えんぶ本誌の宝塚記事取材の機動力を生かして、宝塚歌劇の製作発表、会見などをいち早く紹介。 宝塚OGの公演やインタビューのほかに公演の批評なども展開しています。

黒木瞳主演舞台『京の蛍火』

再演報告で盛り上がった『サイド・ショウ ミュージカルライブ』


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6月18日、昨年の4月に上演され、その内容の深さと楽曲の素晴らしさで評判となったブロードウェイ・ミュージカル『サイド・ショウ ミュージカルライブ』が開催された。

また再演決定のニュースも、このコンサートの最後にサプライズとして発表された。


『サイド・ショウ』は、『ドリームガールズ』を作曲したヘンリー・クリーガーが手がけ、98年のトニー賞でオリジナル楽曲賞など4部門にノミネートされた傑作ミュージカル。

実在した結合双生児のヒルトン姉妹を主人公に、「サイド・ショウ」と呼ばれる見世物小屋からヴォードビル、ショービジネスの世界へとサクセスストーリーを昇っていった姉妹の、ドラマティックな運命とそれぞれのラブロマンスが、多彩な楽曲とともに描かれている。
 

昨年初演された日本版は、貴城けいと樹里咲穂という2人の抜群のコンビネーションと充実した歌唱・演技で、まさにヒルトン姉妹がそこに現われたようだと高く評価された。また、アンサンブルに至るまでの出演者のクオリティの高さで楽しませ、再演希望の声も高かった。それを受けて、まず今回のガラコンサートという形が実現した。


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6月18日、2ステージ行なわれた『サイド・ショウ ミュージカルライブ』は、フジテレビの軽部真一アナが司会役で登場。作品解説やトークをはさみながら進行する。
 

出演者は、ヴァイオレットとデイジー姉妹を演じる貴城けいと樹里咲穂、そしてデイジーを愛して苦悩するテリー役の下村尊則の3人は初演のまま。

このコンサートで新しく加わったメンバーは、ヴァイオレットを愛する青年バディの吉田朋弘(再演の参加も決まった)、姉妹を支えるジェイク役の友石竜也。

コンサートには出演できなかった大澄賢也のボスのパートには田村雄一が入った。
ほかにも、石井雅登、岩本やよい、上野聖太、小野田龍之介、鎌田誠樹、小林遼介、白石拓也、白木原しのぶ、高田亜矢子、谷合香子、谷口ゆうな、牧勢海、水月舞、山中紗希という、半数以上が初演にも
出ていたアンサンブル(フリークス)たちが出演。
1日限りとは思えない豪華でドラマチックなコンサートが繰り広げられた。

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ヴァイオレットとデイジーの貴城と樹里は、本番同様に衣裳の着替えも数多く華やかに登場し、ヒルトン姉妹の数奇な生涯と愛を歌い上げる。1年のブランクをものともせずに、ハーモニーはよく響き合い溶け合う。また、実際はくっついてはいないのに、ぴたっと離れない2人の動きの素晴らしさには感嘆させられる。


テリーの下村は幅の広い音域と深い声が魅力で、「愛のトンネル」などソロのパートは圧巻。

吉田はバディ役でヴァイオレットに夢中になる青年の、若さと初々しさが似合う

ジェイク役の友石は姉妹を見守る温かさがあり「君を愛すべき人」などを聴かせる。

アンサンブルたちもこのミュージカルの醍醐味の1つで、オープニングの「バケモノを見においで」に始まり、「前を向いて」という大詰めにいたるまで大迫力で支える。
 

ミュージカルの舞台そのままの流れのなかで、全19曲のナンバーが歌われたあと、最後のカーテンコールで「再演が決定しました」という発表があり、客席から大歓声があがる。

貴城けい・樹里咲穂という2人だからこそ上演を可能にし、またその努力で成功させたといっていい『サイド・ショウ』、今回の再演決定と客席の拍手に、感激ひとしおといった面持ちの2人が印象的だった。



ブロードウェイ・ミュージカル

『サイド・ショウ』

脚本・作詞◇ビル・ラッセル

作曲◇ヘンリー・クリーガー

演出◇板垣恭一

出演◇貴城けい、樹里咲穂、大澄賢也、吉田朋弘、吉原光夫、下村尊則 他

●10/1〜10◎シアター1010

●10/15◎森ノ宮ピロティホール

〈料金〉11000円 (全席指定、税込)未就学児童の入場不可

〈問合せ〉東京/03-3202-5400 コマ・スタジアム

大阪/キョードーインフォメーション 06-7732-8888

http://www.sideshow.jp/(PC&携帯)

 


【取材・文/榊原和子 舞台写真提供/サイド・ショウ製作委員会】


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名作の再演『ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び』囲み取材

1971年に初演され、1999年には月組・真琴つばさ、雪組・轟悠主演により再演されたショーの傑作『ノバ・ボサ・ノバ』。そして、演出家・小柳奈穂子の大劇場デビュー作となった『めぐり会いは再び』が6月3日より東京宝塚劇場で上演されている。

『ノバ・ボサ・ノバ』では主要キャラクターのオーロ、マール、メール夫人の役替わりが夢乃聖夏、紅ゆずる、真風涼帆の3人により行われており、立ち見客が出るなど連日賑わいをみせている。
鴨川清作の色を引き継ぐ形で今回は藤井大介が演出をつとめた。リオのカーニバルを舞台に繰り広げられる人間模様、フィナーレへと向かう熱いエネルギーは健在だ。

『めぐり会いは再び』はフランスの劇作家マリヴォーの喜劇『愛と偶然との戯れ』をミュージカル化した作品。結婚しようとする男女が召し使いに扮し、お互いの本性を見極めようとするところから始まる、あたたかなコメディ作品に仕上がっている。

6月3日の舞台稽古のあとに行われた柚希礼音・夢咲ねねの囲み取材の模様と合わせて、舞台写真を紹介する。


【囲み取材】

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──とても宝塚らしい楽しい2作品ですが、それぞれの役作りのポイントは?

柚希 『ノバ・ボサ・ノバ』は私の初舞台の作品で、本当にどの役でもいいので出演したいと思っていました。ソール役をさせていただくということで、感動と大きなプレッシャーに押しつぶされそうな時もあったんですが、やはり今はお客様も一緒に、太陽や、風や、砂浜、海などを感じていただけるように、のびのびと明るく、また明るいだけではなく孤独や哀愁なども感じさせるようになればいいなと思っています。
お芝居のドラントは“大人かわいい”をテーマにしておりまして、胸きゅんポイントがいっぱいあると思います。ショーとは全く違うポップで可愛らしい、ほのぼのとしたお芝居です。観ていて微笑ましい気持ちになっていただけるような役になればいいなと思っています。

夢咲 エストレーラをできるだけ等身大の、身近にいるような女性になればいいなと思って作っています。お客様に共感していただけるようになれたらいいなと。
シルビアはおとぎ話から抜け出たような、少女漫画のようなお姫様で、小さい女の子が観て憧れるように役を深めていきたいです。

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──たくさんの先輩が演じてこられたソールですが、苦労した点などは?
 

柚希 そうですね、形から入っていたことに気付きました。稽古中には「振り返った時の顔は素晴らしい顔でなければならない。」とかそういうことばかりに気がいっていたんですが、それは振り返った時にすごい海があって、風があって、太陽があったからそういう表情になるんだと気づき、そこからはどんどん自分のソールとして広がっていきました。でも、そこまでにお稽古中苦労しましたね。
 

──ショーでは「アマールアマール」や「シナーマン」という名曲、芝居では平井堅さんの「LIFE is…」を歌ってらっしゃいますが、楽曲についてはいかがですか?

柚希 ソール役がこんなにも歌われていたんだなと実感しました。名曲でみなさまが知っていて、一つ音を間違っただけでも「あ」と思われるような曲ばかりなので、メロディを大切にしっかり歌わねばならないと思っています。メロディを通して伝わるものが多いので、感情だけで歌わないよう、そこを崩さないようにしています。
平井堅さんの歌は、本当にドラントの心情を表すかのようにぴったりとはまっているので、非常に良かったなと思います。平井堅さんの曲を使ったんだと、いきなりお客様に思われないよう、お客様が作品の中にどんどん入って行けるように歌えたらと思っています。
 

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【舞台写真】

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星組公演

ミュージカル・ショー
『ノバ・ボサ・ノバ』−盗まれたカルナバル−
作◇鴨川清作
演出◇藤井大介

ロマンティック・ミュージカル
『めぐり会いは再び』−My only shinin’ star−
〜マリヴォー作「愛と偶然との戯れ」より〜
脚本・演出◇小柳奈穂子

6/3〜7/3◎東京宝塚劇場

 

 

 【取材・文/岩見那津子】

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より力強く魂に響く今年の『DRAMATICA/ROMANTICA W』公演速報


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宝塚歌劇団を昨年退団した彩吹真央が、
外部でのスタートとして出演したショーが、よりパワーアップして今年も上演中である。

歌唱力抜群の5人のアーティストが、ドラマチックにロマンチックに歌い上げる舞台『DRAMATICA/ROMANTICA』。

2010年にシアタークリエで初演され、その洒落た構成とクオリティの高さで大評判となったこの作品が、2作目という意味の『W』という文字を加えて帰ってきた。
 

前回に続いて参加しているアーティストは彩吹真央、J Kim、知念里奈、新妻聖子、井上芳雄という、魅力的な歌声と磨かれたテクニックを持った歌い手ばかり。
 

二幕構成で、1部は「DRAMATICA」、休憩をはさんで2部は「ROMANTICA」という形で、ソロありデュオあり全員での合唱あり、ダンスありトークもありという盛りだくさんなうえに、衣装替えも数多くあって、目でも楽しめる約3時間の豪華ショーになっている。



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1部の「DRAMATICA」のコンセプトは「ミュージカルと映画音楽から生まれたドラマチックな音楽を歌い踊る」というもの。
 

昨年に引き続き『MOZART L'Opera  Rock』から始まり、映画音楽、ブロードウェイミュージカルの楽曲などが歌われるが、『ナイン』の「シネマ・イタリアーノ」では男前度を井上と競う彩吹も見られる。
目玉というべき中盤のメドレーは、前回が「東宝」にちなんだ「Tメドレー」だったが、今回は「バイオグラフィー」の「Bメドレー」。

劇団四季出身のJ Kimの『ライオンキング』や『キャッツ』の主題歌の熱唱、彩吹の宝塚歌劇団時代の『ベルサイユのばら』や『エリザベート』、ルドルフを演じた井上とのデュオもある。井上と新妻の『ミス・サイゴン』、知念のアイドル時代のJ-POPや『レ・ミゼラブル』など、書き切れないくらいたくさんの作品からの曲を歌い継ぐ。



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2部の「ROMANTICA」は「クラシカル・クロスオーバーやゴスペルからロマンティックな音を歌い奏でる」というコンセプト。
 

エンニオ・モリコーネの「ガブリエルのオーボエ」や、アルビノーニの「アダージョ」から始まり、映画やミュージカル、またヒットソングから心揺さぶるメロディを次々に繋いで構成してある。なかでも昨年に続いて井上が切々と歌う「Angel」や、女性4人でシンディ・ローパーの「True Colors」を歌いあげるシーンは圧巻。



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今回の会場は品川のSTELLAR BALL 。高さもあるライブハウス的空間で、客席にはIの字に花道を作ったランウェイがあり、そこまでメンバーが出てきて、より身近なパフォーマンスも楽しめるようになっている。

昨年よりさらに仲良く、うちとけあってリラックスしたメンバーたち。パワフルにハートフルに歌われる楽曲の数々は、どれも魂を射抜くようにSTELLAR BALL の空間に響いた。
 

(歌われた楽曲の紹介や個々のアーティストの写真は、近日中にまた掲載します)


 

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『DRAMATICA/ROMANTICA W』


構成・演出・訳詞◇小林香
音楽監督・編曲◇前嶋康明
振付◇原田 薫、港ゆりか

美術◇松井るみ

出演◇彩吹真央 、J Kim 、 知念里奈 、新妻聖子、 井上芳雄


6月17日(金) /19:00
6月18日(土) 13:00/18:00
6月19日(日) 13:00/18:00
品川ステラボール

〈料金〉 9,500円(全席指定、税込)

〈問合せ〉東宝テレザーブ 03-3201-7777


http://www.tohostage.com/dr/
 



【取材・文/榊原和子 撮影/冨田実布】 

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春野寿美礼が、オープン20周年の新館でイベント開催

 

横浜ホテルニューグランド タワー(新館)オープン20周年記念イベント 
『Haruno At The Grand 〜ライブ、トーク&グルメ〜』
 

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株式会社ホテルニューグランド(所在地/神奈川県横浜市、代表取締役会長兼社長 原範行)と株式会社 Sumire Notes(所在地/神奈川県横浜市、代表取締役社長 椎野宏昭)は、

2011年8月5日(金) 11時と17時の全2回で、横浜ホテルニューグランドにおいてタワー(新館)オープン20周年記念イベント『Haruno At The Grand (ハルノ アット ザ グランド) 〜ライブ、トーク&グルメ〜』を共催する。


今年の夏、横浜・ホテルニューグランドタワー(新館)がオープン20周年を迎える。

また、元宝塚花組トップスターで現女優の春野寿美礼が、宝塚の舞台に立ってから、昨年20周年を迎えた。

そこで、20年という新たな門出を共に祝い、新たな一歩を踏み出すべく、「20周年」をキーワードに記念イベントを、20周年のホテルニューグランドにて開催する。



【公演概要】

■公演名    : 『Haruno At The Grand 〜ライブ、トーク&グルメ〜』

■開催日時   : 2011年8月5日(金)

・昼の部    : 開場11:00、開演11:30(終了・15:00予定)

・夜の部    : 開場17:00、開演17:30(終了・21:00予定)

■会場     : 横浜ホテルニューグランド

・トーク、ライブ: レインボーボールルーム

・グルメ    : ペリー来航の間

■料金     : 昼の部17,000円/夜の部21,000円

          ※食事、飲物、サービス料、税込

■出演     : 春野寿美礼

■ゲスト    : 大澄賢也(トーク)、彩吹真央(ライブ)、桜乃彩音(ライブ)

■主催     : 株式会社 ホテルニューグランド

■共催     : 株式会社 Sumire Note

http://www.hotel-newgrand.co.jp/event/index02.html


【当日スケジュール】

■昼の部

11:00開場/11:30開演

11:40トーク(ゲスト:大澄賢也)

12:20ライブ(ゲスト:彩吹真央、桜乃彩音)

13:30食事/15:00 終了


■夜の部

17:00開場/17:30開演

17:40トーク(ゲスト:大澄賢也)

18:20ライブ(ゲスト:彩吹真央、桜乃彩音)

19:30食事/21:00終了


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【会場】

■レインボーボールルーム

・収容人数:250席(シアタースタイル)

■ペリー来航の間

・収容人数:250人(着席スタイル)


【チケット発売】

■一般発売    :6月27日(月) 10:00〜

■受付専用電話番号:045-681-1877

※申し込み 1公演・最大3枚まで。

※ホテル代表電話番号からの申し込みはできません。



【アクセス】

■電車:みなとみらい線「元町・中華街駅」1番出口より徒歩1分

    JR根岸線「石川町駅」より徒歩13分

■車:新山下ランプ又は横浜公園ランプより5分


<横浜ホテルニューグランド>

URL:http://www.hotel-newgrand.co.jp


<春野寿美礼オフィシャルファンクラブサイト>

URL:http://www.haruno-smile.com/

 


【資料提供/(株)ホテルニューグランド (株)Sumire Notes】


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