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今年もライブを開催。『朝澄けい Live vol.2 やみなべ〜 concert in MUSICASA』

朝澄画像

元宝塚歌劇団星組の男役スターで、退団後は『蜘蛛女のキス』などのミュージカル作品に出演、またシンガーとしても活動している朝澄けいが、1年ぶりのライブを開催する。
演出は宝塚時代から縁の深い荻田浩一で、昨年のライブに続いて今回も担当する。
昨年は有名ミュージカルの主題曲にチャレンジしたり、ジャズから宝塚時代の持ち歌まで幅広く聴かせてくれただけに、今回もシンガーとしての成長ぶりを見せてくれそうだ。


このライブを前に、朝澄けい本人からコメントが届いた。

 

「11月27日、代々木上原ムジカーザにて、構成・演出は荻田浩一先生、ピアノは大隅一菜さんでライブをさせていただきます。

同じメンバーでのライブ2回目ということで、今年は何が出てくるかわからない〜という意味を込めて、「やみなべ」というタイトルをつけました。

これまで挑戦したことのないジャンルの歌もいろいろ盛り込みながら、みなさまに楽し んでいただけるものをつくれるよう、ただ今奮闘中です。

会場となるムジカーザはとてもきれいなコンサートホールで、客席とステージの段差も 無いので、皆様とより近く、アットホームな雰囲気をゆったり楽しめるのではないかと、私自身とても楽しみにしています。

そんな「やみなべ」ライブ、どうぞお楽しみに、ぜひ観にいらしてください」

 

2 B5チラシ

『朝澄けい Live vol.2 やみなべ〜 concert in MUSICASA

【日時】1127日(土)
1st1330 open / 1400 start2nd1730 open / 1800 start
【会場】MUSICASA (ムジカーザ) 151-0066 東京都渋谷区西原3-33-1
【料金】 前売:¥6,000(税込)/当日:¥6,500(税込)

〈先行予約方法等、詳細〉

Liveに関するお問い合わせ】キャンディット 03-3402-8205
【チケットに関するお問い合わせ】トラックワークス 03-5786-0753(平日15001800

http://www.candid-net.jp/artist_infomation/talentDetail.php?id=9




【文/榊原和子】

演劇キック演劇会見コーナー http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/
 

 

「大浦みずきさんを偲ぶ会」レポートと姉、内藤啓子さんの本

 

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11月6日、都内のホテルにて「大浦みずきさんを偲ぶ会」が開催された。

大浦さんが亡くなったのはちょうど1年前の11月14日の早朝、病に倒れ入院してから1年余り、壮絶な闘病生活の果ての旅立ちだった。
宝塚の男役としては、洒脱で粋な雰囲気と美しいダンス姿で一世を風靡し、退団後は女優としてストレートプレイからミュージカルまで幅広く活躍し、演劇賞も受賞するなど、年齢を加えての展開がさらに楽しみになってきたところだった。
それだけに宝塚時代からの仲間や関係者に与えたショックも大きく、この「偲ぶ会」にも組という枠を越えて多くのOGたちが集まった。
また、退団してからの仕事仲間や友人、知人、ファンなど、大浦みずきを愛した人たちが大勢出席して、あらためて大浦みずきという希有なスターについて語り合い懐かしむ場となった。この「偲ぶ会」の模様をご報告する。


会場に入る前の控えの間には、子ども時代の写真からステージ写真まで、さまざまな大浦みずきが飾られている。クシャッと笑っているいかにも彼女らしい表情の写真もあれば、ほれぼれするような男役姿もある。そのどれもが彼女を知る人にとってはいっそう悲しみと寂しさをつのらせる。


「偲ぶ会」のスタートは午後6時からで、開会の挨拶は宝塚歌劇団の演出家である植田紳爾氏から、献杯の言葉は小林公一理事長から送られた。
その後、演出家の宮田慶子さん、作家の阿川佐和子さん、『NINE』の振付家であるグスタヴォ・ザジャックさんからそれぞれエピソードや思いが語られる。

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阿川佐和子さん
自分だけ「なっちん」と呼んでいたことを亡くなってから家族に指摘されたこと。4つ年下で、啓子さんと一緒に遊んでいると「なんでも一緒にやりたがって仲間に入るのに、できないとすぐギャーっと泣き出すので本当に困った(笑)」。バレエをするようになってしばらくぶりに見たら背が高くて外人のようになっていた。宝塚を退団すると聞いて観に行ったら銀橋で目線をもらい「くらくらした」こと。その後、中目黒駅の階段ですれ違って、「大きな影の気配を感じたらなっちん」で「ちいさな影を感じたと思ったらさばちゃんだ」という再会で、それからよく食事やお酒をともにしたなどを楽しく語った。

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宮田慶子さん
自分の大好きなミュージカル『長くつ下のピッピ』に出てもらったのが最初の出会いで、それ以来すっかり仲良くなった。『帰り花』の吉田松陰の役者が決まっていないときに、青年座のそばで大浦さんにばったり出会い、なにげない話をして別れた直後に「松陰にそっくりだ!」とひらめいて、すぐ電話した。「でもそっくりだからとは言えなくて(笑)、男とか女とかを超越した存在としての松蔭像を描きたいと口説いた(笑)」。そしてまさに大浦みずきだからこそ成立した作品になった。声だけの出演作となった最後の『なつめの夜の夢』は、「なつめさんが子供の頃の話がいいと企画から考えた」。入院中のなつめさんに、父である阪田寛夫さんの詩を選んで朗読してもらったこと。忘れられない姿は「稽古場で演出の要求を聞いているとき、口をぽかーと半開きにして(笑)天井をきょろきょろ見るような落ち着かない目つきで、きっと阿川さんにいじめられてた頃はこんな顔だったのかなと思った(笑)」。そして「『帰り花』の再演をしたかった」と語り、今も「出かけるときは写真のなつめさんに声をかけてから家を出る」と語った。

グスタヴォ・ザジャックさん(薛珠麗(せつしゅれい)さんの通訳付き)
「日本にくるたびに会っていたみずきさんに、また今日も会えて嬉しい。きっとこの場に彼女もいると思う」と語り、自分にとって彼女は特別な存在であり、アルゼンチンのダンスを誰よりも美しく踊ってくれたと讃えた。「情熱、才能、敬いの気持ち、献身、自己規律、技術、個性、カリスマ性、その全てを持っていた人であり、そして謙虚だった」。「舞台に立つために大事なすべてを知っていて、またそれを周りの人達に惜しみなく与えた。いつも光の中を歩いているような人であり、最高のダンサーだった」と語った。そして最後に「あなたと仕事した日々は最高に美しい日々だった。そしてこれからも、たとえば月の輝く夜、ブエノスアイレスの人気のない路を歩いているときに、どこからともなくメロディが聞こえてきたら、みずきさん、二人でタンゴを踊りましょう」と結んだ。

会の半ばに後方に設けられたスクリーンに大浦さんの舞台が映し出される。
『NINE The Musical』の初演映像。美しい脚線と迫力ある歌とダンス。
コンサートでピアソラのタンゴを踊るしなやかなダンス映像、アストロリコが生演奏をつける。
いつもアンコールで歌っていたオリジナル曲「鏡の中のつばめ」を歌う映像に、アストロリコが生演奏をつける。
そのあいまにアストロリコのタンゴ演奏や、福麻むつ美さんが歌う『ママ私、恋人が欲しいの』(大浦さん作詞)などが披露される。

指揮者の西本智実さんからも、演奏会のために駆けつけることができないということで、メッセージが読み上げられる。
「なつめさんのことを考えると涙がぽろぽろ出て寂しいです。風がそよいだり感動的な光景に出会うと自然になつめさんに話しかけています」。そして今はカーネギーホールのコンサートのためにアメリカにいるので参加できないこと、コンサートの当日はなつめさんが来てくれると思っているということなどが綴られ、「私は魂は消えることはないと信じています。音楽の向こう側、たくさんの有り難う」という言葉が届けられた。

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最後に姉の内藤啓子さんより挨拶がある。

「皆様、今日はこんなに大勢の皆様にお集まりいただきありがとうございました。この会を開くにあたってお力をくださった皆様に感謝いたします。今日は晴れてよかったなと思いました。希代の雨女だったなつめですから。でも「別れの会」にときも良いお天気で、なつめも宗旨がえをしたようです(笑)。大浦が亡くなりましたとき、この発起人でもいらっしゃる三浦朱門先生にお電話をしました。そのときに電話に出られた奥様の曽野綾子さんが「お幸せでしたね」と。平和な日本で立派な病院で手を尽くした看護を受けられたことは幸せだとおっしゃったので、ああ本当だなと。そして幸せに逝ったなつめの思いとして「別れの会」でたくさんの方々にいただいたご芳志を、3つの活動に寄付いたしました。
これで終われば美しいのですが、私どもは物書きの家族でございます。父は身内を次々にモデルにして小説を書いて、なつめには「今度書いたらぶっ殺す」と言われ(笑)、父の兄には「まるで屍肉にたかるハイエナみたいだ」と言われました(笑)。そのハイエナの娘がこのたびハイエナ・デビューをいたしました(笑)。帯は豪華で阿川佐和子さんが書いてくださいました。また装丁は小雪さんに、なつめの大好きな阿部真理子さんのイラストを文中で使わせていただきました。阿部さんも3月に亡くなり、今頃はなつめとおしゃべりをしているのではないでしょうか。
本当になつめは幸せな人生を送れたなと思っております。たくさんの皆様に愛していただき、たくさんの皆様に支えていただき、出会った皆様すべてが彼女を生きさせ、力をくださったと思っています。今日いらっしゃれなかったかたも、大浦に思いを寄せてくださったすべてのかたに、感謝の気持ちを捧げたいと思います。皆様本当にありがとうございました」

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『赤毛のなっちゅんー宝塚を愛し、舞台に生きた妹 大浦みずきにー』

内藤啓子著/中央公論新社刊

税込価格1800円/全国書店で発売中

 

【取材・文/榊原和子】


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鳳蘭、遥くららが宙組稽古場を訪問 『誰がために鐘は鳴る』

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10月23日、まもなく幕を開ける宙組公演『誰がために鐘は鳴る』の稽古場を、かつて同作品で主役をつとめた宝塚OGの鳳蘭と遥くららが訪問、稽古風景を見学した。

2人は1978年(昭和53年)年の初演で、ロバート・ジョーダンとマリアに扮して、名作文学にふさわしい舞台を作り上げた元星組トップコンビである。

DSCF5954当日は初演の演出家だった柴田侑宏、今回の演出を手がける木村信司とともに、演出席のそばの椅子に腰掛け、宙組生の稽古風景を見守った。

宙組生たちは、オープニングから全員でのダンスシーン、またロバート役の大空祐飛とマリア役の野々すみ花のラブシーンなど3場面を熱演した。

懐かしい主題歌で始まるプロローグ、そこで一気に名作の持つ熱さが稽古場を支配、続くフラメンコの群舞はまさに迫力がみなぎって、ぐいぐいと作品世界へと見るものを引きずり込んでいく。

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そのオープニングが終わると、中盤のロバートとマリア2人だけの登場シーン。有名な愛の告白と初めてのキスというくだりが始まる。「鼻はどうなるの?邪魔になるでしょ?」というマリアの疑問に笑いながらキスして応えるロバート。大空が優しく男らしく包容力を感じさせてくれる。そのシーンの終了で公開稽古も終了し、鳳蘭と遥くららから大きな拍手が宙組生に送られた。

その後、鳳、遥、大空、野々の4人を囲んで記者たちの取材が行なわれた。



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【コメント】

大空「とても緊張したんですけれど、とても温かく見てくださって、逆に安心してがんばって素敵な作品を作ろうと改めて思わせていただきました」

野々「今日の日をすごく楽しみにしていた部分と緊張してしまった部分と、両方ありましたけれども、今日、お二人に見ていただけてすごく幸せでした」

鳳「昔を思い出して涙が出ました。そして、私はやっぱり男役がしたいなと(笑)。本当に気持ちよく演じていらして、見ていて安心しました。私よりはるかに男くさくて素敵だと思います」DSCF5971

遥「こういう形でお稽古を拝見させていただくのも初めてですし、逆に感動させていただいて、私も幸せを感じさせていただけたので、皆さん、本当に頑張っていただければと思っております」

ーー稽古場に来られたのは?

鳳「初めてだと思います」

遥「私も初めてです」

ーー自分の出ていた作品をこういう形で見るのはいかがですか?

鳳「もう、本当にしあわせ。自分のやった作品を、また若い方たちがこういう形で再演してくださるのは光栄に思いますし、この『誰がために鐘は鳴る』を観た私たちの時代の方は皆さん感動してくださったので、今の時代の人たちにも感動していただけたらと思います。素晴らしい作品ですから」

遥「時ってつながっているのだなとすごく感じました。私も同じように、素晴らしい作品なのでやりがいがありますから、がんばってください」

ーー当時の思い出でとくに印象にあるのは?DSCF5975

鳳「とにかくもう可愛くて可愛くてしかたなかったんです、遥くららが(笑)。稽古で、ちょうど今のシーンで本当に鼻が当たったら、この人が体中でビクッとなって。それでますます可愛くて、本当に毎回骨が折れるくらい抱きしめてました(笑)」

遥「私は、そんな鳳さんの相手役をさせていただくというので、精一杯がんばっていた記憶が、バーッと甦ってきて。幸せでした(笑)」

先輩のエピソードに驚きながらも笑顔になる大空と野々コンビ。

最後に鳳と遥は「がんばってね」と宙組生を激励し、拍手で送られて稽古場をあとにした。

 

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宙組公演

ミュージカル『誰がために鐘は鳴る』

●2010/11/12〜12/13◎宝塚大劇場

〈料金〉SS席¥11000、S席¥8000、A席¥5500 B席¥3500

〈問い合わせ〉 0570-00-5100 宝塚歌劇インフォメーションセンター

●2011/1/1〜1/30◎東京宝塚劇場

〈料金〉SS席¥11000、S席¥8500、A席¥5500 B席¥3500

〈問い合わせ〉 03-5251-2001 東京宝塚劇場



【取材・文/榊原和子】

演劇キック演劇会見コーナー http://blog.livedoor.jp/enbublog-forecast/

『ジプシー男爵−Der Zigeuner aron−』『Rhapsodic Moon』フォトレビュー

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【撮影/岩村美佳】 
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