宝塚ジャーナル

柚希礼音主演『お気に召すまま』

青木豪の演出で瀬奈じゅん、東山義久、小野武彦が出演!来年4月新作舞台『エジソン最後の発明』

aoki gosena
青木豪、瀬奈じゅん

劇作家・演出家の青木豪による7年ぶりのオリジナル作・演出作品となる、新作『エジソン最後の発明』が、2017年4月シアタートラムを皮切りに、大阪、名古屋にて上演される事が決定した。
出演には、瀬奈じゅん、東山義久、小野武彦、他、といったバラエティ豊かなキャストが顔を揃えて送る、時を越え心を繋ぐ、ハートウォーミングストーリー。
  
higashiyama(小)ono takehiko

夫婦、親子、恋人、友…、愛する人との、絆、別れ、出会い、心残りや後悔、それを埋めたいと思う気持ち…。東京下町を舞台に、現代社会ではこぼれ落ちてしまいがちな、日々の心模様を、声によって語り掛け、心を繋ぐ、“ラジオ”という存在を通して見つめる人間ドラマ。
人と繋がりたい。残した想いを伝えたい。誰しもが、ふと思う切ない想い。
それが、もし、時を越えて叶うのなら……。
  
さまざまな市井の人々の心の襞を丁寧に描き、現代社会における人々の生き方をみつめ続ける青木豪の、渾身の新作に注目したい。


【コメント】 
 
  
青木豪
こんなタイトルですが「評伝劇」ではございません。
エジソンは、晩年「死者と対話をする機械」の発明に没頭していたそうです。死者とも話したいなんて、よっぽどです。
これは、今の日本にいる、よっぽど誰かと話したい人々の物語です。
  

〈公演情報〉
『エジソン最後の発明』
作・演出◇青木豪
出演◇瀬奈じゅん、東山義久、小野武彦 他
●2017年4月◎シアタートラム 他、大阪・名古屋にて上演予定
〈HP〉 http://www.cubeinc.co.jp







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『la vie d’amour2016 〜シャンソンに誘われて〜』 安寿ミラ・児玉明子 対談

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昨年11月、長いキャリアの中でも初めてというシャンソン・コンサート『la vie d’amour』に挑戦した安寿ミラ。好評を受けて、シリーズ2作目とも言うべき『la vie d’amour2016 〜シャンソンに誘われて〜』が、いよいよ明日、12月2日に幕を開ける。(4日まで。青山 草月ホール)
キャッチコピーの「錆色の魅惑の声」で、再び挑むシャンソンの世界。そのコンサートにかける想いを安寿ミラと演出を手がける児玉明子に話してもらった。

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 安寿ミラ・児玉明子

現実にお客さんが観たらという客観的な視点

──児玉さんは宝塚時代に安寿さんとの接点は?
児玉 私が歌劇団に入ったときは、もう退団されていたので、観客の立場でしか知らないんです。宝塚は子供時代に1度観ていて、それ以来初めてちゃんと観た公演が、『ヴェネチアの紋章/ジャンクション24』だったんです。そのとき、ヴェネチアで死んだ人が、幕間をはさんでショーになったらスーツ姿で出てきて(笑)。この繋がりはなんなんだろうと、ずっとわからないままでいたら、そのうちラインダンスになって、「ああ、意味はないんだ」と(笑)。
安寿 面白い(笑)。
──昨年の『la vie d’amour2016』を一緒に作られていかがでした?
児玉 とても楽しかったです。それにすごく勉強になりました。
安寿 えー? 
児玉 私にない想像力や、一番感じたのは、現実にこれをお客さんが観たらどうなんだろうという客観的な視点で。
安寿 客観視はすごくしますね。自分のショー(『ダンスアクトFEMALE』)をずっと作ってきましたし、出演者のほうがお客さんの立場とかわかる部分があるんですよね。
──第1部のほうのドラマですが、昨年の三角関係のアイデアも安寿さんからだったそうですね。
安寿 去年は洋介(佐藤)くんと、今年も出てくれる(中塚)皓平くんの2人を生かそうと思ったんです。せっかくこんな素敵な男性ダンサーが2人揃うのだから、私が絡むより2人を絡ませるほうが妖しさが出るかもしれないと。それが受けまして(笑)。
児玉 受けましたね(笑)。
安寿 男と女はありがちだし、その前の『FEMALE』でも洋介とはさんざん踊っていたので、私自身も男同士が見たいなと思って。
──素敵な男性2人のデュエットとかは、男役経験者ならではの発想でもありますね。
安寿 (笑)綺麗な2人でしたでしょ? それに私が嫉妬するというのは、自分でもすごく面白いなと思いました。
──それを受けて児玉さんが具体化していったのですね。
安寿 すごかったですよ。私がプロデューサーと音楽監督にそういう話をしているそばで、ここで椅子を使おうとか、ばーっとメモを書き出していって。早いんです! 
児玉 出ないときは出ないんですけど、そのときはどんどんイメージが溢れてきて、次々に出てくるので、書かないと忘れてしまうと思って(笑)。

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一緒にものを作っていくうえで面白い人

──具体的にどんなことを思いつくのですか?
児玉 あの話で一番大事なのは、男性2人は喋らないけれど物語を進めていかないといけない。ですから女性が不自然じゃなく喋りながら物語を進めていく。そのために女性のシチュエーションが重要だなと。お金持ちで年下の夫に不安があって、浮気されるんじゃないかと思っていて、そういう人ならどういう行動に出るのか、その人の生きている環境などが具体的に浮かんでくるんです。
安寿 最後の結末も、私が考えたのとはまったく違う結末を持ってこられて、「あ、そっちのほうが絶対いいですね!」と。私の考えは女性が死ぬ形だったんです。でも「いや、相手を殺すほうがいいと思います」と。確かにそのほうがフランス的なんです。
──イメージが共有しやすかったわけですね?
安寿 一緒にものを作っていくうえで、これだけ面白い人はそうはいないなと思いました。すごく触発されて楽しかったです。ずっとメールで歌詞などもやりとりして。そういう私の発想を否定する人だとやりにくいし、全部受け入れてくれるとまた逆につまらないし。有り難いことに、受け入れてくれたうえで、これはどうですかと提示してくれるので。
──そういう作業留学経験も大きいですか?
児玉 それはありますね。留学前は色々用意してしまうほうだったんです。先にイメージを作って、お願いしますとスタッフや出演者の方に頼んでいました。でもそのやり方だと、作品限界が自分の中で止まってしまうんです。せっかく沢山の方と一緒に作れて、初めましての方も沢山いるなかで作る。そして自分だけのものではないので。カナダに行ったとき、色々な人が長い時間をかけて作っているのを見て、ものを作ることは色々な可能性を取り入れることだと学びました。沢山の人がアイデアを持ち寄るから、演出としてそれをまとめるのにすごく大変なこともありますが、でもそのほうが可能性が広がるんです。
安寿 そう思います。人それぞれ考えを持っている。そういう作り方だったから前回は作る過程もとても楽しかったんです。

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好きなシチュエーションが病院とか裏切りとか(笑)

──今回はドラマの部分は、シャンソンの「100万本のバラ」をモチーフにするそうですが。
安寿 「100万本のバラ」は絵描きが女優に恋をして、100万本のバラを贈る。でも女優は次の街へ行って、絵描きは取り残されるという話ですけど、その続きで相当ブラックですし、フランス女性の良いところも悪いところも前回よりさらに入ってます(笑)。
児玉 前回よりヘビーな内容です。でもそれを唐突に感じさせないように、歌って演じる安寿さんはとても大変だと思います。 
──そういう女性像はフランス好きの安寿さんの実感だそうですね。
安寿 フランス女性って、恋愛にしても生き方にしても、とにかく半端ないですし、強さは世界一だと思います(笑)。欲しいものは絶対手に入れるし。
児玉 私は留学先がフランス語圏のカナダのケベック州だったんですけど、そこではそんな強い女性というイメージがないんです。でもパリに行くと安寿さんが言うイメージはあります。今回の女性は具体的に言うならピアフかな?
安寿 ピアフより強いかも。
──そのイメージは安寿さんと重なる部分は?
安寿 (笑)私はここまではしないと思う。
児玉 違うからやりたいんでしょうね。
安寿 そうかもしれない。できないからやってみたい。
児玉 好きなシチュエーションを伺ったら、病院とか裏切りとか出てきて(笑)。
安寿 暗いことばっかり言ってましたね(笑)。それでおまかせしていたらアル中の女性になったんです(笑)。でも、ファンの方たちからは、「とうとう来ましたね」「やりましたね」というリアクションが多くて。なんなんでしょうね(笑)。

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2部の最初の曲は王道でお客さまに乗ってもらう

──今回出てくる曲は前回と違うものになるそうですね。
安寿 全部新しい曲です。本当にシャンソンって素敵な曲が多いんです。選びきれないくらいあるので。
──児玉さんは、改めて今回シャンソンと向き合っている面白さは?
児玉 宝塚では出せないようなドロドロしたところを出せるのが面白いですね。それに2回目というので色々探していくと、「あ、こんな曲もある!」という発見がすごくあって。
安寿 こういう面白い曲があるというのを、おこがましいですけど、もっともっとお客さまに教えてさしあげたくなる。そのへんのセレクトが児玉さんとはうまく合うんです。
──シャンソンにとくに惹かれる部分というのは?
児玉 私はフランス語をずっと続けていて、わかってくるとシャンソンの原詞が読めるんです。そうすると余計深さとかに惹かれますね。
安寿 私もやろうかな。ちゃんと原語で歌えれば楽しいでしょうね。
児玉 今でも発音、綺麗ですよ。
安寿 「パリの空の下」を8小節くらいだけ去年歌ったんですよね。いつかそれを全部歌うのを目標にして。
児玉 「愛の讃歌」とか原詞も似合うと思いますよ。
安寿 すごく習いたくなってきた(笑)。

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──こういう作品を手がけると、ショーをもっと作りたくなりませんか?
児玉 なりますね。原作ものの舞台を多く作っていますと、とらわれないで自由に作れるものをやってみたくなります。自由と言ってももちろんテーマとか物語とか、ベースに流れるものはあるというような。
安寿 ストーリーのあるショーっていいですよね。私もそういうの好きだから。
──今回の第2部のテーマ的なものは?
安寿 今年はフランスのジタンのイメージです。そのテイストで、知らない曲から始めようと思っていたんですけど、あるテレビ番組のあるシャンソンのライブでお客さまが乗っている姿を見て、やっぱりお客さまが乗りやすいものがいいなと。ですから最初の曲は王道でいきたいと言って変えてもらったんです。格好はジタンですが王道のシャンソンからはじめたいと。
児玉 そういう意見をどんどん言ってもらうのは、私としてもウエルカムなんです。安寿さんの経験に助けられるというか、選択に迷ったとき選んでくれたり。
安寿 勘なんですけどね(笑)。お客さまありきで、お客さまの観たいもの、聞きたいものはなんだろうと考えるので。ショーの頭の曲は、絶対に聞き覚えのあるもので始めたほうがいいなと思ったんです。

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可愛さと厳しさが安寿さんの魅力

──歌手としての安寿さんの魅力というのは?
安寿 歌手なんて言わないでください。シャンソン協会に怒られますよ(笑)。
児玉 女優さんだからいいんだと思うんです。シャンソンの1曲に詰まっているドラマを表現できる。私は美輪明宏さんが好きで、高校生の頃、渋谷にあったジァンジァンへも聴きに行ってたんです。その時、美輪さんの前に、まだ有名じゃないシャンソン歌手の方が歌うのですが、声が良いとか歌がうまい歌手の方もいるんですけど、美輪さんとは説得力が違うんです。
安寿 そういう説得力の違いは、シャンソンははっきり出ますよね。年齢でもないし、歌のうまさとも違う。あれは不思議だなと思います。すごいなと思った人は他に何を歌っているのか気になるし、聴きたくなる。
──その人そのものに惹かれる感じになるのでしょうね。
安寿 個人的にも興味を持つような感じになりますね。
児玉 だからピアフには惹かれるんだと思います。それにジャンヌ・モローとか、フランスの女優といえばアヌーク・エーメとか、何とも言えない魅力ですよね。女優さんが歌うのも好きなんです。
安寿 アヌーク・エーメは「男と女」ですね。すごく綺麗で素敵ですよね。歌の中に匂いを感じます。

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──宝塚時代には接点のなかったお二人ですが、一緒に仕事して改めての感想は?
児玉 安寿さんは年上なのに可愛いらしい方だなと。仕事はとても厳しい方だと思うので、いい意味で緊張感もあるのですが、それだけだとしんどいので、とても可愛い部分があるのでリラックスできるというか。
安寿 「可愛い」だけ太字で書いてください(笑)。
──もの作りへの厳しさがあるから、ここまで続けてこられたのでしょうね。
安寿 『FEMALE』を13回も続けてこれたのは、それがあるからかもしれませんね。
児玉 そして、これは違うという場合に、ただの否定ではなく、だったらこうしようという、つねに前向きな提案があるんです。
──そんなお二人に最後に意気込みを。
児玉 幸せなことにまた2回目をさせていただけるのは、前回観てくださったお客さまのおかげです。その方たちに喜んでいただき、いい意味で裏切れるような舞台にしたいと思っています。
安寿 すごく楽しみにしてくださっているという声が沢山聞こえてきて、ちょっとプレッシャーなのですが(笑)。でも一番楽しみにしているのが私だと思いますので、去年同様、それ以上に面白い舞台を観ていただけると思います。楽しみにしていらしてください。
 

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 安寿ミラ・児玉明子

あんじゅみら○長崎県出身。1980年に宝塚歌劇団で初舞台を踏み、92年花組トップスターに。95年『哀しみのコルドバ』『メガヴィジョン』で退団。女優として舞台を中心に活躍中。「ANJU」の名で自身のダンスアクト『FEMALE』の構成・演出をはじめ、宝塚歌劇団など舞台の振付を数多く手がけている。主な出演舞台は『グリークス』『マクベス』『アルジャーノンに花束を』『タイタニック』『グランドホテル』など。

こだまあきこ○東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業。在学中から宝塚歌劇団の演出助手となり、98年に宝塚バウホール花組公演『Endless Love』で演出家デビュー。10年に文化庁の新進芸術家海外研修制度でカナダへ留学。13年5月に宝塚歌劇団を退団。以来、『女海賊ビアンカ』、『La Vie―彼女が描く、絵の世界』、ライブ・スペクタクル『NARUTO―ナルト―』、『la vie d’amour〜シャンソンに誘われて〜、舞台『GOKU』、ライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL』、VOCE CONCERTO『GALAXY DREAM』など。



〈公演情報〉
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『la vie d’amour 2016』
〜シャンソンに誘われて〜
監修◇酒井澄夫 
構成・演出◇児玉明子
出演◇安寿ミラ/神谷直樹 中塚皓平
●12/2〜4◎草月ホール
〈料金〉8,800円(全席指定・税込) 
〈お問い合わせ〉キョードー東京 0570-550-799(平日11:00〜18:00、土日祝10:00〜18:00)
http://www.kyodotokyo.com/la_vie_d'_amour2016





【取材・文/榊原和子 撮影/岩田えり】




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『オフェリアと影の一座』東京公演がいよいよ開幕! 演出・振付の小野寺修二インタビュー


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『モモ』や『はてしない物語』などで、日本でもよく知られているミヒャエル・エンデ。そのエンデの絵本『オフェリアと影の一座』をもとにした同名の舞台が新潟で幕を開け、いよいよ明日、11月30日から東京で上演される。(12月4日まで。その後、兵庫公演あり)
主人公は小さな声で囁くプロンプターのオフェリア。劇場が閉鎖になり、オフェリアは集まってきた「影」たちと一座を組んで旅をする──。
その そんなファンタジックで、演劇へのオマージュに溢れた舞台の出演者は、オフェリアに白石加代子。そして旺なつき、彩吹真央、彩乃かなみ、真瀬はるかといった宝塚出身の女優たちや、舘形比呂一やフィリップ・エマールといった身体性に優れたキャストが顔を並べる。
演出は小野寺修二、新たな身体表現で演劇の可能性を切り拓いている彼が、今回はエンデの世界に取り組む。

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年齢も性別も超えてしまう白石加代子という存在

──この作品と出会ったときの印象から話してください。
エンデの他の作品はいくつか読んでいましたが、これは初めてで、こういう絵本があったのだと。演劇や人間そのものについての話が詰まっている本で、その部分と2つの劇中劇の見せ方を考えながら作っていこうと思っています。
──小さな声の女性・オフェリア役は白石加代子さんで、色々イメージが膨らみます。
白石さんとは昨年、リーディング公演の『笑った分だけ、怖くなる』でご一緒させていただいて、とても勉強になりました。自分の色があると同時に自由度があって、しかも臆せず色々なことにチャレンジしてくださいます。それだけに一つ一つ丁寧に積み上げていきたいという気持ちになります。今回は劇中劇の『オンディーヌ』で15歳の少女を演じていただきますが、白石さんは年齢も性別も超えてしまう方なので、どんなオンディーヌを見せていただけるか楽しみです。言葉であらゆるものを演じ分けられる方ですが、例えばそこに立っているだけで見えてくるものを大切にして、言葉だけで物語を埋めていかないようにしたいなと。
──白石さんにとっても新境地になりそうですね。劇中劇は『オンディーヌ』と『トゥーランドット』だそうですが?
その劇中劇で、今回出演してくださる宝塚のOGの女優さんたちに活躍してもらおうと思っています。ただ、オムニバスにはしたくないし、その2本とオフェリアの人生をうまく繋げて1つの作品にするのが命題で、そのためには出演する方々の特性に頼りすぎないようにしたいなと。何でもできる方々ですが、いつもと違う面を引き出せたらいいなと思っています。また、この作品の中に流れる「憧れや夢」「人生の儚さ」「孤独」「心の闇」などを表現するために、個よりも群で大きな動きを作っていくことが必要だと思っています。

避けられないこと、そのうえでどう生きるか

──伺っていると、この作品にはエンデらしい人生論や演劇論が書かれているのですね。
哲学的な要素の強い本だと思います。大きな意味で「死」についての物語で、さらに2つの劇中劇から「愛」も浮かび上がります。主人公のオフェリアがやがて「死」を受け入れていくという話でもあるのですが、あまり哲学や宗教の匂いは出さずに、人の生と死というところに着地させたいと思っています。
──今の日本は「終活」という言葉が流行るような時代ですから、若い観客の方にも響くと思います。
誰にでもいつかは訪れるし、避けられないことだとしても、そのうえでどう生きるか、それを説教くさくなく伝えられれば。でも、そういうことも白石さんは全部飛び越えて、存在そのもので生きていることの素晴らしさを伝えてくれるので。僕は迷わずに書かれているものを素直に出せばいいんだと思います。
──小野寺さんらしい自由度のある舞台を期待しています。
今ちょうど『あの大鴉、さえも』という作品の演出をしたばかりで、70年代、80年代の演劇を改めて読み返しているのですが、舞台の表現はもっと自由でもっともっと色々なことができるんだなと。今回のこの作品も、普通の演劇ではないものを観たいから、僕に依頼されたのだと思うので、そこを大事に作りたいですね。

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おのでらしゅうじ○北海道出身。95年〜06年、パフォーマンスシアター水と油にて活動。その後文化庁新進芸術家海外留学制度研修員として1年間フランスに滞在。帰国後カンパニーデラシネラを立ち上げる。マイムの動きをベースに台詞を取り入れた独自の演出で、世代を超えた観客層の注目を集めている。野外劇『人魚姫』、犬島パフォーマンス公演『URA-SHIMA』など、劇場内にとどまらないパフォーマンスにも積極的に取組んでいる。第18回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞受賞。

出演する彩吹真央と彩乃かなみのインタビューはこちら
http://takarazuka-j.blog.jp/archives/1872475.html 

〈公演情報〉

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りゅーとぴあプロデュース
『オフェリアと影の一座』
原作◇ミヒャエル・エンデ(岩波書店刊)
上演台本◇笹部博司
演出◇小野寺修二
出演◇白石加代子/旺なつき、彩吹真央、彩乃かなみ、真瀬はるか、舘形比呂一、フィリップ・エマール 他
●11/26、27◎りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
〈料金〉7,000円 U25シート2,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 025-224-5521(11:00〜19:00 休館日を除く)
●11/30〜12/4◎東京芸術劇場 プレイハウス
〈料金〉S席7,500円  A席6,500円  U25シート2,500円  高校生割引1,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(10:00〜19:00 休館日を除く) 
●12/6、7◎兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 
〈料金〉A席5,500円 B席3,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255(10:00〜17:00/月曜休み)




【文/中山圭 撮影/アラカワヤスコ】

 


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全ての山に登り続けて、北翔海莉宝塚に別れ ラストデーレポート

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2016年11月20日、宝塚歌劇団星組トップスター北翔海莉が、相手役の妃海風、最後の同期生である専科の美城れん、若手娘役の美都くららなど同時退団者と共に、宝塚に別れを告げた。

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1998年『シトラスの風』で初舞台を踏んだ北翔海莉は、翌年月組に配属。期待の新進男役として頭角を現したのち、2005年に宙組へ、2012年に専科へと異動。その時々で多彩で魅力にあふれた舞台姿を数多く残し、2015年満を持して星組トップスターに就任。レジェンドと呼ばれた柚希礼音の後を受け、高い技術力と「みっちゃん」という愛称に相応しい、温かな人柄とで、星組に新たな時代を築いてきた。何よりできないものがないというほど多才な人、しかもたゆまぬ努力の人として知られる北翔が、最近の宝塚トップスターの中では遅咲きの花だからこそ、蓄えた力を存分に発揮している姿には盤石の安定感があり、宝塚がディズニーの世界を歌い上げた『LOVE&DREAM』や、大劇場作品としては久しく上演されていなかった、本格的なオペレッタ作品『こうもり』など、抜群の歌唱力を誇る北翔率いる星組でなければ成し得なかった挑戦を果たして、大きな成果をあげていた。また、相手役の妃海風が北翔を心からリスペクトして、常に愛情のこもった瞳で北翔を見つめる姿が、宝塚ならではの美徳に通じ、常にハートフルで微笑ましい空気が舞台に満ちていたことが、星組の舞台の団結力を感じさせる美しさにつながっていたのも、得難いことだった。

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そんな、北翔時代のラストを飾るサヨナラショーは、宙組誕生の曲であり、北翔と美城れん、在団する最後の84期生が初舞台を踏んだ『シトラスの風』から、初舞台生のラインダンスで使用された「It's Today」のコーラスと共に開幕。北翔を筆頭に大階段に男役たちが居並んでのテーマ曲「シトラスの風」が、北翔と美城でパートを分け合うように歌われる。ブルーの華やかな衣装の北翔が一際爽やかだ。曲調は一転して『ノバ・ボサ・ノバ』の「アマール・アマール」へ。北翔の歌声は艶やかに変化。妃海風と二人のダンスも美しい。そのまま1人銀橋に出た北翔が、節目節目で務めてきた星組トップスターとなる前の主演作『想夫恋』から「桜夢幻」、『THE SECOND LIFE』から「君に伝えたいことがある」、『風の次郎吉〜大江戸夜飛翔〜』から「風をきれ闇を切れ悪を斬れ」をメドレーで。「君に伝えたいことがある」では本舞台で同時退団の美都くららが、七海ひろきにエスコートされてデュエットダンスを披露する餞の場面もあり、なんとも粋なはからい。『風の次郎吉』などは、続編があったらどんなに楽しかったろうか、と思われるエンターテイメント作品だっただけに、ここでの披露が嬉しかった。そこからいよいよ星組時代の楽曲となり、星組生たちと『THE ENTERTAINER!!』から「天翔ける翼」を力強く歌ったあとは、美城れんのソロ曲『タイタニック』の「My Heart Will Go On」。バウホール公演、『One Voice』で歌われた楽曲だが、こうした場で聞くととまた格別の感慨があり、美城の実力を改めて感じさせられた。

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銀橋を渡った美城が去ると、大階段にガラスの靴を手にした北翔と、舞台面に紫の美しいドレスの妃海が立ち、『LOVE&DREAM』屈指の名場面、『シンデレラ』の「夢はひそかに」が再現される。北翔のどこまでも柔らかく豊かな歌声が響き、妃海がトップ娘役時代に着用した数々のドレス姿の中でも、最も美しい衣装と言って過言ではない紫のドレスが、夢の世界に誘う。『LOVE&DREAM』は外箱公演の作品だったから、この得も言われぬ魅惑のシーンが、大劇場の大階段を使って再現されるゴージャスさが、目にもまぶしい。
続いて舞台はオペレッタの世界へ。北翔が『THE MERRY WIDOW』から「唇は語らず」を豊潤に歌うと、星組生が加わり『こうもり』の「ワインの火のほとばしりに」へ。次代を担う紅ゆずる、綺咲愛里も掛け合い、賑やかな歌と踊りに場は華やかに盛り上がった。その熱気の後を受けて妃海が水兵服で銀橋に現れ『南太平洋』から「ワンダフル・ガイ」をときめきを込めて浮き立つように歌う。轟悠との共演で若手娘役時代の妃海の代表作でもある作品の楽曲だが、「世界で1番の人よ、好きよ、好きよ、好きよ」と連呼する歌詞が、まるで北翔に捧げられているように聞こえるのは、このコンビが育んできた温かな雰囲気故だろう。

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そして、シャープなライティングが映える大階段に、粋なスーツ姿の北翔が登場。『ガイズ&ドールズ』から「運命よ、今夜は女神らしく」をソロで、更に白のドレス姿の妃海と「はじめての恋」をデュエット。ここからサヨナラショーは一気にクライマックスへ。『LOVE&DREAM』で歌われた「サムディ」を英語で披露する北翔の渾身の熱唱に、ボルテージは最高潮に達する。会場に美しいペンライトの灯りが広がる中、最後は『サウンド・オブ・ミュージック』の『Climb Every Mountain』をやはり英語で全員が唱う。「すべての山に登れ」という曲の持つ尊いメッセージは、北翔が星組生に、更に宝塚に残すものとして深く響き渡り、サヨナラショーの幕は下りた。19年間に、宝塚すべての組に出演してきた北翔ならではの、宝塚は1つと感じさせる、素晴らしいショーだった。

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劇場中に熱気が残る中、星組組長の万里柚美から退団者の履歴が紹介され、引き続いて準備の整った舞台で、宝塚の正装緑の袴姿の退団者たちが1人ずつ最後の大階段を降りてくる。5年間の幸せを語る美都くららの後に続いた専科の美城れんは、前もって用意した言葉ではなく、今感じる思いを述べたいというスピーチ。同期生の北翔海莉への感謝を語り、最後は退団作品にして文字通りの当たり役ともなった西郷隆盛を思わせる、薩摩弁で締めくくった。同じくトップ娘役の妃海風も今の心境を素直に吐露。訥々とした語り口の中に宝塚愛、何よりも相手役の北翔愛があふれ出ているのが印象的だった。
そして最後にトップスター北翔海莉がやはり緑の袴姿で大階段に登場。階段を降りる歩み、深く一礼する手の位置など、所作のひとつひとつが抜群に美しいのに、圧倒される。万雷の拍手の中、北翔は駆けつけた同期生とバトンを託す紅ゆずるから贈られたカサブランカの花束を手に、21年間の宝塚人生で出会えた縁が、何一つ欠けても今の自分はなかっただろうと語りはじめ、ファンへの感謝の言葉が続く。何よりも最後に「この21年間、とてつもなく苦しい時もありましたが、それ以上にとてつもなく面白かったです!」と言い切った爽やかさが、いつまでも耳に残った。言葉通りに長い道のりに多くあっただろう困難を乗り越えて、山の頂に到達した人にしか、北翔にしか言えない一言が、なんと清々しかったことか。名残尽きぬ客席からは、アンコールの拍手が幾度も繰り返された。

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【退団記者会見】 


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その後、余韻の冷めやらぬ劇場ロビーで北翔海莉退団会見記者会見が行われた。まず北翔が「皆様の応援と支えのお陰で、本日無事に、宝塚歌劇団男役の北翔海莉卒業することが出来ました。本当にありがとうございました。今の気持ちは皆様の質問にお答えして、色々な思いを伝えていけたらいいなと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します」と挨拶。続いて記者の質問に答えた。

【質疑応答】

──宝塚での舞台を全て終えて、改めて宝塚歌劇とは北翔さんにとってどのような場所でしたか?
今思ったと言うより、数日前に実は舞台機構のトラブルで3号セリが使えない日が1度あったんです。その時、開演時間が30分押してしまいお客様には大変ご迷惑をおかけしてしまったのですが、千秋楽を前にそういうことが起きて、いつもあまり顔を合わせることのなかったスタッフの方々が、本当に迅速にトラブルに対応してくださって、舞台を支えてくださっているスタッフの皆様の景色や、セリが使えなかった時にどうするべきか、共演者との信頼関係や、待っていてくださるお客様の存在を目の当たりにして、卒業を前に、宝塚の縮図を、神様に改めて見せてもらったような感じが致しました。そうしたすべてが凝縮した姿を卒業前に改めて知ることが出来て、本当に良かったなと。皆様よくおっしゃいますが、1人では舞台は成り立たない、宝塚は特に一流のスタッフの方々であったり、この劇場をお掃除してくださる方、販売をしてくださる方、本当に数えきれない方々の支えがあり、サポートがあっての私達の舞台なんだなというのを、こんなに素晴らしいところで(音楽学校時代を含めて)21年間も修行させて頂けた経験は宝物だと思います。
──芸能活動、舞台活動、ご結婚など、今後の活動予定については?
出来れば寿にいってみたかったのですけれども(笑)、まだそのご縁はこれからなんじゃないかなと思います。宝塚歌劇団の男役の北翔海莉としては本日を持ちまして卒業致しましたけれども、これからも世の為、人の為、エンターテイナーとしての北翔海莉で行きたいなと思っております。
──では芸能活動のご予定があるということで、期待していて良いのですね?
はい。

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──在団中から芸事にいろいろと取り組まれてきましたが「男役芸」とはどんなものでしたでしょうか?また、今後、それを封印してしまうのでしょうか?或いは活かしていくのでしょうか?
「男役芸」というより「清く正しく美しくいる舞台人」というのが宝塚の伝統芸かなと思います。私は男役ですけれども女役の経験もありますし、それが宝塚の舞台人としての芸のひとつだと思って今まで追求して参りました。男役の魅せ方や男役の美学ではなく、宝塚のモットーに基づいた舞台姿、そして精神的な面をこれからも封印せずに繋げていけたら嬉しいかなと思います。
──星組の後輩たちにエールを送るとすると、どんな言葉をかけられますか?
この1年半様々なジャンルのものに挑戦させて頂きました。今の星組に私は何を残せたのだろうかと考えた時に、自分ではよく分かりませんけれども、挑戦する心、諦めない精神、限界を作らないという部分が、皆の心の中に、どこか頭の片隅に残っていたら嬉しいかなと思います。
──素晴らしいサヨナラショーでしたが、演出の岡田(敬二)先生になにかリクエストされたことはありましたか?
今までの私の主演公演や思い出の作品を入れるというのは、いつものサヨナラショーの作り方として変わらなかったのですけれども、作品と関係なく「Climb Every Mountain」という曲を最後に入れさせて頂きました。岡田先生と一緒にビルボードライブを創らせて頂きました時に、私が専科の時でしたがあの曲を歌いました。その時には、色々な思いもあり、全ての山に登れという曲を歌っておりましたが、卒業の時に、全ての山に登った私が歌うのではなく、今の星組の下級生たちにこれからも色々な困難や試練があると思うけれども、しっかり山を登って行くんだよというメッセージ性も込めて、岡田先生とこの曲を最後にしようと、二人で一致した気持ちでしたので、選びました。

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──お花はカサブランカでしょうか。その花に込められた思いと、受け渡しの時に紅さんとどんなことを話しましたか?
(話したことは)秘密です(笑)。お花はカサブランカです。ユリの中でも最も強い花だと言われているもので、どんな綺麗でない水の中でも、どんな状況でも力強く咲き誇るという意味が込められております。この19年間様々な道のりがありましたけれども、自分の義を貫いてきたという意味でこの花を選びました。さゆみちゃん、あ、紅さんからお花を頂いた時に、持ち方をずっとしゃべっていました。いつも通り、楽屋通りの会話でもありました。最後に次代を担う紅さんからしっかりお花を頂けたということは、本当は私がバトンタッチをする側なのですが、幸せなことだなと思いながら受け取りました。
──今現在の心境とファンの方にメッセージを。
今日はどんな1日になるのかなと思っておりましたが、やはり最後の最後まで悔いはないのですけれども、舞台に対してもっとこうしたいという芸事に対するゴールはなく、それに満足する自分ではなく、次につなげて行けるような精神状態だったかなと思います。宝塚の舞台としては最後になりましたけれども、いつも通り役に入ってしまったら邪念がなかったので、桐野利秋としての人生を全うした舞台で、気が付いたら終わっていたという状態でした。けれども、さすがにサヨナラショーの最後、「Climb Every Mountain」で、お客様のペンライトの光の景色を見た時には、皆様の目に見えない力と言いますか、愛を感じて、そこで初めて今までぶれなかった感情がぶれました。こんな私を見付けて頂いて、応援して下さったファンの方々、色々な道のりの中で、ずっと諦めないで、ファンの方々の方が諦めないで、信じて付いてきて下さいました。皆さんの応援がなければ私はトップになれていなかったなと思います。そういう意味では、皆様の応援のおかげだと。また、他の組から星組に参りました私を、星組の皆が温かく受け入れてくれて、しっかりサポートしてくださったからこそ今日の日を迎えることが出来ました。すべてのご縁に感謝する気持ちです。また今日はお天気が本当に良くて、昨日は雨、明日も雨予報という中、今日は雲ひとつない晴天で、本当に皆様のお力で、皆様に守られていることを実感した1日でした。

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──宝塚のトップコンビについて、また相手役の妃海風さんについては?
宝塚はどうしても男役がメインになって、添え花のような娘役、相手役というふうに思われがちなんですけれども、私はそうではなくて、妃海風という1人の舞台人と一緒に切磋琢磨できる間柄でありましたし、彼女の一生懸命な姿、共に同じゴールを目指していける向上できる仲でございましたので、そう言う意味では本当にすごい相手役さんだな、素晴らしい人と組ませて頂いたという気持ちでございます。ふうちゃん、妃海さんは、向上心も、芸事に対しての追求心もそうですが、何よりも宝塚を愛する気持ちが強い方なので、そういう部分で、私は宝塚を知らないで入団した、ファン歴がなくこの世界に入ったので、こうしたら宝塚ファンの方が喜ぶということ、お客様の目線からのことを教えてくださいました。学年は下なのですが、私にとっては上の方のような、相手役さんと組ませて頂けたかなと思います。彼女の幸せオーラのお陰で星組がいつも明るく穏やかに過ごせたんじゃないかなと感謝しておりますし、これからも次代を担う紅さん、綺咲さんもきっとそういう部分を引き継いでくれるのではないかな?と思っておりますので、 相手役を尊敬する気持ちを忘れずに、次の世代に繋げていってくれたら嬉しいなと思います。

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微笑みながら語る北翔の思いのこもった言葉の数々が聞かれた会見は、終始和やかな空気に包まれて終了した。
 
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この日は、北翔の言葉通り晴天に恵まれ、更に11月下旬とは思えないほどの暖かい夜で、劇場周辺に集結した8000人のファンにも天からの恵みが降り注ぐかのよう。その中で、挨拶の順番に舞台化粧を落とした退団者たちがパレード。その都度大きな拍手と歓声があたりを包み、惜別のセレモニーは最高潮に。その最後に北翔が登場。ファン1人1人と瞳を交わそうとするかのようにゆっくりと一歩、一歩を刻んで進む歩みが美しい。ファンからもお別れの言葉ではなく「みっちゃん、またね!」という大きな声がかけられ、明日への思いも感じさせるスッキリとした笑顔で、北翔は東京宝塚劇場前を歩み去っていった。暖かい夜に相応しい、穏やかな空気がいつまでも残った。

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その後、エンターティナーの北翔海莉でありたいという言葉通り、間を置かずにクリスマスディナーショー、更に来春の豪華日替わりゲストと創るライブ活動を行われることがいち早く発表され、北翔は新たな山の頂きへとスタートを切り、宝塚では紅ゆずると綺咲愛里による新生星組が動き始めた。繰り返される出会いと別れの中から、それぞれが進む道が華やぎに満ちたものとなることを期待し、祈っている。

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【取材・文・撮影/橘涼香 舞台写真提供/宝塚歌劇団】






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