宝塚ジャーナル

帝劇ミュージカル『ビューティフル』

乃木坂46が挑む薙刀ガールズの青春物語! 舞台×映画連動プロジェクト 舞台『あさひなぐ』囲みインタビュー&舞台レポート

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第60回小学館漫画賞(一般向け部門)を受賞し、週刊ビッグコミックスピリッツ連載中の大人気コミック「あさひなぐ」(作:こざき亜衣)。武道「薙刀」に青春の全てを捧げた少女たちの成長物語として、絶賛を集めているコミックが、人気絶頂のアイドルグループ乃木坂46を迎えて、舞台化並びに映画化の連動プロジェクトが始動することになった。

その舞台版『あさひなぐ』が、5月20日、東京・EXシアター六本木で幕を開けた。脚本・演出を手がけるのは第三舞台出身で映像ディレクターとしても活躍する板垣恭一。出演者には元宝塚歌劇団トップスターの真琴つばさら実力派&個性派俳優陣が名を連ねる中、アイドルグループ乃木坂46のメンバーが体当たりで舞台に挑んでいる。薙刀経験はもちろん、演技経験も少ない彼女たちの本気は、まさに『あさひなぐ』の物語そのもの。ここにしかない、生の熱気が詰まったステージが展開されている。

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そんな舞台の開幕に先立つ5月19日、主人公東島旭役の斎藤飛鳥をはじめ、井上小百合、新内眞衣、若月佑美、生駒里奈、堀未央奈、衛藤美彩、北野日奈子といった乃木坂46のメンバー、そして元宝塚トップスターで舞台にまたバラエティーにと幅広く活躍している真琴つばさが、囲み取材に応えて、公演への抱負を語った。

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(後列)北野 新内 若月 井上
(前列)衛藤 堀 斎藤 生駒 真琴

【囲みインタビュー】

──皆さんの役どころと初日に向けての意気込みをお願いします。
 
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衛藤 主人公の東島旭たちの学校のライバル校の、強豪國陸高校のキャプテン、寒河江純役を演じます。(隣の堀を示して)一堂寧々のことをすごく気にかけていて、とても優しい性格のキャプテンです。今もずっと稽古していて、明日が初日という実感がまだわかないんですが…(周りを見て)最初(に話す)って緊張しますね(笑)。ライバル校という立ち位置ではありますが、二ツ坂高校の成長と同時に、私たちの高校もどういう風になっていくのかと言うのが見どころですし、真琴(つばさ)さんはじめ大勢のキャストの方がいらっしゃるので、みんなで最後まで頑張りたいなと思います。

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 私は同じ國陸高校の一堂寧々ちゃんという子を演じさせて頂くんですけれども、寧々ちゃんは1年生にしてすごく薙刀が強い役で、旭ちゃんのライバル役としてやらせてもらいます。でも実際は(隣の斎藤を示して)バチバチしていないと言うか、二人ともゆとり世代なので(笑)マイペースなんですよ。二人ともゆったりしてるので、ちょっとケンカっぽくなったりするシーンなども「ごめん!」と思いながらやっているのですが、日常のストレス発散じゃないですけど、ここでちょっと思い切って絡んで、寧々ちゃんを演じたいなと思います。

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斎藤 東島旭役の斎藤飛鳥です。私は薙刀を知らないところから入って、薙刀を握ったことがない状態から、みんなで一緒にはじめて、みんなでステップアップしてきたので、一緒にやってきたことを信じれば、きっと初日も上手くいくんだろうなと思っています。ただ何より私このメガネ姿がとうしてもドンくさいなと思って(笑)、それを見られるのがちょっと不安で緊張します。
──メガネが大きいんじゃないですか?
斎藤 いえ、そんなことはない…。
生駒 (斎藤が)小さいからメガネがデカく見えるんだよ!(笑)。

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生駒
 生駒里奈です。今回二ツ坂高校薙刀部の部長の野上えりを演じさせて頂きます。はじめて薙刀を触って、はじめての殺陣、乃木坂のメンバーに関しては、舞台経験豊富なメンバーもいれば、まだまだ演技経験も少ないメンバーもいる中で、初体験、初めてやるという苦労がたくさんあった稽古期間だったなと思います。今こうして、劇場に入ってお稽古をしているのですが、どんどん自分の中に野上えりが入ってきて、明日初日を迎えて、きっと皆さんに薙刀をお見せできるんじゃないかな?と思います。素敵なキャストの皆様に囲まれて初日を迎えられることが嬉しいので、明日は一生懸命精一杯頑張りたいと思います。

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──真琴さんどうぞ。
真琴 この流れおかしいでしょう?(全員笑いながら「大丈夫、大丈夫」と口々に言う)そう?じゃあ、白滝院の副住職の寿慶役をさせて頂いております。私のお寺に皆さんが合宿でくるんですけれども、二ツ坂の皆さんに薙刀の教士として精神を教えていますが、皆さんの頑張りに感銘を受け、強さとは何か?ということを改めて感じさせてもらっているお役を頂いています。
──明日の初日については?
真琴 明日ですか?「明日は明日の風が吹く」(全員笑)、頑張りたいと思います。すごく皆さん薙刀をゼロからはじめているので、そこからの成長ぶりを、役と自分が重なって感動しています。

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井上 八十村将子ちゃん役の井上小百合です。将子ちゃんは剣道の経験者で、そこから薙刀部に入るという子で、剣道をやってきたという面を持ちつつ、自分と日々戦っている子なので、その繊細なところと荒い口調のギャップを上手く表現できたらいいなと思います。この見た目からしても普段のアイドルとは全然違うので、最後まで乃木坂46とバレないように毎日頑張りたいです。よろしくお願いします。

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若月
 宮路真春役を演らせて頂きます若月佑美です。宮路真春先輩は、原作のこざき亜衣先生の憧れを全部詰めたキャラクターだというお話を頂いた時に、どうしよう頑張らなきゃと思ったのと、やっぱり主人公の東島旭を薙刀部に入れたのが宮路真春なので、そこのところをどう表現するかというのが、すごく大変だなと思いつつも、頑張らなければと思ってやってきました。明日の初日は、映画版の宮路真春役は白石麻衣と公表されているので、その時点でファンの方的に「麻衣だ!」という熱気が高まっているところをですね、逆に舞台の初日を迎えて「あ、若月もいけるじゃねぇか!」と言ってもらえるように、頑張らなければと思っています。
 
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新内
 紺野さくら役の新内眞衣です。さくらちゃんはですね、高校1年生でお嬢様で、ブラックな感じで、私と似ている部分は身長くらいしかないんですけれども(笑)、でもだからこそやりやすい役であって、こざき先生もナチュラルブラックと言っていて、本当にブラックなことしか言っていないのですが、でも真の部分では薙刀が大好きというところもちゃんと演じられたらいいなと思います。

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北野 的林つぐみ役の北野日奈子です。ライバル校なので、なかなか姿を現しづらいのですが、こざき先生が私の役を「気の良い不器用」と言っていらっしやって、気の良い不器用について三日間くらい考えたんですけれども、よくわからなかったんです(笑)。で、台本を読んでこんな感じかな?と思って演じています。試合は本当にしてるので、(防具の)中身は私たちなので、面かぶってやっているので、頑張ります!
──斎藤さん、メガネがちょっと…ということでしたが、皆さんのビジュアルや髪型については?
斎藤 触れざるを得ないのが(新内を示して)、この人26?
新内 25だよ!(全員笑)
斎藤 25歳が制服来て、私と同い年の役なんですよ。すげーなって(笑)。芸能人ってすごいことするよなって思います(笑)。
──斎藤さんは舞台は初めてですか?
斎藤 そうですね。あまりやったことがないです。
──どうですか実際、初めてやってみて。
斎藤 もともと感情表現が薄い方で、表情筋が動かないのがコンプレックスだったので、舞台って大きく見せなければいけないから、私には絶対向いてないんじゃないかな?と思っていたのですが、やっていく内に、だんだんステージで表現する楽しさですとか、舞台に立っている間はずっと気を抜けない緊張感もだんだんと楽しめるようになってきたので、きっとこの後もそれが増して、舞台が楽しめるようになるんじゃないかなという気がしています。
真琴 台詞にエネルギーがあります、彼女は。
斎藤 いえいえ、そうやってつばささんがハードルを上げると私は苦しいので(笑)。
──斎藤さんと堀さんは激しいシーンがあるんですか?
堀 ちょっとまだ初日を迎えていないのでネタバレになっちゃうのですが、アイドルらしからぬと言うか、人らしからぬ(笑)暴力的なシーンもあるので、そこはちょっと見どころかな?と思います。
──それがストレス解消に?
 いえいえ(笑)、でも声を張り上げるので、普段は声が小さめなのですが、そこでストレスが飛んでいくなと思って、お腹から声を出してます!

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まだまだ質問は続く気配だったが、残念ながら時間切れとなり、全員から「ありがとうございました!よろしくお願いします!」という気合いの入った挨拶があり、囲み取材は終了。引き続いて、公開舞台稽古として、2つの場面が披露された。

【公開稽古】

●1幕2場より
旭(斎藤飛鳥)、将子(井上小百合)、さくら(新内眞衣)が薙刀部の勧誘を受けるシーンから、抜粋して場面が展開された。
まず、中央に薙刀部部長のえり(生駒里奈)と、エースの真春(若月佑美)が薙刀を構えて背中合わせに立ち、えりの「ようこそ、薙刀の世界へ!」という台詞をきっかけに、迫力ある剣舞がはじまる。 

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希望にあふれる薙刀の世界がダイナミックに表現され、やがて寿慶(真琴つばさ)、二ツ坂高校薙刀部新監督に就任する福留やす子(則松亜海))、薙刀部顧問の小林先生(石井一彰)ら、全出演者が登場。華やかな舞台の幕開けを感じさせた。

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●1幕9場より
続いて、二ツ坂高校と國陸高校の練習試合のシーンがはじまる。
まず、福留やす子(則松)と小林先生(石井)の、温度差のあるコミカルな会話から場面はスタート。やす子のキビキビとして審判のもと、試合がはじまる。本格的に防具をつけた各キャラクターの殺陣は真剣そのもの。その中で振り回される薙刀を、やす子と小林先生がジャンプしてかわすなど、如何にもコミック原作らしい流れもあって、引き付ける。

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やがて旭(斎藤)が1本を取りながら敗れ、二ツ坂高校の敗戦が決まってしまった中、試合に臨む緊張感を切らさない真春(若月)の雄姿、更に、旭と寧々(堀未央奈)のライバル同士が、思いをぶつけあう、会見でも話題になった激しいシーンの応酬があり、熱い場面が繰り広げられた。
最後に旭が、次こそは勝ちたいという思いを吐露して、旭のこれからの成長を予感させながら場面披露は終了。公演への期待が高まる時間となっていた。
 
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〈公演情報〉
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舞台『あさひなぐ』
原作◇こざき亜衣「あさひなぐ」小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中
脚本・演出◇板垣恭一
出演◇齋藤飛鳥 井上小百合 新内眞衣 若月佑美  生駒里奈 堀未央奈 衛藤美彩  北野日奈子 (以上、乃木坂46) 七瀬公  大音智海  下司尚実  白勢未生 小山雲母 萩原麻乃 石井一彰  則松亜海  真琴つばさ 
●5/20〜31◎東京・EXシアター六本木
〈料金〉7.800円
〈お問い合わせ〉日比谷シアタークリエ 03-3591-2400
●6/2〜5◎大阪・森ノ宮ピロティホール
〈料金〉指定席 7.800円 立見席 6.800円
〈お問い合わせ〉キョードーインフォメーション 0570-200-888
●6/9〜11◎名古屋・愛知県芸術劇場大ホール
〈料金〉全席指定 7,800円 追加席A 6,000円 追加席B 5,000円
〈お問い合わせ〉キョードー東海 052-972-7466
〈公式HP〉 http://asahinagu-proj.com/stage.html#!page1 

※東京公演全席完売につき、5月30日19時開演回のライブ・ビューイング開催。
全46館映画館にて。公演後、映画『あさひなぐ』全キャスト発表スペシャルイベント付き。
〈料金〉3.600円 ※映画館により特別シートなど追加料金が発生する場合あり。

c2017 舞台「あさひなぐ」製作委員会 c2011 こざき亜⾐/小学館



【取材・文・撮影/橘涼香】


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『屋根の上のヴァイオリン弾き』豪華キャスト競演で日本初演50周年記念公演!

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1967年の日本初演以来、「家族の絆」を描いて50周年。
ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』の、日本初演50周年記念公演が、新たなキャストを迎えて、本年12月、日生劇場で上演されることが決定した。

この作品は、1964年ブロードウェイで初演され、トニー賞ミュージカル部門の最優秀作品賞、脚本賞、作曲賞など7つの賞を受賞。ブロードウェイでの上演は72年まで8年間も続き、3242回という、当時としては画期的なロングラン記録を作った。


日本初演は1967年秋、帝国劇場で2カ月公演は、森繁久彌のテヴィエ、越路吹雪のゴールデをはじめ、豪華キャストが顔をそろえた。その後、再演が続き、森繁テヴィエは通算上演900回という記録をなしとげた。1996年の再演からは、エネルギッシュで愛嬌のある西田敏行のテヴィエが登場。

そして2004年からは、"21世紀版"『屋根の上のヴァイオリン弾き』と銘打ち、テヴィエ役は市村正親が演じ、2006年、2009年、2013年に続いて今回も市村がつとめる。また妻のゴールデは、2009年、2013年に続いて3度目の鳳 蘭がつとめる。 

【配役】
テヴィエ/市村正親
ゴールデ/鳳 蘭
ツァイテル(長女)/実咲凜音
ホーデル(次女)/神田沙也加
チャヴァ(三女)/唯月ふうか
モーテル(仕立屋)/入野自由
パーチック(学生)/広瀬友祐
フォートカ(ロシア人)/神田恭平
ラザール(肉屋)/今井清隆
その他の出演者/
石鍋多加史、青山達三、廣田高志、荒井洸子、祖父江進、香取新一、山本真裕、品川政治、日比野啓一、北川理恵、園山晴子
板垣展治、大森輝順、小南竜平、柴崎義則、下道純一、白山博基、仙名立宗、楢木和也、加藤恵利子、倉澤雅美、斉藤綾香、真田慶子、菅原さおり、鈴木結加里、横岡沙季

〈公演情報〉
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ミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』
●12/5〜29◎日生劇場
〈料金〉 S席13,000円 A席8,000円 B席4,000円(全席指定・税込)
一般発売 9月2日





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龍 真咲 ディナーショー『MUSE』レポート到着!

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惜しげもないスタイルで圧倒的な歌唱力を披露。ここでしか聞けないナンバーに、ファンの期待を超えるディナーショーが開宴した!
元宝塚月組男役トップスター・龍真咲による、退団後初のディナーショー『MUSE』は、パレスホテル東京で4月25日・26日、ホテル阪急インターナショナルで5月8日・9日に、開催された。

冒頭の開演アナウンスから客席を沸かせ期待が高まる中、シルエット姿で登場した龍は、年末に演じてファンを驚かせたエリザベートの「私だけに」を歌い上げる。そして振り返った瞬間、客席にはその日一番の衝撃が走ったのではないだろうか。プラチナシルバーのベリーショートヘアに黒革のホットパンツ、ニーハイガーターベルトと、ほぼ隠れていないパーフェクトボディで登場したのだ!
つい昨年、宝塚人生を締めくくった男役トップスターとは思えない、すみれコードもぶっちぎりの露出度の高い衣装。龍本人はそのまま「愛の讃歌」ロックバージョンなど歌い上げるのだが、会場のどよめきは鳴りやまない。
脇を締める元花組娘役の愛純もえり・元月組娘役の真愛涼歌のクオリティの高い歌唱&ダンスはもちろん、外部で初共演となる男性ダンサーとして迎えられた中塚皓平との濃厚でアクロバティックなダンスで魅せた「みつばち」など、初っ端から高いボルテージのナンバーに圧倒された。

MCでは、龍本人が「真の姿」と称する可憐な女性像を意識したワンオクターブ高い甘い声。しかし見え隠れする宝塚時代からのドスの効いたトークが冴え渡り、ファンは待ってましたとばかりに、「やっぱり好き!」と呟く声がそこかしこに聞こえて大いに盛り上がる。
宝塚時代にはなかなか聞けなかった、だけど聞いてみたかった、誰しもが知っているポップスメドレーでは、ジュディ・オングやTRF、松任谷由実といった選曲。会場中央にはお立ち台、後方にはミニステージがあり、縦横無尽に歌いながら駆け回るファンサービスで、どこから見ても楽しめる構成がうれしかった。

会場全体が一気に龍に惹きつけられたところで、続くは宝塚時代の代表曲メドレー。『DRAGON NIGHT!!』の「DRAGONの旅」を歌い上げていったんはけると、続く『舞音』の「異国の雨」は会場の後ろから登場。前半とは変わり、シャンパンゴールドにストーンビジューの輝く衣装で宝塚時代を彷彿させてくれるのもうれしい。「GOLDEN JAZZ」「ブラックローズ」「Forever LOVE」「永遠」など、ポップスの雰囲気とは打って変わって情感豊かに歌い上げる龍が近づいてくると、スポットライトを浴びながら自らが光り輝いているような男役トップスター時代を思い起こさせる。

最後は龍が挑戦したいと言うミュージカルソング。『モーツァルト!』から「星から降る金」、そして『蜘蛛女のキス』を伸びやかな歌声で披露した。特にラストの『ウィキッド』の「自由を求めて」は、“自分の心に嘘をつかずに 大空高く 飛び立つ…今”という歌詞やその躍動感が龍の今と重なり、今後の活躍への期待がつのった。

アンコールでは編み上げた髪をほどきウェットヘアをかき上げながら、真っ赤な口紅に宝塚100周年運動会で輝かせたゴールドスパンコールの学ラン姿で登場し、スピード感のある「ワタリドリ」を熱唱。ただし、その美しくもかっこいい“今の龍真咲”を見て余韻に浸るファンたちを、それだけでは帰さないのが龍である。二度も終演アナウンスが流れたことで、もう終わりだろうと思い席を立ったファンたちに恒例のカーテンコールが待っていた。“家に着くまでが遠足”ならば、“もう帰ってと叱られるまでが龍のコンサート”。思わぬ“お土産”で会場を沸かせる。

締めの挨拶では「自分なりに自分らしい女性版・龍真咲を作っていきたい。今日が本当の意味の卒業」と語った龍。男役トップスター・龍真咲を追いかけたファンたちへ、“次は一人の人としての魅力に期待してほしい”という意欲的な宣言に受け取れた。これからは女性としてのセクシーでキュートな一面も開花させつつ、たまには凛とした男性的な魅力で歌い続けてほしいと強く感じた。8月には、Bunkamuraオーチャードホールにて『Ryu Masaki Concert 2017』、そして来春には帝劇『1789』への出演も発表されているだけに、今後も龍真咲からは目が離せない。


【文/馬場愛子 資料提供/スペースクラフト】



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宝塚歌劇のフランス大革命もの上演史に、新たに刻まれた美弥るりかの単独初主演作 ミュージカル『瑠璃色の刻』

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月組二番手男役スター美弥るりかの、単独初主演公演である宝塚月組公演ミュージカル『瑠璃色の刻』が、東京赤坂のTBS赤坂ACTシアターで開幕した(21日まで)。

ミュージカル『瑠璃色の刻』は、不老不死の超人とも、稀代の錬金術師とも、時を駆ける預言者とも呼ばれ、今尚多くの謎に包まれ、その正体は瑶として知れない「サン・ジェルマン伯爵」を題材に、彼に瓜二つの男が「サン・ジェルマン伯爵」の名を騙ったことから、ブルボン王朝の中に、引いてはフランス大革命の嵐の中に巻き込まれていく様を、ドラマティックに描いた、作・演出家原田諒の意欲作となっている。

【STORY】
ルイ16世治世のフランス。ロワール川の畔にあるシャンボール城は、18世紀のヨーロッパで不老不死の錬金術師とも、時空を駆ける魔術師であり預言者とも称される、サン・ジェルマン伯爵が太陽王ルイ14世から与えられた城だと伝えられていた。ある晩この城に、貧しい芝居一座の役者シモン(美弥るりか)とジャック(月城かなと)が忍び込んでくる。奇妙な回廊のあるこの城からサン・ジェルマン伯爵の宝を盗み出そうとしていた二人は、遂に隠し扉の奥にある伯爵の居室に行き当たるが、そこに飾れていた伯爵の肖像画を見て愕然とする。なんと、サン・ジェルマン伯爵はシモンに瓜二つだったのだ。二人はこの奇妙な偶然に賭けることを決意し、伯爵が未来を占ったという「賢者の石」を手に、富と名声を得ようとそのまま出奔。シモンはサン・ジェルマン伯爵、ジャックはその従者テオドールとして、堂々ベルサイユ宮殿に乗り込み、国王ルイ16世(光月るう)、王妃マリー・アントワネット(白雪さち花)との謁見に臨み、信頼を勝ち得ていく。
瞬く間に時代の寵児となっていくシモン=サン・ジェルマン伯爵。だが、その華やかな宮廷生活とは裏腹に、フランスの国庫は底をついており、財務長官ネッケル(輝月ゆうま)は、度々国王夫妻に遊興をやめ、財政の健全化を図るべきと進言するが、第三身分の平民出身であるネッケルが、国王に指図することを好まない国王の弟プロヴァンス伯爵(貴澄隼人)の妨害にあい、事態は悪化の一途をたどっていく。そんなネッケルを市民の代表、最後の希望と恃む弁護士で、革新派の論客ロベスピエール(宇月颯)を中心とした市民たちの、新しい時代を自らの手で切り開こうとする気運は、日増しに高まりを見せていく。
そんな時代の胎動の中で、王妃をはじめ、貴族たちに未来を預言し、永遠の若さを得る秘薬「エリクシール」を所望され、富を得ただけでなく、人に必要とされることの喜びを見出していくシモンと、虐げられた平民である自分たちと貴族たちの暮らしぶりのあまりの違いに、憤りを抑えられなくなっていくジャックの間にも、気持ちのすれ違いが生じはじめていた。しかも、二人がかつて共に芝居をしていたダミアン一座の一行が王妃の離宮プティ・トリアノンで御前公演を行い、花形女優アデマール(海乃美月)が、王妃の目に留まって王級舞踊団に召し抱えられたことから、二人の素性が暴露される日は近いと感じたジャックは、ここが潮時とシモンに宮殿から逃げようと訴える。だが、宮廷の人々に頼りにされていることに生きがいを感じているシモンは、自分はあくまでもサン・ジェルマン伯爵として生きると断言し、二人は決裂する。折も折、プロヴァンス伯爵がネッケルを罷免し、市民の暴動を抑える為にパリに軍隊を送り込むことを国王に進言し、国王もそれを許諾したことをジャックとアデマールが立ち聞いてしまったことから、更に大きな時代のうねりが彼らを巻き込んでいくこととなって……。

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不老不死の預言者、時空を超える謎の錬金術師として、今尚その存在が神秘のベールに包まれているサン・ジェルマン伯爵は、創作の恰好の題材となる人物で、ティーン世代に絶大な人気を誇るファンタジー小説などにも、数多く登場している。宝塚歌劇でも1994年、当時の星組トップスター紫苑ゆうの退団公演『カサノヴァ─夢のかたみ』で、二番手スター麻路さきがサン・ジェルマン伯爵に扮し、妖しい魅力を振りまいていたものだ。
そんなサン・ジェルマン伯爵を、いよいよ主人公として扱う作品が創られるとあって、その成果に注目していたが、2013年の『ロバート・キャパ 魂の記録』『華やかなし日々』で第20回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞していて、今年2017年『For the people─リンカーン 自由を求めた男─』で、再び第24回読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞するという、外部での評価がますます高まっている作・演出の原田諒が選んだのは、「サン・ジェルマン伯爵」の名を騙る男の物語だった。この着想によって、いくら生没年もはっきりしないサン・ジェルマン伯爵とは言えども、歴史に登場した大まかな時期が、ルイ15世の時代であることがわかってはいる人物を、伝家の宝刀『ベルサイユのばら』を代表作に持つ宝塚歌劇が最も得意とする、フランス大革命の時代に無理なく登場させられたのは、実に面白い視点だった。その工夫がすなわち、作家原田諒が、フランス大革命をどう描くか?という宝塚の若手作家ならば、おそらく誰もが取り組んでみたいに違いない題材にたどり着く道筋をつけたことが、作品を更に興味深いものにしていた。

そんな、原田の描く「フランス大革命」には、圧制に苦しんだ市民たちが革命を志向する熱気に注がれる視線と同様の強さで、王妃マリー・アントワネットに代表される滅びゆく者に対する、敬意と情の深さが感じられる。これは『ジャン・ルイ・ファージョン─王妃の調香師─』を創った植田景子、『ルパン三世─王妃の首飾りを追え─』を創った小柳奈緒子にも共通する視線で、やはり宝塚歌劇には、断頭台への階段を昇っていくマリー・アントワネットの後ろ姿をクライマックスとした、植田紳爾の『ベルサイユのばら』が放つ、畏怖にも近いほどの影響力があるのを感じずにはいられない。だが、その切り口に「サン・ジェルマン伯爵」を置いたことによって、この作品がとりわけ深い神秘性を得たのは、特に注目すべき点だ。
それは、伯爵が未来を占ったという「賢者の石」を、瑠璃色の光るラピスラズリの宝玉とした冒頭から、舞台のカラーを印象づけていく。実在のシャンポール城に存在するという、二重の螺旋階段、絡まりあいながらも決して交わることのない階段を表した装置が、ドラマの進行と共にぐるぐると回転することによって、時には貴族社会と平民たち、時には友情と相反する感情、時には革命の炎とそれを抑えようとする思惑、そして何よりも、貧しく名もない役者だったシモンと、そのシモンが扮し、いつしか本人をも呑み込もうとするサン・ジェルマン伯爵の影=虚像と実像といった、相反するものが同時に表現されていく様には、実に大きな見応えがあった。原田作品に欠かせない、そして原田が招き入れたことで今では宝塚歌劇にも欠かせない存在となった装置の松井るみの、いつもながらの鮮やかな仕事ぶりにも力を得て、激動の時代にサン・ジェルマン伯爵として生きようとした主人公と、彼を取り巻く人々と歴史に名高い出来事を、スピーディに、かつロマンの香り豊かに描いた原田の作品構築が見事だった。

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そんな作品を大きく牽引し、成功に導いたのが、主演の美弥るりかの資質と力量であることは、論を待たないだろう。瑠璃色に光る賢者の石を手に登場する冒頭から、美弥の放つ耽美な香りが、一気に舞台の空間を染めていく様は目を瞠るほどで、その妖しく美しく、どこか謎めいた姿に魅了されずにはいられない。決して大柄な人ではないはずなのに、美しい巻き髪のロングヘアと、コスチュームがあれだけ似合うのは、頭身バランスが抜群だからこそだ。
そこから貧しい旅役者のシモンとして再び登場した時には、彼女のチャームポイントである大きな瞳が輝き、華やかな明るさが前面に出てくる。この表現の鮮やかな違いがあるからこそ、謂わば素顔のシモンと、サン・ジェルマン伯爵に扮して一儲けを狙う、あくまでも伯爵を演じているシモンと、本名の自分を捨ててサン・ジェルマン伯爵として生きようと決意したシモン、それぞれの作中での変化が生きてくる。すなわちそれは、この作品の主人公として求められている要素を完璧に演じているということで、美弥が纏う空気が刻々と変わっていくことが、そのままドラマを押し進めていくのに感心した。
伯爵が王妃マリー・アントワネットに対してする「預言」が、深く心を打つのも、誰かに必要とされることの尊さを知ったシモンの、作中での心境変化と成長を、美弥が的確に表した故だ。何よりも、決して早かったとは言えない、単独初主演の機会に、蓄えていた力を噴出させ、役柄を見事に演じきって文字通りの代表作を勝ち取り、更に、宝塚歌劇のセンター、主役が十二分に張れる人材だと示したのは、男役スター美弥るりかにとって、何よりの大きな成果となった。月組の貴重な一角を担う存在であることはもちろんだが、もう一つ先にある夢に十分向かえる人材である美弥を、宝塚歌劇団が是非大切に遇してくれることを願っている。

その美弥の親友ジャックに扮した月城かなとは、雪組からの組替後、月組生としてのこれがデビュー。非常に端正な美貌の持ち主だが、美弥のどこか少女漫画から抜け出したようなファンタジー性に対峙すると、ある種人間臭く、誠実な美丈夫としての骨太感が際立つのが発見だった。この持ち味がそのままドラマの中に生きていて、やがてシモンと袂を分かっていく流れにリアリティを与えていて、作品の中にあって十分に効果的な存在感を発揮していた。歌声も伸びやかで、月組の新たな戦力として、今後ますます台頭してくることだろう。これからの躍進が楽しみだ。

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二人と共に一座で女優をしていて、その後王妃マリー・アントワネットに召し抱えられるアデマールに扮したのは海乃美月。すでに月組の本公演で、実質的にはヒロインとも言える役柄をダブルキャストで経験している月組の重要な娘役の1人で、この公演のポスターにも掲載され、パンフレットの写真の扱いなどからも、ヒロイン格だとの主張は十二分に伝わるのだが、実際の舞台の中での役割りがやや難しいことになっている。何しろシモンとジャックが一座にいた時代のシーンが、作中に描かれていないので、アデマールという女性が二人とどの程度親しい関係にあったのかが伝わりにくい上に、王室に反感を抱いているというのも、王妃に召し抱えられたあとほぼ唐突に提示されるから、その後の役の心境変化が見えづらい。ラストシーンの展開が弱く感じられるのもこの為で、せめて三人が共に芝居をしているシーンが、例えば回想でも良いからどこかにあれば、ずいぶん見え方も違ったのではないか。これは海乃の問題ではなく脚本上の問題で、内外から大きな注目を集め、成果もあげている原田作品の唯一の問題点が、ヒロインが上手く機能しないケースが散見される点だと思うから、今後の研鑽に期待したい。ただ、その中で美しいバレエシーンも含めて、懸命に健闘した海乃は評価できる。表情もずいぶん柔らかく美しくなり、早くから抜擢されてきた人だが、むしろ学年が上がるにつれて若々しくなっているのは、娘役としての本人の努力の賜物だろう。
フィナーレには美弥とのデュエットダンスがあるが、今回、ミュージカル俳優として大活躍している良知真次が初めて宝塚の振付を担当。原田のこうしたチャレンジ精神は大いに買うし、男役のダンスナンバーなどは非常に新鮮で面白いものだったが、このデュエットダンスの振付も、従来の宝塚作品からするとなかなかに斬新。だがそれがかえって、作中恋愛関係には至らないシモンとアデマールには相応しく感じられたのが、面白い効果だった。

もう1人、大きな役割りを果たしたのがロベスピエールの宇月颯で、革命へと向かう民衆の先頭に立つ役柄を、いつもながらシャープなダンスと、豊かな歌声で活写している。宇月は2010年に月組で、やはりフランス大革命を扱ったミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL』が上演された折に、新人公演でロベスピエールを演じていて、図らずも二度目の邂逅となった歴史上の重要人物だが、その経験を活かし、後にこの人物がフランスに恐怖政治の時代を刻むことが、理想に燃えた革命家であった日々から、ラストシーンに向けての変化できちんと伝わってくるのが素晴らしかった。『ベルサイユのばら』『1789─バスティーユの恋人たち─』と、常にバスティーユの戦いの中で力強く踊っていた宇月の姿が、この作品の新たなバスティーユの戦いでセンターを担える力感につながったことにも、大きな感慨を覚える。冒頭もう一役、サン・ジェルマン伯爵に仕えるテオドールも演じているが、思い切った老人の造形で、注意しないと宇月だとはわからないほどの化けっぷりが鮮やか。力のある人が相応の働き場を得ていることは喜ばしい。

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他にも、非常に多くの歴史上の有名人物たちが活躍しているのもこの作品の魅力の一つ。中でも王妃マリー・アントワネットの大役ぶりが群を抜いていて、演じた白雪さち花の堂々たる演技は特筆もの。原田のイメージの中にあるアントワネットが、決してただの愚かな何も知らないお姫様ではないことが、作品の隅々にまてあふれ出ていて、サン・ジェルマン伯爵に、またアデマールに見せるそれぞれの表情も、陰影が深く思慮に富んでいる。中でも退場時の大ナンバーを劇的に歌い切ったのは、白雪が蓄えてきた力の賜物に他ならない。これまても『春の雪』の月修寺門跡役など、印象的な仕事は重ねている人だが、ポスターメンバーではない宝塚の娘役が、これだけ大きな役柄に恵まれることはそう多くないことを考えると、彼女のキャリアの中でも、長く語り継がれるに違いない名演だった。

また、ルイ16世のおっとりとした帝王の造形を品良く演じた光月るうの、どこかはんなりとしてこせついたところの少しもない持ち味は貴重だし、そんな兄に貴族の誇りと厳格さを求めるプロヴァンス伯爵の貴澄隼人の、凄味を秘めた演技が作品のポイントになっている。常々思っていたことだが、豊かな幅のあるこの人の声は、男役として非常に大きな魅力を秘めている。学年が上がってきて、役柄も大きくなるだろうこれからの活躍が楽しみだ。一方、彼らに苦言を呈し続けるネッケルの輝月ゆうまは、上背も迫力もあり、最早こうした役柄はお手のものという印象。定評ある歌唱力も生かされた好助演だった。他に、芝居一座の座長ダミアンの響れおな、ポリニャック伯爵夫人の夏月都、ランバール公妃の晴音アキらが、それぞれ個性的な芝居を見せれば、芝居一座の役者フィリッポの夢奈瑠音、革命家たちの颯希有翔、連つかさ、佳城葵ら、若手男役たちもそれぞれに生き生きと活躍していて、宝塚歌劇が取り組むフランス大革命の時代のドラマに、また1つ新たな歴史が加わったことを喜びたい舞台となっている。

〈公演情報〉
宝塚月組公演
ミュージカル『瑠璃色の刻』
作・演出◇原田諒
出演◇美弥るりか ほか月組
●5/13〜21◎TBS赤坂ACTシアター
〈料金〉S席 7.800円 A席 5.000円
〈お問い合わせ〉阪急電鉄歌劇事業部 03-5251-2071(10時〜18時・月曜定休)
公式ホームページ http://kageki.hankyu.co.jp/





【取材・文・撮影/橘涼香】
 


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