居だからスパニッシュを踊らなくてはならない。日舞だからかなめ返しをやれないといけない。そういうところにいて、とりあえず全部さらってきたものの、「自分はこれです」というものは、やっぱりまだ自分でもわかっていなくて。とにかく今はまず、全てに全力投球で、全てに自分のMAXでやっていくしかない。その中で見えてくるものを探したいなと思ってます。_DSC7895aa

ーー逆に言えば、宝塚のトップ娘役だった方たちしか持ってない品のいい華やかさとか透明感みたいなもの、そこは独自のファクターであり武器になるのではないでしょうか。

客観的に、このメンバーのそれぞれのバックボーンを考えたなかで、そういうニュートラルな部分を出すのは私かなと思うんですが、宝塚の中では必ずしも正統派とは言い難かった陽月華なので(笑)。今回はまず物語の中で自分の役割りを見つけて、そこで生きていけたらいいなと思っています。

 

【出会いと人の運に恵まれて】

ーー宝塚退団のあたりに話を戻したいのですが、最初少し休養期間があって。そこは女優になろうかどうしようかと考えていた時期ですか?

退団まではとにかく何も考えられなかったんです。昔から自分の理想的な辞めかたというのがあって、次を見つけて次の準備をしてから辞めたいって思ってました。だけどそんなにうまくいかないということが、いろいろなかたの退団の話を聞いたり見たりするうちにわかって、じゃあ、まずは10年間がんばってきたものをきれいに終わらせようと思ったんです。そして、まず終わらせるということにすごく重点を置いていたので、次のことはあんまり考えられなかったんです。

ーー観ている側としたら、もう少し長くやってほしかったという思いがありました。

辞める前にも、すごくそういうお話とか言葉をいただいてありがたいなと思っいてたんですけれど、へんなとこ頑固なんで、「今!」と思ったら今しかなくて。なんかそういう“勘”があるんです、私(笑)。

ーー話してる陽月さんはロジカルで知的なんですが、生き方は動物的勘なんですか?

そうです(笑)。全て今まで勘で生きてきました(笑)。

ーー女優をやろうと決めた理由は? もちろん話があったからだと思いますが。

話をいただいても簡単に決められることはなかったんですけど。私って今まで、くじ運も男運もないんですけど、男役さん運と人の運だけはあったことが、すごく私の中の自慢で(笑)。ありがたいことに、人との出会いや周りのかたにすごく恵まれてるんです。それで退団してからいろんなかたたちに会う中で、やれるかもしれないと思ったことと、今私は何をやりたいのかすごくシンプルに考えてみた結果、やっぱりやりたいのはこの仕事だと。

ーー宝塚時代から観ていた側としては、演技も自然だし女優になって当たり前という感じでした。

いえ、下手くそだし全然自信なかったんです。なんかやっぱり宝塚にいるときって、いやでも自分に対する評判とか、いいことも悪いこともすごく耳に入ってきましたから。それは応援してくださる方との距離が近いという、宝塚のすごく有り難い特性でもあって、すごく助けられていた部分も大きかったんですが。表現者として自分にどこか自信を持てないところもあったんです。でも辞めてから、すごくシンプルに考えてみたときに、「いや、ダメなのはわかってる。でも、わかってるけど好きなんだし。それしかないと思ってがんばるのもいいかな」と。そこから見えてくるものもあるのかなと思ったし。

ーー芝居が絶対好きな人なんだろうなというのは、いつも感じてました。

たしかに、ちっちゃいときから、キン肉マンの歌聴いて、キン肉マンになりきったりしてました(笑)。

 

【安定したらおしまいよ】

ーー外の舞台の第1作『URTLA PURE!』を拝見した限りでは、違和感なく立ってましたね。

でも自分では気づかないところで、宝塚のくせってあるんだろうなと思って気にしてました。宝塚では、あれだけ大きい劇場で毎日2000人の4000個の目でずっと見られていたので、それなりの鎧も着ていたと思うんです。だから演出の福島三郎さんに、「ちょっとでも浮いてたら言ってください」と最初から頼んでおいて、そういうところで周りの方に助けていただきました。

ーー福島さんは何か言ってくれました?_DSC7903aa

振り向きが機敏だって言われました(笑)。さっ!みたいな(笑)、忍者か!みたいな(笑)。

ーー日常的な動きをしろということですね。

宝塚では、椅子に座ってる角度1つに意味があったし、動きとか見え方とか細かいことまでひたすら考えていたし、見られてるという意識があったんですけど、そういうものはいらないということを教えていただきました。一度福島さんから「ジャージでやってる感覚でやってみたら?」って言われて(笑)、そのつもりでやったらすごい楽でした(笑)。

ーーいいアドバイスですね。

公演が始まってから、同期とか宙組のかたとかが観に来てくださって、「この子はどこまで素を見せちゃうんだろう」とか心配されたくらいだったんですが、一応あれは素ではなかったんです(笑)。でもこんなにウエストを締め付けないでいいんだとか、集中するのが心だけでいいんだと。芝居だけに集中するという根本的なことを教えていただいたと思います。

ーー今回の地球ゴージャスは、岸谷さんから言われて気をつけてることとか、参考にしてることとかありますか?

思ったよりも舞台芝居をしない人だって言われました。「舞台芝居をしなさすぎだから、もっと出して」と。私はもともと削ぎ落としていくタイプではなく、だんだん肉付けしていくタイプなんですが、そういうことを岸谷さんの言葉によって、改めて気づかされた気がします。自分というもの、自分の作り方とか自分の特性みたいなものを、岸谷さんの言葉によって少しずつわかりかけてる部分があります。とにかく人をよく見てらっしゃるんです。

ーーそして、この2作目を踏まえて、これからの女優・陽月華の展望というか、こういう風になれたらいいと考えていることは?

自分の目指すところをちゃんと持ってないといけないということは、わかっているんですが、正直まだ探している最中です。でも今回、このメンバーの中に入れていただいて、芝居のことや表現のこと、この作品のことを四六時中考えてる人たちのエネルギーって素晴らしいなと。いくつになってもそういうふうでいたいなという、一種の目標みたいな、矢印が見えたような気がします。

ーー皆さんがそれぞれすごいから、いい指針になりますね。

この間も森さんと話していて、私は年齢的に友達が結婚とか出産とかいう年になってきて、全くぜんぜん結婚願望とかはないんですけど、なんとなくアラサーぶって「最近みんな結婚してるんですよねー」とか言ってみたら、森さんが「人間は安定したらおしまいよ」って(笑)。その言葉にすごく勇気をいただきました。気がついたらすごく大人な年になってたんですけど、私の中身はぜんぜん子供で、精神的にもすごく不安定なまま歩いてきて、「いいんだろうか」と思っていたところだけに、人生の先輩の素晴らしい力強い言葉を聞いて、なんかもう素直に「あ、いいんだ!」って(笑)。

ーーまだ外では1年生ですから、これからですね。

本当にこれからだと思います。まず、今回の公演をがんばります。9月の終わりまでの長い公演なので、先輩たちから吸収しながら。今回、北海道から九州まで行きますし、宝塚時代に全国ツア−で行った場所もあるので、またそういうファンのかたたちにも、私の舞台を観ていただけるのが嬉しいです。

 

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地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.11

『X day』

作・演出・出演◇岸谷五朗

出演◇寺脇康文、中川晃教、陽月華、藤林美沙、森公美子

●7/16〜8/8◎天王洲 銀河劇場

●8/13〜15◎札幌 道新ホール

●8/21〜22◎仙台イズミティ21大ホール

●8/28〜29◎福岡市民会館大ホール

●9/3〜5◎中京大学文化市民会館プルニエホール

●9/8〜9◎新潟市民芸術文化会館・劇場

●9/18〜29◎イオン化粧品 シアターBRAVA!

 

〈料金〉

銀河劇場/S席10000円 A席8000円(全席指定/税込)

札幌/8400円(全席指定/税込)

仙台/8400円(全席指定/税込)

福岡/8500円(全席指定/税込)

名古屋/8500円(全席指定/税込)

新潟/8500円(全席指定/税込)

大阪/9500円(全席指定/税込)

〈問合せ〉

銀河劇場/チケットスペース 03-3234-9999

札幌/ハンドクラップ 011-615-8500

仙台/キョードー東北 022-217-7788

福岡/キョードー西日本 092-714-0159

名古屋/サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

新潟/キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100

大阪/キョードーインフォメーション 06-7732-8888

 

【取材・文/榊原和子 撮影/初沢亜利】


パワフルに宙組東京公演が開幕。大空祐飛インタビュー

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ソーラーパワー全開の、宙組公演が東京で7月9日、開幕した。
大空祐飛が率いる宙組の東京公演は、齋藤吉正作・演出のグラン・ステージ『TRAFALGAR(トラファルガー)ーネルソン、その愛と奇跡−』と、石田昌也作・演出のショー『ファンキー・サンシャイン』の2本立て。

『TRAFALGAR』は、海洋冒険活劇のミュージカルで、18世紀のイギリス海軍の名将で、ナポレオンと対峙したことでも有名な隻眼隻腕の英雄、ホレイショ・ネルソン提督の愛と戦いを描いている。齋藤とは何度もコンビを組んでいる『ゲド戦記』などの作曲家、寺嶋民哉の主題歌がドラマティックで、ネルソンの英雄としての姿だけでなく、ナポリ大使の妻エンマ(野乃すみ花)との許されない恋なども描き込まれている。
また、『ファンキー・サンシャイン』は、太陽をテーマに多角的な視点から場面を作り上げた明るさが弾けるショー。太陽からイメージされるものを次々に展開していく。美空ひばり、加山雄三の昭和メロディなども織り込まれ、太陽族やアマテラスも登場するなど、石田らしいなんでもありのバラエティ・ショーになっている。
この公演で、宙組の娘役として長く活躍してきた花影アリスが退団。最後の舞台とあって芝居でもショーでも活躍している。

そんな熱気あふれる通し舞台稽古の後、トップスターの大空祐飛が初日を前に記者団の会見に応じた。

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【挨拶と一問一答】

皆様、本日は通し舞台稽古をご覧いただきありがとうございました。今回は夏にぴったりのお芝居とショーの2本立てとなっております。そして私が宙組で主演となりまして、初めての全員揃ってのショーとなっております。皆様には、もりだくさんでお楽しみいただける作品となっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ーー作品ですが宙組のソーラーパワーが弾けてますが、見どころなどを。

『TRAFALGAR』のほうは、ひじょうに宝塚的なコスチュームもので、ストーリーも宝塚的なドラマもありつつ、齋藤先生の新しいものを取り入れ、映像など斬新さも取り入れた、宝塚の古きよきものと、今の時代に合わせた物をミックスさせた作品になっております。
ショーのほうは幅広い年代の方にお楽しみいただける、少し昭和の香りもしますけども(笑)、皆さんがリズムに乗りやすい、帰りには歌って帰っていただけるショーになっています。前半の少しコミカルな部分と、後半のドラマチックな部分と、バランスいい石田先生の味付けになっていますので、その辺が見どころだと思います」

ーーちょうど博多座から1年で、トップになってのご自分と宙組の変化は?

s_RIMG1519そうですね。船に例えるならば、最初はやっぱりどんな航海になるかという感じで、行く先がまだ分からないけれどもワクワクしつつ、興奮状態でなんかこう荒波に乗っている感じでしたが、今の心境で言うと、穏やかな海をいい風で渡っているような感じです。ちょうどこのお芝居も海の話しなんですけど、ちょうどいい波に乗れているのではないでしょうか。それはきっと、私自身もひじょうに充実した仕事をさせていただけたことと、宙組全体がいい作品に巡り合って成長しつつ、組の団体力みたいな、チームワークみたいなものも、ひじょうに今いい状態にあるのではないかと感じています。

ーー今回、寺嶋民哉さんの曲もあったりと、見どころが多いのですが、大空さんのお気に入りの曲やシーンがりましたら。

お芝居でいったら、ちょうどオープニングが、『ゲド戦記』の寺嶋先生の曲で、私は初めてでなんですが、ひじょうにパワーのいる曲で、最初は本当に大変でした。1曲歌いきるのにひじょうにエネルギーを使いました。でも今までにない曲にチャレンジすることで、自分もテンションがあがるというか、いいテンションでお芝居が始められるので、とても新鮮な毎日を送らせていただいてます。衣装で言いますと、今回は私が宝塚に入りまして、初めてカッパで、雨ガッパで銀橋を渡っていて(笑)、この着こなしっぷりをぜひ、ご覧いただきたいなと(笑)自信を持って思います(笑)」

ーー最後に東京公演をご覧になるファンのかたに。

皆様、宝塚大劇場での公演の一カ月を経て、『TRAFALGAR』も『ファンキー・サンシャイン』もひじょうに充実しております。また新鮮な気持ちで東京の皆様にお送りしたいと思っております。皆様、ソーラーパワーを受け取りにいらしてください。


元気よく宙組のパワーをアピールした大空祐飛は、記者たちの笑顔と拍手に送られて初日の楽屋に戻っていいった。

(宙組舞台写真は、後日掲載します) 

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宙組東京宝塚劇場公演

『TRAFALGARーネルソン、その愛と奇跡−』

『ファンキー・サンシャイン』

●7/9〜8/8◎東京宝塚劇場

〈問合せ〉 東京宝塚劇場 03-5251-2001


【取材・文/榊原和子 撮影/岩見那津子】
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